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デバイスが保持・処理できる量の上限を表す概念。バッテリーの蓄電量(mWh)、ストレージの保存容量(GB/TB)、CPUやサーバーの処理能力など、IT全般で「器の大きさ」を意味する。バッテリーでは設計容量と現在容量の比較で劣化率を把握できる。
詳しい解説
Capacity(キャパシティ)は「容量」「収容能力」を意味する英単語で、ITの文脈では主に「デバイスや系統が扱える量の最大値」を指します。用途によって3つの主要な意味に分かれます。
**1. バッテリー容量(Battery Capacity)**
バッテリー容量はミリワット時(mWh)またはミリアンペア時(mAh)で表され、2種類の値があります。
– **Design Capacity(設計容量)**: メーカーが出荷時に設定した満充電時の理論値。購入直後に近い状態での最大容量。
– **Full Charge Capacity(フル充電容量 / 現在容量)**: 現在の状態での実際の満充電量。充放電を繰り返すにつれて設計容量より小さくなっていきます。
劣化率の計算式は次のとおりです。
**劣化率(%)= Full Charge Capacity ÷ Design Capacity × 100**
たとえばDesign Capacityが50,000mWh、Full Charge Capacityが42,000mWhなら、劣化率は84%(16%劣化)です。一般的に劣化率が80%を下回ると、バッテリー交換の目安とされます。
WindowsではコマンドプロンプトまたはPowerShellで以下を実行するとHTMLレポートが生成されます。
“`
powercfg /batteryreport
“`
生成されたbattery-report.htmlを開くと「Battery capacity history」セクションにDesign CapacityとFull Charge Capacityの推移が一覧表示されます。
**2. ストレージ容量(Storage Capacity)**
HDD・SSD・USBメモリなどが保存できるデータ量を示します。GB(ギガバイト)、TB(テラバイト)が主な単位で、1TB=約1,000GBです。なおメーカー表記(10進数)とOS表示(2進数)では数値が異なるため、1TB製品がWindowsで約931GBと表示されるのは正常です。
**3. 処理能力としてのCapacity(サーバー・ネットワーク)**
サーバーやネットワーク機器では「どれだけの処理・通信量をさばけるか」を指します。たとえばWebサーバーの「同時接続キャパシティ」はサーバーが同時に処理できるリクエスト数、ネットワークの「帯域容量(Bandwidth Capacity)」は1秒間に転送できるデータ量(Mbps / Gbps)です。アクセス集中時に「キャパシティオーバー」となりエラーが発生する場合があります。
**Capacity Planningとは**
システム運用では将来の需要増加を予測してリソースを事前に確保する「キャパシティプランニング」が重要です。クラウド環境ではオートスケーリングによって需要に応じて自動でキャパシティを増減できます。
Windowsでコマンドプロンプトにpowercfgスラッシュbatteryreportと入力するとバッテリーレポートが生成されます。レポートのDesign CapacityとFull Charge Capacityを比べることで、バッテリーが購入時の何%の容量しか充電できなくなったか(劣化率)を確認できます。
別の呼び方
容量
バッテリー容量
設計容量
ストレージ容量
処理能力
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