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手紙などを作成したい場合に、Word文書を便箋のようにすることができれば非常に便利です。今回は、「Wordで罫線を活用して便箋のようなフォーマットで文章を記述する方法」について紹介いたします。
手書きの手紙には自信がない方や、Wordを使い始めて間もない方は、活用してみてください!
1.罫線を活用して便箋のようなフォーマットで文章を記述する方法
1.便箋のようなフォーマットの作成方法
Word文書に便箋のようなフォーマットを作成したい場合は、下記の方法で行います。
- 便箋のようなフォーマットを作成したいWord文書を開きます。
- ページの下までEnterキーを連続して押し改行します。
- 「Ctrl」+「A」などで全選択をします。
- 「デザイン」の「ページ設定」を選択します。
- 「線種とページ罫線と網かけの設定」画面が開きますので、「罫線」タブを選択し、「設定対象」を段落にし、「種類」を指定にし、線の種類や色、線の太さは希望のものを選択します。
- 「プレビュー」欄にある「上罫線」「中央線」「下罫線」を選択し、OKをクリックして画面を閉じます。
これにより、Word文書を便箋のようなフォーマットにすることができます。
なお、Word2016ではデザインタブの「ページ罫線」→罫線で便箋のようなフォーマットを作成することが可能です。
今はもっと簡単に罫線を引くことができる
2021年現在の最新版のWordでは、より簡単に罫線を引くことができるようになっています。
- 「ホーム」タブを選択
- 罫線を引きたい「段落」を選択する
- 「罫線」コマンドのメニューを開く
- 「下罫線」を選択する
- 下罫線が引かれたかを確認する
罫線については色や太さも自由にカスタムすることができますので、より簡単に自分好みの便箋風スタイルを作成することができます。
2.便箋のようなフォーマットも一緒に印刷する方法
便箋のようなフォーマットを作成しても、線を印刷することができません。横線も一緒に印刷をしたい場合は、オートシェイプとして横線を挿入する必要があります。グリット線に沿ってオートシェイプの直線を挿入することで、キレイな印刷可能な横線を引けます。その方法は下記のとおりです。
- 行の間隔を確かめるために、「書式」の「段落」を選択します。
- 「インデントと行間隔」タブを選択し、「間隔」の段落前、段落後、行間の数値を足し合わせたものを把握し画面を閉じます。
- 「ファイル」の「ページ設定」を選択し、「文字数と行数」をクリックし「グリット線」を選択します。
- 「グリット線」画面が表示されますので、「行グリット線の間隔」に記載されている数値部分に、先程、「間隔」の段落前、段落後、行間の数値を足し合わせた数値を入力します。
- 「グリット線を表示する」にチェックを入れ、「行グリット線を表示する間隔」の数値欄に「1」を入力し、OKをクリックして閉じます。
この操作により、文書にグリット線が文字列に合わせて表示されます。グリット線が表示されたら、オートシェイプの直線を挿入します。オートシェイプの直線の挿入の仕方は下記のとおりです。
- 「表示」の「ツールバー」から「図形描画」をクリックします。
- 「表示」の「ヘッダーとフッター」を選択し、「ヘッダーとフッター」ツールバーを表示させます。
- 「図形描画」の「直線」を選択して、文書に表示されているグリット線にしっかりと重なるようShiftキーを押しながらキレイに直線を引いていきます。
- すべてのグリット線に重なるように直線を引き終えたら、「ヘッダーとフッター」のツールバーを閉じます。
- 印刷する前に印刷プレビューで確認し、問題なければ完了です。
この方法により、便箋のような横線入りの文書を印刷することができます。
なお、Word2016では作成した罫線も一緒に印刷することが可能です。
3.Word文書を市販の便箋に印刷をする方法
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