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【2026年最新版】Windows 11のファイル履歴(File History)が機能しない・バックアップされない原因と対処法【完全ガイド】
⏱️ この記事は約10分で読めます。Windows 11のファイル履歴バックアップ問題をステップごとに解決できます。
Windows 11でファイル履歴(File History)が動作しない、バックアップが実行されない、外付けドライブが認識されないというトラブルに悩んでいませんか?
ファイル履歴はWindowsに標準搭載されている自動バックアップ機能ですが、Windows 11では様々な原因で正常に動作しなくなることがあります。大切なデータが守られていない状態は非常に危険です。
この記事では、Windows 11のファイル履歴が機能しない原因を網羅的に解説し、14の具体的な対処法を手順付きで紹介します。

📋 この記事でわかること
- Windows 11でファイル履歴が動作しない主な原因
- 外付けドライブの認識問題の解決方法
- ファイル履歴サービスの再起動手順
- バックアップが失敗するエラーの対処法
- ファイル履歴の代替バックアップ手段
Windows 11のファイル履歴とは
ファイル履歴は、Windows 8から搭載されているバックアップ機能です。指定したフォルダのファイルを定期的に外付けドライブやネットワーク共有フォルダに自動バックアップし、過去のバージョンに戻せるようにします。
ファイル履歴でバックアップできる主なフォルダ
| フォルダ名 | バックアップされるデータ |
|---|---|
| ドキュメント | Word・Excel・PDFなど各種ドキュメント |
| ピクチャ | 写真・画像ファイル |
| ミュージック | 音楽ファイル |
| ビデオ | 動画ファイル |
| デスクトップ | デスクトップに保存したファイル |
| お気に入り | ブラウザのブックマーク(IE系) |
ファイル履歴が動作しない主な原因
Windows 11でファイル履歴が機能しない原因はさまざまです。
原因1:ファイル履歴サービスが停止している
Windowsのバックグラウンドサービス「File History Service」が何らかの理由で停止すると、バックアップが実行されなくなります。
原因2:バックアップ先のドライブが接続されていない
外付けHDDやSSDが外れている、またはWindowsに認識されていない状態ではバックアップを実行できません。
原因3:ドライブがNTFS以外のフォーマット
ファイル履歴はNTFSフォーマットのドライブにのみバックアップできます。exFATやFAT32ではエラーになります。
原因4:バックアップ先のドライブの空き容量不足
バックアップドライブの空き容量が不足すると、新しいバックアップが作成できなくなります。
原因5:ファイル履歴の設定が無効化されている
Windowsアップデート後にファイル履歴の設定がリセットされることがあります。
原因6:バックアップ対象フォルダへのアクセス権限の問題
OneDriveで管理されているフォルダや、特定のアクセス権限が設定されたフォルダはバックアップできない場合があります。
対処法1:ファイル履歴の状態を確認する
まず現在のファイル履歴の設定状態を確認しましょう。
- スタートボタン → 「設定」→「システム」→「ストレージ」
- 「バックアップオプション」または「ファイル履歴」を探す
- あるいはコントロールパネルから確認:スタート → 「コントロールパネル」と検索 → 「システムとセキュリティ」→「ファイル履歴」
- 「ファイル履歴がオンです」と表示されているか確認
- 最後のバックアップ日時と「ファイルのバックアップ中…」が表示されているか確認
対処法2:ファイル履歴を有効化する
ファイル履歴がオフになっている場合は有効化します。
- コントロールパネル → 「システムとセキュリティ」→「ファイル履歴」を開く
- 左側のメニューまたは画面に「オンにする」ボタンがあれば클릭
- バックアップ先のドライブが表示されていない場合は「ドライブの選択」をクリック
- 接続されている外付けドライブを選択して「このドライブをオンにする」をクリック
⚠️ 注意:バックアップ先は必ずWindowsがインストールされているドライブ(通常Cドライブ)とは別のドライブを選択してください。同じドライブへのバックアップは意味がありません。
対処法3:File History Serviceを再起動する
サービスが停止している場合は手動で再起動します。
- Windows + R キーを押して「ファイル名を指定して実行」を開く
services.mscと入力してEnterを押す- サービス一覧から「File History Service」を探す
- 右クリック →「プロパティ」を開く
- 「スタートアップの種類」を「自動」に変更
- 「開始」ボタンをクリックしてサービスを起動
- 「OK」をクリックして閉じる

対処法4:外付けドライブの接続を確認する
- 外付けHDD/SSDが物理的に接続されているか確認
- エクスプローラーでドライブが認識されているか確認(このPC → ドライブ一覧)
- USBケーブルを抜き差しして再認識させる
- 別のUSBポートに接続して試す
- デバイスマネージャー(Windows + X → デバイスマネージャー)でドライブにエラーマークがないか確認
対処法5:ドライブのフォーマットを確認する
ファイル履歴はNTFSフォーマットのみ対応しています。
- エクスプローラーで外付けドライブを右クリック →「プロパティ」
- 「全般」タブの「ファイルシステム」を確認
- 「exFAT」または「FAT32」と表示されている場合はNTFSへの変換が必要
⚠️ 重要:フォーマット変換を行うとドライブ内のデータがすべて消去されます。必ず事前に重要なデータをバックアップしてください。
コマンドプロンプト(管理者)でNTFSに変換する方法(データを保持したまま変換):
convert D: /fs:ntfs
(DはドライブレターをD以外に変更してください)
対処法6:バックアップドライブの空き容量を確保する
- エクスプローラーでバックアップドライブのプロパティを確認
- 空き容量が少ない場合は古いバックアップを削除
- ファイル履歴の設定 →「詳細設定」→「古いバージョンのクリーンアップ」を実行
- 「古いファイル履歴を削除する」で「1か月以上前のバージョン」などを選択して削除
対処法7:ファイル履歴のエラーログを確認する
イベントビューアーでエラーの詳細を確認できます。
- Windows + X → 「イベントビューアー」を開く
- 「Windowsログ」→「アプリケーション」を展開
- ソースが「FileHistory」のエラーまたは警告を探す
- エラーメッセージの内容に応じた対処を行う
対処法8:ファイル履歴の構成ファイルをリセットする
ファイル履歴の設定ファイルが破損している場合は削除してリセットします。
- Windows + R →
%localappdata%\Microsoft\Windows\FileHistoryと入力してEnter - フォルダ内の設定ファイルを別の場所にコピー(バックアップとして)
- フォルダ内のファイルを削除
- ファイル履歴を開き直して再設定する
対処法9:バックアップ除外フォルダの設定を確認する
- コントロールパネル →「ファイル履歴」
- 左メニュー「フォルダーを除外する」をクリック
- バックアップしたいフォルダが除外リストに入っていないか確認
- 不要な除外設定があれば選択して「削除」
対処法10:Windows 11のアップデートを適用する
- 「設定」→「Windows Update」
- 「更新プログラムの確認」をクリック
- 利用可能なアップデートをすべてインストール
- 再起動後にファイル履歴の動作を確認
対処法11:SFC(システムファイルチェッカー)でシステムを修復する
Windowsシステムファイルの破損がファイル履歴の誤動作を引き起こしている場合があります。
- スタートを右クリック →「Windows ターミナル(管理者)」を開く
- 以下のコマンドを実行する:
sfc /scannow
- スキャン完了まで待つ(10〜20分程度)
- 「Windows リソース保護により、破損したファイルが見つかりました」と表示された場合は修復が実行されたことを示す
- 再起動後にファイル履歴を確認

対処法12:DISMコマンドでWindowsイメージを修復する
SFCで解決しない場合はDISMコマンドを試します。
- 管理者権限のターミナルで以下を順番に実行:
DISM /Online /Cleanup-Image /CheckHealth
DISM /Online /Cleanup-Image /ScanHealth
DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
- 最後のコマンドは完了まで20〜30分程度かかる場合がある
- 再起動後にファイル履歴の動作を確認
対処法13:新しいユーザーアカウントで試す
現在のユーザープロファイルが破損している場合、新しいアカウントではファイル履歴が正常に動作することがあります。
- 「設定」→「アカウント」→「他のユーザー」
- 「アカウントの追加」で新しいローカルアカウントを作成
- 新しいアカウントでサインインしてファイル履歴を試す
- 新アカウントで正常動作する場合はプロファイルの移行を検討
対処法14:ファイル履歴の代替手段を使う
ファイル履歴がどうしても動作しない場合は、代替のバックアップ手段を検討しましょう。
| バックアップ手段 | 特徴 | おすすめ度 |
|---|---|---|
| OneDrive | クラウド自動同期・無料5GB | ★★★★ |
| Windowsバックアップ | システム全体のイメージバックアップ | ★★★★ |
| Macrium Reflect(無料版) | 高機能な無料バックアップソフト | ★★★★★ |
| robocopyコマンド | コマンドラインで細かく制御可能 | ★★★ |
ファイル履歴のトラブルシューティング早見表
| 症状 | 考えられる原因 | 優先対処法 |
|---|---|---|
| ファイル履歴が表示されない | 機能が無効 | 対処法2 |
| 「ドライブが接続されていません」エラー | ドライブ未接続または未認識 | 対処法4 |
| バックアップが長時間止まる | 容量不足またはサービス停止 | 対処法3・6 |
| ファイル履歴をオンにできない | フォーマットエラーまたはファイル破損 | 対処法5・8 |
| 特定フォルダがバックアップされない | 除外フォルダに設定されている | 対処法9 |
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よくある質問(FAQ)
Q1:ファイル履歴とWindowsバックアップの違いは何ですか?
ファイル履歴は特定フォルダのファイルを定期的にバックアップし、過去バージョンに戻せる機能です。Windowsバックアップはシステム全体のイメージを作成する機能です。2つを併用することが理想的です。
Q2:ファイル履歴のバックアップ間隔はどれくらいが適切ですか?
デフォルトは1時間ごとです。重要なファイルをよく編集する場合は15分〜30分に短縮することをおすすめします。コントロールパネル → ファイル履歴 → 詳細設定から変更できます。
Q3:ファイル履歴は何世代分のバックアップを保持しますか?
デフォルトでは「永久に」保持する設定になっています。ドライブ容量が少ない場合は「詳細設定」→「バージョンを保持する期間」から「1か月」「3か月」などに変更してください。
Q4:ファイル履歴でバックアップしたファイルを復元するには?
コントロールパネル → ファイル履歴 → 「個人用ファイルの復元」をクリックします。バックアップした日時を矢印で切り替えて、復元したいバージョンを選択し「復元」ボタンを押します。
Q5:ファイル履歴のバックアップ先をNASに設定できますか?
はい、可能です。コントロールパネル → ファイル履歴 → 「ドライブの選択」→「ネットワークの場所を追加」からネットワーク共有フォルダのパスを指定してください。
Q6:Windows 11のアップデート後にファイル履歴が消えた場合は?
アップデートで設定がリセットされることがあります。コントロールパネルからファイル履歴を再度開き、ドライブを再選択してバックアップを有効にし直してください。以前のバックアップデータは残っています。
Q7:「ドライブはファイル履歴に使用できません」と表示される場合は?
このエラーはドライブのフォーマットがNTFS以外の場合や、ドライブが暗号化されている場合に表示されます。対処法5のNTFSフォーマット変換を試してください。
Q8:ファイル履歴はOneDriveと一緒に使えますか?
OneDriveで同期しているフォルダはクラウドに保存されているため、ファイル履歴での追加バックアップは通常不要ですが、ローカルコピーが存在するフォルダであればバックアップ対象にできます。
まとめ
Windows 11のファイル履歴が機能しない問題は、設定の無効化から外付けドライブの認識問題、システムファイルの破損まで様々な原因があります。解決のポイントをまとめます。
- まずコントロールパネルのファイル履歴でオンになっているか確認
- 外付けドライブがNTFS形式でフォーマットされているか確認
- File History Serviceが「自動」で実行中になっているか確認
- バックアップドライブの空き容量を定期的に確認・管理
- 問題が続く場合はSFC・DISMコマンドでシステム修復を試す
- ファイル履歴が機能しない場合はOneDriveやMacrium Reflectなどの代替手段を活用
定期的なバックアップはデータ保護の基本です。今すぐ設定を確認して、大切なデータを守りましょう。
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