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【2026年最新版】WindowsでBIOS/UEFIが開けない・起動しない原因と対処法【完全ガイド】

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「WindowsでBIOSに入りたいのにキーを押しても反応しない」「UEFI設定画面が出てこない」――こんなトラブルに悩んでいませんか?

BIOS(UEFI)はパソコンの根幹を司る設定画面です。起動順序の変更やハードウェアの確認、セキュアブートの設定変更など、さまざまな場面で必要になります。しかし、Windows 10/11では高速スタートアップの影響や、キーのタイミングが合わないなどの理由で、BIOS/UEFIに入れないケースが非常に多く報告されています。

この記事では、WindowsでBIOS/UEFIに入れない・起動しない原因を徹底的に解説し、初心者でも確実にBIOS画面にアクセスできる対処法を手順付きで紹介します。メーカー別の起動キー一覧や、Windows上からBIOSに入る方法など、すぐに役立つ情報をまとめました。

Windows BIOS/UEFIにアクセスできないエラー画面

この記事でわかること

  • BIOS/UEFIに入れない主な原因7つとその仕組み
  • メーカー別BIOS起動キーの一覧表
  • 高速スタートアップを無効にしてBIOSに入る方法
  • Windows上の設定画面からUEFIに入る確実な手順
  • Shift+再起動でBIOSに入る簡単な方法
  • キーボードが認識されない場合の対処法
  • CMOSクリアによるBIOS初期化の手順
  • どうしても解決しない場合のハードウェア対処法

BIOS/UEFIとは?基本をおさらい

対処法に入る前に、BIOS/UEFIの基本を簡単に理解しておきましょう。トラブル解決の助けになります。

BIOSとUEFIの違い

BIOS(Basic Input/Output System)は、パソコンの電源を入れた直後に最初に動くプログラムです。ハードウェアの初期化やOS(Windows)の起動を制御する役割を担っています。

UEFI(Unified Extensible Firmware Interface)は、従来のBIOSに代わる新しい規格です。2012年頃から主流になり、現在販売されているほとんどのパソコンはUEFIを採用しています。

項目 BIOS(レガシー) UEFI
登場時期 1975年頃~ 2005年頃~(主流は2012年~)
操作方法 キーボードのみ マウス対応の機種もあり
起動速度 遅い 高速
対応ディスク容量 最大2TBまで 2TB以上に対応
セキュアブート 非対応 対応
Windows 11対応 非対応 対応

現在のパソコンでは「BIOS」と「UEFI」はほぼ同じ意味で使われることが多いため、この記事では「BIOS/UEFI」と表記しています。

BIOS/UEFIに入る必要がある場面

以下のような場面では、BIOS/UEFI設定画面にアクセスする必要があります。

  • 起動順序の変更:USBメモリやDVDからWindowsをインストールしたい場合
  • セキュアブートの設定変更:Linuxのインストールや特定のソフト利用時
  • 仮想化機能(VT-x)の有効化:仮想マシンソフトを使いたい場合
  • TPM 2.0の確認:Windows 11へのアップグレード要件の確認
  • ハードウェアの動作確認:メモリやストレージが正常に認識されているか確認
  • パスワードの設定・解除:起動パスワードの管理

BIOS/UEFIに入れない原因7つ

BIOS/UEFIに入れない原因は複数考えられます。まずは自分のケースがどれに当てはまるか確認しましょう。

原因1:高速スタートアップが有効になっている

最も多い原因がこれです。Windows 10/11では「高速スタートアップ」がデフォルトで有効になっています。この機能はシャットダウン時にシステムの状態を保存し、次回の起動を高速化します。

しかし、高速スタートアップが有効だと、電源ボタンを押した後の「メーカーロゴ画面」が一瞬で過ぎてしまい、BIOSキーを押すタイミングが取れません。完全にスキップされてしまうケースもあります。

原因2:BIOS起動キーが間違っている

パソコンのメーカーやモデルによって、BIOS起動に使うキーが異なります。「F2」だと思っていたら実は「Delete」だった、というケースは珍しくありません。特に自作PCとメーカー製PCでは起動キーが違うことが多いです。

原因3:キーを押すタイミングが遅い

BIOS起動キーは、電源を入れた直後からメーカーロゴが表示されている間に押す必要があります。Windowsの読み込みが始まってからでは手遅れです。特にSSD搭載の高速なパソコンでは、キーを押せる時間が1~2秒しかないことがあります。

原因4:USBキーボードが認識されない

USB接続のキーボードの場合、BIOS起動の段階ではまだUSBドライバが読み込まれておらず、キー入力が認識されないことがあります。特にUSB 3.0ポートに接続している場合に起きやすい問題です。

原因5:外部デバイスが干渉している

USBメモリ、外付けHDD、SDカードなどの外部デバイスが接続されていると、BIOS起動に干渉することがあります。これらのデバイスからブートしようとして、通常のBIOS画面が表示されないケースがあります。

原因6:BIOS設定が破損している

停電や強制シャットダウンの繰り返しによって、BIOS設定データ(CMOS)が破損することがあります。設定が壊れるとBIOS画面の表示自体に問題が生じ、正常に入れなくなることがあります。

原因7:マザーボードやハードウェアの故障

上記の原因を全て排除しても解決しない場合、マザーボード上のチップやメモリの物理的な故障が考えられます。特にBIOSチップ自体が故障している場合は、専門的な修理が必要になります。

原因 発生頻度 解決難易度
高速スタートアップが有効 非常に多い 簡単
起動キーが間違っている 多い 簡単
キーを押すタイミングが遅い 多い 簡単
USBキーボードが認識されない やや多い やや簡単
外部デバイスの干渉 たまにある 簡単
BIOS設定の破損 まれ やや難しい
ハードウェア故障 まれ 難しい(修理必要)
Windowsの回復設定からBIOS/UEFIに入る手順

対処法1:メーカー別BIOS起動キーを確認する(基本)

まず最初に、お使いのパソコンの正しいBIOS起動キーを確認しましょう。メーカーやモデルによって異なるため、間違ったキーを押している可能性があります。

主要メーカー別BIOS起動キー一覧

メーカー BIOS起動キー 補足
Dell F2 ブートメニューはF12
HP F10 EscでスタートアップメニューからF10
Lenovo(ThinkPad) F1 Novoボタンがある機種もあり
Lenovo(IdeaPad) F2 Novoボタン(側面の小さな穴)推奨
ASUS F2 / Delete ノートPCはF2、マザーボードはDelete
Acer F2 ブートメニューはF12
東芝(dynabook) F2 電源ON直後に連打
富士通(FMV) F2 ロゴ表示中に連打
NEC(LAVIE) F2 電源ON直後に連打
パナソニック(Let’s note) F2 ロゴ表示中に連打
MSI Delete ブートメニューはF11
GIGABYTE Delete ブートメニューはF12
ASRock F2 / Delete どちらでも可
Microsoft Surface 音量+ボタン 電源ボタンと同時押し

正しいキーの押し方

BIOSキーは以下のポイントを守って操作してください。

  1. パソコンの電源を完全にオフにする(スリープやシャットダウンではなく、電源長押しで完全にオフ)
  2. 電源ボタンを押す
  3. 電源を入れた直後からBIOSキーを連打する(1回押しではなく、連続で何度も押す)
  4. メーカーロゴが表示されている間もキーを押し続ける
  5. BIOS/UEFI設定画面が表示されたらキーを離す
ポイント:キーは「1回だけ押す」のではなく、電源を入れた瞬間から1秒間に2~3回のペースで連打するのがコツです。タイミングが合わなくて入れない場合は、連打の速度を上げてみてください。

対処法2:高速スタートアップを無効にする

最も多い原因である「高速スタートアップ」を無効にする方法です。これを無効にするだけで解決するケースが非常に多いです。

方法A:一時的に高速スタートアップを無効にする(Shift+再起動)

設定を変更せずに、1回だけ高速スタートアップを無効にして再起動する方法です。最も手軽で確実な方法です。

  1. Windowsのデスクトップ画面で、スタートメニューを開く
  2. 電源アイコンをクリックする
  3. Shiftキーを押しながら「シャットダウン」をクリックする
  4. パソコンが完全にシャットダウンされる(高速スタートアップが一時的に無効化される)
  5. 再び電源を入れて、BIOSキーを連打する
補足:「Shift+シャットダウン」は「完全シャットダウン」とも呼ばれます。高速スタートアップの状態を保存せずにシャットダウンするため、次回起動時にBIOSキーが効くようになります。

方法B:高速スタートアップを恒久的に無効にする

今後もBIOSに入る機会がある場合は、高速スタートアップを完全に無効にしておくのがおすすめです。

Windows 11の場合

  1. コントロールパネルを開く(検索バーで「コントロールパネル」と入力)
  2. ハードウェアとサウンド」をクリック
  3. 電源オプション」をクリック
  4. 左側メニューの「電源ボタンの動作を選択する」をクリック
  5. 上部の「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリック(管理者権限が必要)
  6. 「シャットダウン設定」セクションにある「高速スタートアップを有効にする(推奨)」のチェックを外す
  7. 変更の保存」をクリック

Windows 10の場合

  1. 設定アプリを開く(Windowsキー+I)
  2. システム」→「電源とスリープ」をクリック
  3. 右側にある「電源の追加設定」をクリック
  4. 左側メニューの「電源ボタンの動作を選択する」をクリック
  5. 現在利用可能ではない設定を変更します」をクリック
  6. 高速スタートアップを有効にする」のチェックを外す
  7. 変更の保存」をクリック
注意:高速スタートアップを無効にすると、Windowsの起動時間がやや長くなります(数秒~十数秒程度)。BIOSに入る必要がなくなったら、再度有効にしても問題ありません。

対処法3:Windows設定からUEFIファームウェアに入る

キーを押すタイミングが難しい場合は、Windows上の設定画面からBIOS/UEFIに直接入る方法が確実です。この方法ならキーのタイミングを気にする必要がありません。

Windows 11の場合

  1. 設定アプリを開く(Windowsキー+I)
  2. 左メニューの「システム」をクリック
  3. 右側を下にスクロールして「回復」をクリック
  4. 「回復オプション」セクションにある「PCの起動をカスタマイズする」の「今すぐ再起動」をクリック
  5. 確認画面が出たら「今すぐ再起動」をクリック
  6. 青い画面(回復環境)が表示されたら「トラブルシューティング」をクリック
  7. 詳細オプション」をクリック
  8. UEFIファームウェアの設定」をクリック
  9. 再起動」をクリック
  10. 自動的にBIOS/UEFI設定画面が開く

Windows 10の場合

  1. 設定アプリを開く(Windowsキー+I)
  2. 更新とセキュリティ」をクリック
  3. 左メニューの「回復」をクリック
  4. 「PCの起動をカスタマイズする」の「今すぐ再起動」をクリック
  5. 青い画面で「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「UEFIファームウェアの設定」→「再起動」の順にクリック
「UEFIファームウェアの設定」が表示されない場合:
お使いのパソコンが「レガシーBIOS」モードで動作している可能性があります。レガシーBIOSの場合、この項目は表示されません。その場合は対処法1(起動キーの連打)や対処法2(高速スタートアップの無効化)を試してください。

対処法4:コマンドプロンプトからUEFIに入る

設定画面を操作するのが面倒な場合や、設定アプリがうまく開かない場合は、コマンドプロンプトから直接UEFIに入ることもできます。

  1. スタートメニューを右クリック
  2. ターミナル(管理者)」または「コマンドプロンプト(管理者)」をクリック
  3. 以下のコマンドを入力してEnterキーを押す:
shutdown /r /fw /t 0

このコマンドの意味:

  • /r:再起動する
  • /fw:次回起動時にファームウェア(BIOS/UEFI)設定画面を開く
  • /t 0:待ち時間なし(即座に再起動)

コマンドを実行すると、パソコンが再起動し、自動的にBIOS/UEFI設定画面が表示されます。

注意:このコマンドを実行すると即座に再起動されます。保存していないデータがある場合は、先に保存してから実行してください。

対処法5:キーボードの接続方法を変更する

USBキーボードが認識されずBIOSキーが効かない場合の対処法です。

USB 2.0ポートに接続する

USB 3.0(青色のポート)ではなく、USB 2.0(黒色のポート)にキーボードを接続してみてください。BIOS起動時のUSB 3.0ドライバの読み込みタイミングの問題で、USB 3.0ポートでは認識が遅れることがあります。

PS/2キーボードを使う

デスクトップPCの場合、PS/2接続のキーボードを使うのも有効です。PS/2はBIOS起動時から確実に認識されるため、キーが効かないという問題を回避できます。PS/2ポート(丸い紫色のコネクタ)がパソコン背面にある場合は試してみてください。

ワイヤレスキーボードではなく有線キーボードを使う

BluetoothやUSBレシーバーを使うワイヤレスキーボードは、BIOS起動時には認識されないことがあります。有線のUSBキーボードに変更して試してみましょう。

USBレガシーサポートを有効にする

Windowsの設定画面からBIOSに入れた場合(対処法3の方法)、BIOS設定内にある「USB Legacy Support」または「USBレガシーサポート」をEnabled(有効)にしてください。これにより、BIOS起動時からUSBキーボードが認識されるようになります。

対処法6:外部デバイスを取り外してから起動する

接続されている外部デバイスが原因でBIOSに入れない場合があります。

  1. パソコンの電源を完全にオフにする
  2. 以下のデバイスを全て取り外す
    • USBメモリ
    • 外付けHDD / SSD
    • SDカード
    • プリンター
    • USBハブ
    • Webカメラなどの周辺機器
  3. キーボードとマウスだけを接続した状態にする
  4. 電源を入れて、BIOSキーを連打する

外部デバイスを外すことでBIOSに入れた場合、原因となっているデバイスを1つずつ接続し直して特定することができます。

対処法7:CMOSクリア(BIOS初期化)を行う

BIOS設定が破損している場合や、BIOSパスワードを忘れた場合は、CMOSクリア(BIOS初期化)が有効です。この操作によりBIOS設定が工場出荷時の状態にリセットされます。

注意:CMOSクリアを行うと、BIOSの設定が全て初期化されます。起動順序やRAID設定などをカスタマイズしている場合は、事前にメモしておいてください。また、デスクトップPCの内部を開ける必要があるため、自信がない場合はパソコンショップに相談することをおすすめします。

方法A:CMOSバッテリーを取り外す

デスクトップPCの場合:

  1. パソコンの電源を切り電源ケーブルを抜く
  2. パソコンケースの側面パネルを開ける
  3. マザーボード上にあるボタン電池(CR2032)を見つける(銀色の円形の電池)
  4. 電池を慎重に取り外す(爪で引っかかっているので、小さなマイナスドライバーなどで外す)
  5. 30秒~1分間そのまま待つ
  6. 電池を元に戻す
  7. ケースを閉じて電源ケーブルを接続する
  8. 電源を入れてBIOSキーを連打する

方法B:CMOSクリアジャンパーを使う

一部のマザーボードには「CLR_CMOS」や「JBAT1」と書かれたジャンパーピンがあります。

  1. パソコンの電源を切り、電源ケーブルを抜く
  2. マザーボード上のCMOSクリアジャンパーを見つける
  3. ジャンパーピンの位置を1-2から2-3に移動する(マニュアルを参照)
  4. 10秒間待つ
  5. ジャンパーピンを元の位置に戻す
  6. 電源を接続して起動する

方法C:CMOSクリアボタンを使う(対応機種のみ)

最近のマザーボードには背面I/Oパネルに「CLR CMOSボタン」が搭載されているモデルがあります。このボタンを押すだけでCMOSがクリアされるため、ケースを開ける必要がありません。

  1. パソコンの電源を切り、電源ケーブルを抜く
  2. 背面のI/OパネルにあるCLR CMOSボタン5秒間長押しする
  3. 電源ケーブルを接続して起動する

対処法8:Windowsが起動しない場合のBIOSへの入り方

Windowsが正常に起動しない状態でBIOSに入りたい場合の対処法です。

強制的に回復環境を起動する

Windowsが起動途中で止まる場合、以下の手順で回復環境を起動できます。

  1. 電源ボタンを押してパソコンを起動する
  2. Windowsのロゴが表示されたら、電源ボタンを長押しして強制的に電源を切る
  3. この操作を3回繰り返す
  4. 4回目の起動時に「自動修復」画面が表示される
  5. 詳細オプション」→「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「UEFIファームウェアの設定」の順にクリック

インストールメディアから起動する

Windows 10/11のインストールメディア(USBメモリ)がある場合は、そこから起動して回復環境にアクセスすることもできます。

  1. 別のパソコンでMicrosoftのメディア作成ツールを使ってインストールUSBを作成する
  2. トラブルのあるパソコンにUSBメモリを挿入して電源を入れる
  3. 起動時にBIOSキー(F12やF2など)を連打してブートメニューを表示
  4. USBメモリから起動を選択
  5. Windowsセットアップ画面で「コンピューターを修復する」を選択
  6. トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「UEFIファームウェアの設定」を選択

対処法9:Lenovoの「Novoボタン」を使う

Lenovoのノートパソコン(特にIdeaPadシリーズ)には、「Novoボタン」という専用のBIOS起動ボタンがあります。通常のキーボード操作でBIOSに入れない場合に非常に便利です。

Novoボタンの使い方

  1. パソコンの電源を完全にオフにする
  2. パソコンの側面や底面にある小さな穴(Novoボタン)を見つける(「矢印が曲がったマーク」が目印)
  3. クリップの先端や細いピンなど、先の細いものでNovoボタンを押す
  4. メニューが表示されたら「BIOS Setup」を選択する

Novoボタンの位置はモデルによって異なります。電源ボタンの横、左右の側面、背面など、お使いのモデルのマニュアルで確認してください。

対処法10:それでも解決しない場合

ここまでの対処法をすべて試しても解決しない場合は、ハードウェアの問題が考えられます。

メモリの挿し直し

メモリが正しく装着されていないとBIOSが正常に起動しないことがあります。デスクトップPCの場合は以下を試してください。

  1. パソコンの電源を切り、電源ケーブルを抜く
  2. ケースを開けてメモリスロットを確認する
  3. メモリモジュールの両端のツメを外してメモリを取り出す
  4. メモリの金属端子部分を柔らかい布やエアダスターで清掃する
  5. メモリをしっかりと押し込んで再装着する(「カチッ」と音がするまで)
  6. 電源を入れてBIOSに入れるか確認する

メーカーサポートに問い合わせる

上記をすべて試しても改善しない場合は、パソコンメーカーのサポート窓口に問い合わせましょう。特に以下のケースでは専門的な対応が必要です。

  • BIOSチップ自体の故障が疑われる場合
  • マザーボードに物理的な損傷がある場合
  • BIOS更新(アップデート)に失敗して起動しなくなった場合
  • 保証期間内のパソコンの場合
メーカー サポート窓口
Dell dell.com/support(チャットサポートあり)
HP support.hp.com(電話・チャット)
Lenovo pcsupport.lenovo.com
ASUS asus.com/jp/support
NEC 121ware.com(電話サポート)
富士通 azby.fmworld.net(電話・チャット)

トラブル解決チャート

どの対処法から試すべきか迷ったら、以下のフローチャートを参考にしてください。

状況 まず試すべき対処法
Windowsは正常に起動する 対処法3(設定からUEFIに入る)がおすすめ
キーを押しても全く反応しない 対処法2(高速スタートアップ無効化)→ 対処法5(キーボード接続変更)
メーカーロゴが一瞬で消えてしまう 対処法2(Shift+シャットダウン)→ BIOSキー連打
Windowsが起動しない 対処法8(強制回復環境)→ 対処法1(起動キー確認)
BIOS画面が正常に表示されない 対処法7(CMOSクリア)→ 対処法10(メモリ挿し直し)
LenovoのノートPC 対処法9(Novoボタン)が最も確実
BIOS/UEFI設定画面が正常に表示された状態

よくある質問(FAQ)

Q1. BIOS起動キーを連打しても全く反応しません。故障でしょうか?

まず故障を疑う前に、以下を確認してください。(1)高速スタートアップが有効になっていないか(Shift+シャットダウンを試す)、(2)正しい起動キーを押しているか(メーカー別一覧を確認)、(3)USBキーボードがBIOS起動時に認識されているか。これらをすべて試しても反応しない場合は、Windows設定画面から「UEFIファームウェアの設定」に入る方法を試してください。

Q2. 高速スタートアップを無効にするとパソコンの起動が遅くなりますか?

はい、若干遅くなります。ただし、SSD搭載のパソコンであれば数秒~10秒程度の違いです。HDD搭載のパソコンでは10秒~30秒程度遅くなる場合があります。BIOSに入る必要がなくなったら再度有効にすることも可能なので、必要に応じて切り替えてください。

Q3. 「UEFIファームウェアの設定」がWindows設定画面に表示されません。なぜですか?

お使いのパソコンが「レガシーBIOS」モードで動作している場合、この項目は表示されません。レガシーBIOSモードの場合は、電源投入時に起動キーを押す方法でBIOSに入ってください。確認方法として、Windowsの「msinfo32」(システム情報)を開き、「BIOSモード」の項目が「UEFI」か「レガシー」かで判別できます。

Q4. CMOSクリアをすると保存したデータ(写真や文書)は消えますか?

いいえ、CMOSクリアで消えるのはBIOS/UEFIの設定内容だけです。ハードディスクやSSDに保存されたWindowsのデータ、写真、文書、アプリなどには一切影響しません。ただし、BIOS設定でRAIDを構成している場合などは起動できなくなるリスクがあるため、事前に設定内容をメモしておくことを強くおすすめします。

Q5. ノートPCでCMOSクリアはできますか?

ノートPCのCMOSクリアは、デスクトップPCに比べて難易度が高いです。多くのノートPCではCMOSバッテリーがマザーボードの奥にあり、分解が必要になります。無理に分解すると保証が無効になる場合もあるため、ノートPCの場合はメーカーのサポート窓口に相談することをおすすめします。Lenovoの場合はNovoボタンで代替できることが多いです。

Q6. BIOSアップデートに失敗してBIOSに入れなくなりました。どうすればいいですか?

BIOSアップデートの失敗は深刻な問題です。一部のマザーボードには「BIOS Flashback」機能があり、USBメモリからBIOSを復旧できます。この機能がない場合は、メーカーのサポートに連絡してください。自力での復旧が難しいケースが多いため、専門業者やメーカー修理に依頼することをおすすめします。

Q7. Surface(サーフェス)でBIOSに入るにはどうすればいいですか?

Microsoft Surfaceは通常のキーボードキーではなく、本体の音量アップボタンを使います。電源を完全にオフにした後、音量アップ(+)ボタンを押しながら電源ボタンを押すとUEFI設定画面が表示されます。Surfaceのロゴが表示されたら音量ボタンを離してください。

Q8. BIOS設定を変更したら、もとに戻す方法はありますか?

はい。BIOS設定画面には通常「Load Default Settings」または「Load Optimized Defaults」というオプションがあります。これを選択すると工場出荷時の設定に戻すことができます。多くのBIOSではF9キーがデフォルト設定の読み込みに割り当てられています。変更後は「Save & Exit」(通常はF10キー)で保存して終了してください。

Q9. 「shutdown /r /fw /t 0」コマンドを実行しても「ファームウェアはサポートされていません」と表示されます。

このエラーは、お使いのパソコンがレガシーBIOSモードで動作している場合に表示されます。レガシーBIOSでは /fw オプションがサポートされていません。この場合は、電源投入時にBIOSキー(F2、Delete等)を連打する方法でBIOSに入ってください。

Q10. 電源を入れても画面が真っ暗で何も表示されません。BIOSに関係していますか?

画面が全く表示されない場合は、BIOSの問題というよりもハードウェアの問題の可能性が高いです。まずモニターの電源が入っているか、ケーブルが正しく接続されているかを確認してください。デスクトップPCの場合は、ビデオカード(GPU)の挿し直し、メモリの挿し直し、CMOSクリアを試してください。それでも表示されない場合は、電源ユニットやマザーボードの故障が疑われますので、専門業者に相談してください。

まとめ

WindowsでBIOS/UEFIに入れない・起動しないトラブルの原因と対処法を解説しました。最後に、ポイントを整理しておきます。

この記事のまとめ

  • 最も多い原因は「高速スタートアップ」が有効になっていること。Shift+シャットダウンで一時的に無効化できる
  • メーカーごとに起動キーが違うので、正しいキーを確認して電源投入直後から連打する
  • 最も確実な方法は、Windows設定画面から「UEFIファームウェアの設定」に入る方法
  • コマンドプロンプトで shutdown /r /fw /t 0 を実行する方法も簡単で確実
  • USBキーボードが認識されない場合は、USB 2.0ポートに接続するか有線キーボードを使う
  • BIOS設定が壊れている場合はCMOSクリアで初期化できる
  • 上記すべてを試しても解決しない場合はメーカーサポートに相談する

BIOSに入れないトラブルは、ほとんどの場合ソフトウェア的な設定(高速スタートアップなど)が原因です。この記事で紹介した対処法を順番に試していけば、高い確率で解決できるはずです。

特に「Windows設定画面からUEFIに入る方法」と「Shift+シャットダウン」の2つは、キーのタイミングに頼らない確実な方法ですので、ぜひ覚えておいてください。

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