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Windows 10画面が真っ暗になる原因と解決策【簡単にできる対処法5選】

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【Windows10】パソコン画面が真っ暗になる意外な原因3つ
【Windows10】パソコン画面が真っ暗になる意外な原因3つ

現在、パソコンをお使いの方であればやはりMicrosoft Windowsを搭載したパソコンをご利用になっていると感じます。

WindowもパソコンOSとして技術的に進化しており現在はWindows 10が主流となっていますが、やはりハードウェアを制御するソフトウェアとなりますので、常に安定して動作するという訳にもいきません。

ハードウェアのドライバ、ソフトウェアの競合やリソースの上限といった異常な状態になってしまうと、フリーズと呼ばれる何を操作しても全く受け付けないといった状態や画面が真っ黒になってしまうといった状況にもなる事があります。

今回はそういった状況にはどの様な原因が考えられるのかをご説明させていただきます。

この記事のまとめ:

この記事のまとめ:

この記事では、Windows 10パソコンの画面が真っ暗になる主な原因とその対処法について解説しています。まず、Windows Update後にディスプレイドライバの更新が原因で画面が表示されないことがあり、この場合は少し待つことで解決することがあります。次に、ディスプレイドライバの追加や変更、新しいモニタの接続が影響している可能性もあります。また、物理的な接続不良や電源の問題も見逃しがちですが、確認が必要です。最後に、システムのハードウェアやソフトウェアの不調が原因の場合もあり、これらは修理や交換が必要なケースがあります。対処法としては、システムのリセット、タスクマネージャーの活用、グラフィックドライバのリセットなどが推奨です。

Windows 10パソコンの画面が真っ暗になる原因

Windows 10パソコンの画面が真っ暗になる原因
Windows 10パソコンの画面が真っ暗になる原因

Windows環境で画面が真っ黒になってしまう原因にはいくつかの原因が考えられます。

システム設定や内部プログラムの更新時に既存環境の設定値との不整合に起因する可能性もありますし、接続するハードウェアとの連携に問題が生じるといった可能性もあります。

それらの中で原因として可能性が高いものをご説明致します。

Windows Update

Windows Updateを行ってからパソコンを再起動するタイミングでOSは起動しているように見えても、画面には何も表示されないといった事象が起きる場合があります。

このような場合には、内部での設定情報の更新が行われている可能性がありますので、そのまま5分から30分程度の時間を静観する事をおすすめします。

これはWindows Updateにより画面を制御する為に必要なディスプレイドライバが更新されている際に、その更新に必要となる内部処理が完了するまで待つ必要がある為です。

ディスプレイドライバ更新に関する内部処理が完了すれば、通常のWindowsポータル画面が表示される筈です。

しばらく待っても状況が変化しない場合には、後述させていただく解決方法にてご対応下さいます様お願い致します。

ディスプレイドライバの追加もしくは変更

また、新規にビデオカード等のハードウェアを追加したもしくは新規モニタを設置・接続した場合にも画面が反応しないといった事象が発生する可能性もあります。

このような場合には、ディスプレイドライバもしくはドライバ関連ソフトウェアのインストール時に、既存のディスプレイドライバが置き換えらえてしまう可能性があります。

この事象での問題であれば、今まで利用していたドライバを利用出来る様にシステムの復旧を行う事になります。

物理接続及び電源に関する問題

これば単純に物理接続に関するものですが、利用者自身が対応済みと思い込んでしまい気が付けない事がありますので記載させていただきます。

画面に何も表示されない状況では故障かと考える前に電源を投入してあるのかと機器間の接続が正しく接続されているかという点を目視して確認して下さい。

特にディスプレイ等を交換した場合には今まではDVI接続であったものがHDMIに変更したつもりでも接続インターフェイスが違っている事やケーブル接続が正しくても電源を入れ忘れているといった事が意外に多くあります。

何かの障害と考える前に一度ご確認いただく事をおすすめします。

ハードウェア/ソフトウェアの不調

パソコンのハードウェアやOSなど、パソコン本体に問題が発生した場合も画面が真っ黒になってしまう場合があります。

この場合はどのような方法でも電源がつかない状態になってしまいますので、修理店に連絡するなどして修理の見積もりを取るようにすると良いでよう。

特に古いパソコンでHDDを搭載している場合は、一定期間で寿命が来て破損してしまう場合がありますのでご注意ください。

Windows 10の画面が真っ暗になった場合の解決方法

Windows 10の画面が真っ暗になった場合の解決方法
Windows 10の画面が真っ暗になった場合の解決方法

前項までにWindows 10環境下で画面に何も表示されない状態はどういった原因が考えられるかをご説明させていただきました。

それらの原因であった場合にその対処方法はどのようなものがあるのかをご説明致します。

これらの問題では内部的な一時的な不具合に起因するものである場合、ほとんどはリセット処理を行う事で解消するのですが、システム設定上の問題等が原因であるとリセットだけでは解決しない事となります。

いくつかの解消方法をご説明させていただきますので、状況に応じて対応いただければと考えます。

 

再起動が可能である場合

まず、最も簡単で解決する確率が高い対応策がシステムリセットとなります。

パソコン内部ではいろいろな制御プログラムが協調動作してOS及びアプリケーションを動作させていますので、それらの一部が一時的に不具合を起こす事はよくある事です。

アプリケーションプログラム等の問題であれば、タスクマネージャー等で不具合を起こしているアプリケーションを強制終了するといった手法も選択する事ができますが、Windows OS自体に関連するものではそういった対応は出来ません。

「Ctrl」キー + 「Alt」キー + 「Delete」キーを同時に押してシステムリセットを行い、問題の解決を試行して下さい。

タスクマネージャーが起動できる場合

画面が真っ黒で何も応答がない状態でもタスクマネージャーを起動する事が出来れば、タスクマネージャーから一部の動作プログラムを強制停止して問題の解決を図る事が可能です。

「Ctrl」 + 「Shift」 + 「Esc」を同時に押してタスクマネージャーを起動して上部に表示されるメニューバーから「ファイル」を選択、その後に表示されるサブメニューにある「新しいタスクの実行」をクリックして下さい。

「新しいタスクの作成」のサブウィンドウに空白の入力欄が表示されますので、「explorer.exe」と入力後OKを選択して正常に画面表示が行われるかを確認して下さい。

グラフィックドライバのリセット

この方法も応答がない真っ暗な画面上で「Windows」 + 「Ctrl」 + 「Shift」 + 「B」を同時に押し下げる事で、設定されているグラフィックドライバをリセットする事が可能です。

リセット後の再起動にて自動的にグラフィックドライバがシステムデフォルトにセットされますので、画面表示が正常になる可能性があります。

なお、このグラフィックドライバの削除及びシステムデフォルトのドライバをセットさせる方法は、Windows10をセーフモードで起動させてその中でグラフィックドライバを削除する事でも同じですので、どちらを利用されても構いません。

別アカウントでログインできる場合

利用中のパソコンのアカウントが複数あり、サインインできる場合にはアカウントの切り替えを実行します。

真っ暗になっている画面上で「Ctrl + Alt + Delete」を同時押しして、ユーザーの切り替えを行い、別アカウントにログインしましょう。

別アカウントで正常に表示されている場合には、その画面から一度再起動の手続きを行い、真っ暗な画面になってしまうユーザーアカウントの表示が修復されないかを確認します。

この方法でも修復ができない場合には、セーフモードで起動をしてグラフィックドライバーを一度削除し、インストールし直すことが必要になります。

【補足】Windows10の画面が真っ暗で矢印だけの場合

【補足】Windows10の画面が真っ暗で矢印だけの場合
【補足】Windows10の画面が真っ暗で矢印だけの場合

Windowsを起動しても画面は真っ黒となっている状態でもマウスポインタの矢印のみは表示されているといったケースもあります。

この様な場合にはシステム設定値を保持しているレジストリ情報に何等かの問題がある可能性があります。

具体的にはアプリケーションのインストール時に失敗や問題が生じた可能性やWindows Updateの更新時の問題、もしくはコンピュータウィルスに感染している可能性も考えらえますので、以下の手順を参考に復旧を試みていただけます様お願いします。

スタートアップ修復を試みる

Windows 10は2回続けてOSの起動に失敗した場合、次の起動時にWindows回復環境が自動起動して、スタートアップ修復という機能が実行されます。

そのスタートアップ修復にて問題解決しない場合には、その旨のメッセージが表示されますので、詳細オプションを選択してトラブルシューティングから詳細設定に進みスタートアップ設定を選択、再起動を実行するとスタートアップのオプションを選択できますので、その中にあるセーフモードを選択して起動して下さい。

セーフモードでの起動後には、アンチウィルスソフトウェアでのチェックを行い、動作がおかしくなった時にインストールしたアプリなどがあるかをタスクマネージャーで確認し、必要に応じてアプリ等の削除を行います。

システム復旧ディスクからシステムの復元を試みる

セーフモードでの対応を行っても復旧しない場合には、ハードウェアに何等かの問題が生じている可能性もしくはOSそのものに問題がある可能性があります。

システム修復ディスクから起動させてシステムの復元やWindowsインストールディスクを利用した際インストールといった方法を取らざる得ない事も考えられます。

高速スタートアップを無効にする

Windows10には「高速スタートアップ」機能があり、前回シャットダウン前のメモリ記録情報などを一時的に保有し、起動を高速化させています。

電源起動時の立ち上がりや高速になりますが、記録情報の中に問題が発生していると、再起動した時にも問題が継続してしまう原因となる可能性があります。

そのため、画面が真っ黒な状態が続く場合には、一度高速スタートアップをオフにして起動し直すのも有効な手段の一つです。

再起動ではなく完全なシャットダウンにすることで、メモリに記憶されている情報も完全にリセットされますので、一度シャットダウンをしてから起動し直してみましょう。

よくある質問とその回答例

Q1. Windows Update後に画面が真っ暗になりました。どうすればいいですか?
A. Windows Update後は、ディスプレイドライバの更新に時間がかかる場合があります。まず、5~30分程度待ってみてください。それでも改善しない場合は、システムのリセットやタスクマネージャーを起動し、「explorer.exe」を再実行してみてください。

Q2. パソコンの電源は入っているのに画面が映りません。
A. まず、ディスプレイとパソコンの接続を確認し、ケーブルが正しく接続されているか、電源が入っているかを再確認してください。特にディスプレイ交換後は、接続インターフェースの確認が必要です。

Q3. タスクマネージャーも起動しません。どうすればいいですか?
A. 「Windows」キー+「Ctrl」+「Shift」+「B」を同時に押してグラフィックドライバをリセットするか、セーフモードでパソコンを起動して、問題の原因を調べてみましょう。

まとめ

Windows 10において画面表示が真っ黒のまま操作が出来ない状況に陥った場合の考えられる原因とその調査・確認方法についてご説明致しました。

単純な接続の問題であれば影響はあまりありませんが、システム上のドライバ等の設定に起因する問題であったりするとドライバを一度削除する対応も必要となる場合もあります。

何等かの方法で修復可能であれば良いのですが最悪の場合にはWindowsの再インストールとなる事も考えられますので、状況をよく見極めてご対応下さる様お願い致します。

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