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【2026年最新版】Microsoft Wordのスペルチェック・文章校正が機能しない時の対処法【完全ガイド】
Microsoft Wordでドキュメントを編集しているのに、誤字や英単語のスペルミスに赤い波線が表示されない——文章校正機能が動かないというトラブルは、ビジネス文書作成においてとても困る問題です。スペルチェックは正確なドキュメント作成を助ける重要な機能であり、機能しない状態を放置すると見落としが増えるリスクがあります。本記事ではWordのスペルチェック・文章校正が機能しない原因を詳しく解説し、設定変更から修復インストールまで、段階的な解決策を紹介します。
この記事でわかること
- スペルチェックが機能しない主な原因の一覧
- 文章校正オプションの確認と設定方法
- 言語設定の問題と自動検出設定の影響
- ユーザー辞書・除外辞書のリセット方法
- Normal.dotmテンプレートの破損と修復方法
- Officeの修復インストール手順

まず確認すること:Wordのスペルチェック症状の種類
一口に「スペルチェックが効かない」と言っても、症状によって原因が異なります。自分の症状がどれに当てはまるか確認してください。
| 症状 | 考えられる主な原因 |
|---|---|
| 赤い波線が一切表示されない | スペルチェックがオフ・言語設定の問題・Normal.dotm破損 |
| 英語は赤線が出るが日本語には出ない | 日本語の文章校正設定がオフ・言語パックの問題 |
| 特定の文書だけスペルチェックが効かない | その文書の「スペルチェックと文章校正を実行しない」設定がオン |
| 明らかな誤字でも赤線が出ない | ユーザー辞書への誤登録・除外辞書の問題 |
| スペルチェックが途中で止まる | 大きなファイル・Officeの不具合 |
対処法1:文章校正の設定を確認する(最も基本的な確認)
Wordの文章校正機能はオプション設定でオフにできるため、意図せずオフになっているケースがよくあります。まずここを確認してください。
Wordの文章校正設定の確認手順(Windows版)
- Wordを開く
- 「ファイル」タブをクリックする
- 左下の「オプション」をクリックする
- 「文章校正」を選択する
- 「Wordでのスペル チェックと文章校正」セクションを確認する
確認する項目は以下の通りです。
- 「入力時にスペルをチェックする」にチェックが入っているか
- 「入力時に文章題をチェックする」にチェックが入っているか
- 「スペルチェックで大文字のみの単語を無視する」が意図せずオンになっていないか
- 「インターネット アドレスおよびファイル アドレスを無視する」の設定を確認する
Wordの文章校正設定の確認手順(Mac版)
- Wordを開く
- メニューバーから「Word」→「環境設定」を選択する
- 「スペルと文章校正」をクリックする
- 「入力中にスペルを自動チェックする」にチェックが入っているか確認する
対処法2:「スペルチェックと文章校正を実行しない」設定の確認
これが最も見落とされやすい原因の一つです。特定の文書に対して「スペルチェックを実行しない」設定が有効になっていると、その文書だけスペルチェックが機能しません。
設定確認手順
- 「ファイル」→「オプション」→「文章校正」を開く
- 一番下の「例外」セクションを確認する
- 現在開いている文書名が表示されている欄を確認する
- 「この文書のみスペルチェックを非表示にする」にチェックが入っていれば、チェックを外す
- 「この文書のみ文章題のチェックを非表示にする」も同様に確認する
このオプションは「レビュー」タブのスペルチェックを実行したときに、誤ってチェックを入れてしまうことがあります。

対処法3:言語設定の自動検出を確認する
Wordには「言語の自動検出」機能があり、入力されているテキストに基づいて言語を自動的に判別します。この機能が誤作動すると、日本語テキストが別の言語として認識され、スペルチェックが適切に機能しないことがあります。
言語の自動検出設定の確認方法
- スペルチェックが効かないテキストを選択する(全選択はCtrl+A)
- 「校閲」タブをクリックする
- 「言語の設定」をクリックする
- 表示されたダイアログで設定されている言語を確認する
- 「スペルチェックと文章校正を行わない」にチェックが入っていれば外す
言語設定を適切に設定し直す
テキスト全体を選択した状態で、正しい言語(英語テキストなら「英語(米国)」など)を明示的に設定することで、自動検出の誤りを修正できます。
- テキスト全体を選択する(Ctrl+A または Command+A)
- 「校閲」→「言語の設定」を開く
- 使用している言語を一覧から選択する
- 「スペルチェックと文章校正を行わない」のチェックを外す
- 「OK」をクリックする
対処法4:ユーザー辞書と除外辞書をリセットする
Wordには「ユーザー辞書」という機能があり、スペルチェックで「すべて無視」や「辞書に追加」を選んだ単語が登録されます。ここに誤った単語が登録されていると、明らかなスペルミスでも赤線が表示されなくなります。
ユーザー辞書の内容を確認・削除する
- 「ファイル」→「オプション」→「文章校正」を開く
- 「ユーザー辞書」ボタンをクリックする
- 「CUSTOM.DIC」(または同様の辞書ファイル)を選択する
- 「単語リストの編集」をクリックする
- 不適切に登録されている単語を選択して「削除」する
除外辞書の確認
除外辞書(ExcludeDictionary)は、特定の単語を常にスペルミスとして扱うためのリストですが、このファイルが破損していると予期しない動作を引き起こすことがあります。
除外辞書ファイルの場所(Windows):
C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Roaming\Microsoft\UProof\
このフォルダ内に「ExcludeDictionary」で始まるファイルがあれば、それが除外辞書です。ファイルを削除(または別の場所に移動)してWordを再起動することで、除外辞書がリセットされます。
対処法5:Normal.dotmテンプレートの破損を修復する
Normal.dotmはWordのデフォルトテンプレートファイルです。このファイルにはWordの基本設定が保存されており、破損するとスペルチェックを含む多くの機能に影響が出ます。
Normal.dotmの場所
Windowsの場合:
C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Roaming\Microsoft\Templates\Normal.dotm
Macの場合:
/Users/[ユーザー名]/Library/Group Containers/UBF8T346G9.Office/User Content/Templates/Normal.dotm
Normal.dotmを削除して再生成する手順
- Wordを完全に終了する(全ウィンドウを閉じる)
- 上記のパスに移動してNormal.dotmファイルを見つける
- Normal.dotmを別の場所(デスクトップなど)にコピーしてバックアップを取る
- 元の場所のNormal.dotmを削除する
- Wordを再起動する(新しいNormal.dotmが自動生成される)
新しいNormal.dotmが生成されるとWordの設定がデフォルトに戻るため、カスタマイズしていたスタイルやマクロは失われます。バックアップから必要な設定を移行してください。

対処法6:Officeの修復インストールを実行する
上記の設定変更で解決しない場合は、Office自体のファイルが破損している可能性があります。Officeには「修復」機能が内蔵されており、破損したファイルを自動的に修復できます。
Officeのクイック修復手順(Windows)
- 「スタート」ボタンを右クリックする
- 「アプリと機能」を選択する
- 「Microsoft 365」または「Microsoft Office」を見つけてクリックする
- 「変更」ボタンをクリックする
- 「クイック修復」を選択して「修復」をクリックする
- 修復が完了したらWordを再起動する
オンライン修復(より徹底的な修復)
クイック修復で解決しない場合は、オンライン修復を試してください。オンライン修復はインターネット接続が必要で、より長い時間がかかりますが、より深い問題を修復できます。
- 同じ手順で「変更」ボタンをクリックする
- 「オンライン修復」を選択して「修復」をクリックする
- インターネット接続を確認してから修復を実行する
Macでのオフィス修復
Microsoft 365をMacで使っている場合、修復機能はWindowsのように用意されていません。代わりに以下の方法を試してください。
- Microsoft 365をアンインストールする(~/Library/Group Containers/UBF8T346G9.Office などのフォルダも削除)
- Microsoft 365の公式サイトから最新版を再ダウンロードしてインストールする
対処法7:言語パックを確認する(日本語版の注意点)
日本語版Officeを使っている場合、日本語の文章校正機能は英語とは別のエンジンを使っています。日本語の文章校正が機能しない場合は、日本語言語パックが正しくインストールされているか確認してください。
言語アクセサリパックの確認と追加
- 「ファイル」→「オプション」→「言語」を開く
- 「Office の表示言語」に「日本語」があるか確認する
- 「Office 編集言語と文章校正」に「日本語」があり、「文章校正」が「インストール済み」になっているか確認する
- インストールされていない場合は「追加の言語を取得する」からインストールする
よくある質問(FAQ)
Q:スペルチェックはオンなのに波線が表示されません。なぜですか?
A:「例外」設定で特定の文書が除外されている可能性があります。「ファイル」→「オプション」→「文章校正」の一番下「例外」セクションで、現在の文書に対して「スペルチェックを非表示にする」が有効になっていないか確認してください。
Q:英語のスペルチェックは機能しますが、日本語の文章校正だけが機能しません
A:日本語の文章校正には専用の言語パックが必要です。「ファイル」→「オプション」→「言語」で日本語の文章校正がインストール済みになっているか確認してください。
Q:スペルチェックで「辞書に追加」を押してしまった単語を取り消す方法は?
A:「ファイル」→「オプション」→「文章校正」→「ユーザー辞書」→「CUSTOM.DIC」→「単語リストの編集」から誤って追加した単語を削除できます。
Q:スペルチェックをオンにしても「文章校正を実行しました」と表示されてすぐ終わります
A:スペルミスが検出されなかった場合はそのように表示されます。または言語設定が「スペルチェックを行わない」になっている可能性があります。テキスト全体を選択して「校閲」→「言語の設定」で確認してください。
Q:Wordが古いバージョンです。スペルチェックの設定場所が違います
A:Word 2016以前のバージョンでは「ファイル」メニューの場所や設定名が若干異なります。基本的な考え方は同じですが、「ツール」→「オプション」→「スペルチェック」のような構成になっている場合があります。
まとめ
Microsoft Wordのスペルチェック・文章校正が機能しない問題の原因は複数考えられますが、多くのケースは設定変更だけで解決できます。
まず「文章校正オプション」でスペルチェックがオンになっているか確認し、「例外」設定で特定の文書が除外されていないかを確認しましょう。それでも解決しない場合は、ユーザー辞書の内容確認、言語設定の見直し、Normal.dotmの再生成と段階的に試してください。最終手段としてOfficeの修復インストールを実行することで、ほとんどの問題は解決します。
スペルチェック機能を正常に機能させることで、誤字・脱字のない正確なビジネス文書作成が可能になります。本記事の手順で問題が解決することを願っています。
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