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「自分は大丈夫」と思っていてもトラブルは突然起きるものです。もしiphoneが水没してしまったとき、どのような行動を取るべきかを事前に知っているだけで、すぐにiphoneを使えるようにもなり、故障を免れることもできるでしょう。
そこで今回は、iphoneが水没した際の対応策と万が一故障してしまった場合の修理の出し方をご紹介します。水没した際にしてはいけない対処法も紹介していますので是非、ご覧ください。
この記事のまとめ
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iphoneの水没は故障原因の上位
まさかとお思いかもしれませんが、実はiphoneの故障原因の中でも水没による故障は上位なのです。iphoneを肌身離さず持ち歩くような生活スタイルにもなっていることから、トイレに落としてしまった、プールで撮影していたら手がすべってしまって落としてしまった、お風呂でiphoneで動画を見ていてバスタブに落としてしまった、、、想像するだけでも水没の危険性は身近にありますね。
iPhone6sまでは防水機能はついていません。iPhone7以降はIPX7相当の防水機能がついているとはいえ、完全防水ではないので注意が必要です。そして、水没した場合は保証対象外となり、修理には費用(実費)がかかります。「AppleCare+ for iPhone」に入っていた場合は、水没でも2回までは保証対象となるので、サービス料金のみで修理してもらうことができます。サービス料金とはいえ、1万円以上の出費です。実費となると3万~8万円程度、機種によって異なります。
iphoneが水没してしまった場合の対応策
iphoneやipadなどあらゆるデバイスのスピーカーに水が入ってしまうと、かなり動揺しますね。そんな時には、慌てて布で水分をふき取り、ドライヤーで乾かしたりする人も多いでしょう。
それでも、音がこもったような感じになってしまったり、音が小さくなったり、あるいは全く聞こえなくなったりというトラブルが相次いでいるのです。スピーカーに水が入ってしまったら、どのように対処するのが一番良いのでしょうか?
まずは電源を切る
iphoneをお風呂の中に落としてしまったり、完全に水没させてしまった時には、まずするべきことは電源を切ることです。これは非常に重要なことで、水分を含んだままiphoneの電源が入っていると、その水分で中にある様々な回路が駄目になってしまう可能性があります。
完全な水没ではなく、iphoneの上に水をこぼした場合や、手が滑って雨の中でiphoneを落とした場合も同様です。どこに水が入ってしまったかは、電源を落としてから確認するべきなのです。
カバーやSIMカードなど外せるものは全て外し、丁寧にふき取る
iphoneの電源を切ったら、カバーやSIMカードなど外せるものは全て外します。ちょっとした水分と思っていても、一瞬にして、iphoneの中に水分は入り込んでいます。SIMカードなどの故障にもつながるので、SIMカード本体も丁寧に拭き、ティッシュなどでくるんでおく方が良いでしょう。
iphone本体やSIMカードが入っていた部分などは布で拭き取れる部分は丁寧に拭き取ります。イヤホン端子とDOCKコネクタ部分などの細かい端子部分はティッシュなどで丁寧に奥まで拭くようにしましょう。端子部分は重要な回路が多く存在するので、完全に乾燥させなければ後々の故障原因にもなります。
その後、iphoneをティッシュなどでくるみ、お菓子などに入っている乾燥剤をいくつか用意して、ジップロックにiphone、乾燥剤を入れて密封します。そのまま4,5日は放置して、完全に乾燥できるまで待ちます。一度は電源も入り、大丈夫だと思っても、完全に乾燥できていない場合には、その後にまた不具合が起こる場合があるのです。
無料アプリで水を排出することができる
iphoneを水没させてしまった人々の中には、無料アプリでiphoneから水を排出させることができたという声も上がっています。
これは、iphone無料アプリの「Sonic」というもので、特定の週波紋を流すことで、スピーカーから水滴を流し出すというアプリです。まさに、画期的なアプリですが、本当に使えるのでしょうか?
ポイントとして、音の週波紋を165Htzにして、この週波紋に近い音を流すと、スピーカーに入った水をすぐに輩出できると言うのです。
これは、実際に行って、肉眼で水がスピーカーから出てくるところを見た人も多くおり、その後のスピーカーが正常に戻ったという報告も多数あります。無料アプリなので、いざという時の方法として、知っておくと良いでしょう。
Sonic https://itunes.apple.com/jp/app/sonic/id986999895?mt=8
iphoneが水没してしまった場合にやっていけないこと
ドライヤーで乾かすのはNG
乾燥させるために、ドライヤーで乾かそうとする人がいますが、これは絶対に禁止行為です。ドライヤーの熱で、中の回路に重大な打撃を与えてしまい、破損してしまう可能性が高いからです。早く乾かしたいという気持ちはわかりますが、ドライヤーの熱風は厳禁なのです。どうしてもドライヤーを使う場合には、送風だけでの使用がお勧めです。
iphoneを振るのもNG
Phone中の水を出そうとして、水没後のiPhoneを振る方が結構いらっしゃいますが、これはNGです。
iPhoneの内部は精密機器が密集しているため、振ってもiPhone内の水分は排出されません。それどころかiPhoneの内部に水分をより浸透させることになります。濡れていない部分まで濡れる恐れがありますので、水没したiPhoneは絶対振らないでください。
焦らず、冷静に対処することが大切です。
まだiphoneが動いている間にしておきたいこと
電源をきって、乾燥剤をいれたジップロックにiphoneを入れて、4,5日は放置、、、でも、もしかしたら起動しないかもしれないですよね。心配なのは、iphoneに保管しているデータではないでしょうか?このまま修理となると初期化はまぬがれません。そのために、まだ動いている間に、データを避難させておくこともおすすめいたします。
画像データやメールは、クラウドサービスに保管しておきましょう。突然大量のデータをアップするにはiphoneに負担がかかってしまいます。普段からクラウド保管している方も多いと思いますが、やってこなかった場合は、最小限必要なデータだけを逃がしてあげましょう。
iphoneのメモアプリにアカウントやパスワードを記録していませんか?iCloudなどで共有をしている場合は、PCなどから確認もできますが、iCloudのアカウントをメモにあるだけで覚えていない、、という方もいらっしゃるのではないでしょうか?メモアプリに、様々なサイトのアカウントやパスワードを記録しているのであれば、早急に、紙に書き出してください。とってもアナログな方法ですが、こういう時は「紙に書く」が一番の方法です。
どうしても直らない場合は修理を
どうしても直らない場合、故障原因が特定できない場合には、いよいよAppleに修理に出す必要があります。
AppleCare+for iPhoneに加入している場合は電話ですぐに手続き可能
まず、AppleCare+for iPhoneに入っている場合であれば、Applecareに電話をすればすぐに手続きはできます。AppleCareの修理のサービスは12,900円で2回まで受けることが可能です。それを考えると、最初に加入しておくと安心ですね。
未加入の場合はAppleStoreに直接持ち込むことで修理可能
AppleCareに未加入の人は、AppleStoreに直接持ち込むこともできます。その際にはジーニアスバーを予約して、iphoneを持ち込むことになります。水没した旨を伝え、新品と交換してもらいますが、一般保証の場合は、保証対象外となるため実費となり、機種によって異なりますが、30,000~80,0000円程が必要となります。
オンラインでの受付もしている
また、AppleStoreが近くにない場合、オンラインでの受付もできます。オンラインで修理申し込みをすると、宅配業者が集荷に来てくれます。そのまま渡せば良いのですが、この場合もジーニアスバーと同じくらいの30,000~80,0000円程ほどの費用がかかります。
このように、どうしても直らない場合にはAppleに修理を持ちかけることになりますが、費用はかなりかかることを覚悟しなければなりません。事前予約も必要ですので、できる限り自分で対処できるように、様々な方法を試してみることがお勧めです。いざという時のために、いろいろな知識を身につけておくことは大切ですね。
昨今は、iphoneやあらゆるデバイスやPCの発展が目覚ましく、その機能もさることながら、故障した時やその対処方法も様々な情報が拡散されていますから、正しい情報を集め、トラブルを回避できるようにしたいものです。
最新のiPhoneモデルにおける防水性能と注意点
iPhone 14シリーズ以降のモデルでは、防水性能がさらに向上しています。最新のiPhone 15シリーズは、IP68規格に準拠しており、最大水深6メートルで最大30分間の耐水性を持っています。しかし、この性能をもってしても完全防水ではないことを理解しておくことが重要です。
防水性能の詳細
- iPhone 15シリーズ: 最大水深6メートルで30分間の耐水性(IP68)
- iPhone 14シリーズ: 最大水深6メートルで30分間の耐水性(IP68)
- iPhone 13シリーズ: 最大水深6メートルで30分間の耐水性(IP68)
- iPhone 12シリーズ: 最大水深6メートルで30分間の耐水性(IP68)
- iPhone 11シリーズ: 最大水深4メートルで30分間の耐水性(IP68)
注意点
- 経年劣化: 防水シールは時間とともに劣化するため、古いiPhoneほど防水性能が低下している可能性があります。
- 水中撮影の制限: 防水性能があっても、プールや海での意図的な水中使用は推奨されていません。水中カメラケースを使用することをお勧めします。
- 充電時の注意: 濡れた状態での充電は避けてください。Lightning端子やUSB-C端子が完全に乾いていることを確認してから充電しましょう。
- 温度変化への注意: 急激な温度変化(例:寒い屋外から温かい室内へ)は、結露を引き起こし、内部に水分が侵入する可能性があります。
- 保証の範囲: Apple社の保証は、通常の使用による水没は対象外です。意図的な水中使用や事故による水没は、AppleCare+でカバーされる場合がありますが、通常の保証では対象外となります。
防水性能を維持するためのヒント
- 定期的なクリーニング: iPhoneの各部(特にスピーカーグリルやマイク穴)を柔らかい布で定期的に清掃し、埃や汚れを取り除きます。
- ケースの使用: 防水ケースを使用することで、さらなる保護が可能です。特にアウトドアでの使用時には効果的です。
- ソフトウェアアップデート: 最新のiOSにアップデートすることで、水没検知機能などの改善が期待できます。
- 水没警告への対応: 最新のiPhoneモデルには水没を検知する機能があります。警告が表示された場合は、直ちに電源を切り、上記の対処法に従ってください。
よくある質問とその回答
Q: iPhoneが完全に水没した場合、最初に何をすべきですか? A: 最初に電源を切ることが最も重要です。その後、外せる部品を取り外し、水分を丁寧に拭き取ってください。
Q: ドライヤーで乾かしてはいけない理由は何ですか? A: ドライヤーの熱が内部の回路に重大な損傷を与える可能性があるためです。
Q: 水没したiPhoneの修理費用はいくらくらいですかか? A: AppleCare+加入者は12,900円で修理可能ですが、未加入の場合は機種によって30,000〜80,000円程度かかる可能性があります。
まとめ
今回はiphoneを水没させてしまった場合の対処法をご紹介しました。
iphone7から耐水機能は備わったものの、あくまで「防水機能」であり、「完全防水」ではありません。精密機械だからこそ、水没した際の取り扱いには十分注意し、電源を落とし、しっかりiphoneを乾かしてから動作の確認をするようにしましょう。