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【2026年最新版】iPhoneの「着信転送(コールフォワーディング)」設定方法【完全ガイド】
「会議中で電話に出られない」「サブのiPhoneにかかってきた着信をメイン端末で受けたい」「海外出張中の番号に来た電話を国内番号に回したい」――こんな場面で役立つのが、iPhoneの着信転送(コールフォワーディング)機能です。設定アプリから数タップで有効化でき、着信を別の電話番号へ自動的に回せます。
この記事では、iPhoneでの着信転送の基本から、条件付き転送、キャリア別の仕様差、有効化できないときの対処、海外利用時の注意、留守番電話との使い分けまで、一通り使いこなせるレベルで詳しく解説します。

この記事でわかること
- iPhoneの着信転送機能の基本と仕組み
- 設定アプリで転送を有効化する具体的な手順
- 「常に転送」と「条件付き転送」の違い
- ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイル各社の仕様差
- 「着信転送」項目が表示されない場合の対処
- 海外ローミング中・eSIM利用時の注意点
- 留守番電話と着信転送の使い分け方
着信転送(コールフォワーディング)とは
着信転送とは、自分の電話番号にかかってきた通話を、別の電話番号へ自動的に転送する電気通信サービスです。たとえば「090-XXXX-AAAA」の番号に着信が入ると、設定した「03-XXXX-BBBB」(固定電話など)へすぐに切り替わって相手と通話できます。発信者は転送されたことに気付かないケースがほとんどで、自然に応答できます。
iPhoneでは、設定アプリの「電話」項目から有効化でき、特別なアプリのインストールは不要です。ただし、機能自体は携帯キャリアのネットワーク側で動作するサービスであり、契約プランによっては利用に申し込みが必要な場合もあります。
転送される通話と転送されない通話
| 通話の種類 | 転送可否 |
|---|---|
| 通常の音声通話 | 転送される |
| 国際電話の着信 | 転送される(料金注意) |
| SMS(ショートメッセージ) | 転送されない |
| FaceTime通話 | 転送されない |
| LINE・Messengerなどアプリ通話 | 転送されない |
あくまで電話回線を使った音声通話のみが対象です。LINEやSlack通話などのIP通話は対象外なので、その点は別の手段で受信する必要があります。
iPhoneで着信転送を有効化する手順
もっとも一般的な「すべての着信を別番号へ転送する」設定の手順を見ていきます。
手順1: 設定アプリを開く
ホーム画面から「設定」アプリ(歯車アイコン)をタップします。
手順2: 「電話」項目を選択
下にスクロールして「電話」をタップします。アプリ系の項目が並ぶエリアにあります。
手順3: 「着信転送」をタップ
電話設定画面に並ぶ項目の中から「着信転送」を選びます。この項目が表示されない場合はキャリアの仕様や契約プランの問題が考えられます(後述の「表示されない場合の対処」を参照)。
手順4: スイッチをオンにする
「着信転送」のトグルスイッチを右にスライドして緑色(オン)にします。すると、転送先の電話番号を入力する欄が表示されます。
手順5: 転送先電話番号を入力
転送したい電話番号(例: 自宅の固定電話、家族のスマートフォン番号)を市外局番から入力します。携帯番号なら「090-XXXX-XXXX」、固定電話なら「03-XXXX-XXXX」のように区切ります。
手順6: 戻るボタンで設定完了
左上の「電話」をタップして戻れば設定保存されます。これ以降、自分のiPhoneにかかってきた電話は入力した番号へ自動転送されます。ステータスバーに転送中を示す受話器アイコンが表示されるキャリアもあります。
条件付き転送(特定状況のみ転送)
常時転送ではなく、「電話に出られないときだけ転送」「圏外のときだけ転送」のような条件付き転送を使いたい場合は、設定アプリのトグルだけでは不十分で、キャリア専用アプリやMMI(特殊コマンド)コードを使う必要があります。
条件付き転送の主な4パターン
| 条件 | 使いどころ |
|---|---|
| 無条件転送(常に) | サブ端末を使わない期間中など |
| 応答なし時転送 | 数コール待っても出られない時のみ |
| 通話中転送 | 別の電話中で出られない時のみ |
| 圏外時転送 | 電波がない・電源オフ時のみ |
たとえば「応答なし時転送」を設定すれば、普段は自分のiPhoneで取れる電話は普通に取れて、忙しくて取れなかった電話だけ家族や事務所に回す、といった使い方ができます。
キャリア別の条件付き転送設定
NTTドコモ: 「My docomo」アプリまたは「転送でんわサービス」のWebメニューから条件設定。1429(無料)に発信して音声ガイダンスでも操作可能です。
au(KDDI): 「お留守番サービスEX」契約者は条件付き転送が利用可能。1442から音声ガイダンスで設定できます。
ソフトバンク: 「My SoftBank」または「留守番電話プラス」契約画面から設定。*5331(呼出時間長め)などのMMIコードでも操作できます。
楽天モバイル: 「my 楽天モバイル」アプリの留守番電話・着信転送設定から制御します。Rakuten Linkアプリ経由の通話には適用されない点に注意が必要です。
キャリア別の仕様と料金
転送そのものの月額利用料は無料の場合が多いですが、転送中の通話料金は元番号の契約者が負担するのが一般的です。
| キャリア | サービス名 | 月額 | 転送通話料 |
|---|---|---|---|
| ドコモ | 転送でんわサービス | 無料 | 契約者負担 |
| au | お留守番サービスEX付帯 | 無料 | 契約者負担 |
| ソフトバンク | 転送電話サービス | 無料 | 契約者負担 |
| 楽天モバイル | 着信転送 | 無料 | 国内Rakuten Link経由は無料 |
| povo / LINEMO | 通話オプション扱い | プラン依存 | 契約者負担 |
| MVNO各社 | 提供有無は会社別 | 無料~300円 | 契約者負担 |
たとえば自分の番号にかかってきた電話を遠方の固定電話に転送した場合、市外通話料金が発生します。設定する前に、転送先によってどれくらいコストが発生するかを必ず確認してください。

着信転送が有効化できないときの対処
「設定」→「電話」を開いても「着信転送」項目が見当たらない、またはオンにしても機能しないケースがあります。原因はいくつか考えられるので、順番に確認していきましょう。
チェック1: 契約プラン・サービス申込み状況
キャリアによっては、転送機能の利用に有料オプション(留守番電話・転送電話サービス)への加入が必要です。My docomo、My au、My SoftBankなどの会員ページにログインしてオプション契約状況を確認してください。
チェック2: SIM・キャリア設定アップデート
機種変更直後や格安SIMに乗り換えた直後は、キャリア設定アップデートが必要なことがあります。
- iPhoneをWi-Fiに接続
- 設定 → 一般 → 情報を開く
- キャリア設定アップデートのポップアップが出れば「アップデート」をタップ
チェック3: VoLTE設定
4G LTEで通話するためのVoLTE設定がオフになっていると、着信転送のメニューが出ないキャリアがあります。設定 → モバイル通信 → 通信のオプション → 音声通話およびデータで「LTE」または「5G」を選択してください。
チェック4: デュアルSIM時の主回線
iPhoneでeSIM・物理SIMの2回線を使っている場合、転送設定はSIMごとに独立しています。設定 → 電話 → 着信転送を開くと、回線選択画面が表示されるので、転送したい番号を選んでから設定してください。
チェック5: MMIコードでの強制設定
UIから設定できない場合の最終手段として、電話アプリのキーパッドで以下のコードを入力する方法があります(GSMキャリアで標準的なコード)。
| コード例 | 動作 |
|---|---|
| **21*転送先番号# | 無条件転送 有効化 |
| ##21# | 無条件転送 解除 |
| **61*転送先番号# | 応答なし時転送 有効化 |
| ##61# | 応答なし時転送 解除 |
※コードは国際標準ですが、国内キャリアでは独自仕様(1429など)を使うほうが確実な場合もあります。誤動作リスクを避けるため、まずは公式アプリ・公式コードでの設定を優先してください。
海外利用時の注意点
海外渡航中に日本の番号への着信を国内の番号へ転送したい、というニーズは多いものですが、料金体系が複雑になりやすい領域です。
海外滞在中の転送料金
海外ローミング中に日本番号にかかってきた電話を国内番号へ転送する場合、「日本→海外までの着信ローミング料金」と「転送先までの通話料金」が二重に発生する可能性があります。長時間の通話だと数千円~1万円超に達することもあるため、海外渡航前は次のように整理しておくのが安全です。
- 渡航前に「常に転送」を設定し、国内番号(家族・事務所)に転送
- 転送中は自分のiPhoneでは着信を受けない(料金発生なし)
- 転送料金は契約者負担なので国内通話料のみで済む
- 帰国後は転送をオフに戻す
eSIM・海外SIM併用時
渡航先で現地eSIMを追加した場合、日本の物理SIMと2回線運用になります。日本側の番号に着信転送をかけておけば、現地SIMのデータ通信を使いながらも、日本番号宛の重要な電話は国内の家族・事務所で代理応答できる、という運用が可能です。
留守番電話との使い分け
「電話に出られないときに対応する手段」として、留守番電話と着信転送はよく比較されます。それぞれ得意分野が異なります。
| 項目 | 留守番電話 | 着信転送 |
|---|---|---|
| 対応 | 録音される | 別の人が応答できる |
| 即時性 | 後で確認 | リアルタイム対応 |
| 転送先 | 不要 | 必要 |
| 月額 | プランによる | 無料が多い |
| 通話料 | 原則発生せず | 転送分は契約者負担 |
会議中など短時間であれば留守番電話、長期出張・休業中であれば着信転送、と使い分けるのが実務的です。両方を併用し、「応答なし+一定時間経過後は留守電に切替」という設定も可能です。

転送設定でやりがちな失敗例
- 転送先を解約済みの番号にしてしまう: 「使われていない番号です」のメッセージで全着信が拒否扱いになる
- 転送のオフ忘れ: 帰国・休業終了後もオンのままで、自分のiPhoneに電話が来ない状態が続く
- 転送ループ: 転送先がさらに別の番号へ転送設定していると、ループして全員つながらない
- 料金見積もり不足: 国際電話の転送で月額数万円の請求が発生
- SMS転送ができないと誤解: SMS本人認証が届かないトラブル
一度設定したら定期的に「設定 → 電話 → 着信転送」を確認し、不要な場合は必ずオフに戻す習慣を付けましょう。
よくある質問(FAQ)
Q1. 着信転送を有効にしているのに自分のiPhoneも鳴ります
「常に転送」が正しく動作していれば自分のiPhoneは鳴らないはずです。鳴る場合はキャリア側で反映が遅れている、または条件付き転送(応答なし時など)になっている可能性があります。一度オフにして再度オンにし、テスト発信してみてください。
Q2. 発信者には「転送されました」と伝わりますか?
キャリア仕様によりますが、原則として発信者には通知されません。ただし応答までの呼出音が長い、転送先のキャリアによっては独特の呼出音になる、などの違いから気付かれる場合があります。
Q3. 自分のiPhoneの電源がオフでも転送されますか?
「常に転送」設定なら、電源オフ・圏外でも転送先で着信を受けられます。「条件付き転送」の場合、設定したパターンに該当すれば転送されます。
Q4. 海外でiPhoneが圏外でも転送されますか?
キャリア側のネットワークで処理されるため、iPhoneの状態に関係なく転送されます。ただし国際着信扱いとなり、転送料金が国内料金より高くなる可能性があります。
Q5. 楽天モバイルでRakuten Linkアプリ経由の着信は転送されますか?
Rakuten Link経由の発信・着信はインターネット通話扱いのため、標準の着信転送機能の対象外です。標準電話アプリ(070/080/090番号)への着信のみ転送対象になります。
Q6. 着信転送をオフにしてもしばらく転送が続きます
キャリアの設定反映に数分~数十分かかることがあります。オフ操作後にiPhoneを再起動するか、機内モードのオン/オフでリフレッシュすると反映が早まります。
Q7. 「お留守番サービス」契約しないと使えないのはなぜ?
多くのキャリアでは、留守番電話と着信転送が同じネットワーク機能を共有しているため、関連オプション契約が前提になっています。基本料金は無料の場合が多いので、不便を感じるなら契約しておくと安心です。
Q8. 法人・店舗でiPhoneを共用しているのですが転送は誰にでもできますか?
iPhoneのパスコードを知っていれば誰でも設定変更できます。重要な業務番号の場合は「スクリーンタイム」で設定アプリへのアクセスを制限する、または管理者のみが操作する運用ルールを決めるのがおすすめです。
まとめ
iPhoneの着信転送は、設定アプリから数タップで有効化できる強力な機能です。常時転送・条件付き転送・キャリア別の仕様差・海外利用時のコストを理解しておけば、業務効率化からプライベートの便利使いまで幅広く活用できます。
「自分が出られないときに、誰が・どんな条件で代わりに受けるか」を設計しておくことで、ビジネスチャンスや家族からの大事な連絡を逃さずに済みます。設定後は必ずテスト発信を行い、想定通りに転送されるか確認するのも忘れずに。電話一本の取りこぼしを防げる、頼れる機能をぜひ使いこなしてください。
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