※本ページにはプロモーション(広告)が含まれています
Bluetooth (ブルートゥース) は、デジタル機器とその周辺機器をワイヤレスで接続できる通信方式です。
iPhoneのBluetooth機能を活用することで、スピーカーやイヤホンに接続したり、テザリングやAirDrop機能を使用することができるようになります。
本記事では、iPhoneでBluetooth機器を接続する方法についてご紹介します。
”この記事のまとめ”
”この記事のまとめ”
Bluetoothとは
「Bluetooth」とは、近距離無線通信の規格のうちのひとつです。
「Wi-Fi」や「NFC(Suica等)」など、通信距離が数十メートル以内のものが「近距離無線通信」と呼ばれており、「Bluetooth」も近距離無線通信の一つです。
「Bluetooth」が身近に利用される場面としては、有線接続となるUSBに代わってワイヤレス接続をするために利用する場面が多く、下記のものが代表的です。
- イヤホン
- スピーカー
- オーディオ機器
- キーボード
- マウス
iPhoneにおいてもBluetoothを使用することで様々な機器とiPhoneを繋げて利用することができるようになります。
iPhoneで利用出来るBluetooth機器
iPhoneでは、Bluetoothに対応している機器と自由に接続することができます。
- イヤホン
- ヘッドフォン
- スピーカー
- オーディオ機器
- キーボード
- マウス
- スマートウォッチ
- リモコン
通常は有線コードで接続して利用するものや、通信と切り離され単独で動くものも、Bluetooth接続を活用することでiPhoneと連動して利用することができるようになります。
邪魔になることが多いコード類を減らすことができる他、スマートウォッチなどと連携すれば時計単体では利用することのできない機能も活用できるようになります。
なお、Bluetoothは先ほどご紹介したように「近距離無線通信」です。iPhoneとBluetoothで接続する機器は約10メートル以内にするようにしましょう。
Bluetooth の設定方法
それでは、iPhone とBluetoothを接続する方法についてご説明します。なおスクリーンショットのiOS のバージョンは 8.2 です。バージョンによって微妙にメニューが異なることがありますが、基本的な設定方法は同じです。
①設定を始める前に、設定するBluetooth 機器の電源をオンにします。
②iPhoneのメニュー画面で [設定] アイコンをタップし、設定画面を開きます。
iPhone の [設定] 画面を開いたところ
③画面ショットにあるような 「Bluetooth」 の項目があります。[オン] になっていても [オフ] でも 「Bluetooth」 をタップします。[オフ] の場合は、スイッチを入れて [オン] にしましょう。
[Bluetooth] をタップした画面。まだBluetooth機器は1台も接続されていない状況です。④ペアリング (iPhone とBluetooth 機器の接続されること) する機器をペアリングモードにします。ペアリングモードにする方法は、それぞれの機器の説明書で確認してください。
⑤Bluetooth 機器がある場合には、比較的短時間でペアリングする機器が表示されます。しばらくしてもペアリングする機器が表示されない場合は、Bluetooth機器の電源が入っていない、ないしは対象のBluetooth機器がペアリングモードになっていないことが考えられます。
ペアリングを開始するとほどなく対象の機器の型番が表示されます。
⑥ペアリング対象機器に間違いがない場合には、その機器の名称の部分をタップします。
⑦ペアリングが完了すると [接続済み] と表示されます。目的の機能を利用して接続されていることを確認してください。
対象の機器とのペアリングが完了すると画面のように [接続済み]と表示されます。
Bluetooth機器は、一度ペアリングが完了すれば iPhone に記憶されます。次回からは、ペアリング作業をする必要は無く、iPhone のBluetoothをオンにし、Bluetooth機器の電源が入っていれば自動的にペアリングされます。
Bluetoothは消費電力が小さいことがメリットですが、それでもオンにしていればバッテリーを消費します。Bluetooth機器を利用する必要がない場合にはiPhone の設定をオフにしておくことをお勧めします。
Bluetoothを利用してiPhone に接続できない場合
せっかくワイヤレス接続で楽しみたいのに、接続できない、は困りますよね。いくつかの原因と対処法をご紹介いたします。
iPhoneとBluetooth接続する端末を近づける
iPhoneとBluetoothで接続する機器は約10メートル以内が推奨されています。それ以上だった場合は近くによせましょう。
バッテリーを充電
Bluetooth機器側のバッテリーが不足していることが考えられます。電池式の場合は交換を、充電式の場合は完全に充電できているか確認のうえ、再度試してみましょう。
Bluetoothに対応している機器かを確認
接続したBluetooth機器は、iPhoneに対応していますか?メーカーサイトを確認してみるのもひとつの方法です。
バージョンアップデート
iPhone側のバージョンが機器においついていない場合は、バージョンアップをしてください。
ネットワーク設定をリセット
Bluetooth接続がスムーズにいかない場合は、一度ネットワーク設定をリセットするのも一つの手段です。
手順は下記の通りです。
- 「設定」アプリを開く
- 「一般」をタップ
- 「リセット」をタップ
- 「ネットワーク設定をリセット」をタップ
- パスコードを入力
iPhoneを一度再起動させた後、もう一度Bluetooth接続ができるかどうかをお試しください。
再起動
近くに寄せて、バッテリーも十分あり、機器も正常であれば、Bluetooth機器の電源を一度切って入れなおしてから再度ペアリングを試してみましょう。
それでも接続できない場合はAppleサポートに問い合わせることをおすすめいたします。
Bluetoothを利用してiPhone を便利に
Bluetoothは複数の機器のペアリングをすることも可能です。iPhoneのBluetooth機能をオンにし、Bluetooth機器側の電源を入れればすぐに再接続されます。複数の機器のペアリング情報を保存しておくことが出来ますので、いろいろな機器をためしてiPhone ライフをより楽しいものにしてください。
LE Audioによる次世代オーディオ体験
Bluetooth 5.2で導入された「LE Audio」は、従来のBluetoothオーディオに比べ、画期的な進化を遂げた技術です。この技術は、低消費電力でありながら高音質を実現し、特にバッテリー寿命が重要視されるワイヤレスイヤホンやヘッドホンにとって大きなメリットをもたらします。
LE Audioの主な特徴
- 低消費電力での高音質
LE Audioは、音質を犠牲にすることなく、消費電力を大幅に削減します。これにより、バッテリー駆動時間が延び、長時間の音楽再生や通話が可能です。 - マルチストリーム機能
LE Audioは、複数のデバイスに同時にオーディオをストリーミングすることができます。これにより、1台のスマホで複数のBluetoothスピーカーやイヤホンに音楽を共有することが簡単にできます。 - ユニバーサルオーディオ共有
公共の場所やイベントで、同じ音声を複数の人が各自のイヤホンで共有できる「オーディオ共有」機能が可能になります。たとえば、友人と映画館やジムで同じ音声を一緒に楽しむことができます。
LE Audioは、iPhoneでの正式サポートはまだですが、将来的に導入されることで、iPhoneユーザーにとってもオーディオ体験の質が大きく向上するでしょう。
iPhoneでBluetoothデバイスのバッテリー残量を確認する方法
Bluetoothデバイスのバッテリー残量は、iPhone上で簡単に確認できます。この機能を活用することで、バッテリー切れによる突然の音楽停止や通話の中断を防ぐことができます。
確認方法
- iPhoneのウィジェットを活用
ホーム画面を右にスワイプしてウィジェット画面を表示し、「バッテリー」ウィジェットを追加します。このウィジェットに接続されているBluetoothデバイスのバッテリー残量が表示されます。 - コントロールセンターで確認
iPhoneのコントロールセンターを開き、接続中のBluetoothデバイスが表示されている場合、バッテリー残量も一緒に確認することができます。 - Bluetoothデバイスのアプリを使用
多くのBluetoothデバイスには専用アプリがあり、そこで詳細なバッテリー情報やデバイスのステータスを確認することができます。