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受信した電波の「信号」が「干渉と雑音」に対してどれだけ強いかを比率で示す品質指標です。単位はdB(デシベル)で、値が大きいほど通信品質が良好とされます。電波の強さが十分でも、SINRが低いと通信速度が出にくいことがあります。
詳しい解説
SINR(Signal to Interference plus Noise Ratio)は、受信した電波に含まれる「目的の信号」が、「干渉波と雑音の合計」に対してどれくらい強いかを比率で示す品質指標です。日本語では「信号対干渉雑音比」などと訳されます。
単位にはdB(デシベル)が使われ、値が大きいほど、雑音や干渉に埋もれずに信号を受信できている=通信品質が良い状態を意味します。一般的には「20dB以上なら良好」「0dB付近やマイナスの値では通信が不安定になりやすい」といった目安が使われることがありますが、あくまで参考値で、評価の基準は環境や機器によって異なります。
4G LTEや5Gなどのモバイル回線を利用するホームルーターやスマートフォンの電波品質を確認する場面でよく登場します。似た指標のRSRPが「電波の強さ」を表すのに対し、SINRは「電波のきれいさ」を表す点が異なり、RSRPが十分でもSINRが低ければ通信速度が出ない、ということが起こり得ます。
ホームルーターの中には、管理画面でSINRの数値を確認できる機種があります。数値が低い場合は、ルーターを窓際に移動する、他の電子機器から離すといった設置場所の見直しで改善するケースがあります。
なお、SINRが表示されるかどうかや項目名、確認手順は機種や通信事業者によって異なります。詳しくはお使いの機器の取扱説明書や公式サイトの最新情報をご確認ください。
ホームルーター経由のネットが遅いので管理画面を開いたところ、電波の強さ(RSRP)は十分なのに、SINRだけが低い数値になっていました。ルーターを他の家電から離して窓際に移動するとSINRが改善し、動画の途切れも減りました。このように、SINRはルーターの置き場所を調整するときの手がかりになる指標です。数値の見方は、お使いの機種の説明書もあわせて確認すると安心です。
別の呼び方
Signal to Interference plus Noise Ratio
信号対干渉雑音比
エスアイエヌアール
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