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Braveブラウザの使い方と広告ブロック設定
「広告がうるさい」「ブラウジングが遅い」「個人情報がどんどん収集されている気がする」——こうした悩みを一気に解決してくれるブラウザがBrave(ブレイブ)です。
Braveは2016年に登場したプライバシー重視のブラウザで、広告を標準でブロックし、ページ読み込みを大幅に高速化します。さらに「Brave Rewards」という独自の報酬システムで、広告を見ることでBAT(Basic Attention Token)という仮想通貨を獲得することもできます。本記事では、Braveの使い方・設定から移行方法まで徹底解説します。
この記事でわかること
- Braveの特徴と主要ブラウザとの比較
- BraveのインストールとWindows/Mac/スマホへの初期設定
- Shields(広告ブロック)の詳細設定方法
- Brave Rewardsの仕組みと始め方
- ChromeからBraveへの移行方法(ブックマーク・拡張機能)
- BraveでYouTubeが再生できない・止まる時の直し方
- よくある問題と解決方法

Braveとは?主要ブラウザとの比較
Braveは、Mozilla(Firefoxの開発元)の共同設立者であるBrendan Eich氏が2016年に設立した会社が開発したオープンソースブラウザです。ChromiumをベースにしているためChromeと高い互換性を持ちながら、プライバシー保護機能を大幅に強化しています。
主要ブラウザ徹底比較
| 項目 | Brave | Chrome | Firefox | Edge |
|---|---|---|---|---|
| 開発元 | Brave Software | Mozilla財団 | Microsoft | |
| ベース | Chromium | Chromium | Gecko(独自) | Chromium |
| デフォルト広告ブロック | あり(Shields) | なし | なし | なし |
| ページ読み込み速度 | 最速クラス | 速い | 速い | 速い |
| プライバシー保護 | 最高クラス | 低い | 高い | 中程度 |
| Chrome拡張機能の対応 | 完全対応 | 完全対応 | 一部対応 | 完全対応 |
| 報酬システム | あり(Brave Rewards) | なし | なし | なし |
| 内蔵VPN | あり(有料) | なし | なし | なし |
| Torブラウジング | プライベートウィンドウで可能 | なし | なし | なし |
Braveが特に優れている点
- 広告ブロックが標準搭載:インストール直後から広告なしで閲覧できる
- ページ読み込みが速い:広告・トラッカーを読み込まないため、体感でChromeより20〜30%速い
- Chrome拡張機能が使える:ChromeウェブストアからそのままインストールできるためChromeからの移行が容易
- BATで収益化:自分の意思でプライバシー配慮型の広告を見ることでBAT(仮想通貨)を獲得できる
- Torプライベートウィンドウ:最高レベルの匿名ブラウジングが可能(上級者向け)
Braveのインストールと初期設定
Windows/MacへのBraveインストール手順
- Brave公式サイト(brave.com)にアクセス
- 「Braveをダウンロード」ボタンをクリック
- OSに合ったインストーラーが自動でダウンロードされる
- ダウンロードしたファイルをダブルクリックしてインストール開始
- 画面の指示に従ってインストール完了(数分で完了)
スマートフォンへのインストール
- iPhone(iOS):App Storeで「Brave Browser」を検索してインストール
- Android:Google Playで「Brave – Private Web Browser」を検索してインストール
初回起動時の設定
Braveを初めて起動すると、いくつかの設定画面が表示されます。
- デフォルトブラウザに設定:「デフォルトに設定」をクリックするとシステムのデフォルトブラウザになる(後から変更も可能)
- データのインポート:Chromeなどから移行する場合はここでインポートを実行(後述の移行ガイド参照)
- 検索エンジンの選択:デフォルトはBrave Search。プライバシー重視の方にはそのままで問題なし。Google派はGoogleに変更可能
- Brave Rewardsの設定:広告でBATを獲得したい場合はここで有効化(スキップしても後から設定可能)
Braveの初期設定として必ず変更したい項目
- 右上のメニュー(三本線)→「設定」を開く
- 検索エンジン:好みに合わせてBrave Search、DuckDuckGo、Googleから選択
- 新しいタブページ:「背景画像を表示する」でBraveの綺麗な背景を楽しめる
- 外観:ダークモードをオンにすると目が疲れにくい
Shields(広告ブロック・プライバシー保護)の詳細設定
Braveの最大の特徴がShields(シールド)機能です。Shieldsは、広告・トラッカー・フィンガープリントを自動でブロックするBrave独自の保護システムです。
Shieldsのデフォルト動作
インストール直後から以下がデフォルトでブロックされます。
- 広告・トラッカー(標準モード)
- クロスサイトクッキー
- フィンガープリント(標準モード)
- HTTP接続のHTTPSへのアップグレード
- 悪意のあるスクリプト
サイトごとのShields設定を確認・変更する方法
- 任意のウェブサイトを開く
- アドレスバー右側の「ライオンのアイコン(Brave Shields)」をクリック
- Shieldsの状態(オン/オフ)と各項目のブロック数が表示される
- 個別にオン/オフの切り替えが可能
グローバルShields設定の変更方法
すべてのサイトに適用されるデフォルト設定を変更するには:
- 設定(三本線メニュー)→「シールド」を開く
- 各項目を好みに合わせて設定
Shields設定の詳細オプション
| 設定項目 | 推奨設定 | 説明 |
|---|---|---|
| トラッカーと広告をブロック | すべてのトラッカーと広告をブロック | 既定ではブロックされないサイト自身の広告(1st Party広告)まで含めてブロックします。サイトの表示が崩れたら一段戻します |
| 接続をHTTPSにアップグレード | 厳格 | HTTPSが使えない場合はブロック |
| フィンガープリンティングブロック | 有効のまま(既定) | Braveは既定でブロックします。かつてあった「厳格」モードはBrave 1.64で廃止され、現在は有効・無効の切り替えです |
| クッキー制御 | サードパーティのクッキーをブロックする | 全てのクッキーをブロックするとログインに支障が出ることがあります |
| スクリプトのブロック | オフ(または必要時のみオン) | オンにするとサイトが動作しないことが多い |

Brave Rewardsの仕組みと始め方
Brave Rewardsは、プライバシーを守りながら広告を見ることでBAT(Basic Attention Token)という仮想通貨を獲得できる仕組みです。広告主から直接報酬を受け取れる革新的なモデルです。
Brave Rewardsの仕組み
- Brave Rewardsを有効にする
- Braveのプライバシー配慮型広告(通知や新規タブページに表示)が表示される
- 広告を見るたびにBATを獲得(月ごとに付与)
- 獲得したBATはクリエイターへのチップとして送れる、または換金・保持できる
通常の広告モデルとの違い
| 比較項目 | 従来の広告モデル | Brave Rewards |
|---|---|---|
| 個人情報の扱い | サーバーで収集・分析 | 端末内でのみ処理(サーバーに送らない) |
| 広告収入の受け取り | 広告主→プラットフォーム(70%)→あなた(0%) | 広告主→あなた(70%)→Brave(30%) |
| 広告の表示方法 | サイトのコンテンツ内に割り込み | OS通知形式でコンテンツを邪魔しない |
| 表示頻度 | 際限なく表示 | 1時間に最大10件まで(設定可能) |
Brave Rewardsの始め方
- 右上の「三角形のBATアイコン」またはメニュー→「Brave Rewards」をクリック
- 「Brave Rewardsを開始する」をクリック
- 利用規約を確認して有効化
- 広告の表示頻度を設定(1時間あたり1〜10件)
- 以後、Braveの通知として広告が表示され、クリックするとBATを獲得
獲得したBATを換金・活用する方法
- クリエイターへのチップ:YouTuber・ブログ・Twitterクリエイターに寄付できる
- Geminiウォレットと連携:GeminiアカウントとBraveウォレットを連携すると換金が可能(本人確認が必要)
- Uphold連携:Uphold(暗号通貨取引所)と連携する方法も
注意:BATの換金・仮想通貨取引には税務上の対応が必要な場合があります。換金する場合は税理士や税務署に確認することをおすすめします。
Brave Rewardsを使わない場合
Brave Rewardsは完全にオプションです。有効にしなくても、Shieldsによる広告ブロック・プライバシー保護機能はすべて使えます。報酬や仮想通貨に興味がない方はオフのままで問題ありません。
ChromeからBraveへの移行方法
Braveへの移行は非常に簡単です。ChromeのブックマークやパスワードをBraveに引き継げます。
ブックマーク・パスワードのインポート手順
- Braveの右上メニュー(三本線)→「ブックマーク」→「ブックマークとその他のデータをインポート」をクリック
- インポート元として「Google Chrome」を選択
- インポートしたいデータにチェックを入れる:
- 閲覧履歴
- ブックマーク/お気に入り
- 保存されたパスワード
- 保存された住所
- 「インポート」ボタンをクリック
- 完了メッセージが表示されたらインポート成功
Chrome拡張機能をBraveで使う方法
BraveはChromiumベースなので、ChromeウェブストアからChromeの拡張機能をそのまま使えます。
- Braveのアドレスバーに
https://chrome.google.com/webstore/と入力してEnter - ChromeウェブストアがBrave上で開く
- 使いたい拡張機能を検索して「Chromeに追加」をクリック
- 確認ダイアログで「拡張機能を追加」をクリック
- BraveにChromeの拡張機能がインストールされる
Googleアカウントとの連携
BraveはChromeのGoogle同期機能に対応していませんが、以下の方法でGoogleサービスは引き続き使えます。
- GmailやGoogleカレンダーはWeb版を使う
- ブックマークはGoogleドライブにHTMLでエクスポートしてからインポートする方法も
- パスワードはBitwardenなどのパスワードマネージャーを使うと複数ブラウザで共有できる
デフォルト検索エンジンの設定
- 設定→「検索エンジン」を開く
- 「アドレスバーで使用する検索エンジン」から選択
- 選択肢:Brave Search(推奨)、Google、DuckDuckGo、Bing など
プライバシーを重視するならBrave SearchまたはDuckDuckGoがおすすめです。日本語検索の精度はGoogleが高いため、検索精度を優先したい場合はGoogleを選んでもよいでしょう。
BraveでYouTubeが再生できない・止まる時の直し方
動画の枠が黒いまま進まない、読み込みがぐるぐる回り続ける、再生できても数秒で止まる。こうした症状は、Braveの広告ブロック機能であるShieldsとYouTube側の作りがかみ合わなくなったときに起こります。ここではBrave特有の原因だけを、確認する順に並べます。
先にお断りしておきます。この記事では、広告ブロックの検知をすり抜けるためのカスタムフィルタや裏技は一切扱いません。扱うのは、Braveが公式に案内しているフィルターリストの更新までです。
手順1. まずそのサイトだけShieldsをオフにして切り分ける
最初にやるのは修理ではなく切り分けです。YouTubeを開いた状態でアドレスバー右側のライオンのアイコン(Brave公式ヘルプによると、Shieldsが有効なときはオレンジ、無効なときはグレーで表示されます)をクリックし、Shieldsのスイッチをオフにして、ページを再読み込みしてください。公式ヘルプによれば、この操作で無効になるのはアクセス中のサイトだけです。Android版でも同じく、ライオンマークからShieldsを無効にして再生を確認する手順が公式に案内されています。
ここで再生できたなら、原因はShieldsのブロックだと確定します。ただし、ここで終わりにしないでください。Brave公式も、Shieldsを無効にするとブロックされるはずのトラッカーやフィンガープリンティングも機能することになる、と注意を促しています。手順2でフィルターリストを更新し、Shieldsを戻した状態で見られるところまで持っていくのが本来の直し方です。
手順2. Brave本体の更新と、フィルターリストの更新は別ものです
ここがこの症状のいちばんの勘所です。Braveを最新版にしたから大丈夫、とは限りません。Brave本体の更新は自動で受け取り、再起動したときに適用されます。いっぽうShieldsが使うフィルターリスト(何をブロックするかを書いたルールの一覧)には、公式ヘルプで本体とは別に、手動で更新するボタンが用意されています。同じ「更新」でも系統が違うのです。
Braveの広告・トラッカーブロックは、EasyList・EasyPrivacy・uBlock Originといった外部のリスト保守者の成果をもとにしている、とBrave公式が説明しています。サイト側の作りが変われば、リストのほうも追いかけて更新されます。Brave公式(日本語)も、表示が崩れる問題への対応として「フィルターリストの調整でなるべくShieldsが有効なまま」Webサイトが閲覧できるようにしている、と書いています。手元のリストが古いままなら、その調整の成果がまだ届いていない可能性があります。
リストは自動で受け取る仕組みですが、待たずに手元で更新できます。場所は端末ごとに違います。
| 端末 | たどる場所 | 押すボタン(英語表記) |
|---|---|---|
| パソコン(Windows・Mac) | 三本線メニュー →「設定」→ Shieldsセクションの「コンテンツフィルター」 ( brave://settings/shields/filters を直接開いてもかまいません) |
フィルターリストを更新するボタン(Update lists) |
| Android | 設定 →「Brave Shields&プライバシー」→ コンテンツフィルター(Content filtering) | 画面右上の更新ボタン(UPDATE) |
| iPhone・iPad(iOS) | 「・・・」メニュー →「すべての設定」→「Shieldsとプライバシー」→ コンテンツフィルター(Content Filtering) | リストを更新するボタン(Update Lists) |
ボタンの日本語表記について。更新ボタンの名前を示しているのはBrave公式の英語版ヘルプで、日本語版ヘルプには記載がないため英語表記を併記しました。言語設定やバージョンで表記は変わりますので、コンテンツフィルターの画面のなかにある更新のボタン、という位置で探してください。なお brave://settings/shields/filters を直接開く方法は、公式ヘルプではデスクトップ版についてのみ案内されています。AndroidとiPhoneはメニューをたどってください。
更新が終わったら、手順1でオフにしたShieldsを元に戻し、再読み込みして再生できるか確認します。
Android版で追加で試せること。Brave公式(日本語)には、Androidで動画が再生できないときの確認項目をまとめた記事があります。Playストアで最新版に更新するほか、「バックグラウンドでの動画再生」をいったん無効にする、YouTubeを開いた状態で「PC版サイト」にチェックを入れる、といった項目です。独自機能を止める項目も含まれますが、公式自身が原因の切り分けとして一度試してほしい、と書いています。
手順3. Shieldsを全部切る前に、一段ずつ緩めて原因を特定する
この記事の前半では強めの設定をおすすめしていますが、YouTubeが見られないときだけは一時的に緩め、どの保護が引っかかっているのかを特定します。終わったら必ず元に戻してください。以下はパソコン版のShieldsパネル(ライオンのアイコンをクリックして開くパネル)での操作です。
先に表示を切り替えてください。Shieldsパネルには「シンプルビュー」と「詳細表示」があり、Brave公式ヘルプによれば、シンプルビューには細かなShields設定を変更するためのコントロールがありません。以下の項目が見当たらない場合は、詳細表示に切り替えてから探してください。
- トラッカーと広告をブロック:「すべてのトラッカーと広告をブロック」を選んでいると、公式の説明どおり、そのサイト自身が出している広告(1st Party広告)まで含めてブロックされます。ここを一段弱い設定へ戻して再読み込みします。
- フィンガープリンティングブロック:Braveは既定でフィンガープリンティングをブロックします。これが原因で動かない場合は、公式ヘルプのとおり、フィンガープリンティングブロックの右側の矢印をクリックすると個々の項目が表示され、1つずつ切り分けられます。
- スクリプト制御:既定ではJavaScriptはすべてのサイトで有効です。Brave公式も、スクリプトブロックを行うと多くのサイトが正しく動作しなくなる、と明記しています。自分でオンにした覚えがあるなら最後にここを確認します。
1つ変えたら1回再読み込みします。まとめて変えると、どれが効いたのか分からないまま設定だけが弱くなります。
手順4. 広告ブロックの拡張機能を重ねて入れていませんか
見落としやすいのがこれです。Braveに、さらにuBlock OriginやAdGuardのような広告ブロック系の拡張機能を入れていると、Shieldsをオフにしても拡張機能が残っているため症状が変わりません。Brave公式(日本語)は、これらについてManifest V2拡張機能のサポートを継続すると書いており、Chromeから移ってそのまま使っている方もいます。
同じ公式ヘルプは、Brave Shieldsを使用しているならこれらの広告ブロック拡張機能は特段必要ではない、とも書いています。確認と無効化は、Windows・Macなら三本線メニューから「拡張機能」を選ぶか、アドレスバーに brave://extensions/ と入力して開きます。公式ヘルプによれば、有効・無効はトグルスイッチで切り替えられ、「削除」をクリックすると拡張機能を消せます。YouTube公式ヘルプにも、広告ブロッカーの拡張機能をYouTubeで無効にする手順が案内されています。
手順5. YouTube公式の見解と、選べる3つの道
YouTubeヘルプの「視聴している動画で広告を許可する」には、「YouTube 広告をブロックすると、YouTube の利用規約に違反することになります。」「広告ブロッカーの使用を続けると、動画の再生がブロックされることがあります。」と書かれています。そのうえで、広告を許可するか、YouTube Premiumに登録するよう案内されています。
ここから先はご自身の判断です。(1) 広告を許可する(手順1のとおり、そのサイトだけShieldsをオフにする)。(2) YouTube Premiumに登録する。(3) このまま使い、再生がブロックされることがあると理解しておく。当サイトはどれかをおすすめしません。YouTube公式ヘルプの原文を読んだうえでお決めください。
手順6. Braveでも直らないときは、ブラウザ共通の原因を疑う
ここまでのBrave特有の確認をひと通り試しても変わらないなら、原因はBraveの外にあります。回線・端末・YouTube側など、ブラウザを問わず起きる原因と対処は次の2本にまとめています。
更新しても表示が崩れたままなら、Braveへ報告できます。Brave公式ヘルプによると、パソコン版は三本線メニューの「ヘルプ」から「サイト表示の不具合を報告」、iOS版は「・・・」メニューの「表示が崩れたサイトを報告」です。
よくある問題と解決方法(FAQ)
Q1. Shieldsをオンにしたらサイトが正常に表示されない
A. 特定サイトでShieldsが干渉している場合は、そのサイトのみShieldsを無効にできます。
- 該当サイトを開いてアドレスバーのライオンアイコンをクリック
- 「Shieldsはオンです」のスイッチをクリックして「オフ」にする
- ページをリロードする
- 問題が解決したら、それで終わりにせず「BraveでYouTubeが再生できない・止まる時の直し方」の手順2を見て、フィルターリストを更新してからShieldsを戻せないか試す(Brave公式も、Shieldsを無効にするとトラッカーやフィンガープリンティングも機能してしまうと注意しています)
Q2. 動画サイト(YouTube、Netflix等)が再生できない
A. サービスによって原因が違うので、2つに分けて確認してください。
YouTubeの場合。上の「BraveでYouTubeが再生できない・止まる時の直し方」を手順1から順に確認してください。Shieldsをオフにしたままにせず、フィルターリストを更新してShieldsを戻すところまで書いています。
Netflix・Hulu・Amazonプライムビデオなどの場合。これらは著作権保護(DRM)のかかった動画を配信しており、BraveではWidevineという部品を有効にしないと再生できないことがあります。Brave公式ヘルプによれば、WidevineはBraveでは既定で無効になっています。切り替えは brave://settings/extensions(メニュー →「設定」→「拡張機能」→ Widevine)で行います。有効にするとGoogleの利用規約に同意したことになる、という注意も公式に明記されていますので、内容を確認してから判断してください。有効にしても再生できない場合は、同じ画面でWidevineをいったん無効にしてから有効に戻す手順が公式に案内されています。
ここまでで直らないときに初めて、そのサイトだけShieldsをオフにして再読み込みします。直ったら、フィルターリストを更新してからShieldsを戻してください。
Q3. Brave RewardsのBATが増えない・表示されない
A. BATの付与は月次処理のため、すぐには反映されません。
- 広告が表示されるには通知が許可されている必要がある(ブラウザの通知設定を確認)
- 日本での広告表示は英語圏より少ない場合がある
- 月末〜月初の処理完了後にBATが付与される
- 「Brave Rewards」ページで「今月の獲得数」を確認できる
Q4. ChromeのパスワードをBraveにインポートできない
A. Chromeのパスワードをファイルとしてエクスポートしてからインポートする方法があります。
- Chrome設定→「パスワード」→「パスワードをエクスポート」でCSVファイルを保存
- Braveの設定→「パスワードとその他のデータのインポート」→「ファイルから」でCSVを選択
- インポート完了後、CSVファイルは安全な場所に保管するかすぐに削除する(パスワードが平文で記載されているため)
Q5. Braveでログインできないサイトがある
A. クッキー設定が原因の場合がほとんどです。
- ライオンアイコン(Shields)をクリック
- 「クッキー制御」を「サードパーティのクッキーをブロックする」に変更する(「全てのクッキーをブロック」を選んでいると、ログイン状態を保てないサイトがあります)
- それでも解決しない場合は、そのサイトのShieldsをオフにする
Q6. BraveのTorプライベートウィンドウとは?
A. TorはThe Onion Routerの略で、通信を複数の中継サーバーを経由させて匿名化するネットワークです。
- メニュー→「Torでプライベートウィンドウを開く」から起動
- IPアドレスや位置情報を隠せる最高レベルの匿名ブラウジング
- 通信が複数サーバーを経由するためページ読み込みは遅くなる
- 日常的な利用には不向き。特に高いプライバシーが必要なときだけ使用する
- 違法コンテンツへのアクセスには使用しないこと
Q7. BraveはChromeより本当に速いの?
A. はい、一般的なウェブサイトではChromeより速い傾向があります。
- 広告・トラッカーをブロックするため、読み込むリソース数が大幅に減少
- 広告の多いニュースサイトでは特に体感速度の差が大きい
- BenchmarkでもBraveはChromeと同等か上回ることが多い(Chromiumベースのため)
- スマホでの電池消費も広告ブロックにより節約できる
Braveをより便利に使うための追加設定
Brave Search(ビルトイン検索エンジン)の特徴
BraveはGoogleやBingのインデックスに依存しない独自の検索エンジン「Brave Search」を開発しました。
- 検索履歴をGoogleに送らない
- 検索結果がGoogleの影響を受けない(独立したインデックス)
- 日本語検索にも対応(2024年以降改善が続く)
- 完全無料で利用可能(Brave Searchプレミアムもあり)
Brave Walletの設定
Braveには仮想通貨ウォレットが内蔵されています。DeFi(分散型金融)やNFTを扱う方には便利な機能です。
- メニュー→「Brave Wallet」を選択
- 「新しいウォレットを作成」または「既存のウォレットをインポート」を選択
- リカバリーフレーズ(12または24単語)を安全な場所にメモして保管
注意:リカバリーフレーズは絶対に他人に見せないこと。紛失すると資産が永久に取り出せなくなります。
まとめ:Braveで快適なプライバシー重視ブラウジングを
Braveは「広告をブロックしながら、プライバシーを守りながら、Chromeと同じ拡張機能が使える」という三拍子揃ったブラウザです。今回のポイントを振り返ります。
- 移行のしやすさ:ChromeベースのためChrome拡張機能・ブックマーク・パスワードをそのまま移行できる
- Shields:インストール直後から広告・トラッカーをブロック。設定なしで効果を発揮
- 速度向上:広告ブロックにより読み込みが体感で速くなる
- Brave Rewards:必要に応じてBATで報酬を得るオプション機能
- Torプライベートウィンドウ:最高レベルの匿名ブラウジングが必要な時に活用
まずはインストールしてChromeのブックマークをインポートするだけで、今日から使い始めることができます。プライバシーと速度の両方を向上させたい方に、Braveは間違いなく一度試してみる価値があるブラウザです。
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