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【2026年最新版】MacのAutomator完全ガイド|ワークフロー作成・ファイル一括処理・自動化術

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📑 この記事の目次(タップで開く)
  1. 【2026年最新版】MacのAutomator完全ガイド|ワークフロー作成・ファイル一括処理・自動化術
  2. Automator とは?基礎知識
  3. Automator の種類(ドキュメントタイプ)
  4. Automator の基本的な使い方
  5. 初心者向け実用ワークフロー5選
  6. Automator の便利なアクション一覧
  7. Shortcuts(ショートカット)アプリとの違いと使い分け
  8. Automator のトラブルシューティング
  9. よくある質問(FAQ)
  10. まとめ

【2026年最新版】MacのAutomator完全ガイド|ワークフロー作成・ファイル一括処理・自動化術

「毎日同じ操作を繰り返している」「大量のファイルを一つひとつ手動でリネームしている」「PDFを何枚も結合するのが面倒」——そんな繰り返し作業を自動化できるのが、macOS 標準搭載の Automator(オートメーター) です。

Automator はプログラミング不要で使える自動化ツールです。アクションと呼ばれるブロックをドラッグ&ドロップで組み合わせるだけで、複雑な処理を自動実行するワークフローを作成できます。

この記事では、Automator の基本的な使い方から実用的なワークフロー例、新しい「ショートカット」アプリとの使い分けまでを徹底解説します。初心者でもすぐに使えるよう、具体的な操作手順を画面の流れに沿って説明しています。

MacのAutomatorで種類を選びアクションを追加して実行して確認する流れをまとめた日本語画像

この記事でわかること

  • Automator の種類(ワークフロー・アプリケーション・フォルダアクションなど)と使い分け
  • ワークフローの作成手順と基本操作
  • 初心者向け実用ワークフロー5選(ファイルリネーム・PDF結合・画像変換など)
  • Shortcuts(ショートカット)アプリとの違いと使い分け方
  • Automator でよくあるトラブルの対処法

Automator とは?基礎知識

Automator は、Apple が macOS Tiger(2005年)から標準搭載しているビジュアルプログラミングツールです。コードを書かなくても、GUIのブロックを並べるだけで処理を自動化できます。

Automator でできること

カテゴリ 自動化できる作業の例
ファイル操作 一括リネーム・コピー・移動・フォルダ整理
PDF処理 複数PDFの結合・ページの抽出・透かし追加
画像処理 一括リサイズ・フォーマット変換(HEIC→JPEG等)・トリミング
テキスト処理 クリップボードの変換・テキスト整形・翻訳
システム操作 アプリの起動・ウインドウ配置・音量調整
Web・メール Safariのブックマーク処理・メールの一括送信
シェルスクリプト実行 ターミナルコマンドをGUI上でトリガー

Automator の種類(ドキュメントタイプ)

Automator では、新規作成時に7種類のドキュメントタイプから用途に合ったものを選びます。選択したタイプによって、ワークフローの実行方法や保存形式が異なります。

各タイプの特徴と使い分け

タイプ 特徴 おすすめの用途
ワークフロー Automator 内でのみ実行可能 テスト・学習用途
アプリケーション .app形式で保存。ダブルクリック実行可能 ドラッグ&ドロップ処理・頻繁に使うルーティン
クイックアクション Finder の右クリックメニューやTouch Barに追加 選択ファイルへの処理・右クリックからの一発実行
フォルダアクション 指定フォルダにファイルが追加されたとき自動実行 受信フォルダの自動振り分け・自動変換
カレンダーアラーム カレンダーのアラームとして実行 定時実行タスク
イメージキャプチャプラグイン カメラ接続時に自動実行 写真取り込みの自動処理
プリントプラグイン 印刷ダイアログから実行 印刷前の自動処理

Automator の基本的な使い方

Step 1: Automator を起動する

Automator は Finder のアプリケーションフォルダに入っています。以下の手順で起動できます。

  1. Finder を開いて 「アプリケーション」 フォルダへ移動
  2. 「Automator」 をダブルクリックして起動
  3. または Spotlight(Command+Space)で「Automator」と入力して起動

Step 2: 新しいドキュメントを作成する

  1. Automator 起動後、「新規書類」 をクリック
  2. ドキュメントタイプを選択(例:「ワークフロー」)
  3. 「選択」 をクリック

Step 3: アクションを追加してワークフローを組む

Automator の画面は大きく3つのエリアに分かれています。

  • 左側のライブラリパネル: 使用可能なアクションの一覧(カテゴリ別に整理)
  • 中央のアクションリスト: 選択したカテゴリのアクション一覧
  • 右側のワークフローエリア: アクションをドロップして処理の流れを組み立てる場所

ワークフローの基本操作は以下の通りです。

  1. 左側から使いたいアクションを検索(上部の検索ボックスが便利)
  2. アクションをドラッグして右側のワークフローエリアにドロップ
  3. アクション内のパラメータ(設定値)を入力
  4. 複数のアクションを並べて「上から順に実行」する処理を作成
  5. Command+R または「実行」ボタンでテスト実行
  6. 問題なければ Command+S で保存

MacのAutomatorでファイルを受け取り処理を追加して結果を保存するアクション構成をまとめた日本語画像

初心者向け実用ワークフロー5選

ワークフロー1: ファイルの一括リネーム

「IMG_0001.jpg」「IMG_0002.jpg」……のような連番写真ファイルを「旅行_001.jpg」のようにまとめてリネームする操作です。

使用タイプ: ワークフロー または クイックアクション

手順:

  1. ドキュメントタイプを 「クイックアクション」 で新規作成
  2. 上部の「ワークフローの受け取るもの」を 「ファイルまたはフォルダ」 に設定
  3. アクション検索で「Finder項目の名前を変更」を検索してドロップ
  4. 変換方式を「テキストを追加」「テキストを置き換える」「日時を追加」などから選択
  5. プレフィックスとして「旅行_」を設定し、番号を追加
  6. Command+S で保存(名前例: 「ファイル一括リネーム」)

使い方: Finder でリネームしたいファイルを選択 → 右クリック → 「クイックアクション」→「ファイル一括リネーム」

ワークフロー2: 複数PDFの結合

複数のPDFファイルを1つのPDFに結合するワークフローです。スキャンした書類をまとめるのに便利です。

使用タイプ: アプリケーション

手順:

  1. ドキュメントタイプを 「アプリケーション」 で新規作成
  2. アクション「PDFを結合する」を検索してドロップ
  3. 次に「Finderに表示する」アクションを追加(結合後のファイルを確認するため)
  4. 保存先とファイル名を設定
  5. Command+S で「PDF結合.app」として保存

使い方: 結合したいPDFを「PDF結合.app」アイコンにドラッグ&ドロップ

ワークフロー3: 画像の一括形式変換(HEIC→JPEG)

iPhoneで撮影したHEIC形式の写真をJPEGに一括変換するワークフローです。Windowsや古いアプリでも開けるJPEGに変換できます。

使用タイプ: クイックアクション

手順:

  1. ドキュメントタイプを 「クイックアクション」 で新規作成
  2. 「ワークフローの受け取るもの」を「ファイルまたはフォルダ」に設定
  3. アクション「イメージタイプを変換」をドロップ
  4. 変換先タイプを 「JPEG」 に設定
  5. 必要に応じて「イメージのサイズを変更」アクションも追加
  6. Command+S で保存

ワークフロー4: フォルダアクションで自動ファイル振り分け

「受信ボックス」フォルダにファイルが入ったら、拡張子によって自動的に「画像」「PDF」「動画」フォルダに振り分けるワークフローです。

使用タイプ: フォルダアクション

手順:

  1. ドキュメントタイプを 「フォルダアクション」 で新規作成
  2. 上部でアクションを受け取るフォルダを指定(例: デスクトップの「受信ボックス」)
  3. 「Finder項目をフィルタ」アクションをドロップ
  4. 拡張子フィルタを設定(例: jpg、png、heicのいずれかに一致)
  5. 「Finder項目を移動」アクションをドロップして移動先(「画像」フォルダ)を指定
  6. PDF用・動画用の処理も同様に追加
  7. Command+S で保存

ワークフロー5: Webページのテキストを自動整形してメモに追加

Safari で選択したテキストを、整形してメモアプリに自動追加するワークフローです。調査のメモ取りが自動化できます。

使用タイプ: クイックアクション

手順:

  1. ドキュメントタイプを 「クイックアクション」 で新規作成
  2. 「ワークフローの受け取るもの」を「テキスト」に設定、アプリを「Safari」に指定
  3. 「テキストを整形」アクションをドロップして不要な空白・改行を除去
  4. 「メモに追加する」アクションをドロップ
  5. Command+S で保存(名前: 「選択テキストをメモに追加」)

使い方: Safari でテキストを選択 → 右クリック → 「サービス」→「選択テキストをメモに追加」

Automator の便利なアクション一覧

アクション名 カテゴリ できること
Finder項目の名前を変更 ファイルとフォルダ ファイル名の一括変更
Finder項目をフィルタ ファイルとフォルダ 条件でファイルを絞り込み
PDFを結合する PDF 複数PDFを1ファイルに結合
イメージタイプを変換 写真 画像形式の一括変換
イメージのサイズを変更 写真 画像の一括リサイズ
シェルスクリプトを実行 ユーティリティ ターミナルコマンドの実行
一時停止 ユーティリティ 指定秒数の待機
通知を表示 ユーティリティ 処理完了をポップアップ通知

MacのAutomatorで名前変更と画像変換とファイル移動とフォルダ監視のアクション例をまとめた日本語画像

Shortcuts(ショートカット)アプリとの違いと使い分け

macOS Monterey から「ショートカット」アプリが Mac に追加されました。Automator と似た機能を持ちますが、それぞれ得意分野が異なります。

比較項目 Automator ショートカット
操作の直感性 やや複雑(慣れが必要) 直感的でシンプル
Mac固有機能との連携 強い(Finder深い連携) 普通
iPhone/iPad との連携 不可 iCloud で同期
フォルダアクション あり なし
シェルスクリプト実行 あり あり(限定的)
Siri との連携 不可 可能
利用可能なmacOSバージョン macOS Tiger〜(全バージョン) macOS Monterey 以降
将来のサポート 現在もアップデート中 Apple が積極開発中

どちらを使えばいいか?

  • Automator が向いている場面: ファイルの一括処理・フォルダ監視による自動振り分け・Finder との深い連携・古い Mac での使用
  • ショートカットが向いている場面: iPhone・iPad と同じ自動化を Mac でも使いたい・Siri で起動したい・初心者でもわかりやすい UI を求める

両者は共存して使えるため、用途に応じて使い分けるのがベストです。

Automator のトラブルシューティング

症状 原因と対処法
アクションが見つからない 検索ボックスでキーワード検索。カテゴリが「一般」になっているか確認
実行しても何も起きない ワークフローの入力元が設定されているか確認。アクションの前にファイルを選択しているか確認
権限エラーが表示される システム設定 → プライバシーとセキュリティ → オートメーションで Automator のアクセスを許可
クイックアクションが表示されない Finder の「表示」→「ツールバーをカスタマイズ」でクイックアクションを追加。または右クリック→「クイックアクション」から確認
フォルダアクションが動かない Finder の「フォルダアクション設定」でアクションが有効になっているか確認。フォルダアクションが「有効」になっているか確認
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よくある質問(FAQ)

Q1. Automator は完全に無料ですか?

はい。Automator は macOS に標準搭載されており、追加費用は不要です。Mac を購入した時点ですぐに使えます。App Store からのインストールも不要です。

Q2. プログラミング知識がなくても使えますか?

はい。基本的な使い方ではコードを書く必要はありません。アクションをドラッグ&ドロップして並べるだけで自動化ができます。ただし「シェルスクリプトを実行」アクションを使う場合は Terminal コマンドの知識が必要です。

Q3. Automator で作成したアプリを他の Mac で使えますか?

アプリケーション形式で保存した場合、別の Mac にコピーして使用できます。ただし、使用しているアクションが相手の Mac で利用可能であること、ファイルパスの設定(ハードコードした保存先など)が正しいことを確認してください。

Q4. Automator と AppleScript の違いは何ですか?

AppleScript は Mac 専用のスクリプト言語で、テキストコードを書いて Mac を制御します。Automator はノーコードのビジュアルツールで、より直感的です。Automator の「AppleScript を実行」アクションを使えば、両者を組み合わせることもできます。より複雑な処理は AppleScript で書き、Automator のワークフローから呼び出すといった使い方も可能です。

Q5. Automator は最新の macOS Sequoia でも使えますか?

はい。macOS Sequoia(15)でも引き続きサポートされています。ただし Apple はショートカットアプリを中心に自動化機能を発展させており、将来的には Automator のサポートが縮小される可能性もあります。新しく学ぶならショートカットアプリも並行して習得しておくことをおすすめします。

まとめ

Automator は Mac ユーザーが繰り返し作業を自動化するための強力なツールです。プログラミング不要で使えるため、ITの専門知識がない方でも活用できます。

  • 7つのドキュメントタイプ: 用途に合わせてワークフロー・アプリ・クイックアクション・フォルダアクションなどを使い分け
  • 実用ワークフロー5選: ファイル一括リネーム・PDF結合・画像変換・フォルダ自動振り分け・テキスト自動メモ追加
  • ショートカットとの使い分け: Mac固有処理はAutomator・iPhone連携やSiriにはショートカット
  • まず試すなら: クイックアクションで「ファイル一括リネーム」か「画像形式変換」が最も実感しやすい

毎日繰り返している手作業が1つでもある方は、ぜひ Automator での自動化を試してみてください。最初の1つのワークフローが完成したとき、その便利さを実感できるはずです。

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