※本ページにはプロモーション(広告)が含まれています
目的のサーバーまでの通信経路を順番に表示するネットワーク診断機能。遅延や障害箇所の切り分けに役立ちます。
詳しい解説
tracerouteは、自分の端末から目的のサーバーまでの間にあるネットワーク機器(ルーター)を一つずつ表示し、通信経路と各区間の応答時間を可視化するためのネットワーク診断機能です。Windowsでは類似機能として『tracert』という名前で提供されており、macOSやLinuxでは『traceroute』として標準搭載されています。
仕組みとしては、宛先までのパケットに対して『TTL(Time To Live)』という生存時間を1から順に増やしながら送信し、途中のルーターから返ってくる応答を集めることで経路を特定します。各ホップ(中継地点)ごとに名前と応答時間が表示され、どこで遅延が発生しているか、どの区間で通信が途切れているかを把握できます。
Webサイトに突然つながりにくくなったときや、海外サーバーへの接続が遅いとき、社内ネットワークから特定のサービスだけ届かないときなど、トラブルの切り分けに非常に役立ちます。途中の応答が『*(アスタリスク)』ばかりになる場合、その先のルーターが応答を返さない設定になっているか、経路が遮断されている可能性があります。
pingが『目的地まで届くか』を見る道具なら、tracerouteは『どの道順で届くか』を見る道具と言えます。両者を組み合わせることで、家庭内・プロバイダ・インターネット中継・サーバー側のどこに問題があるのかを論理的に判断しやすくなります。
海外のWebサイトが極端に重いときにtracerouteを実行すると、自宅ルーター、プロバイダ、海外回線、目的地サーバーといった経路ごとの応答時間が確認できます。海外区間で大きな遅延が出ていれば自宅側の問題ではないと判断でき、利用者側で頑張ってもどうにもならないと割り切れます。
別の呼び方
tracert
経路追跡
ネットワーク経路診断
minto.tech スマホ(Android/iPhone)・PC(Mac/Windows)の便利情報をお届け! 月間アクセス160万PV!スマートフォン、タブレット、パソコン、地デジに関する素朴な疑問や、困ったこと、ノウハウ、コツなどが満載のお助け記事サイトはこちら!