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【2026年最新版】macOS 26のアップデート後に画面収録の権限がリセットされる時の対処法【完全ガイド】
macOS 26にアップデートした直後から、ZoomやMicrosoft Teams、OBS Studioなどのアプリが突然「画面収録の権限がありません」というエラーを表示し、画面共有や画面録画ができなくなるトラブルが多発しています。「プライバシーとセキュリティ」の設定で権限を再度許可しても、アプリを再起動するたびにリセットされてしまう——そんな不可解な問題に悩んでいる方は少なくありません。
この問題はmacOS 26が採用した新しいプライバシーフレームワーク「TCC(Transparency, Consent, and Control)v4」に起因しており、アップグレード時に既存のTCCデータベースの一部が初期化されることで発生します。単純な再許可操作だけでは解決しないケースが多く、正しい手順を踏む必要があります。
本記事では、macOS 26アップデート後の画面収録権限リセット問題について、原因の詳細な解説から具体的な解決手順、再発防止策まで体系的に説明します。Zoom・Teams・OBS・Loom・Discord・QuickTime Playerなど主要アプリへの対処法も個別に解説しますので、ぜひ最後までお読みください。

この記事でわかること
- macOS 26アップデート後に画面収録権限がリセットされる根本原因
- TCCデータベースのリセット・修復手順(ターミナル操作含む)
- Zoom・Teams・OBS・Discordなどアプリ別の個別対処法
- 権限がグレーアウトして操作できない場合の解決策
- アップデート後に権限をリセットさせないための設定方法
- SIPやMDMが絡む場合の特殊対処法
macOS 26の画面収録権限問題とは何か——基礎から理解する
macOSの「TCC(プライバシー制御)」の仕組み
macOSはCatalinaから「TCC(Transparency, Consent, and Control)」と呼ばれるプライバシー保護フレームワークを強化し続けています。TCCは、マイク・カメラ・画面収録・フルディスクアクセスなどの「センシティブなリソース」へのアクセスをアプリが要求するたびに、ユーザーに許可を求めるシステムです。
TCCの設定はデータベースファイル(TCC.db)として保存されており、2か所に存在します。
- システムTCCデータベース:
/Library/Application Support/com.apple.TCC/TCC.db(管理者権限が必要) - ユーザーTCCデータベース:
~/Library/Application Support/com.apple.TCC/TCC.db(ユーザー権限で管理)
macOS 26では「TCC v4」へのメジャーアップデートが実施され、データベースのスキーマ(構造)が変更されました。このスキーマ変更に伴い、古い権限エントリが自動的に削除・無効化される場合があります。
macOS 26で追加されたプライバシー保護の強化点
macOS 26は特に画面収録(kTCCServiceScreenCapture)に関して以下の変更が加えられました。
| 変更項目 | macOS Sequoia以前 | macOS 26 |
|---|---|---|
| 権限の有効期間 | 永続 | 一部のアプリは90日で再確認 |
| アプリ署名検証 | 初回のみ | アップデートのたびに再検証 |
| サンドボックス外アプリ | 同等に処理 | 追加の審査フロー |
| MDM管理下の権限 | ユーザーが上書き可能 | MDMポリシーが優先 |
| 権限引き継ぎ(OS更新時) | ほぼ全権限を引き継ぎ | 署名が変わると再要求 |
特に「アプリ署名検証」の強化が問題の主因です。アプリ開発者がmacOS 26向けにアプリをアップデートすると署名が変わります。macOS 26はこの署名変更を「別のアプリ」として扱い、既存のTCC権限を無効化します。その結果、ユーザーは再度権限を付与しなければなりません。
よく見られる症状のパターン
macOS 26アップデート後の画面収録権限問題には、いくつかのパターンがあります。
- パターンA: 設定で許可したのにアプリ起動のたびに「権限がありません」と言われる
- パターンB: 「プライバシーとセキュリティ」の画面収録リストにアプリが表示されない
- パターンC: リストにはあるが、トグルがグレーアウトしていて操作できない
- パターンD: 一度許可できたが、macOSを再起動するとリセットされる
- パターンE: 特定のアプリだけ問題が起きる(他のアプリは正常)
それぞれのパターンで原因と解決策が異なるため、本記事では各パターンに対応した手順を解説します。
原因の詳細解説——なぜアップデート後に権限がリセットされるのか
原因1: TCCデータベースのスキーマ移行失敗
macOS 26のインストーラーはTCCデータベースのスキーマを旧バージョンから新バージョンへ移行するマイグレーション処理を行います。このマイグレーションが何らかの理由(ストレージの断片化、ディスクI/Oエラー、インストール途中の中断など)で不完全に終了すると、特定のアプリの権限エントリが失われます。
原因2: コード署名の変更による権限無効化
AppleはmacOS 26でアプリのコード署名要件を強化しました。旧バージョンのmacOS向けに署名されたアプリは「レガシー署名」として扱われ、画面収録などのセンシティブな権限について再確認が求められます。ZoomやTeamsなどの頻繁にアップデートされるアプリは、独自のアップデートでコード署名が変わることでさらに問題が複雑化します。
原因3: Rosetta 2経由で動作するIntel版アプリ
Apple Silicon(M1/M2/M3/M4)のMacでIntel向けのアプリをRosetta 2で動作させている場合、アプリのバイナリパスとTCCデータベースの参照パスが不一致になることがあります。macOS 26ではこの参照方法が変更され、既存のRosetta用TCCエントリが無効化されるケースがあります。
原因4: SIPが有効でありTCCデータベースを保護している
System Integrity Protection(SIP)が有効な状態(通常は有効が推奨)では、システムTCCデータベース(/Library/Application Support/com.apple.TCC/TCC.db)への直接書き込みができません。そのため、一部の修復ツールや古いアドバイスにあるターミナルコマンドがSIPに阻まれて機能しない場合があります。
原因5: 企業・学校のMDM管理プロファイル
企業や学校のMacをMDM(Mobile Device Management)で管理している場合、MDMが画面収録の権限設定を制御していることがあります。macOS 26ではMDMポリシーがユーザーの手動設定より優先されるため、管理者に連絡せずに解決できないケースがあります。

基本的な対処法——まずここから試す
対処法1: システム設定から権限を再付与する
最もシンプルな方法として、まずシステム設定から権限を再付与します。ただし、macOS 26では手順が少し変わっています。
手順
- Appleメニュー(左上のリンゴマーク)→「システム設定」を開く
- 左サイドバーを下にスクロールして「プライバシーとセキュリティ」をクリック
- 右側の一覧から「画面収録とシステムオーディオ録音」をクリック
- 問題のあるアプリのトグルをオフにする(すでにオンになっている場合)
- アプリを完全に終了する(Dock右クリック→「終了」または Command+Q)
- 再度「画面収録とシステムオーディオ録音」に戻り、アプリのトグルをオンにする
- 「後で」ではなく「今すぐ再起動」または「終了して再起動」を選択した場合はアプリを再起動する
注意点: アプリが完全に終了していない状態でトグルを操作しても、変更が正しく保存されないことがあります。必ずアプリを終了してから操作してください。
対処法2: アプリ自体を再インストールする
コード署名の問題が原因の場合、アプリを最新バージョンに再インストールすることで解決するケースがあります。
手順(Zoomを例に)
- Zoomを完全に終了する
- 「システム設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「画面収録とシステムオーディオ録音」からZoomのエントリを削除(マイナスボタン)
- Finderで「アプリケーション」フォルダを開きZoomを削除(ゴミ箱へ)
~/Library/Application Support/zoom.us/を削除(設定ファイルのリセット)- zoom.usから最新版をダウンロードして再インストール
- 初回起動時に「画面収録を許可する」ダイアログが表示されるので許可
対処法3: Macを再起動してからTCCデーモンをリセットする
TCCデーモン(tccを管理するバックグラウンドプロセス)がキャッシュ状態で問題を起こしている場合、再起動で解消されることがあります。
- すべてのアプリを閉じる
- Appleメニュー→「再起動」を選択
- 「再ログイン時にウインドウを再び開く」のチェックを外す
- 再起動後、問題のアプリを起動して動作を確認
中級の対処法——基本手順で解決しない場合
対処法4: ターミナルからTCCデータベースをリセットする
macOS 26ではtccutilコマンドを使って特定サービスの権限をリセットできます。これはユーザーTCCデータベースのエントリを完全に削除し、アプリが次回起動時に改めて権限を要求するようにします。
特定アプリの画面収録権限だけリセットする場合
ターミナルを開き(Launchpad→「その他」→「ターミナル」または Spotlight で「ターミナル」検索)、以下のコマンドを実行します。
tccutil reset ScreenCapture com.zoom.xos
「com.zoom.xos」の部分はアプリのバンドルIDです。主要アプリのバンドルIDは以下のとおりです。
| アプリ名 | バンドルID |
|---|---|
| Zoom | com.zoom.xos |
| Microsoft Teams | com.microsoft.teams2 |
| OBS Studio | com.obsproject.obs-studio |
| Discord | com.ggame.Discord(またはcom.discord.Discord) |
| Loom | com.loom.desktop |
| Slack | com.tinyspeck.slackmacgap |
| Google Meet(ブラウザ) | com.google.Chrome |
| QuickTime Player | com.apple.QuickTimePlayerX |
バンドルIDがわからない場合は、以下のコマンドでアプリ名から調べられます。
osascript -e 'id of app "アプリ名"'
例: osascript -e 'id of app "Zoom"'
画面収録の全権限をリセットする場合(注意: すべてのアプリで再許可が必要)
tccutil reset ScreenCapture
このコマンドを実行すると、全アプリの画面収録権限が削除されます。次回起動時にアプリが権限を要求するので、必要なアプリを都度許可してください。
対処法5: TCCデータベースファイルを直接確認・修復する
SIPが有効な状態でもユーザーTCCデータベース(~/Library/Application Support/com.apple.TCC/TCC.db)にはアクセスできます。ただし、macOS 26では「フルディスクアクセス」をターミナルに付与している必要があります。
事前準備: ターミナルにフルディスクアクセスを付与
- 「システム設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「フルディスクアクセス」を開く
- 左下の「+」ボタンをクリック
- 「アプリケーション」→「ユーティリティ」→「ターミナル」を選択して追加
- ターミナルを再起動
TCCデータベースの内容を確認する
sqlite3 ~/Library/Application\ Support/com.apple.TCC/TCC.db "SELECT client, service, auth_value, auth_reason FROM access WHERE service='kTCCServiceScreenCapture';"
出力例:
com.zoom.xos|kTCCServiceScreenCapture|2|4
com.microsoft.teams2|kTCCServiceScreenCapture|0|0
auth_valueの値の意味:
2: 許可(allowed)0: 拒否(denied)1: 未決定(not determined)
問題のあるアプリが0になっている場合、以下のコマンドで2(許可)に変更できます。
sqlite3 ~/Library/Application\ Support/com.apple.TCC/TCC.db "UPDATE access SET auth_value=2 WHERE service='kTCCServiceScreenCapture' AND client='com.zoom.xos';"
注意: SQLiteによる直接編集は強力な手段ですが、データベースを破損させるリスクがあります。実行前に必ずバックアップを取ってください。
cp ~/Library/Application\ Support/com.apple.TCC/TCC.db ~/Desktop/TCC.db.backup
対処法6: セーフモードで起動してTCCを修復する
セーフモードはmacOSが起動時に実行するシステムチェック・クリーンアップ処理を含み、TCCキャッシュもクリアされます。
Apple Silicon(M1/M2/M3/M4)Macの場合
- Macをシャットダウン
- 電源ボタンを長押しし、「起動オプションを読み込んでいます」が表示されるまで押し続ける
- 起動ディスクを選択し、Shiftキーを押しながら「セーフモードで続ける」をクリック
- セーフモードで起動後、「システム設定」から画面収録権限を再設定
- 通常モードで再起動して問題が解決しているか確認
Intel Macの場合
- Macを再起動
- 起動音と同時にShiftキーを押し続ける
- ログイン画面が表示されたらShiftキーを離す
- 「セーフブート」と表示されていることを確認してログイン
高度な対処法——特殊なケースへの対処
対処法7: SIPを一時的に無効化してシステムTCCデータベースを修復する(上級者向け)
警告: SIPの無効化はセキュリティリスクを伴います。必ず作業後に再度有効化してください。企業・組織のMacでは実施しないでください。
一部の問題はシステムTCCデータベース(/Library/Application Support/com.apple.TCC/TCC.db)に起因しており、SIPを無効化しないとアクセスできません。
SIPを無効化する手順(Apple Silicon)
- Macをシャットダウン
- 電源ボタンを長押して「起動オプション」を表示
- 「オプション」をクリックしてリカバリーモードに入る
- メニューバーの「ユーティリティ」→「ターミナル」
csrutil disableを実行- Macを再起動
システムTCCデータベースを修復後、SIPを再有効化
- 同じ手順でリカバリーモードに入る
csrutil enableを実行- Macを再起動
対処法8: MDM管理のMacで画面収録権限を要求する
企業・学校のMDM管理下にあるMacでは、個人では権限を変更できない場合があります。以下の情報をIT管理者に伝えてください。
- 必要なアプリ名とバンドルID
- 必要な権限:
kTCCServiceScreenCapture - MDMプロファイルでの設定項目:
Privacy Preferences Policy Control→ScreenCapture: Allow
Jamf ProやCandleなどのMDMツールを使っている場合、管理者は「Privacy Preferences Policy Control」ペイロードで特定アプリへの画面収録を強制許可できます。
対処法9: アプリのバンドルIDが変更された場合の対処
macOS 26に対応したアプリのアップデートで、バンドルIDそのものが変更されたケースがあります(例: Microsoft Teamsがcom.microsoft.teamsからcom.microsoft.teams2に変更)。この場合、古いバンドルIDのTCC権限は新しいバンドルIDには引き継がれません。
対処法
- 古いバンドルIDのエントリをTCCから削除:
tccutil reset ScreenCapture com.microsoft.teams - 新しいバンドルIDのアプリを起動して権限を再要求させる
- 「システム設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「画面収録とシステムオーディオ録音」で新しいエントリを許可
アプリ別詳細対処法
Zoomの画面収録権限が毎回リセットされる場合
ZoomはmacOS 26への対応過程でバージョン5.17以降に大幅な内部変更が加えられており、TCCの扱い方が変わりました。
Zoom専用の対処手順
- Zoomを完全終了(Dockのアイコン右クリック→「終了」)
- ターミナルで以下を実行:
tccutil reset ScreenCapture com.zoom.xos - ターミナルで以下も実行:
tccutil reset ScreenCapture us.zoom.xos(古いバンドルIDのクリア) ~/Library/Application Support/zoom.us/内のsettings.xmlを削除- Zoomを再起動し、初回の権限要求ダイアログで「OK」をクリック
- 「システム設定」で権限がオンになっていることを確認
Microsoft Teamsの画面収録が機能しない場合
Microsoft TeamsはmacOS 26でElectronフレームワークのバージョンが変わり、画面収録の要求方法が変更されました。
Teams専用の対処手順
- Teamsをタスクマネージャー(アクティビティモニタ)で完全に終了させる
- ターミナルで実行:
tccutil reset ScreenCapture com.microsoft.teams2 ~/Library/Group Containers/UBF8T346G9.com.microsoft.teams/内のキャッシュをクリア- Teamsを再起動し、会議中に「画面を共有」を試みると権限ダイアログが表示される
OBS Studioで「画面キャプチャ追加時にエラーが出る」場合
OBS Studioはmacレート収録にScreenCaptureKit(Apple公式API)を使用しており、macOS 26での互換性に一部問題があります。
OBS専用の対処手順
- OBSを終了
- ターミナルで実行:
tccutil reset ScreenCapture com.obsproject.obs-studio - OBSを再起動し、「ソースを追加」→「画面キャプチャ」を追加すると権限ダイアログが表示される
- 権限を付与しても映像が表示されない場合: OBS設定→「ビデオ」→「レンダラー」を「Metal」から「OpenGL」に変更してみる
DiscordやSlackのビデオ通話で画面共有できない場合
DiscordとSlackはElectronベースのアプリのため、バンドルIDが特殊な場合があります。
バンドルIDの確認方法
osascript -e 'id of app "Discord"'
確認後、tccutil reset ScreenCapture [確認したバンドルID] を実行してください。

再発防止策——アップデート後に権限をリセットさせないために
予防策1: アップデート前にTCCデータベースをバックアップ
今後のmacOSアップデート前にTCCデータベースをバックアップしておくと、問題発生時に復元できます。
cp ~/Library/Application\ Support/com.apple.TCC/TCC.db ~/Documents/TCC_backup_$(date +%Y%m%d).db
このコマンドを定期的(例えば月1回)に実行しておくと安心です。
予防策2: アップデート後の確認チェックリストを作成する
macOSのメジャーアップデート後は、以下の権限を確認するルーティンを持つことをお勧めします。
- 「システム設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「画面収録とシステムオーディオ録音」
- 「マイク」と「カメラ」の権限も同時に確認
- 「フルディスクアクセス」が必要なアプリ(バックアップツールなど)の確認
予防策3: アプリを最新バージョンに保つ
macOS 26向けに更新されたアプリは、新しいTCCフレームワークに最適化されているため権限のトラブルが少なくなります。App Storeの「自動アップデート」を有効にするか、定期的に手動でアップデートを確認してください。
各対処法の比較と選択ガイド
| 対処法 | 難易度 | 効果 | リスク | 推奨場面 |
|---|---|---|---|---|
| システム設定から再許可 | 簡単 | 低〜中 | なし | 最初に試すべき |
| アプリ再インストール | 普通 | 中 | 設定リセット | 署名問題が原因の場合 |
| Mac再起動 | 簡単 | 低〜中 | なし | キャッシュ問題の場合 |
| tccutilコマンド | 普通 | 高 | 低 | 基本手順で解決しない場合 |
| TCCデータベース直接編集 | 難しい | 高 | 中(DB破損リスク) | コマンドで解決しない場合 |
| セーフモード起動 | 普通 | 中 | なし | キャッシュ・システム問題 |
| SIP無効化+DB修復 | 上級者 | 最高 | 高(SIP無効中) | 他の方法で解決しない場合 |
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よくある質問
Q: tccutilコマンドを実行したら「Operation not permitted」と表示されます
A: macOS 26ではターミナルに「フルディスクアクセス」が付与されていないと、一部のtccutilコマンドが拒否されます。「システム設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「フルディスクアクセス」にターミナルを追加してから再試行してください。
Q: 設定画面に「画面収録とシステムオーディオ録音」という項目がありません
A: macOS 26から名称が変更されました。旧バージョンでは「画面収録」という名称でしたが、macOS 26では「画面収録とシステムオーディオ録音」に変更されています。同じ設定画面内を上下にスクロールして探してみてください。
Q: トグルがグレーアウトしていて操作できません
A: 主に2つの原因が考えられます。①会社・学校のMDM管理プロファイルによって制限されている(IT管理者に連絡が必要)、②SIPによってシステムTCCが保護されている(対処法7を参照)。個人のMacなら対処法6(セーフモード)→対処法7(SIP無効化)の順で試してください。
Q: 問題のアプリが「画面収録とシステムオーディオ録音」のリストに表示されません
A: アプリが一度も画面収録を要求していない可能性があります。アプリを起動して画面共有・録画機能を実際に使おうとすると、権限要求ダイアログが表示されます。ダイアログが表示されない場合は、アプリがmacOS 26に対応していない可能性があるため、最新バージョンに更新してください。
Q: 権限を許可しても、次にMacを起動するとリセットされます
A: これはパターンDに分類される深刻な問題で、TCCデータベース自体が破損している可能性があります。まず対処法4(tccutilによるリセット)を試し、それでも解決しない場合は対処法5(TCCデータベースの直接修復)に進んでください。それでも再発する場合はAppleサポートへの相談を検討してください。
Q: 複数のユーザーアカウントがあるMacで一部のアカウントだけ問題があります
A: TCCデータベースはユーザーアカウントごとに独立して存在します(~/Library/Application Support/com.apple.TCC/TCC.dbの「~」はホームディレクトリ)。問題があるアカウントでログインして対処法4〜5を実施してください。
Q: OBSで画面収録はできるようになったが、音声が録音されません
A: macOS 26から「画面収録とシステムオーディオ録音」として統合されましたが、内部的には「ScreenCapture」と「AudioCapture」は別の権限として管理されています。OBSの音声設定を確認し、「システム設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「マイク」にもOBSが許可されているか確認してください。
Q: アップルシリコンMacとIntel Macで対処法が違うのはなぜですか
A: セーフモードの起動手順などは異なりますが、TCC権限の対処法(tccutilコマンドなど)はどちらでも同じです。主な違いは起動オプションへのアクセス方法で、Intel Macは起動時にキーを押すことで操作しますが、Apple SiliconのMacは電源ボタン長押しで起動オプション画面に入ります。
まとめ
macOS 26のアップデート後に画面収録の権限がリセットされる問題は、新しいTCC v4フレームワークとアプリのコード署名変更が主な原因です。多くの場合、以下の手順で解決できます。
- まず試すべき: システム設定から権限を再付与(アプリを完全終了してから)
- 効果が高い:
tccutil reset ScreenCapture [バンドルID]でTCC権限をリセット→アプリ再起動→再許可 - 根本解決: アプリを最新バージョンに再インストール
- 特殊ケース: セーフモード起動→TCCデータベース直接修復→(必要に応じて)SIP一時無効化
企業・学校のMDM管理下のMacは個人での解決に限界があるため、IT部門への相談が近道です。今後のmacOSアップデートに備えて、アップデート前のTCCデータベースバックアップを習慣化することを強くお勧めします。
問題が解決しない場合や上記の手順が難しいと感じる場合は、Apple正規サービスプロバイダーまたはAppleサポート(support.apple.com)への相談もご検討ください。
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