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WindowsからMacに移行した人がぶつかる壁と解決方法

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パソコン②

今回はWindowsかたMacに移行した場合に、操作方法の違いから、多くの人が最初に困ってしまうことと、その解決方法について紹介しています。
デザイン性やiPhoneやiPadとの連携などにより、Macのパソコンを利用する人が増えています。WindowsからMacに移行すると、WindowsとMacの操作性の違いにほとんどの方が始めは戸惑います。

今回、「ショートカットキーの違い」「ファンクションキーの違い」「日本語、英字入力の切り替え方法の違い」「小さい文字の入力の仕方の違い」「deleteとbackspaceキーの使い方の違い」「スクリーンショットの撮り方の違い」「Macでのマウス操作の違い」「初期設定の方法の違い」「アプリのアンインストール方法の違い」の9項目について紹介しています。

丁度、今のタイミングでWindowsからMacへ移行した方、これからMacへの移行を検討している方は、最初に戸惑う前に目を通していただき、スムーズに対応できるように予備知識として、ご覧になられておくことをオススメいたします。

この記事のまとめ

この記事のまとめ

この記事では、WindowsからMacに移行した際に、多くの人が戸惑う9つの操作方法の違いとその解決策を紹介しています。特に「ショートカットキー」「ファンクションキー」「日本語と英字の入力切り替え」「スクリーンショットの撮り方」「マウス操作」など、Windowsと異なる操作に焦点を当て、解説しています。初めてMacを使用する際に起こりがちな問題を具体的に解決し、スムーズに操作を習得できるようサポートする内容となっています。

WindowsからMacに移行した際に壁にぶつかる項目

◆ショートカットキーの違い

Windowsを使っている人がよく使うショートカットキーがあると思いますが、Macでショートカットキーを使う場合、少しやり方が変わります。

「Windowsの場合」全選択:Ctrl+A、コピー:Ctrl+C、ペースト:Ctrl+V、切り取り:Ctrl+Xですが、「Macの場合」commandキーがCtrlキーと同じ役割をします。そのため、全選択:command+A、コピー:command+C、ペースト:command+V、切り取り:command+X、となります。

◆ファンクションキーの違い

Windowsを使っているがよく使うファンクションキー(一番上段にあるFキー)。変換やブラウザ更新、変更など、様々な場面で使うことが多いファンクションキーですが、Macの場合は、一番上段はライトの明るさの調節だったり、ボリュームの調節ボタンだったりします。

では、Windowsのファンクションキーと同じようにMacでもファンクションキーを使いたい場合は、どうするかと言うと、一番下段のスペースキーから右に3つ目のボタン「fn」キーを押しながら、一番上段のキーを押すことでWindowsのファンクションキーと同じになります。

◆日本語、英字入力の切り替え方法の違い

日本語、英字入力を切り替える場合、Windowsでは、キーボード左上の半角/全角 漢字と書いてあるキーを使えば切り替えることができますが、Macでは、異なります。一番下段のスペースキーの左に「英数」、スペースキーの右に「かな」というキーがあります。「英数」キーを押すと、英数に切り替わり、「かな」キーを押すとかな入力に切り替わります。

◆小さい文字の入力の仕方の違い

Windowsで小さい文字の「ぃ」「ょ」などを入力する際は「li」「xi」などで入力することができますが、Macの場合、デフォルトで「xi」しか使えない設定になっています。Windows同様の操作方法にしたい場合は、ことえりの設定を変更することで対応可能です。メニューバーから「あ」とか「A」という表記になっているところをクリックし、環境設定を表示を選択しクリックします。

すると別画面がポップアップしますので、入力操作の設定画面で、Windows風のキー操作のチェックボックスにチェックを入れます。そうすることでWindowsと同じ入力方法になります。また、入力補助をお使いの方は(google日本語入力など)WindowsでもMacでも入力方法は同じになりますし、速く入力することができるのでそちらを用いて同じ入力方にすることもできます。

◆deleteとbackspaceキーの使い方の違い

Windowsの場合、間違えた文字を消す際は、deleteキーとbackspaceキーとありましたが、Macはdeleteキーのみになります。また、WindowsのbackspaceキーとMacのdeleteキーが同じ動きになりますので、Windows backspaceキー=Mac deleteキーになり、カーソルの左側の文字を消していきます。

◆スクリーンショットの撮り方の違い

スクリーンショットという画面をコピーすることを行いたい際、Windowsの場合は、Print screenキーを押すだけで画面コピーをすることができたのですが、Macの場合は、print screenキーではありません。

Macでスクリーンショットを撮りたい場合は、commandキーを活用します。画面全体のスクリーンショットを撮りたい場合は、【commandキー+shiftキー+3】を押すことで画面全体のスクリーンショットが撮れます。画面全体ではなく、一部の画面のスクリーンショットを撮りたい場合は、【commandキー+shiftキー+4】を押すとマウスカーソルが+マークに変わりますので、画面コピーしたい必要な部分をドラッグします。ボタンを離すとカメラのようにカシャッと、いう音とともに選んだ部分のみのスクリーンショットを撮ることができます。

必要なウインドウのみのスクリーンショットを撮りたい場合は、【commandキー+shiftキー+4+spaceキー】を押します。そうするとカーソルがカメラマークに変わりますので、撮りたいウインドウをクリックすれば、スクリーンショットを撮ることができます。

◆Macでのマウス操作の違い

「右クリック」Windowsの場合は、右クリックを多様していたと思いますが、Macの場合ボタンは1つしかありません。(Appleのマウスの場合)これは、システムの環境設定の変更により対処できます。まず、システム環境設定を開いて、マウスをクリックします。

そこで、副ボタンのクリックのチェックボックスをチェックし、設定完了すれば右クリックが使えます。また、Macでマウスを使う場合、Windowsとはスクロールの方向が逆になります。これはタッチパッドでのスクロールの方向と同じ方向になっているからです。そのため、Windowsでは上にスクロールしたつもりが、Macでは下にスクロールし、Windowsでは下にスクロールしているつもりが、Macでは上にスクロールします。

これは、システム環境設定の変更でWindowsを同じスクロール向きに変えることができます。システム環境設定を開き、マウスをクリックします。そして、スクロールの方向:ナチュラルのチェックを外します。これで、Windowsとスクロール方向が一緒になります。

◆初期設定の方法の違い

最初の初期設定からWindowsとMacは異なります。Macでは、言語設定を終えると、タイムゾーン設定へと移行します。タイムゾーン設定の際に、エリアを変更したい場合は、地図上をクリックする必要があります。世界地図の中の日本にカーソルを合わせ、クリックすれば日本に設定されます。

◆アプリのアンインストール方法の違い

アプリのアンインストールをしたい場合、Windowsの場合は、アンインストーラーでアンインストールするか、アプリケーションの追加と削除などでアプリケーションを消したりしていましたが、Macの場合は、アプリケーションをゴミ箱へドラッグしてゴミ箱へ入れるだけでアンインストールが完了します。非常に簡単な操作で対応することができます。

最新のMacOS Venturaでの新機能と操作の違い

Appleは、2022年にリリースしたMacOS Venturaでさまざまな新機能を追加し、ユーザーの操作体験をさらに向上させています。Windowsから移行したユーザーがさらに快適にMacを使用するために、これらの新しい機能や設定に慣れることが重要です。以下では、特にMacOS Venturaで注目すべき機能や、Windowsと異なる操作方法について解説します。

ステージマネージャー機能の導入

MacOS Venturaで導入された新しいステージマネージャー機能は、ウィンドウの管理を簡単にしてくれるツールです。Windowsでは、ウィンドウの最小化やスナップ機能を多用していたかもしれませんが、Macではステージマネージャーが複数のウィンドウを整理し、アプリケーションを効率的に切り替えることができます。
使い方: ステージマネージャーは「コントロールセンター」から有効化できます。これをオンにすると、使用しているアプリは中央に表示され、他のアプリやウィンドウは左側に縮小された形で表示されます。簡単にアプリを切り替えられるため、作業効率が大幅に向上します。

iPhoneをウェブカメラとして使う「Continuity Camera」

Continuity Cameraは、Macのカメラ機能を強化する大きなアップデートです。特にリモートワークやオンライン会議で、より高画質な映像を求める人には最適です。iPhoneをMacのウェブカメラとして使うことができるため、通常の内蔵カメラよりも高画質な映像を提供できます。
使い方: iPhoneをMacの近くに置くだけで、FaceTimeやZoomなどのアプリで自動的にiPhoneのカメラが認識されます。また、「デスクビュー」機能を使用することで、カメラがデスク全体を映すことも可能です。これにより、プレゼンやデモンストレーションがスムーズに行えます。

メールアプリの新機能

MacOS Venturaのメールアプリには、WindowsのOutlookでは見られない便利な新機能が追加されています。

  • 送信の取り消し: メールを送信した後、一定時間内であれば送信を取り消せる機能が追加されました。これは誤送信を防ぐのに非常に役立ちます。
  • リマインダー設定: メールを後で再確認するためのリマインダーを設定できるようになり、重要なメールを忘れずに管理することができます。

新しいセキュリティ機能

セキュリティ面でも、Windowsとの大きな違いがMacOS Venturaで強化されています。特に注目すべきは、パスキーの導入です。
パスキーは、従来のパスワードに代わる新しい認証方法で、フィッシング攻撃やパスワード漏洩のリスクを軽減します。iPhoneやiPadとも連携して、顔認証(Face ID)や指紋認証(Touch ID)を使ったログインが可能です。これにより、パスワードを記憶する手間が省け、安全性が向上します。

WindowsからMacへの移行がさらにスムーズに

MacOS Venturaの新機能は、WindowsユーザーがMacにスムーズに移行できるための助けとなります。ステージマネージャーやContinuity Camera、改良されたメール機能、そして強化されたセキュリティ機能は、Macでの作業をより直感的かつ効率的にしてくれます。これらの最新情報を活用することで、Windowsでの作業フローに慣れているユーザーも違和感なくMacに移行できるでしょう。

よくある質問とその回答

Q1. MacでWindowsと同じようにショートカットキーを使うにはどうすればいいですか?

A1. Windowsでは「Ctrl」キーを使用していたショートカット操作が、Macでは「command」キーに置き換わります。たとえば、コピーは「Ctrl+C」ですが、Macでは「command+C」になります。その他の基本的な操作も同様に「command」キーを使って行います。

Q2. MacのファンクションキーがWindowsと違って使えないのですが、どうすればいいですか?

A2. Macの上段キーはデフォルトで音量や明るさの調整に割り当てられていますが、「fn」キーを押しながら操作することで、Windowsのファンクションキーと同じように使用できます。必要に応じてシステム設定でファンクションキーを優先するように変更することもできます。

Q3. 日本語入力と英字入力を切り替える方法がわかりません。

A3. Macでは、キーボードのスペースキーの左右に「英数」キーと「かな」キーがあります。英字入力は「英数」キー、日本語入力は「かな」キーを押すことで簡単に切り替えることができます。

Q4. Macでスクリーンショットを撮るにはどうすればいいですか?

A4. Windowsの「Print Screen」キーの代わりに、Macでは「command+shift+3」で画面全体、「command+shift+4」で部分的なスクリーンショットを撮影できます。また、「command+shift+4」+「スペースキー」を押せば、特定のウィンドウのスクリーンショットも可能です。

Q5. Macで右クリックが使えません。どうすれば設定できますか?

A5. Appleのマウスにはボタンが1つしかないため、右クリックができない場合がありますが、システム環境設定で「副ボタンのクリック」を有効にすることで右クリックが使えるようになります。

まとめ

今回WindowsからMacへ移行した際に、多くの人が最初に戸惑う点と解決方法について9項目ご紹介いたしました。戸惑う点に関しては、本当に基本的な内容を中心にしていますが、文字入力やマウス、初期設定、アンインストール、スクリーンショットの撮り方など、Windowsでは当たり前にやっていたことが、そうではなくなりますので、操作方法が分からないと、ちょっとしたストレスになってしまいます。

ただし、始めは操作方法に慣れるまで大変だったとしても、1週間もすれば、Macの操作方法に慣れて、今度はWindowsを使う際に違和感を感じたりすることが増えてきます。両方を体験することで、WindowsとMacのそれぞれの良し悪しや特徴を体感することができ、どちらが自分には合っているのかも確認することができますので、できる限りWindowsとMacと両方を1度は使われて、体感することをオススメいたします。

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