Home / 用語 / NTP(Network Time Protocol)

NTP(Network Time Protocol)

※本ページにはプロモーション(広告)が含まれています








Windows・PC

読みえぬてぃーぴー
英語Network Time Protocol

ひとことでいうと

インターネット上の時刻サーバーと同期してコンピューターやスマートフォンの時刻を正確に保つプロトコル(通信規約)。macOSやWindowsのシステム時刻が自動的に正しい時刻に補正されるのはNTPの仕組みによるもの。

詳しい解説

NTP(Network Time Protocol)は、ネットワーク接続されたコンピューターやスマートフォンが、インターネット上の「時刻サーバー(NTPサーバー)」と通信して正確な現在時刻を取得・同期するためのプロトコルです。1985年にDavid Millsによって設計され、現在のバージョン4(NTPv4)はRFC 5905で標準化されています。

NTPの階層構造として「Stratum(ストラタム)」という概念があります:①**Stratum 0**:原子時計やGPS受信機など物理的な基準時刻源、②**Stratum 1**:Stratum 0に直接接続された一次タイムサーバー(time.cloudflare.comなど)、③**Stratum 2〜15**:上位のサーバーから時刻を取得して配信する二次・三次サーバー、④**エンドユーザーのPC/スマホ**:Stratum 2〜4程度のサーバーから時刻同期。

macOSでは「時間と日付」設定の「日付と時刻を自動的に設定」がNTP同期のON/OFFに相当します。参照先は `time.apple.com`(Stratum 2)です。`sudo sntp -sS time.apple.com` コマンドで手動同期も可能。Windowsでは「インターネット時刻」設定(`time.windows.com`)が同機能を担っており、`w32tm /resync` コマンドで手動同期できます。

NTPに関連するトラブルとして、①**タイムゾーンのズレ**(NTPはUTC基準で同期するため、タイムゾーン設定が誤っていると表示される時刻がズレる)、②**ファイアウォールによるUDPポート123番ブロック**(NTPはUDP 123番ポートを使用。企業ネットワークでブロックされると同期失敗)、③**NTPサーバーの応答なし**(停電・メンテナンス時に参照先サーバーが落ちているケース)などがあります。

関連するプロトコルとして、SNTPがあります。SNTP(Simple NTP)はNTPを簡略化した軽量版で、モバイルデバイスや組み込みシステムでよく使われます。iOS/Androidのシステム時刻同期はSNTPベースで実装されているケースが多いです。

具体的な場面

macOS 26で「タイムゾーンを自動設定」をONにしているのに、時刻が1時間ずれて表示される場合、NTPサーバーとの同期自体は成功しているが、取得した位置情報からタイムゾーンの判定が誤っているケースが多いです。ターミナルで `sudo sntp -sS time.apple.com` を実行するとNTP同期が即時実行されます。それでもズレる場合は「システム設定 → 一般 → 日付と時刻」でタイムゾーンを手動設定し直すと解消します。

別の呼び方

ネットワークタイムプロトコル
時刻同期プロトコル
SNTP
インターネット時刻同期

関連する用語

この用語に関する関連記事

Check Also

TP-Link Tapoカメラが接続できない・オフラインになる原因と解決法完全ガイド

【2026年最新版】TP-Link Tapoカメラが接続できない・オフラインになる原因と解決法完全ガイド

TP-LinkのTapo(タポ …