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Windows 11のCopilot+機能とは?
2024年に発表されたCopilot+(コパイロットプラス)は、Microsoftが定義する新しいAI PC規格です。従来の「Copilot」ボタンや基本的なAIアシスタント機能とは別物で、NPU(ニューラルプロセッシングユニット)を搭載した高性能PCのみで動作する専用AI機能群を指します。
Copilot+には「Recall(過去の画面検索)」「Cocreator(リアルタイム画像生成)」「Live Captions(リアルタイム字幕翻訳)」「Image Creator in Paint」などの機能が含まれます。しかし「Copilot+機能が全く表示されない」「対応PCのはずなのに使えない」という声が多く聞かれます。本記事では原因と解決方法を解説します。
この記事でわかること
- Copilot+の対応要件とCopilot+非対応PCとの違い
- 「対応しているはずなのに使えない」原因の診断方法
- Copilot+機能を有効化するための手順
- 各Copilot+機能の個別の有効化方法
- 今後のCopilot+機能拡張ロードマップ

Copilot+が使えない主な原因
| 原因 | 詳細・確認方法 |
|---|---|
| ハードウェア非対応 | NPU 40TOPS未満のPCはCopilot+非対応 |
| Windowsバージョンが古い | 24H2未満ではCopilot+機能が提供されない |
| 地域設定の問題 | 一部機能は日本語ロケールで未提供の場合がある |
| 段階的ロールアウト | Microsoftは機能を段階的に配布するため、同じPCでも時期によって使えない場合がある |
| Microsoftアカウント未連携 | 一部Copilot+機能はMicrosoftアカウントが必須 |
| 企業ポリシー | MDM/グループポリシーでAI機能が制限されている |
対処法:Copilot+機能を有効化する手順
対処法1:PCがCopilot+対応かどうか正確に確認する
まず自分のPCがCopilot+対応かどうかを確認します。
- 「スタート」を右クリック→「システム」を開く
- 「デバイスの仕様」でプロセッサ名を確認
- 以下のいずれかに該当すればCopilot+対応:
- Qualcomm Snapdragon X Elite / X Plus
- Intel Core Ultra 200V シリーズ(Lunar Lake)
- AMD Ryzen AI 300 シリーズ(Strix Point)
- Intel Core Ultra 200H/HX(Meteor Lake・Arrow Lake の一部モデル)
- 「タスクマネージャー」(
Ctrl + Shift + Esc)→「パフォーマンス」タブ→「GPU」を確認し、NPUの項目があるかチェック
対処法2:Windows Update を実行して最新版にする
Copilot+機能はWindows 11 24H2以降で利用可能です。バージョンを確認してアップデートしましょう。
- 「設定」→「Windows Update」→「更新プログラムの確認」
- 「Windows 11, バージョン 24H2」が表示されたらインストール
- アップデート後に「設定」→「システム」→「バージョン情報」でビルド 26100 以降であることを確認
- さらに「オプションの更新プログラム」も確認し、Copilot関連のドライバー更新があればインストール
対処法3:Microsoftアカウントでサインインする
Copilot+の多くの機能はMicrosoftアカウントが必要です。ローカルアカウントでは使えない機能があります。
- 「設定」→「アカウント」→「ユーザーの情報」
- 「ローカルアカウント」と表示されている場合は「Microsoftアカウントでサインインする」をクリック
- Microsoftアカウントの資格情報を入力してサインイン
- 再起動後、Copilot+機能が利用可能になっているか確認

対処法4:各Copilot+機能を個別に有効化する
Copilot+の各機能は個別の設定から有効化する必要があります。
Recall(リコール)を有効化する
- 「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「Recallとスナップショット」
- 「スナップショットの保存」をオンにする
- BitLocker/デバイス暗号化とWindows Hello設定が必要
Live Captions(ライブキャプション・リアルタイム翻訳)を有効化する
Win + Ctrl + Lキーを押してLive Captionsを起動- または「設定」→「アクセシビリティ」→「キャプション」→「ライブキャプション」をオン
- 翻訳機能を使う場合は言語パックのダウンロードが必要
Cocreator(ペイントのAI画像生成)を使う
- 「ペイント」アプリを開く
- ツールバーに「Cocreator」ボタンがあることを確認
- 表示されない場合はMicrosoft Storeでペイントアプリを最新版に更新
対処法5:Windows Insider Programで先行機能を入手する
まだ日本で段階的ロールアウト中の機能を試したい場合、Windows Insider Programに参加することで先行利用できます。
- 「設定」→「Windows Update」→「Windows Insider Program」
- 「使ってみる」をクリックしてMicrosoftアカウントで参加
- 「Beta チャネル」を選択(Devチャネルは不安定なので推奨しない)
- 再起動後、最新のInsiderビルドをインストール
注意: Insiderビルドは開発中のため、バグや不安定な動作が含まれる可能性があります。メインPCへの適用は慎重に判断してください。
対処法6:地域・言語設定を確認する
一部のCopilot+機能は地域設定が「日本」や言語が「日本語」だと提供されない場合があります。
- 「設定」→「時刻と言語」→「言語と地域」
- 「国または地域」が「日本」になっているか確認
- 機能が表示されない場合、一時的に「米国」に変更してみる(機能確認後は日本に戻す)

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よくある質問(FAQ)
Q1. Copilot+とCopilotは何が違いますか?
「Copilot」はタスクバーやサイドバーから呼び出せるAIアシスタント機能で、対応PCは問いません。「Copilot+」はNPU 40TOPS以上を搭載したPC専用のAI機能ブランドで、Recall・Cocreator・Live Captionsなどより高度な機能が含まれます。
Q2. Intel第13・14世代CPUのPCでCopilot+は使えますか?
基本的には使えません。Intel Core Ultra 200Vシリーズ(Lunar Lake、2024年発売)以降が対象で、第13・14世代Core iシリーズはNPUの性能要件(40TOPS)を満たしていないため非対応です。ただしIntel Core Ultra第1世代(Meteor Lake)の一部モデルはNPUを搭載しており、将来的な対応拡大が検討されています。
Q3. Copilot+機能は今後も増えていきますか?
はい。MicrosoftはCopilot+機能を継続的に拡充する計画を発表しています。2025〜2026年にかけて、Click to Do(画面コンテンツへのクイックアクション)、Phonetonic(音声要約)、Phone Link連携強化などが追加予定です。
Q4. Copilot+PCでWindows 10を使っている場合は?
Copilot+機能はWindows 11専用です。Windows 10ではCopilot+機能は一切使えません。Windows 11 24H2へのアップグレードが必要です。
Q5. Live Captionsの翻訳機能は日本語に対応していますか?
2026年現在、Live Captionsのリアルタイム翻訳(英語→日本語)は対応しています。ただし日本語音声→日本語字幕の認識精度は英語より若干低い場合があります。
Q6. Copilot+機能はオフラインで使えますか?
Recall・Live Captionsなど主要機能はオフライン(ローカル処理)で動作します。ただしCopilotチャット機能(Bing AI連携部分)はインターネット接続が必要です。
まとめ
Windows 11のCopilot+機能が使えない場合のチェックリストです。
- PCがCopilot+対応(NPU 40TOPS以上)か確認
- Windows 11 24H2へアップデート
- Microsoftアカウントでサインイン
- 各機能を個別に設定から有効化(Recall・Live Captions等)
- Windows Insider Programで先行機能を取得(任意)
- 地域・言語設定を確認
Copilot+はAI PC時代の中心的な機能として今後も進化し続けます。対応PCをお持ちの方はぜひ設定を確認して、最新のAI機能を活用してみてください。
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