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Windows7までは、画像ファイルを開くのに「Windoewsフォトビューアーというアプリケーションが使用されていましたが、」Windows10では、デスクトップやエクスプローラから画像ファイルを開くと、「フォト」アプリが立ち上がります。
Windows8シリーズから追加されたこの「フォト」アプリは、Windows10にアップグレードして使いやすくはなったのでしょうが、慣れの問題もあるのか、以前からある「Windowsフォトビューアー」を使いたいと思ってしまう人もいるのではないでしょうか。
既定のアプリは「フォト」に変更になりましたが、Windowsフォトビューアーがなくなったわけではなく、Windows10にも「Windowsフォトビューアー」は付属しています。本記事ではWindows10での既定アプリを「Windowsフォトビューアー」に設定し、「フォト」ではなく「Windowsフォトビューワー」を使用するための設定方法をご紹介していきます。
Windows10でもWindowsフォトビューワーを利用したい方は、是非本記事を参考にしてみてください。
この記事のまとめ:
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Windowsフォトビューアーとは
Windows7やWindows8で利用できていたフォトビューワー。扱いやすさでとても人気の付属ソフトです。
Windows10にアップグレードした場合には、フォトビューアーがそのまま使えている場合もあるようですが、新規にWindows10を購入した場合には、「Windowsフォトビューアー」が見つからず「フォト」になってしまいます。
フォトではなくフォトビューワーを利用するメリット
Windows10では、フォトビューワーは通常利用できず、代わりに「フォト」を利用することができます。
しかし、フォトビューワーと比較してフォトは使用メモリが2倍以上あるため、メモリ性能が高くないノートパソコンなどで使用すると動作が遅くなる一つの原因となってしまいます。
極力メモリ消費を抑えてパソコンを利用したい場合には、フォトではなくフォトビューワーを使用するのがおすすめです。
Windows11においても標準は「フォト」
Windows11においても、画像を表示させる標準アプリケーションは「フォト」です。
軽量なフォトビューワーを使用したい場合は、本記事でご紹介しているWindows10でフォトビューワーを使用する方法と同じ手順で手続きを行ってください。
Windowsフォトビューアーがない時
Windows10をお使いの方は、古いバージョンからアップデートされたか、クリーンインストールされたか、Windows10のPCをご購入されたかのいずれかかと思います。
実はWindows10を入手された上記の方法によって、Windowsフォトビューアーが残っているかどうかが決まります。結論からいうと、クリーンインストールによってWindows10をパソコンに導入した場合、プログラムとしてのWindowsフォトビューアーは消えてしまっています。しかし、ファイルとしては残っているので、レジストリを操作することでファイルを復元することができます。
レジストリの操作は失敗をするとWindowsの不具合に直結するため、操作を行う際は自己責任の元に、慎重に行う様にしましょう。
レジストリを操作してWindowsフォトビューアーを復元する
Windowsフォトビューアーを復元するためには下記の手順を順番に行います。
1.下記のコードをWindowsのメモ帳に貼り付ける
Windows Registry Editor Version 5.00 [HKEY_CLASSES_ROOT\Applications\photoviewer.dll] [HKEY_CLASSES_ROOT\Applications\photoviewer.dll\shell] [HKEY_CLASSES_ROOT\Applications\photoviewer.dll\shell\open] “MuiVerb”=”@photoviewer.dll,-3043” [HKEY_CLASSES_ROOT\Applications\photoviewer.dll\shell\open\command] @=hex(2):25,00,53,00,79,00,73,00,74,00,65,00,6d,00,52,00,6f,00,6f,00,74,00,25,\ 00,5c,00,53,00,79,00,73,00,74,00,65,00,6d,00,33,00,32,00,5c,00,72,00,75,00,\ 6e,00,64,00,6c,00,6c,00,33,00,32,00,2e,00,65,00,78,00,65,00,20,00,22,00,25,\ 00,50,00,72,00,6f,00,67,00,72,00,61,00,6d,00,46,00,69,00,6c,00,65,00,73,00,\ 25,00,5c,00,57,00,69,00,6e,00,64,00,6f,00,77,00,73,00,20,00,50,00,68,00,6f,\ 00,74,00,6f,00,20,00,56,00,69,00,65,00,77,00,65,00,72,00,5c,00,50,00,68,00,\ 6f,00,74,00,6f,00,56,00,69,00,65,00,77,00,65,00,72,00,2e,00,64,00,6c,00,6c,\ 00,22,00,2c,00,20,00,49,00,6d,00,61,00,67,00,65,00,56,00,69,00,65,00,77,00,\ 5f,00,46,00,75,00,6c,00,6c,00,73,00,63,00,72,00,65,00,65,00,6e,00,20,00,25,\ 00,31,00,00,00 [HKEY_CLASSES_ROOT\Applications\photoviewer.dll\shell\open\DropTarget] “Clsid”=”{FFE2A43C-56B9-4bf5-9A79-CC6D4285608A}” [HKEY_CLASSES_ROOT\Applications\photoviewer.dll\shell\print] [HKEY_CLASSES_ROOT\Applications\photoviewer.dll\shell\print\command] @=hex(2):25,00,53,00,79,00,73,00,74,00,65,00,6d,00,52,00,6f,00,6f,00,74,00,25,\ 00,5c,00,53,00,79,00,73,00,74,00,65,00,6d,00,33,00,32,00,5c,00,72,00,75,00,\ 6e,00,64,00,6c,00,6c,00,33,00,32,00,2e,00,65,00,78,00,65,00,20,00,22,00,25,\ 00,50,00,72,00,6f,00,67,00,72,00,61,00,6d,00,46,00,69,00,6c,00,65,00,73,00,\ 25,00,5c,00,57,00,69,00,6e,00,64,00,6f,00,77,00,73,00,20,00,50,00,68,00,6f,\ 00,74,00,6f,00,20,00,56,00,69,00,65,00,77,00,65,00,72,00,5c,00,50,00,68,00,\ 6f,00,74,00,6f,00,56,00,69,00,65,00,77,00,65,00,72,00,2e,00,64,00,6c,00,6c,\ 00,22,00,2c,00,20,00,49,00,6d,00,61,00,67,00,65,00,56,00,69,00,65,00,77,00,\ 5f,00,46,00,75,00,6c,00,6c,00,73,00,63,00,72,00,65,00,65,00,6e,00,20,00,25,\ 00,31,00,00,00 [HKEY_CLASSES_ROOT\Applications\photoviewer.dll\shell\print\DropTarget] “Clsid”=”{60fd46de-f830-4894-a628-6fa81bc0190d}”
2.拡張子を「◯◯.reg」と名付けて保存する
3.保存したファイルをダブルクリックする
4.ファイルを開く方法にWindowsフォトビューアーが追加されているかを確認する
上記の方法でWindows10にWindowsフォトビューアーを復元することができました。次から、利用可能になったWindowsフォトビューアーを実際に使用する方法を見ていきましょう。
一時的に「Windowsフォトビューアー」を利用する
ファイルエクスプローラで画像を確認しようとダブルクリックして「フォト」が立ち上がった時に、設定を変更するほどではないけれど、一時的に「Windowsフォトビューアー」を利用したいときがあります。
他人のパソコンで一時的に作業をするような場合には設定を変えてまで「Windowsフォトビューアー」を使うわけにはいきません。
そんな時は、エクスプローラで目的の画像を右クリックします。メニューから「プログラムから開く」を選択して「Windowsフォトビューアー」をクリックします。
ここで、この後も「Windowsフォトビューアー」を利用する場合は「別のプログラムを選択」をクリックします。
ここで、「常にこのアプリを使って.***ファイルを開く」にチェックを入れると、その拡張子のファイルは常に「Windowsフォトビューアー」で開くことになります。
「フォト」から「Windowsフォトビューアー」で開く
「フォト」から「Windowsフォトビューアー」を開くこともできます。「フォト」にも慣れたい場合には右クリックよりも良いかもしれません。
エクスプローラで画像をダブルクリックして「フォト」が立ち上がったら、画像を選択して右上に表示された「・・・」をクリックして表示されたメニューの「プログラムから開く」を選択します。
プログラム一覧が表示されたら「Windowsフォトビューアー」を選択します。ここで「常にこのアプリを使って.***ファイルを開く」にチェックを入れると同様にそれ以降常に「Windowsフォトビューアー」で開くことになります。
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