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Windowsパソコンの初期状態でインストールされているフォントを「標準フォント」と呼びます。フォントとは文字種または書体のことで、ゴシック体とか明朝体というフォントはよく聞かれます。これらよく使われるフォントはwindowsパソコンの「標準フォント」に含まれています。
一方、年賀状で使うダイナミックな毛筆文字やデザイナーが使う独創的な文字は「標準フォント」に含まれていないことが多く、追加インストールする必要があります。ここではフォントとは何かについて説明した後に、windowsパソコンに最初からインストールされているフォントを確認する方法と、新たなフォントを追加インストールする方法を説明します。
[ad name=”adTop”]Windowsのフォントとは
フォントとは文字種または書体のことです。フォントには、ゴシック体、明朝体、毛筆体、楷書体、ポップ体、手書き文字などがあります。ゴシック体は線の太さが同じで、明朝体は横線が細く縦線が太くなっており横線の曲がり角にウロコがついているのが特徴です。
日本語の和文フォントやアルファベットの欧文フォント、さらに最近は中国語、韓国語やアラビア語などいろんな言語文字に対応するフォントも生まれています。活字時代には同じ書体で同じサイズの活字セットを指しましたが、コンピューター時代になり一つのフォントで拡大や縮小、変形ができるようになり、太字や斜体などのスタイルを含めたデータファイルのことをフォントと呼ぶようになっています。
コンピューターの処理能力やデータ保存容量が限られていた時代はビットマップフォントが用いられていました。文字を正方形の点の集合として表したもので、今では帳票処理システムや電子辞書などの限られた分野で限定的に用いられています。
アウトラインフォント
これに対して文字の輪郭を曲線のパラメータの集まりで表現したものをアウトラインフォントと呼び、拡大しても文字の形が崩れず高品位な印刷ができるようになっています。複雑なソフトウエアと高い処理能力が必要で、現在は広く一般的に用いられています。TrueTypeフォントとOpentypeフォントがあります。
TrueTypeフォントは1989年にApple社が開発、後にMicrosoft社との提携に基づき同社製品でも標準対応となった。WindowsOS、MacOSの両者で標準的に使われるフォント形式の1つです。Truetypeをベースとするフォントファイルの拡張子は「.ttf」「.ttc」です。これに対しOpentypeフォントはAdobe Systems社とMicrosoft社が共同開発したフォントファイル形式の一つです。拡張子は「.otf」です。
Windowsパソコンに標準的に入っているフォント
WindowsでもMac でもパソコンのOSに初期状態で入っているフォントのことを、「標準フォント」と呼びます。WindowsとMacはそれぞれ歴史が異なりますが、2001年にMac OS Xの製品版が発売されて以降はWindowsとMac のOS互換性は大幅に改善されています。しかしながら、それぞれのフォント名は今でも異なっていますし、フォントを確認したり追加する操作も異なります。
ここではWindowsについて述べます。
WindowsではOSのバージョンごとの違い
Windowsは Vista>7>8>8.1>10と新しいOSにバージョンにアップする時に新しいフォントが追加されてきています。新しいバージョン程、搭載されている標準フォントの種類は増えています。
フォントは追加や削除も可能
フォントは「コントロールパネル」~「デスクトップのカスタマイズ」~「フォント」でwindowsパソコンにインストールされているフォントを確認することが出来ます。新しいフォントを入手サイトからダウンロードしファイルを開きます。その中のフォントファイルを上記の中へドラッグアンドドロップすると追加インストールできます。
尚、確認したフォントを削除する方法は、フォントファイルを右クリックしてコンテキストの「削除」をクリックするだけです。
WindowsのOSのバージョンが変わっても操作の流れは同じです。次に、windows10のパソコン画面で具体的な操作手順を説明します。
Windowsにインストール済みのフォントの確認方法
- スタート画面からコントロールパネルを選択
- デスクトップのカスタマイズを選択
- フォントのプレビュー、削除、表示または非表示をクリック
- インストールされているフォントが一覧で表示される
PowerShellで「フォント」フォルダを開く方法
コマンドに慣れている方は、WindowsのPowerShellから「フォント」フォルダを開くことが可能です。
PowerShellを起動した後、「control fonts」と入力して実行すればコントロールパネルフォルダ内の「フォント」フォルダを開くことができ、現在インストールされているフォントを一覧表示で確認することができます。
Windowsへ新しくフォントを追加インストールする方法
- インストールするフォントが保存されているフォルダを開いておく
- スタート画面からコントロールパネルを選択
- デスクトップのカスタマイズを選択しフォントを選択
- インストールするフォントのファイルを選択
- コントロールパネルのフォントにドラッグ&ドロップ
(別の簡便法)追加したいフォントファイルをダブルクリックして開き、下図参照、インストールボタンをクリックするとドラッグ&ドロップしなくてもインストールは完了します。
インストールするフォントはGoogle fontsやマイクロソフト提供のものがおすすめ
Windowsにインストールするフォントには無料と有料のものがあり、まずは無料で使用することのできるフリーフォントを試してみるのがおすすめです。
フリーフォントはGoogleが提供している「Google Fonts」やマイクロソフトが提供しているものがあり、種類も豊富なので自分の好みに合うものを見つけやすくなっています。
Google Fontsの場合は下記のURLから直接お好みのフォントをお探し頂き、マイクロソフト提供のものはマイクロソフトストアからお探しください。
まとめ
以上、フォントについて説明し、windowsパソコンにインストールされているフォントを確認する方法と、フォント入手サイトからダウンロードしたフォントファイルを追加インストールする方法を2つ示しました。
1.コントロールパネルのフォントウインドウズ内にドラッグアンドドロップしてインストールする。
2.(別の簡便法)追加したいフォントファイルをダブルクリックしてインストールボタンをクリックする。
新たなフォントを入手するサイトはたくさんあります。例えば、YAHOO! JAPAN のトップ画面で「フリーフォント」と入れて検索ボタンを押し、検索結果の中で「フォントフリー 無料で使える日本語フォント投稿サイト」を選んでみてください。独創的な日本語フォントがたくさん見つかります。
自分好みのフォントを見つけて、Windowsをより快適に使用できるようにしていきましょう。