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【2026年最新版】Windowsで「DLLファイルが見つかりません」エラーの原因と対処法【完全ガイド】

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Windowsで「DLLファイルが見つかりません」エラーの原因と対処法

「〇〇.dll が見つかりません」「〇〇.dllが見つからないためプログラムを開始できません」──Windowsでアプリを起動しようとした際に、このようなエラーメッセージが出て困っているユーザーは多くいます。DLLエラーは怖そうに見えますが、原因はいくつかに絞られており、正しい手順で対処すれば多くのケースで解決できます。

この記事では、DLLエラーが出る原因とその対処法を、初心者にもわかりやすく解説します。

この記事でわかること

  • DLLファイルとは何か(初心者向けの解説)
  • DLLエラーが出る代表的な原因
  • Visual C++ 再頒布可能パッケージのインストール方法
  • システムファイルチェッカー(SFC)で修復する手順
  • DISMコマンドによるWindowsイメージ修復
  • 絶対にやってはいけない危険な対処法

DLLファイルとは何か

DLL(Dynamic Link Library)とは、複数のプログラムが共通して使う機能をまとめたファイルです。Windowsでは「.dll」という拡張子のファイルとして保存されています。

例えばExcelとWordが同じ「印刷機能」を使う場合、それぞれがバラバラに機能を持つのではなく、共通のDLLファイルを参照します。これにより、プログラムのサイズを小さく保てます。

DLL名の例 役割 解決策
VCRUNTIME140.dll Visual C++ ランタイム Visual C++ 再頒布可能パッケージ
MSVCP140.dll Visual C++ ランタイム Visual C++ 再頒布可能パッケージ
d3dx9_43.dll DirectX(ゲーム用) DirectX エンドユーザーランタイム
xinput1_3.dll ゲームコントローラー DirectX エンドユーザーランタイム
System32内のDLL Windowsのコア機能 SFCスキャンまたはDISM

DLLエラーが出る主な原因

原因1:アプリを削除した際にDLLも一緒に消えた

アンインストール時に、他のアプリも使っているDLLが誤って削除されるケースがあります。

原因2:Visual C++ ランタイムが不足している

多くのWindowsアプリはMicrosoft製のVisual C++で作られており、実行にはそのランタイムライブラリ(DLL)が必要です。ランタイムがインストールされていないとエラーになります。

原因3:DirectXが不足・古い

ゲームや3Dグラフィックを使うアプリは、DirectXのDLLファイルを必要とします。

原因4:Windowsのシステムファイルが破損している

マルウェア感染、強制シャットダウン、ディスクのエラーなどでWindowsのシステムファイルが破損することがあります。

原因5:マルウェアによるDLLの改ざん

ウイルスやマルウェアがシステムのDLLを改ざんまたは削除した場合にもエラーが発生します。

対処法1:まずPCを再起動する

一時的なエラーの場合は再起動で解決することがあります。

  1. スタートメニュー → 電源アイコン → 「再起動」
  2. 再起動後、エラーが発生したアプリを再度起動

対処法2:アプリを再インストールする

特定のアプリを起動したときだけエラーが出る場合、そのアプリに必要なDLLが欠けている可能性があります。

手順

  1. 「設定」→「アプリ」→「インストール済みアプリ」を開く
  2. 問題のアプリを探して「アンインストール」
  3. PCを再起動
  4. アプリの公式サイトまたはストアから最新版をダウンロードしてインストール

対処法3:Visual C++ 再頒布可能パッケージをインストールする

「VCRUNTIME140.dll」「MSVCP140.dll」などのエラーはこの方法で解決します。

手順

  1. Microsoftの公式サイトで「Visual C++ 再頒布可能パッケージ」を検索
  2. 最新バージョン(2015-2022)のx64およびx86版をダウンロード
  3. ダウンロードした「vc_redist.x64.exe」と「vc_redist.x86.exe」を両方インストール
  4. PCを再起動してエラーが解消されるか確認

⚠️ ダウンロードは必ずMicrosoft公式サイトから行うこと。非公式サイトからのDLLダウンロードは危険です(後述)。

対処法4:DirectX エンドユーザーランタイムをインストールする

「d3dx9_43.dll」など「d3d」から始まるDLLエラーはDirectXの問題です。

手順

  1. Microsoftの公式サイトで「DirectX エンドユーザー ランタイム Web インストーラー」を検索
  2. 「dxwebsetup.exe」をダウンロード・実行
  3. 画面の指示に従ってインストール
  4. PCを再起動してエラーを確認

対処法5:システムファイルチェッカー(SFC)を実行する

Windowsのシステムファイルが破損している場合、SFCスキャンで修復できます。

手順

  1. スタートメニューを右クリック → 「ターミナル(管理者)」または「コマンドプロンプト(管理者)」を開く
  2. 以下のコマンドを入力してEnterキーを押す:
sfc /scannow
  1. スキャンが完了するまで待つ(10〜20分かかる場合があります)
  2. 結果に「整合性違反を修復しました」と表示されれば修復成功
  3. PCを再起動してエラーを確認

対処法6:DISMコマンドでWindowsイメージを修復する

SFCで修復できない場合は、DISMコマンドでWindowsイメージを修復します。

手順

  1. 管理者コマンドプロンプトを開く
  2. 以下のコマンドを順に実行する:
DISM /Online /Cleanup-Image /CheckHealth
DISM /Online /Cleanup-Image /ScanHealth
DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
  1. 各コマンドの完了を待ってから次を実行(時間がかかります)
  2. 完了後、再度SFCスキャンを実行
  3. PCを再起動して確認

対処法7:Windows Updateを実行する

システムのDLLはWindows Updateで更新されることがあります。

  1. 「設定」→「Windows Update」→「更新プログラムの確認」
  2. 利用可能な更新をすべてインストール
  3. 再起動後にエラーを確認

対処法8:マルウェアスキャンを実行する

DLLファイルが改ざんされている場合、マルウェアが原因の可能性があります。

  1. 「Windowsセキュリティ」→「ウイルスと脅威の防止」→「クイックスキャン」
  2. 威脅が見つかった場合は「操作の開始」で対処
  3. フルスキャンも実施することを推奨

やってはいけない危険な対処法

DLLエラーを検索すると「dll-files.com」などの非公式サイトからDLLをダウンロードするよう勧める情報が出てきます。これは絶対にやめてください。

危険な行動 なぜ危険か
非公式サイトからDLLをダウンロード マルウェアが仕込まれている可能性が高い
System32フォルダにDLLを手動コピー バージョン不一致でさらなる問題が起きる
DLL「修復ツール」を有料購入 詐欺ソフトの可能性が高い

よくある質問(FAQ)

Q. DLLエラーは何のアプリでも出ますか?

A. エラーの出るアプリが特定の1つだけであれば、そのアプリの再インストールで解決することが多いです。複数のアプリで出る場合はシステムファイルの破損を疑ってください。

Q. エラーメッセージに表示されたDLLファイルを直接探して削除していいですか?

A. いいえ、絶対にしないでください。DLLファイルの手動削除はシステムの動作に影響し、Windowsが起動しなくなることもあります。

Q. 古いゲームを起動するとDLLエラーが出ます。

A. 古いゲームはDirectXの旧バージョン(DirectX 9など)のDLLを必要とすることが多いです。「DirectX エンドユーザーランタイム」をインストールすることで解決するケースが多いです。

Q. Windowsを初期化するとDLLエラーはなくなりますか?

A. はい、クリーンインストールすれば通常は解決します。ただし、データのバックアップを確実に取ってから行ってください。初期化は最後の手段です。

Q. Visual C++ 再頒布可能パッケージをインストールしたらエラーが変わりました。

A. 別のバージョンのランタイムが必要な場合があります。Microsoftのサイトから2013・2015・2019・2022など複数のバージョンをすべてインストールしてみてください。

まとめ

Windowsの「DLLファイルが見つかりません」エラーの対処法をまとめます。

対処法 主な対象DLL
アプリの再インストール アプリ固有のDLL
Visual C++ 再頒布可能パッケージ VCRUNTIME140.dll、MSVCP140.dll等
DirectX エンドユーザーランタイム d3dx9_43.dll、xinput1_3.dll等
SFCスキャン(sfc /scannow) Windowsシステムのあらゆるファイル
DISMコマンド SFCで直せない深刻な破損
マルウェアスキャン ウイルスが原因のDLL破損

DLLエラーが出たら、まずアプリの再インストール、次にVisual C++のインストールを試してください。それでも解決しない場合はSFCスキャン→DISMの順で対処しましょう。非公式サイトからのDLLダウンロードは絶対に避けてください。

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