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AlibabaのAI動画生成「Wan(ワン)」を使って動画を作ろうとしたのに、いつまでも生成が終わらない、ボタンを押しても何も出てこない、エラーが表示されて作れない——こうした状態でお困りではありませんか?
結論から言うと、まず使っているサービス(入口)の確認・ページの再読み込み・再ログイン・通信環境の確認・クレジット(利用枠の目安)の残量チェック・プロンプト(指示文)の見直しを順番に試すのが基本です。多くのケースはこの一般的な対処で改善が見込めます。
とくにWanで重要なのは、「どのサービスからWanを使っているか」によって、画面・操作・料金・使えるバージョンが大きく異なるという点です。Wanは公開されているAI動画生成の「モデル」であり、ひとつの決まったアプリだけを指す言葉ではないとされます。この記事では、Wanで動画が生成されない・作れない・エラーになるときの原因と、状況別の対処法を、初めての方にもわかりやすく整理して解説します。なお、Wanの料金体系・対応言語・機能名・商用利用の可否などは時期や地域、ご利用のサービスやプランによって変わる可能性があるため、最終的な仕様は必ず公式情報の最新の案内をご確認ください。
- Wan(ワン)とはどんなAI動画生成のモデル・サービスか
- 動画が生成されない・作れない主な原因
- 「生成中」のまま止まる・遅い・画質がおかしいときの対処
- クレジットやプラン、通信環境、ログイン状態の確認手順
- 商用利用や著作権・肖像権で気をつけたいこと
- それでも直らないときに確認したいチェックリスト

まず試したい早見表(症状別の対処)
細かい解説に入る前に、よくある症状と最初に試したい対処を表にまとめました。お使いの状況に近い行から確認してみてください。なお、表内の操作名や経路は一例で、画面の表示はお使いのサービス・バージョン・地域によって異なる場合があります。
| 症状 | まず試すこと | 次に確認すること |
|---|---|---|
| ボタンを押しても何も起きない | ページやアプリを再読み込みする | ログイン状態・通信・ブラウザ拡張機能 |
| 「生成中」のまま終わらない | 少し待つ/時間を置いて再生成 | サーバー混雑・通信の安定性 |
| エラー表示が出る | エラー文を確認し再ログイン | クレジット残量・プランの上限 |
| 生成が始まらない・拒否される | プロンプト(指示文)や画像を見直す | 規約に触れる内容・対応言語 |
| 動画は出るが画質や動きがおかしい | 指示文・サイズ・モデルを調整 | 選んでいるバージョン・設定 |
| 全体的に動作が重い・遅い | 混雑時間を避け時間を置く | 通信速度・端末の負荷 |
表のとおり、Wanの不具合の多くは「サービス側の一時的な混雑」「自分側の通信やログイン」「クレジットやプランの上限」「指示文や素材の内容」のいずれかが原因になりやすい傾向があります。次の章から、それぞれをくわしく見ていきましょう。
Wan(ワン)とはどんなAI動画生成か
Wan(ワン)は、Alibaba(アリババ)が開発するとされるAI動画生成のモデルです。日本語では「通義万相(つうぎばんそう、Tongyi Wanxiang)」と呼ばれることもあるとされます。テキスト(文章)から動画を作る、静止画像を動かして動画にする、といった使い方ができるとされ、用途や生成の好みに合わせて使い分けられるのが特徴と紹介されています。
Wanには、Wan 2.1、Wan 2.2、Wan 2.6 といった複数のバージョンがあるとされます。バージョンによって生成の品質や対応する機能、利用できるサービスが異なる場合があるため、「自分が今どのバージョンを使っているのか」を意識しておくと、不具合の切り分けがしやすくなります。たとえば、新しいバージョンほど動きの自然さや細部の表現が改善されている傾向があるとされますが、その分だけ処理に時間がかかったり、利用できるサービスが限られたりすることも考えられます。なお、各バージョンの詳細な仕様や違いは時期によって更新されるため、最新の情報は公式の案内をご確認ください。
AI動画生成にはさまざまなモデルやサービスがありますが、Wanは「公開されているモデルを、いろいろな場所から使える」という点が大きな特徴とされます。下の表は、Wanを使うときに知っておきたいポイントを整理したものです。なお、内容は一般的な傾向をまとめた一例で、実際の対応はお使いのサービスによって異なります。
| 項目 | Wanで知っておきたいこと |
|---|---|
| 提供元 | Alibaba(アリババ)が開発するとされる |
| 別名 | 通義万相(Tongyi Wanxiang)と呼ばれることもあるとされる |
| できること | テキストから動画/画像を動かして動画にする、など |
| バージョン | Wan 2.1/2.2/2.6 など複数があるとされる |
| 使い方の入口 | 公式サイト・第三者のサービス・自分の環境など複数 |
| 注意点 | 入口により画面・料金・対応バージョンが異なる |
「アプリ」ではなく「モデル」という考え方が大切
Wanを使ううえでもっとも大切なのは、Wanは公開されている「モデル」であって、ひとつの決まったアプリやサービスだけを指す言葉ではないという点です。オープンソースとして公開されているとされるため、ひとつの公式アプリだけが入口になるのではなく、さまざまな場所からWanを利用できるのが特徴です。具体的には、次のような複数の入口が考えられます。
- Alibaba(アリババ)の公式サイトやサービス(通義万相など、提供元が運営するとされるWebサービス)
- 第三者(他社)が運営するWebサービスやアプリ(Wanのモデルを組み込んで動画生成機能を提供しているもの)
- 自分の環境で動かすケース(モデルを自分のパソコンやサーバーなどで動かして使う、専門的な使い方)
このように入口がいくつもあるため、「Wanで動画が作れない」と一口に言っても、どのサービスを使っているかで原因も対処もまったく変わってきます。たとえば、あるWebサービスでは無料の利用枠を使い切ったために生成できないのに、別のサービスでは問題なく作れる、ということが起こり得ます。本記事を読むときは、まず「自分はどこからWanを使っているのか」を最初に思い出すようにしてください。
一般的な使い方の流れ
入口によって画面は異なりますが、多くのサービスで共通する大まかな流れは次のとおりです。これはあくまで一般的な一例で、実際のボタン名や手順はお使いのサービスにより異なります。
- サービスにアクセスし、必要に応じてアカウントを作成・ログインする
- 「テキストから動画」か「画像から動画」かなど、生成の種類を選ぶ
- 作りたい動画の内容をプロンプト(指示文)で入力する。画像から動かす場合は元画像をアップロードする
- 動画の長さ・サイズ・モデルのバージョンなど、選べる設定を確認する
- 生成ボタンを押し、処理が終わるのを待つ
- できあがった動画を確認し、必要ならダウンロードする
この流れのどこかで止まってしまうのが「生成されない・作れない」というトラブルです。次の章で、つまずきやすいポイントを原因別に整理します。
動画が生成されない・作れない主な原因
Wanで動画が生成されないときに考えられる代表的な原因を、確認しやすい順に解説します。多くは「サービス側の問題」と「自分側の問題」に大きく分けられます。サービス側の問題は時間を置けば解消することが多く、自分側の問題は設定や操作の見直しで改善が見込めます。どちらが原因かを切り分けながら読み進めると、解決への近道になります。
1. クレジットやプランの上限に達している
多くのAI動画生成サービスでは、生成のたびに「クレジット」や「ポイント」と呼ばれる利用枠を消費する仕組みになっていることがあります。無料プランには1日あたり、または一定期間あたりの上限が設けられている場合が多く、これを使い切ると新しい生成ができなくなることがあります。
「生成ボタンが反応しない」「クレジットが足りない旨のメッセージが出る」といった場合は、まずお使いのサービスのマイページやアカウント画面でクレジットの残量・プランの状況を確認してみてください。残量が0に近い場合は、上限がリセットされる時間帯まで待つ、または上位プランの利用を検討する、といった対応が考えられます。なお、上限の回数やリセットのタイミングはサービスごとに異なり、公式の案内でしか正確には分かりません。
とくに見落としやすいのが、動画の長さや画質の設定によって消費するクレジットが変わるケースです。長尺・高画質の動画ほど多くの利用枠を使う設計になっていることがあり、「残量はあるはずなのに、この設定では足りない」と表示されることもあります。その場合は、動画の長さを短くする、画質を一段下げる、といった調整で生成できるようになることがあります。また、生成に失敗したのにクレジットだけ消費されてしまったように見えるときは、サービスによっては自動で戻る場合と、問い合わせが必要な場合があるため、各サービスのヘルプを確認してください。
2. 通信環境が不安定・速度が足りない
動画生成は、テキスト生成や画像生成に比べてデータのやり取りが大きくなりやすく、通信環境の影響を受けやすい処理です。Wi-Fiの電波が弱い、回線が混雑している、といった状況では、生成の指示がうまく送られなかったり、できあがった動画の受信に失敗したりすることがあります。
「アップロードが終わらない」「生成は終わったはずなのに動画が表示されない」といった場合は、通信環境を疑ってみましょう。Wi-Fiルーターの近くに移動する、別のネットワークに切り替える、モバイル回線とWi-Fiを切り替えてみる、といった方法で改善することがあります。
また、職場や学校、公共施設などのネットワークでは、セキュリティのために特定のサービスへの接続や大きなファイルのやり取りが制限されていることがあります。自宅では問題なく使えるのに特定の場所だけで生成できない、という場合は、ネットワーク側の制限が関係している可能性があります。可能であれば別の回線で試して、ネットワークが原因かどうかを切り分けてみてください。スマートフォンで使っている場合は、省電力モードや通信制限(速度制限)がかかっていないかも確認しておくとよいでしょう。

3. サーバーの混雑や一時的な障害
AI動画生成は処理に大きな計算資源を使うため、利用者が集中する時間帯はサーバーが混雑し、生成に時間がかかったり、順番待ち(キュー)になったり、一時的に受け付けが止まったりすることがあります。また、サービス側のメンテナンスや一時的な障害が発生している可能性もあります。
自分の操作に問題が見当たらないのに急に生成できなくなった場合は、サービス側の一時的な問題を疑い、少し時間を置いてから再度試すのが有効です。利用者の少ない時間帯を選んで生成すると、待ち時間が短くなることもあります。サービスによっては、障害情報やお知らせを公式の案内ページで告知している場合があるので、確認してみるとよいでしょう。
4. プロンプトや画像が制限・規約に触れている
AI動画生成サービスには、安全に利用してもらうためのコンテンツポリシー(利用規約・ガイドライン)が定められているのが一般的です。暴力的・性的な表現、実在の人物や著名人を思わせる内容、著作物をそのまま使う指示などは、生成が拒否されたり、エラーになったりすることがあります。
画像から動画を作る場合は、アップロードした元画像が規約に触れていないかも確認のポイントです。「生成が始まらない」「拒否された」というメッセージが出る場合は、プロンプトの表現をやわらげる、別の言い回しに変える、問題になりそうな素材を差し替える、といった見直しが有効です。どのような内容が許可・禁止されているかはサービスごとに異なるため、迷ったら各サービスのガイドラインを確認してください。
意図せず拒否されてしまう例として、特定の単語が自動的に判定に引っかかってしまうケースもあります。たとえば、暴力や危険を連想させる言葉、特定の人物名やブランド名などが含まれていると、本来は問題のない内容でもブロックされることがあります。心当たりがある場合は、その語を別の表現に置き換えてみると通ることがあります。逆に、何度試しても同じ内容で拒否される場合は、そのサービスでは扱えない題材だと割り切り、内容そのものを見直すのが近道です。
5. 対応言語や入力形式の問題
プロンプトの対応言語はサービスやモデルによって異なる場合があります。日本語の指示にうまく反応しない、思った内容にならない、という場合は、英語や中国語など他の言語で試すと改善することがあるとされます。また、画像を使う場合は、対応しているファイル形式(JPEG、PNGなど)やサイズの上限を超えていないかも確認のポイントです。極端に大きいファイルや非対応の形式はアップロードに失敗したり、生成が始まらなかったりすることがあります。
6. ログインやアカウントの状態
ログインの有効期限が切れていたり、別のアカウントでログインしていたりすると、生成機能が使えないことがあります。また、メール認証が未完了、アカウントが一時的に制限されている、といったケースも考えられます。一度ログアウトして再ログインする、正しいアカウントでログインできているか確認する、といった基本動作で解決することがあります。
複数の方法(メールアドレス、SNS連携など)でログインできるサービスでは、前回と違う方法でログインしてしまい、別のアカウント扱いになっていることがあります。「以前作った動画や履歴が見当たらない」「クレジットが急に減ったように見える」という場合は、ログイン方法を間違えていないか確認してみてください。また、ブラウザのプライベートモードやシークレットモードでは毎回ログインが必要になることがあり、通常モードとは状態が異なる点にも注意が必要です。
7. サービスやモデルのバージョンの違い
前述のとおり、WanにはWan 2.1、Wan 2.2、Wan 2.6 など複数のバージョンがあるとされ、使えるバージョンはサービスによって異なります。あるサービスでは新しいバージョンが選べないために期待した機能が使えない、ということもあり得ます。生成画面にモデルやバージョンを選ぶ項目がある場合は、別のバージョンに切り替えて試してみると、状況が変わることがあります。
8. 端末やブラウザ側の問題
意外と見落とされがちなのが、使っている端末やブラウザ側の問題です。古いバージョンのブラウザを使っていると、生成画面が正しく表示されなかったり、ボタンが反応しなかったりすることがあります。次の点を確認してみてください。
- ブラウザを最新版に更新する:古いブラウザは新しいWebサービスにうまく対応できないことがあります
- 別のブラウザで試す:特定のブラウザだけで起きる不具合かどうかを切り分けられます
- 拡張機能を一時的にオフにする:広告ブロックなどの拡張機能が、生成画面の動作を妨げることがあります
- キャッシュやCookieを消す:古い情報が残っていると動作が不安定になることがあります
- 端末を再起動する:長く使い続けて動作が重くなっているときに有効です
アプリ版を使っている場合は、アプリストアでアプリが最新版になっているかを確認しましょう。古いバージョンのアプリでは、サービス側の仕様変更についていけず不具合が出ることがあります。スマートフォンの空き容量が極端に少ない場合も、動画のダウンロードや保存に失敗することがあるため、ストレージの空きも確認しておくと安心です。
「生成中」のまま止まる・遅い・画質がおかしいとき
生成のボタンは押せたのに、途中で止まる・極端に遅い・できた動画の画質や動きがおかしい、という場合の対処を整理します。
1. 「生成中」のまま終わらないとき
動画生成は処理に時間がかかるため、テキストや画像の生成よりも長く「生成中」の表示が続くのは珍しくありません。まずは慌てず、しばらく待ってみてください。それでも明らかに長すぎる、表示が固まっているように見える場合は、次の手順を順番に試します。
- ページやアプリを一度再読み込みする(生成は裏で進んでいて、画面だけ止まっていることもあります)
- 生成履歴やマイページに、できあがった動画が入っていないか確認する
- 通信環境が安定しているか確認する
- それでも変わらなければ、時間を置いてから同じ条件で再生成する
再読み込みする前に、入力したプロンプトや設定をメモしておくと、やり直しがスムーズです。せっかく考えた指示文が消えてしまうと、同じ内容を再現するのに手間がかかります。長めのプロンプトを使う場合は、別のメモアプリなどに控えておく習慣をつけておくと、トラブル時のやり直しが楽になります。なお、画面が固まっているように見えても、実際には生成が進んでいて、しばらくすると完了するケースも少なくありません。再読み込みは「十分に待っても変化がないとき」の手段と考えておくとよいでしょう。
2. 生成が極端に遅いとき
生成が遅い主な要因は、サーバーの混雑・通信の遅さ・選んでいる設定(高画質や長尺の動画ほど時間がかかりやすい)です。急がない場合は時間を置く、利用者の少ない時間帯を狙う、動画の長さやサイズを控えめにする、といった工夫で待ち時間を短くできることがあります。無料プランは有料プランより処理の優先度が低く、待ち時間が長くなる場合があるとされる点も知っておくとよいでしょう。
また、複数の生成を同時に依頼すると、その分だけ全体の待ち時間が長くなることがあります。まずは1本ずつ生成し、結果を確認してから次に進むほうが、効率よく目的の動画にたどり着けることが多いです。なお、生成中にページを閉じてしまうと処理が中断されるサービスもあれば、裏で進行して履歴に残るサービスもあります。動作が分からない場合は、生成が終わるまでページを開いたままにしておくと安心です。
3. 画質や動きがイメージと違うとき
動画は出るものの、画質が粗い・人物や物が不自然に動く・指示と違う内容になる、という場合は、指示文や設定の調整で改善が見込めます。次のポイントを試してみてください。
- プロンプトを具体的にする:動かしたい対象・動きの方向・雰囲気・カメラの動きなどを、簡潔かつ具体的に書く
- 余計な要素を減らす:一度にたくさんの指示を詰め込むと破綻しやすいので、要素を絞る
- サイズや長さを見直す:縦横比や長さを変えると安定する場合がある
- モデルやバージョンを変える:選択肢がある場合は別のバージョンを試す
- 元画像を見直す(画像から動かす場合):解像度が十分で、動かしたい対象がはっきり写っている画像にする
AI動画生成は、同じ指示でも生成のたびに結果が変わることがあります。一度で理想どおりにならなくても、何回か条件を変えて試すのが基本的な使い方です。とくに、人物の手や顔、文字などはAIが苦手としやすい部分とされ、不自然になりやすい傾向があります。これらが目立つ場合は、対象を大きく写しすぎない、動きを控えめに指定する、といった工夫で破綻を減らせることがあります。
4. 画像から動画にするときにつまずきやすい点
静止画像を動かして動画にする使い方では、テキストから作る場合とは別のつまずきが起こりやすくなります。アップロードがうまくいかない、画像は読み込めたのに動画にならない、という場合は次の点を確認してください。
- 対応するファイル形式か:JPEGやPNGなど、サービスが対応する形式の画像を使う
- ファイルサイズが大きすぎないか:上限を超えるとアップロードに失敗することがある
- 動かしたい対象がはっきり写っているか:ぼやけた画像や小さく写った対象は、思うように動かないことがある
- 画像の内容が規約に触れていないか:人物や著作物を含む画像は拒否されることがある
うまくいかないときは、別の画像で試して、特定の画像だけの問題なのか、機能そのものの問題なのかを切り分けると原因を見つけやすくなります。なお、画像から動画にする機能にすべてのサービスが対応しているとは限らないため、使っているサービスがその機能を備えているかも確認しておきましょう。
5. 入口(サービス)ごとに対処が変わる点に注意
くり返しになりますが、Wanは「どのサービスから使っているか」で操作も対処も変わります。同じ「動画が作れない」でも、次のように原因の出方が異なります。
- 公式サイトや大手サービス:利用者が多く、混雑による待ちや一時障害が起きやすい一方、案内やヘルプが充実していることが多い
- 第三者のWebサービス・アプリ:独自のクレジット制度や料金プランがあり、無料枠の上限や透かしの有無がサービスごとに大きく異なる
- 自分の環境で動かすケース:通信やサーバーではなく、自分の端末の性能や設定が原因になりやすく、専門的な知識が必要になる
そのため、ある記事や知人の説明どおりに操作しても、自分の使っているサービスでは画面やボタンが違って当てはまらないことがあります。困ったときは、まず「自分のサービスのヘルプやお知らせ」を確認するのがもっとも確実です。
商用利用や著作権・肖像権で気をつけたいこと
生成した動画を仕事やSNS、広告などに使いたい場合は、権利関係の確認が欠かせません。Wanのモデル自体のライセンスや、利用しているサービスの規約によって、できること・できないことが変わってきます。
とくにビジネスで使う場合は、後からトラブルにならないよう、生成前に確認しておくことが大切です。「あとで問題が分かって作り直し」を避けるためにも、利用するサービスの規約と料金プランは早めに目を通しておきましょう。
1. 商用利用の可否はサービスとライセンス次第
「Wanで作った動画を商用利用してよいか」は、一律には決められません。Wanのモデルのライセンス条件と、実際に使っているサービスの利用規約の両方が関わってくるためです。無料プランでは商用利用が制限されている、または生成物にロゴ(透かし)が入る、というケースも考えられます。商用利用を予定している場合は、必ず使っているサービスの規約と料金プランを事前に確認してください。本記事では可否を断定できません。
2. 実在の人物や著作物への注意
実在の人物(有名人を含む)の顔や姿を生成・改変する行為は、肖像権やパブリシティ権の問題につながる恐れがあります。また、既存のキャラクターや作品、ブランドのロゴなどを使った動画は、著作権・商標権を侵害する可能性があります。トラブルを避けるため、他者の権利に触れる素材や指示は使わないようにし、生成した動画を公開・利用する際は内容を十分に確認しましょう。
3. AI生成であることの明示
プラットフォームによっては、AIで生成・加工したコンテンツであることの明示を求める場合があります。動画を投稿・公開する場では、その場のルールに従って必要な表記を行うと安心です。これらの方針も時期によって更新されるため、最新の案内を確認してください。
とくに、報道のような内容や、人物が実際に発言・行動しているように見える動画は、見た人に誤解を与えるおそれがあります。本物と見分けがつきにくい動画ほど、AIで作ったものであることを分かりやすく示す配慮が求められます。トラブルや誤解を防ぐためにも、公開前に「この動画が誰かを傷つけたり、だましたりしないか」という視点で内容を見直しておくことをおすすめします。生成した動画の保存形式や画質も、用途に合っているか確認しておくとよいでしょう。

それでも直らないときの一般的な対処(チェックリスト)
ここまでの内容を踏まえ、Wanで動画が作れないときに上から順に試したい一般的な対処をまとめます。原因がはっきりしないときは、このリストを順番に確認していくと切り分けがしやすくなります。
| 手順 | 確認・操作する内容 |
|---|---|
| 1 | どのサービス(入口)からWanを使っているかを確認する |
| 2 | ページやアプリを再読み込みする |
| 3 | 一度ログアウトして再ログインする |
| 4 | 通信環境(Wi-Fi・回線速度)を確認する |
| 5 | クレジット残量・プランの上限を確認する |
| 6 | プロンプト(指示文)や元画像を見直す |
| 7 | モデルやバージョン、サイズの設定を変えて試す |
| 8 | 時間を置く・別の入口(サービス)でも試す |
1. まず「どこから使っているか」を確認する
Wanは入口がいくつもあるため、トラブルの切り分けは「どのサービスを使っているか」の確認から始めるのが近道です。公式サイトなのか、第三者のWebサービスなのか、自分の環境なのかで、確認すべき場所(マイページ・設定・料金プラン)が変わります。たとえば、第三者のサービスを使っているのに公式サイトのヘルプを見ても、画面が違って解決できないことがあります。まずは自分がアクセスしているサイトやアプリの名前を正しく把握し、そのサービスのヘルプやお知らせを見るようにしましょう。これだけで、見当違いの対処に時間を取られるのを防げます。
2. 再読み込み・再ログイン・通信確認
多くの一時的な不具合は、ページの再読み込み、再ログイン、通信環境の確認という基本動作で解決します。ブラウザを使っている場合は、別のブラウザやシークレットモードで試す、ブラウザの拡張機能を一時的にオフにする、キャッシュを消す、といった方法も有効なことがあります。これらは特別な知識がなくてもすぐに試せるうえ、効果が出やすい対処です。原因が分からないときほど、まずはこの基本動作を一通り試してみることをおすすめします。アプリ版の場合は、アプリの再起動やアプリの更新も同じくらい効果的です。
3. クレジットとプロンプトの見直し
基本動作で直らない場合は、クレジット残量とプロンプトの内容を確認します。利用枠を使い切っていないか、規約に触れる内容になっていないかをチェックし、必要に応じて指示文や素材を調整しましょう。プロンプトは、一度に多くを詰め込むより、まずはシンプルな内容で生成が通るかを確かめ、うまくいったら少しずつ要素を足していくのがコツです。こうすると、どの部分が原因で拒否されているのかを見つけやすくなります。
4. 時間を置く・別の入口で試す
自分側に問題が見当たらないのに作れない場合は、サービス側の混雑や障害の可能性が高いと考えられます。少し時間を置いて再度試すか、別のサービス(入口)からWanを使ってみると、問題が自分側かサービス側かを切り分けられます。一方の入口では作れるのにもう一方では作れない場合、後者のサービス側の問題である可能性が高まります。
時間を置く目安としては、まずは数十分から数時間ほど空けて再度試すとよいでしょう。混雑が原因であれば、夜間や昼休みなど利用者が増えやすい時間帯を避けるだけでも改善することがあります。それでも長期間にわたって生成できない場合は、サービス側で大きな障害や仕様変更が起きている可能性も考えられるため、公式のお知らせやサポート窓口を確認してみてください。あわせて、SNSなどで同じサービスを使う他の人が同様の不具合を報告していないかを調べると、自分だけの問題か全体の問題かを判断しやすくなります。
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よくある質問(FAQ)
Q1. Wan(ワン)とは何ですか?
Alibaba(アリババ)が開発するとされるAI動画生成のモデルです。日本語では通義万相(Tongyi Wanxiang)と呼ばれることもあるとされます。テキストから動画を作る、画像を動かして動画にする、といった使い方ができるとされ、Wan 2.1・Wan 2.2・Wan 2.6 など複数のバージョンがあるとされます。ひとつの決まったアプリではなく、さまざまなサービスから利用できる「モデル」である点が特徴です。
Q2. 動画がまったく生成されないときは、まず何を確認すればよいですか?
まず「どのサービスからWanを使っているか」を確認し、そのうえでページの再読み込み・再ログイン・通信環境の確認・クレジット残量のチェック・プロンプトの見直しを順番に試してください。多くのケースはこの基本対処で改善が見込めます。
Q3. 「生成中」のまま終わりません。どうすればよいですか?
動画生成は時間がかかるため、まずはしばらく待ちます。長すぎる場合はページを再読み込みし、生成履歴に動画が入っていないか確認してください。通信環境を確認したうえで、時間を置いて再生成するのが基本です。サーバー混雑時は待ち時間が長くなる傾向があります。
Q4. クレジットやプランの上限はどこで確認できますか?
お使いのサービスのマイページやアカウント画面で確認できることが多いです。上限の回数やリセットのタイミングはサービスごとに異なるため、正確な内容は各サービスの公式の案内をご確認ください。無料プランには利用枠の上限が設けられている場合があります。なお、動画の長さや画質によって消費するクレジットが変わることもあるため、残量が十分に見えても設定によっては足りない場合がある点に注意してください。
Q5. 日本語のプロンプトがうまく通りません。なぜですか?
対応言語はサービスやモデルによって異なる場合があります。日本語でうまく反応しないときは、英語や中国語など別の言語で試すと改善することがあるとされます。また、指示文を簡潔で具体的な表現にすると、意図が伝わりやすくなります。
Q6. 生成した動画を商用利用してもよいですか?
商用利用の可否は、Wanのモデルのライセンスと、実際に使っているサービスの利用規約・料金プランの両方によって決まります。無料プランでは制限がある場合や、透かしが入る場合もあります。本記事では可否を断定できません。利用前に必ず公式の規約をご確認ください。
Q7. 同じ指示でも毎回違う動画になります。故障ですか?
故障ではありません。AI動画生成は、同じプロンプトでも生成のたびに結果が変わることがあります。理想に近づけたい場合は、指示文を具体的にする・要素を絞る・サイズやモデルを変える、といった調整を重ねながら、何度か試すのが基本的な使い方です。気に入った結果が出たときは、そのときのプロンプトや設定を控えておくと、似た雰囲気の動画を作りやすくなります。
Q8. どの入口(サービス)から使うのがよいですか?
目的によって異なるため一概には言えません。手軽に試したい場合はブラウザで使えるWebサービス、細かく調整したい場合はより専門的な使い方が向くことがあります。料金・対応バージョン・商用可否・対応言語はサービスごとに違うため、いくつかの入口を比べ、ご自身の用途に合うものを選ぶとよいでしょう。まずは無料で試せるサービスで操作の流れに慣れてから、必要に応じて有料プランや別のサービスを検討するのも一つの方法です。最新の対応状況は各サービスの案内をご確認ください。
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まとめ
Wan(ワン)で動画が生成されない・作れないときは、次の流れで対処するのが基本です。
- まず「どのサービス(入口)から使っているか」を確認する——Wanはモデルであり、入口によって画面・料金・使えるバージョンが大きく異なります
- ページの再読み込み・再ログイン・通信環境の確認という基本動作を試す
- クレジット残量・プランの上限を確認する
- プロンプトや元画像が規約に触れていないか、対応言語に合っているかを見直す
- サーバー混雑や一時障害が疑われるときは時間を置く・別の入口でも試す
動画生成は通信やサーバーの状況に左右されやすく、設定やプロンプトの調整で結果が大きく変わる処理です。一度でうまくいかなくても、原因を一つずつ切り分けていけば、多くの場合は改善が見込めます。なお、Wanの料金・対応言語・機能名・商用利用の可否・各バージョンの仕様は時期や地域、ご利用のサービスによって変わる可能性があるため、最終的な仕様や最新の対応状況は必ず公式情報の最新の案内をご確認ください。
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