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【2026年最新版】OBSの録画がカクつく・フレームドロップする原因と対処法【完全ガイド】

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OBSで動画を録画していると、映像がカクつく、フレームが落ちる、音声がスキップするなどの問題が発生することがあります。これらの問題は、PC のスペック不足、設定の最適化不足、ストレージの容量不足など、複数の原因が考えられます。

本記事では、OBSで録画がカクつく・フレームドロップする原因を特定し、実際に効果のある対処法を順序立てて解説します。初心者からゲーム配信者まで、すぐに実践できる方法を網羅しています。

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この記事でわかること

  • フレームドロップが起こる仕組みと判定方法
  • PC側の原因:CPU / GPU 使用率過多、メモリ不足、ディスク容量
  • OBS設定の最適化:エンコーダー選択、ビットレート、解像度調整
  • ディスク高速化:SSD の活用、書き込み速度の確認
  • バッファリング対策:リングバッファ の調整、キャッシュ設定
  • 配信中のリアルタイム監視と緊急対応
  • CPU / GPU 別の対処法(Nvidia / AMD / Intel 対応)

OBSの録画がカクつく原因(3大要因)

1. CPU使用率が高い(最も多い原因)

OBS で録画・配信する場合、エンコーディング処理が PC の CPU に大きな負荷をかけます。

  • ゲーム+OBS+他のアプリで CPU 使用率が80%を超える → フレームドロップが増加
  • 特に H.264(x264)エンコーダーは CPU 依存度が高い
  • マルチコア CPU でも、シングルスレッド性能が低いと問題が起こる

2. ディスク書き込み速度が遅い

録画ファイルをHDD に保存している場合、書き込み速度がボトルネックになります。

  • HDD:平均10〜20MB/s程度の書き込み速度
  • SSD:500MB/s以上の書き込み速度
  • 高ビットレート(50Mbps以上)での録画には、SSD 必須

3. GPU(ビデオカード)の処理能力不足

ハードウェアエンコーディング(NVENC / QuickSync など)を使用していても、古い GPU では性能が不足します。

  • NVENC:GeForce GTX 960 以上推奨
  • AMD VCE:Radeon RX 470 以上推奨
  • Intel QuickSync:第 8 世代 Core 以上推奨
OBS設定最適化手順

OBSの設定を最適化する手順(推奨順序)

ステップ1: 統計情報からボトルネックを特定する

OBS でアクティブに設定 → 統計情報を開く(Ctrl + Shift + S)。

確認する項目:

  • 「CPU 使用率」:60%以上で要最適化
  • 「GPU 使用率」:70%以上で要GPU切り替え
  • 「ディスク全体の使用率」:90%以上で容量を確保
  • 「フレームドロップ(Dropped Frames)」:1%以上でカクつきが発生
  • 「遅延(Dropped Frames by Encoder)」:ゼロが理想

💡 デバッグモード:
「ツール」→「Log Files」から logs/2026-XX-XX_XX-XX-XX.log を開く。
「[encoder_frame]」で検索すると、エンコーダーのドロップが詳しく記録されている。

ステップ2: エンコーダーをハードウェアに切り替える

「設定」→「出力」→「エンコーダー」で、以下の優先順で選択します。

GPU/CPU構成 第1選択肢 代替案
NVIDIA GPU搭載 NVIDIA NVENC(最速・最推奨) H.264 (x264) – CPU
AMD GPU搭載 AMD VCE H.264 (x264) – CPU
Intel iGPU Intel QuickSync H.264 (x264) – CPU
GPU非搭載 / 古い GPU H.264 (x264) – CPU Preset: Fast / Veryfast

ステップ3: ビットレートを調整する

設定 → 出力 → 「ビットレート(単位:Mbps)」を以下の基準で設定。

  • 1080p 60fps:5000〜8000 Mbps(一般的)
  • 1080p 30fps:2500〜4000 Mbps
  • 720p 60fps:2500〜4000 Mbps
  • 720p 30fps:1500〜2500 Mbps

⚠️ 注意:
ビットレートが高すぎるとディスク書き込みが追い付かず、フレームドロップが増加します。
まずは低めに設定→統計情報でドロップを確認→徐々に上げる方法が安全です。

ステップ4: 録画解像度とフレームレートを最適化

「設定」→「映像」→「出力(スケーリング)解像度」で、PC の負荷に合わせて調整。

  • CPU使用率が60%未満:1920×1080 60fps
  • CPU使用率が60~75%:1920×1080 30fps または 1280×720 60fps
  • CPU使用率が75%以上:1280×720 30fps

ゲーム画面の「ベースキャンバスサイズ」と「出力スケーリング解像度」を分けることで、ゲーム自体の設定は変えずに録画品質を調整できます。

OBS設定最適化手順

ディスク最適化(重要)

SSD への移行が最速の解決策

録画ファイルを HDD に保存している場合、SSD に変更するだけで問題が解決することがあります。

理由:

  • HDD:ディスクヘッドが物理的に移動するため、ランダムアクセスが遅い
  • SSD:電子的にアクセスするため、読み書き速度が10倍以上高速
  • 高ビットレート録画では、100MB/s以上の書き込み速度が必要な場合もある

確認方法(Windows 10/11):

  1. エクスプローラー → 保存先ドライブを右クリック
  2. 「プロパティ」を開く
  3. 「ツール」タブ → 「最適化」ボタン
  4. 「現在の状態」で、タイプを確認
    • 「SSD」と表記 → 既に SSD 使用中
    • 「ハードドライブ」と表記 → HDD 使用中(要 SSD 移行)

HDD を使う場合の設定

SSD が無い場合、以下の設定でまとめて対応します。

  • ビットレートを下げる(20Mbps 以下に制限)
  • フレームレートを 30fps に設定(書き込み量を減らす)
  • 複数の HDD がある場合、別ドライブに保存(同じドライブでの I/O 競合を避ける)
  • バッファサイズを増やす(後述)

OBS 詳細設定(上級編)

リングバッファの有効化と調整

設定 → 出力 → 「ファイル」→「リングバッファ」をチェック。

  • リングバッファ: 一時的にメモリに動画データを貯めておき、ディスク書き込みが追い付くのを待つ機能
  • 「最大メモリ(MB)」: 16000 MB(16GB)程度を推奨
  • メリット: ディスク書き込みの遅延に強くなる
  • デメリット: メモリを消費する(16GB RAM 以上推奨)

エンコーダー設定の微調整(CPU 使用時)

「設定」→「出力」→「エンコーダー」→「詳細設定を表示」。

設定項目 推奨値(CPU負荷軽減) 説明
Preset Fast または Veryfast CPU使用率を低下させる(品質は低下)
Profile Main または Baseline 互換性を優先(バージョン選択)
x264 Thread 4 – 8 CPU コア数に合わせて調整
Keyframe Interval 2(配信)または 0(録画) フレームレートに合わせて設定

🔧 CPU コア数の確認:
タスクマネージャー → パフォーマンス → CPU → 「コア数」を確認。
x264 Thread は CPU コア数の半分程度が目安です(例:8コア CPU なら Thread=4)。

OBS設定最適化手順

GPU 別の設定(NVIDIA / AMD / Intel)

NVIDIA GPU(NVENC)の場合

NVENC は CPU 負荷がほぼゼロで、高速エンコーディングが可能です。

  1. 設定 → 出力 → エンコーダー:「NVIDIA NVENC H.264」を選択
  2. 「詳細設定を表示」→「Preset」を確認
    • Default / Fast / Lossless → 速度優先
    • Quality → 品質優先(ビットレート高)
  3. ビットレートを通常通り設定(NVENC なら高ビットレート でも CPU 負荷なし)

トラブル: 「NVIDIA NVENC」が表示されない場合

  • GPU ドライバを最新版に更新(NVIDIA Control Center)
  • GPU が対応機種か確認(GeForce GTX 960 以上)
  • OBS を再起動

AMD GPU(VCE)の場合

  1. 設定 → 出力 → エンコーダー:「AMD VCE H.264」を選択
  2. ビットレート・フレームレートを通常通り設定
  3. VCE でも NVENC 同様に CPU 負荷が低い

Intel iGPU(QuickSync)の場合

  1. 設定 → 出力 → エンコーダー:「Intel QuickSync」を選択
  2. 品質・速度のバランスが良い
  3. 第 8 世代 Core 以上を推奨

配信中のフレームドロップをリアルタイムで監視・対応

統計情報の常時表示

「ツール」→「統計情報」を ON にしておき、配信中も「ドロップ数」を監視。

  • 0~0.5%: 問題なし
  • 0.5~2%: 軽度(気になれば設定調整)
  • 2%以上: 深刻(即座に対応必要)

緊急対応の優先順(配信中)

  1. 他のアプリを強制終了(Chrome、Discord、ファイル管理など)
  2. ビットレートを下げる(出力を再開始)
  3. 解像度を下げる(720p に変更)
  4. フレームレートを下げる(60fps → 30fps)
  5. ゲーム画質を下げる(GPU 負荷を減らす)

フレームドロップの原因別・対処法チェックリスト

原因 判定方法 対処法
CPU 使用率が高い 統計情報で CPU > 75% NVENC / VCE に変更、Preset を Fast に
GPU 使用率が高い 統計情報で GPU > 80% ゲーム画質を下げる、録画解像度を下げる
ディスク書き込み遅延 ディスク使用率が 95% 以上 SSD に移行、またはビットレート下げる
メモリ不足 RAM 使用率が 90% 以上 不要なアプリを閉じる、リングバッファを減らす
音声スキップ 映像は滑らかだが音声が途切れる 音声デバイスをデフォルトに設定、レート を 44.1kHz に

よくある質問(FAQ)

Q1: OBS でフレームドロップ 0% なのに、見た目がカクついて見えます

A: フレームドロップは 0% でも、以下の原因がある可能性があります:

  • ゲーム側の fps が低い → ゲーム設定で fps を上げる(60fps 推奨)
  • OBS の「フレームバッファサイズ」が小さい → 設定で増やす
  • モニターのリフレッシュレートが低い → 144Hz モニターを導入
  • VSYNC が有効 → ゲーム設定で OFF

Q2: 「エンコーダーが見つかりません」というエラーが出ます

A: 以下の順で対応してください:

  1. GPU ドライバを最新版に更新(NVIDIA / AMD のコントロールパネル)
  2. OBS を再起動
  3. 設定 → 出力 → エンコーダーを再確認
  4. それでも表示されなければ、x264(CPU)を使用

Q3: 録画ファイルが破損する(再生時にエラー)

A: 以下の原因が考えられます:

  • 録画中に Windows がシャットダウン → UPS(無停電電源装置)を導入、またはバックアップ保存
  • ディスク容量が急になくなった → ディスク整理、ビットレート下げる
  • ストレージに不良セクタ → 別のディスク に保存先を変更、SMART チェック

破損ファイルの修復:FFmpeg を使用して可能な場合があります:

ffmpeg -i corrupted.mp4 -c copy -fflags +genpts fixed.mp4

Q4: 1 時間以上の長時間録画で、途中からフレームドロップが増えます

A: 以下の原因が考えられます:

  • GPU メモリが満杯になる → GPU メモリを解放する、またはリセット
  • ディスク断片化 → Windows デフラグ機能で最適化
  • エンコーダーメモリリーク → エンコーダーを別のものに変更
  • バッテリー節約モード → 電源プランを「高パフォーマンス」に変更

Q5: 複数の OBS ウィンドウで同時録画できますか?

A: 技術的には可能ですが、非推奨です。理由:

  • GPU / CPU リソースが分散され、ドロップが増加
  • エンコーディング性能が 50% 以下に低下する可能性
  • シーン設定で複数ソースを 1 つの OBS で管理することを推奨

複数箇所の同時録画が必要な場合:

  • OBS の「レイアウト」機能で複数ウィンドウを管理
  • または、配信用 PC と録画用 PC を分ける

Q6: NVIDIA NVENC の「枚数制限」とは?

A: NVIDIA GPU は、同時にエンコード可能な最大フレーム数が制限されています。

  • GeForce(消費者向け): 最大 3 個の同時セッション
  • RTX / Quadro(企業向け): 最大数十個以上

複数の配信・録画を同時実行する場合は、RTX シリーズ

Q7: OBS で「Lost frames due to rendering lag」が多いです

A: これはレンダリング遅延(GPU が映像を描画するのに追い付かない)を示しています。

  • ゲーム側の GPU 使用率が高い → ゲーム画質を下げる
  • OBS のプレビュー表示が重い → プレビューを OFF にする
  • 複数のソース(ゲーム + Web カメラ + テキスト)を重ねている → シーンを簡略化

Q8: 「Sound device stopped responding」というエラーが出ます

A: 音声入出力デバイスの問題です。以下を実施:

  1. 音声デバイスを再認識させる:OBS 再起動
  2. サウンド設定で、デフォルトデバイスを確認(デバイス一覧にない場合は再接続)
  3. オーディオミキサー でマイクのデバイスを確認
  4. USB オーディオインターフェイスの場合、別の USB ポートに接続

Q9: OBS で録画するとシステム全体が遅くなります(マウスが遅い)

A: CPU / GPU が過負荷状態です。以下の順で対応:

  1. エンコーダーを x264 から NVENC / VCE に変更
  2. Preset を Quality から Fast に変更
  3. ビットレートを 20% 下げる
  4. Windows の「高パフォーマンス」電源プランを有効化
  5. バックグラウンドアプリを強制終了

Q10: フレームドロップ 0% だったのに、保存されたファイルが欠けています

A: 以下の原因が考えられます:

  • ディスク容量が足りなくなった → 保存先ドライブの容量を確認
  • ディスク I/O エラー → 別のドライブに保存、またはディスク不良をチェック
  • OBS がクラッシュした → OBS ログを確認、アップデートを確認
  • ファイルシステムの不具合 → チェックディスク(chkdsk)を実行

まとめ

OBS での録画カクつき・フレームドロップは、PC のスペック、設定、ストレージの 3 要素が絡み合っています。

優先順位の高い対処法:

  1. ハードウェアエンコーダー(NVENC / VCE)に切り替える → 即座に CPU 負荷を 80% 削減
  2. HDD から SSD に移行する → ディスク書き込み速度が 20 倍以上向上
  3. ビットレート・解像度を下げる → 物理的な処理量を削減
  4. バックグラウンドアプリを終了 → リソース競合を排除
  5. GPU ドライバを最新に更新 → エンコーダーの安定性向上

統計情報を確認しながら、ボトルネックを特定し、段階的に設定を最適化することが成功のカギです。フレームドロップが 0% になれば、視聴者に快適な配信・録画を提供できます。

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