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【2026年最新版】Microsoft Wordのファイルのパスワードを忘れた・解除できない時の対処法【完全ガイド】

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【2026年最新版】Microsoft Wordのファイルのパスワードを忘れた・解除できない時の対処法【完全ガイド】

Microsoft Wordで作成したファイルにパスワードをかけたものの、そのパスワードを忘れてしまってファイルが開けない…という状況は、多くの方が経験する困りごとのひとつです。大切な書類が手元にあるのにアクセスできないのは、非常に焦るものですよね。

この記事では、Wordファイルのパスワードを忘れた場合に試せる対処法を詳しく解説します。パスワード回復の限界、OneDriveバージョン履歴の活用、パスワードのヒントの確認方法、「開くパスワード」と「編集制限パスワード」の違いによる対処の違い、そして今後のための予防策まで、わかりやすくまとめました。

パスワードの種類確認
この記事でわかること

  • Wordファイルのパスワードの種類と違い
  • パスワードを忘れた場合に試せる対処法
  • OneDriveバージョン履歴でパスワードなし版を復元する方法
  • パスワードのヒントの確認方法
  • パスワードを忘れないための予防策

Wordファイルのパスワードには2種類ある

Wordファイルのパスワードを忘れた場合、まず「どの種類のパスワード」を忘れたかを確認することが重要です。Wordには大きく分けて2種類のパスワードがあり、それぞれ挙動と対処法が異なります。

種類1:開くパスワード(読み取りパスワード)

ファイルを開く際に入力を求められるパスワードです。正しいパスワードを入力しなければ、ファイルの内容を一切見ることができません。セキュリティ強度が高く、このパスワードを忘れた場合の回復は非常に困難です。

種類2:書き込みパスワード(編集制限パスワード)

ファイルの編集や書式変更、コメント追加などを制限するパスワードです。このパスワードを知らなくてもファイルを開いて内容を読むことはできますが、編集や特定の操作が制限されます。「変更を加えるパスワード」「書き込み保護のパスワード」とも呼ばれます。

パスワードの種類 効果 忘れた場合の影響
開くパスワード(読み取り) ファイルを開けなくなる 内容を一切閲覧できない(深刻)
書き込みパスワード(編集制限) 編集・変更ができなくなる 読み取りは可能(比較的軽微)

パスワード回復の限界について正直に知っておこう

まず最初に、重要なことをお伝えしなければなりません。Microsoft Word(特にWord 2007以降の.docx形式)の「開くパスワード」は、AES-256という非常に強力な暗号化技術で保護されています。

この暗号化は非常に強力なため、正規の方法でパスワードを忘れた場合にWordファイルの内容を取り出す手段は、Microsoft自身も提供していません。「パスワード解析ソフト」のようなツールがインターネット上に存在しますが、複雑なパスワードの解読には現実的でない時間(数年〜数千年)がかかることもあります。

これは「ユーザーのデータを守るため」の仕様であり、悪意ある第三者からファイルを守るという点では優れた設計です。しかし、正規のユーザーが自分でパスワードを忘れた場合にも、この制限は適用されます。

以上を踏まえた上で、試せる可能性のある対処法を順番に解説します。

OneDriveバージョン履歴確認

対処法1:パスワードのヒントを思い出す・確認する

パスワードを完全に忘れる前に、手がかりを探しましょう。

よく使われるパスワードのパターンを試す

自分がよく使うパスワードのパターンがある場合、それを試してみましょう。大文字・小文字の切り替え、数字の組み合わせなど、いくつかのバリエーションを試してみることで思い出すことがあります。

ただし、Wordにはパスワードの入力回数制限がありません(銀行のPINコードのようにロックされることはない)。ただし、試行回数が増えるとファイルが破損するリスクがあるため注意が必要です。

よくあるパスワードの候補

  • ファイルを作成した日付(例:20230101、2023年1月1日など)
  • プロジェクト名や会社名、担当者名
  • 「password」「1234」「0000」などの簡易パスワード
  • 自分の電話番号や誕生日の一部
  • メールや書類でパスワードを伝えた記録(メール・チャット履歴を確認)

パスワード管理ソフトやメモを確認する

1Passwordや Bitwarden、KeyPassなどのパスワード管理ソフトを使っている場合は、そこにWordファイルのパスワードが保存されていないか確認してください。また、スマホのメモアプリや手書きのメモ帳にパスワードを書き留めていた可能性もあります。

対処法2:OneDriveのバージョン履歴でパスワードなし版を復元する

ファイルがOneDriveに保存されていて、過去にパスワードをかける前のバージョンが存在する場合、バージョン履歴からパスワードなしの旧バージョンを復元できる可能性があります。

OneDriveバージョン履歴の確認手順

  1. Webブラウザで OneDrive(onedrive.live.com)にアクセスしてサインインする
  2. 対象のWordファイルを探す
  3. ファイルを右クリックして「バージョン履歴」を選択する
  4. パスワードをかける前の日時のバージョンをクリックして「復元」または「ダウンロード」する

OneDriveの個人向けプランでは最大30日間のバージョン履歴が保存されています(Microsoft 365 PersonalおよびFamilyプランではより長期間保存される場合があります)。30日以上前にパスワードを設定した場合は、このバージョンが存在しない可能性があります。

SharePointまたはMicrosoft 365を使っている場合

職場や学校のMicrosoft 365(旧Office 365)環境でSharePointにファイルを保存している場合も、同様にバージョン履歴を確認できます。SharePointのバージョン履歴の保存期間はIT管理者の設定によって異なりますが、長期間保存されているケースも多いです。

対処法3:編集制限パスワードの場合は別の方法が有効

「開くパスワード」ではなく「書き込み保護(編集制限)パスワード」を忘れた場合は、以下の方法が使える場合があります。

方法A:「変更を加えない(読み取り専用)」として開いてコピーする

  1. ファイルを開くと「パスワードを入力してください」ダイアログが表示される場合がある
  2. 「読み取り専用で開く」ボタンをクリックする
  3. ファイルが読み取り専用で開かれる
  4. 全テキストを選択(Ctrl + A)してコピーし、新しいWordファイルに貼り付ける
  5. 新しいファイルとして保存する(書式が一部崩れる可能性あり)

方法B:XMLを直接編集する(上級者向け)

.docxファイルの実体はZIP形式の圧縮ファイルです。ファイルの拡張子を .zip に変更して解凍し、内部のXMLファイルを編集することで編集制限を解除できる場合があります。ただし、この方法はファイルの破損リスクがあるため、必ずファイルをバックアップしてから試してください。

また、「開くパスワード」はこの方法では解除できません。編集制限パスワードのみに有効な方法です。

対処法4:ファイルの送信者・作成者に確認する

他の人から受け取ったWordファイルのパスワードを忘れた場合は、そのファイルを送ってきた人に直接パスワードを確認するのが最も確実な方法です。

また、自分が作成したファイルの場合でも、ファイルを送った相手のメール履歴にパスワードが記載されている可能性があります。「パスワードは○○です」といった内容のメールを検索してみましょう。

編集制限解除手順

今後のための予防策

パスワードを忘れるという状況を二度と繰り返さないために、以下の対策を実践しましょう。

予防策1:パスワード管理ソフトを活用する

1Password、Bitwarden、Keepassなどのパスワード管理ソフトを使えば、すべてのパスワードを安全に保管できます。Wordファイルのパスワードを設定したら、必ずパスワード管理ソフトに登録しておく習慣をつけましょう。

予防策2:パスワードをかける前のバックアップを残す

パスワードを設定する前のファイルを、パスワードなしのバックアップとして別の場所に保存しておくと安心です。バックアップファイル自体も適切に管理(アクセス制限のあるフォルダーに保存)してください。

予防策3:パスワードのヒントをメモしておく

パスワードそのものではなく、「パスワードを思い出すためのヒント」をメモしておく方法も有効です。例えば「〇〇プロジェクトの担当者名+開始年度」のような形で記録しておけば、パスワードを直接書き留めるよりも安全です。

予防策4:Windowsの認証情報としてパスワードを保存する

Wordでファイルを開く際、「このパスワードを記憶する」オプションが表示された場合はチェックを入れておくと、次回以降パスワードの入力を省略できます。

Wordのパスワード種類別 対処法まとめ

状況 試せる対処法 成功率の目安
開くパスワードを忘れた(ファイルが開けない) 記憶の手がかりを探す / OneDriveの旧バージョンを復元 状況による(技術的解除は困難)
編集制限パスワードを忘れた(読み取りはできる) 読み取り専用で開いてコピー / XMLを直接編集 比較的高い
他人から受け取ったファイル 送信者にパスワードを確認 高い
OneDriveに保存されていてパスワードを最近かけた バージョン履歴から旧バージョンを復元 30日以内なら高い

よくある質問(FAQ)

Q1. Microsoftに問い合わせればパスワードを解除してもらえますか?

いいえ、Microsoftのサポートはファイルのパスワード解除には対応していません。これはセキュリティ上の理由によるものです。正規のユーザーであっても、パスワードを忘れた場合にMicrosoft側でパスワードを回復・解除する手段はありません。

Q2. パスワード解除ソフトは効果がありますか?

Word 2007以降の.docx形式はAES-256暗号化を使用しており、ブルートフォース(全パターン試行)による解析は現実的ではありません。短く単純なパスワード(数字4桁など)であれば解析できる場合もありますが、複雑なパスワードはほぼ不可能です。また、インターネット上の怪しいソフトウェアをダウンロードすることは、マルウェア感染のリスクがあるため非常に危険です。

Q3. 古いWordファイル(.doc形式)の場合はどうですか?

.doc形式(Word 97-2003形式)は暗号化強度が低いため、パスワード解析ツールが有効な場合があります。ただし、.docx形式への変換時にパスワードが引き継がれている場合は、.docx側のセキュリティが適用されます。

Q4. Wordファイルのパスワードを解除する正規の方法はありますか?

パスワードを知っている状態であれば、Wordで「ファイル」→「情報」→「文書の保護」→「パスワードを使用して暗号化」から現在のパスワードを削除できます。「校閲」→「文書の保護」→「書式設定と編集の制限」からも編集制限を解除できます。パスワードを知っている場合のみ有効な方法です。

Q5. パスワードをかけたWordファイルをPDFに変換すれば開けますか?

「開くパスワード」がかかっているWordファイルは、パスワードを入力しなければPDF変換もできません。編集制限パスワードのみの場合は、読み取り専用でWordを開いた状態からPDFに変換することが可能です。

Q6. パスワードのかかっていない状態に気付かずに保存してしまいました。後からパスワードをかけ直せますか?

はい、可能です。Wordでファイルを開き、「ファイル」→「情報」→「文書の保護」→「パスワードを使用して暗号化」から新しいパスワードを設定できます。この際、設定したパスワードは必ずパスワード管理ソフトなどに記録しておきましょう。

まとめ

Microsoft Wordファイルのパスワードを忘れた場合の対処法をまとめると、次のようになります。

  1. まず「開くパスワード」か「編集制限パスワード」かを確認する
  2. よく使うパスワードや手がかりを思い出す(メール・メモ・パスワード管理ソフトを確認)
  3. OneDriveのバージョン履歴でパスワードをかける前のバージョンがないか確認する
  4. 編集制限パスワードの場合は読み取り専用で開いてコピーする方法を試す
  5. 他の人から受け取ったファイルの場合は、送信者に直接確認する

残念ながら、「開くパスワード」を完全に忘れた場合の確実な回復手段は存在しません。これはWordの暗号化がしっかりと機能している証拠でもあります。今後は、パスワード管理ソフトを活用してパスワードを忘れない仕組みを作ることを強くおすすめします。

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