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MacのScreen Recording(画面録画)機能が突然動作しなくなったり、録画しても保存できなかったりするトラブルは、macOS 26へのアップデート後を中心に多くのユーザーが経験しています。この記事では、macOSの画面録画が動かない・保存できない原因を体系的に解説し、今すぐ試せる対処法を10ステップ以上にわたって詳しく紹介します。
この記事でわかること
- MacのScreen Recording(画面録画)が動作しない主な原因
- プライバシー設定・権限まわりのトラブル解決手順
- 保存先ストレージや空き容量に起因する問題の対処法
- QuickTime Playerとスクリーンショットツールの使い分け
- サードパーティアプリとの競合を解消する方法
- macOS 26固有の不具合への対応策
- それでも解決しない場合の最終手段

基礎解説:Screen Recordingが動かない主な原因
プライバシー権限の不足
macOSはセキュリティを重視しており、画面録画を行うアプリには「画面収録」の権限が必要です。macOS 26では特にこの権限管理が厳格になっており、アップデート後に権限がリセットされるケースが報告されています。システム設定の「プライバシーとセキュリティ」で該当アプリが許可されているかどうかが最初の確認ポイントです。
ストレージ・保存先の問題
録画ファイルは容量が大きくなりがちです。Macの空き容量が不足していると録画が途中で停止したり、完了しても保存されなかったりします。また、保存先フォルダのアクセス権限が変わっていたり、外付けドライブが取り外されていたりすることも原因になります。
ソフトウェアの競合・バグ
画面録画系のサードパーティアプリ(Loom、Screenflowなど)が同時に動作していると競合が起きる場合があります。また、macOS 26の初期バージョンには画面録画に関するバグが存在することがAppleからも認められており、ソフトウェアアップデートで修正されることがあります。
QuickTime Playerのキャッシュ・設定崩壊
QuickTime Playerの設定ファイルが破損したり、古いキャッシュが残ったりすることで、録画が開始できない・保存できない状態になります。これはアプリの再インストールや設定リセットで解消できます。
詳細な対処法
Step 1: プライバシー設定で「画面収録」権限を確認・再設定する
まず最初に確認すべきはプライバシー設定です。Appleメニュー(左上のリンゴマーク)から「システム設定」を開き、左側メニューの「プライバシーとセキュリティ」をクリックします。次に「画面収録」をクリックすると、画面録画を許可されているアプリの一覧が表示されます。
使用したいアプリ(QuickTime Player、Zoom、Loomなど)のスイッチがオンになっていない場合はオンにしてください。スイッチがグレーアウトして変更できない場合は、一度アプリを閉じてから再度試みてください。変更後はアプリを再起動することで権限が有効になります。
なお、macOS 26ではアップデート直後に権限が初期化されるケースがあるため、アップデート後は必ずこの画面を確認する習慣をつけましょう。
Step 2: Macを再起動する
シンプルですが非常に効果的な対処法です。Appleメニューから「再起動」を選択してMacを再起動してください。一時的なシステムキャッシュのクリアや、バックグラウンドプロセスのリセットにより、権限まわりの問題が解消されることがあります。再起動後、再度画面録画を試みてください。
特にmacOS 26へのアップデート直後は、再起動によって初期設定が完全に反映されることがあります。アップデート後に「再起動を求めるダイアログ」が出た際は面倒がらず必ず再起動しましょう。

Step 3: macOSを最新バージョンにアップデートする
macOS 26の初期リリースには画面録画に関するいくつかのバグが含まれていることが確認されています。Appleは継続的にセキュリティアップデートやバグ修正パッチを配布しているため、まずmacOSを最新の状態に保つことが重要です。
システム設定の「一般」→「ソフトウェアアップデート」で最新バージョンを確認し、アップデートがある場合は適用してください。アップデート後は再起動が必要です。特定のバグ修正がアップデートで含まれているかどうかはAppleのリリースノートで確認できます。
Step 4: ストレージの空き容量を確認・確保する
画面録画は解像度と録画時間によって数GB〜数十GBのファイルになることがあります。Macの空き容量が少ないと録画が失敗します。Appleメニュー→「このMacについて」→「ストレージ」で現在の空き容量を確認してください。目安として10GB以上の空き容量を確保しておくことを推奨します。
空き容量が少ない場合は、不要なファイルを削除するか、「最適化」機能を使ってiCloud Driveにファイルを移動させましょう。また、録画の保存先を容量に余裕がある外付けSSDやHDDに変更することも有効な手段です。
Step 5: QuickTime Playerの環境設定をリセットする
QuickTime Playerの設定ファイルが破損している場合、録画機能が正常に動作しないことがあります。Finderを開き、メニューバーから「移動」→「フォルダへ移動」を選択し、~/Library/Preferences/ と入力して開きます。
このフォルダの中から com.apple.QuickTimePlayerX.plist というファイルを探し、デスクトップなど別の場所に移動させてバックアップとして保管してください(削除ではなく移動)。その後QuickTime Playerを再起動すると、設定ファイルが新しく作り直されます。問題が解消しない場合は移動したファイルを元の場所に戻すことができます。
Step 6: サードパーティの録画アプリとの競合を解消する
Loom、Screenflow、OBS、Camtasiaなど複数の画面録画アプリをインストールしている場合、これらが競合して録画機能が正常に動作しないことがあります。アクティビティモニタを開いて(Spotlight検索で「アクティビティモニタ」と入力)、録画関連のプロセスが複数動いていないか確認してください。
不要なプロセスを終了させてから、使いたい録画アプリだけを起動して試してみましょう。また、使用していないサードパーティの録画アプリを一時的にアンインストールすることで競合が解消されるケースもあります。
Step 7: 保存先フォルダの権限を確認する
録画ファイルを保存しようとしているフォルダへのアクセス権限が変わっている場合、保存に失敗します。Finderで該当フォルダを右クリック→「情報を見る」を開き、「共有とアクセス権」セクションで自分のユーザーアカウントに「読み書き」の権限があることを確認してください。
権限が「読み出しのみ」や「アクセス不可」になっている場合は、ロックアイコンをクリックして(管理者パスワードが必要)権限を「読み書き」に変更してください。外付けドライブを保存先にしている場合は、ドライブが正しくマウントされているかも確認が必要です。

Step 8: SMCおよびNVRAMをリセットする
SMC(システム管理コントローラ)やNVRAM(不揮発性RAM)の問題が画面録画の不具合を引き起こすことがあります。これらをリセットすることで、深部の設定が初期化され問題が解消されることがあります。
NVRAMリセット(Intel Mac): Macをシャットダウン後、電源ボタンを押してすぐに Option + Command + P + R キーを同時押しし、起動音が2回聞こえるまで押し続けます。Apple Silicon(M1/M2/M3/M4)のMacではNVRAMリセットは不要です。
SMCリセット(Intel Mac): シャットダウン後、電源ボタンを押す前に Shift + Control + Option キーを10秒押し続けてから電源を入れます。Apple SiliconのMacではSMCリセットは不要で、代わりに電源を切って30秒待つだけで十分です。
Step 9: スクリーンショットアプリの内蔵録画機能を使う
QuickTime Playerに問題がある場合、macOS標準のスクリーンショットツールに搭載された画面録画機能を試してみましょう。Command + Shift + 5 キーを押すと画面下部にコントロールバーが表示されます。「画面全体を収録」または「選択した部分を収録」を選択すると録画が開始できます。
このツールはQuickTime Playerとは独立して動作するため、QuickTime側の問題を回避できます。録画終了は画面上部のメニューバーに表示される「停止」ボタンをクリックするか、Command + Shift + 5 を再度押して停止します。保存先はデスクトップがデフォルトです。
Step 10: セーフモードで動作確認する
セーフモードで起動することで、サードパーティの拡張機能やカーネル拡張が読み込まれない状態でシステムを確認できます。セーフモードで画面録画が正常に動作する場合、原因はサードパーティのソフトウェアにあると判断できます。
Intel Mac: 起動時にShiftキーを押し続けます。Apple Silicon Mac: 電源を切ってから電源ボタンを長押しして「起動オプション」が表示されたら、起動ディスクを選択しShiftキーを押しながら「セーフモードで続ける」をクリックします。セーフモードでの動作確認後は通常通り再起動してください。
Step 11: 別ユーザーアカウントでテストする
ユーザーアカウント固有の設定が原因の場合、別のアカウントでは正常に動作することがあります。システム設定の「ユーザーとグループ」で新しいテスト用アカウントを作成し、そのアカウントでログインして画面録画を試してみてください。
別アカウントで正常に動作する場合は、元のアカウントの設定ファイルや権限に問題があります。この場合、Finderで ~/Library/ フォルダを開き、アプリ関連の設定ファイルを一つずつ移動させながら問題の原因を特定する作業が必要になります。
Step 12: macOSを再インストールする(最終手段)
上記の手順をすべて試しても解決しない場合、macOSの再インストールを検討してください。macOS 26ではmacOSの再インストールが比較的容易に行えます。「システム設定」→「一般」→「転送またはリセット」→「macOSを再インストール」からインストールを行えます。この操作ではデータは消えません。
ただし、念のためTime Machineや外付けドライブでバックアップを取ってから行いましょう。再インストール後はソフトウェアの再設定が必要になります。それでも問題が解消しない場合はAppleサポートに問い合わせることを強くお勧めします。
比較表:画面録画ツール別の特徴
| ツール名 | 用途 | 特徴 | 価格 |
|---|---|---|---|
| QuickTime Player | シンプルな録画 | macOS標準搭載、音声同時録音可 | 無料 |
| スクリーンショットツール (Cmd+Shift+5) | エリア指定録画 | macOS標準搭載、範囲指定が簡単 | 無料 |
| OBS Studio | 配信・高度な録画 | 多機能、複数ソースの合成可能 | 無料 |
| Loom | ビジネス向け共有 | クラウド即共有、カメラ同時録画 | 無料プランあり |
| Screenflow | 動画編集込み | 録画から編集・書き出しまで一貫 | 有料(買い切り) |
比較表:症状別チェックリスト
| 症状 | 主な原因 | 試すべきStep |
|---|---|---|
| 録画ボタンが押せない | 権限不足 | Step 1, 2 |
| 録画開始直後に停止する | ストレージ不足 | Step 4, 7 |
| 録画完了後にファイルがない | 保存先権限エラー | Step 7, 5 |
| アプリがクラッシュする | 設定ファイル破損 | Step 5, 6 |
| アップデート後から動かない | macOSのバグ | Step 3, 2 |
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よくある質問(FAQ)
Q1. 画面録画の音声が録音されないのはなぜですか?
QuickTime Playerで画面録画を開始する際、「画面収録」ダイアログに「マイク」の選択欄があります。ここで「なし」が選ばれている場合は音声が録音されません。また、内部音声(システム音)を録音したい場合はBlackHoleなどの仮想オーディオドライバが別途必要になります。さらに、「プライバシーとセキュリティ」→「マイク」でアプリのマイク権限も確認してください。
Q2. 録画ファイルのサイズが大きすぎるのですが、圧縮できますか?
QuickTime Playerで録画したMOVファイルは非圧縮に近いため容量が大きくなります。iMovieやHandBrakeを使ってMP4形式に変換・圧縮することで大幅に容量を削減できます。また、Screenflowなどのツールは録画時の品質設定で容量を調整できます。
Q3. 特定のアプリの画面だけ真っ黒に録画されます
著作権保護(DRM)が有効なコンテンツ(Netflix、Amazon Prime Videoなど)は意図的に録画できないように設計されています。また、セキュリティ上の理由からパスワードマネージャーの一部の画面も録画できない場合があります。これはmacOSおよびアプリの仕様であり、対処法はありません。
Q4. macOS 26にアップデートしたら画面録画の権限が消えました
これはmacOS 26アップデート後に報告されている既知の問題です。システム設定→「プライバシーとセキュリティ」→「画面収録」で各アプリの権限を再度オンにしてください。Appleもこの問題を認識しており、ソフトウェアアップデートで修正される予定です。
Q5. iPhoneの画面をMacで録画することはできますか?
はい、QuickTime Playerを使ってiPhoneをMacで画面録画できます。iPhoneとMacをUSBケーブルで接続し、QuickTime PlayerのFile→「New Movie Recording」を開いて、カメラのドロップダウンからiPhoneを選択してください。ただし、iPhoneをMacに接続した際に「このコンピュータを信頼しますか?」の確認が必要です。
Q6. 録画中にMacがフリーズします。どうすればいいですか?
高解像度の長時間録画はMacのCPUとメモリに大きな負荷をかけます。アクティビティモニタでCPU使用率とメモリ圧力を確認し、不要なアプリを閉じてからやり直してください。また、録画解像度を下げる(Retinaディスプレイの場合は2倍サイズから1倍に変更)ことで負荷を軽減できます。
Q7. Command+Shift+5が反応しません
他のアプリがこのショートカットキーを占有している可能性があります。システム設定→「キーボード」→「キーボードショートカット」→「スクリーンショット」で設定を確認してください。また、一部のキーボードでは特定の修飾キーが正しく認識されないことがあるため、外付けキーボードで試してみることも有効です。
まとめ
MacのScreen Recording(画面録画)が動作しない・保存できない問題は、プライバシー権限の不足、ストレージの問題、ソフトウェアの競合、macOSのバグなど複数の要因が考えられます。本記事で紹介した12のステップを順番に試すことで、ほとんどのケースでは問題を解消できます。
特にmacOS 26へのアップデート直後は権限がリセットされることがあるため、Step 1の確認を最初に行うことをお勧めします。それでも解決しない場合はAppleサポートやApple正規サービスプロバイダへの相談も選択肢に入れましょう。快適なMac環境で画面録画を活用してください。
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