LINEパスワードは確認できないが変更できる！端末別設定方法2つ

公開日：2024/09/17　更新日：2024/10/01　

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【パソコン版】パスワードを確認する方法と変更方法

パソコン版でもスマホ版と同様、パスワードを確認する方法はありません。再度設定するしかありません。

ただし、パソコン版はスマホ版に比べるとやや制限があるので注意が必要です。

LINEはもともとスマホや携帯での利用を想定して開発が進められてきました。電話番号によって友だち追加を行ったり、認証を行ったりしてきました。

パソコンやiPadでは、これらと異なる認証方法、メールアドレスとパスワードのセットが情報として必要になってきたわけですが、これらの管理や確認にスマホが必要となっています。

パソコン版LINEはコミュニケーション機能はスマホ版と同様のものではありますが、一方でスマホ版のバックアップ、といった側面も強く持っています。

スマホ版でまず確認すること

スマホとパソコンの両方でLINEを利用しているならば、パスワード変更を行う前に確認・操作しておくべき事項があります。

それは「ログイン許可」がオフになっていないかどうか、です。

同じアカウントを用いて他の端末でLINEを利用するかどうか、セキュリティ保持のために制限を加える機能ですが、もしこれがオフになっていたとしたら、パソコンでのパスワード変更はできなくなります。

一応途中で「ログイン許可」がオフになっているとの警告は出ますが、事前に確認してオンにしておいた方がよいでしょう。

「パスワードを再設定する」

➀「ログイン許可」を確認したら、パスワードの再設定に入ります。
ログイン画面の一番下にカギマークのついた「パスワードを再設定する」という項目がありますので、これをクリックします。

➁メールアドレスを入力する画面になりますので、登録しているメールアドレスを入力して「確認」をクリックします。

➂登録しているアドレスにLINEからパスワード再設定手続きのメールが送信されます。それを開き、文中のURLをクリックします。

④パスワード再設定画面となりますので、新たなパスワードを入力して設定します。

登録メールアドレス・パスワードを忘れてしまった場合

LINEのパスワードの変更（再設定）について解説してきました。

LINEはパスワードを確認できない仕様になっていますので、忘れてしまったらもう変更する（再設定する）しか方法はないことはおわかりいただけたと思います。

さらに、ここまできて、もう一つ必要な項目があることにお気づきになったのではないでしょうか。

そう。「登録メールアドレス」です。

前述したとおり、本来スマホや携帯で利用するのが前提のLINEは、「電話番号」を認証情報として使ってきました。

しかし、セキュリティ能力やパソコン版の開発も相まって、「メールアドレス」も認証情報の一つとして利用するに至っています。

しかしこれも普段から入力するというわけではないので、忘れてしまうこともあります。特に複数のメールアドレスを利用しているような人だと、どのアドレスで登録したのか忘れてしまうこともあるでしょう。

そんな場合はどうすればよいのかを解説していきます。

「メールアドレス」の登録も必須

LINEは「電話番号」での認証がメインであるため、登録が必須となっています。「メールアドレス」は任意のような形になっていますが、これも必須と考えて登録しておくべきです。

新規で端末を購入し、（何らかの理由で）電話番号も変更になった場合、もしメールアドレスの登録がないとしたら新規でLINEアカウントを作成し直すことになります。

これまでの資産をムダにしないためにも「メールアドレス」は登録しておくべきです。

「メールアドレス」を登録したかどうか……という人は以下の方法で確認できます。

（スマホの場合）
「設定」から「アカウント」をタップ→「メールアドレス変更」をタップ→メールアドレス変更画面の一番上に登録されているメールアドレスが表示されます。

（パソコンの場合）
LINEにログインした状態で、ウィンドウ左上の歯車アイコンをクリック→メニュー「設定」をクリック→「基本設定」の画面が表示され、そこに登録メールアドレスが表示されます。

「メールアドレス」が未登録だった

その場合、登録はスマホ版から行うことになります。パソコン版からはメールアドレスの登録はできません。

登録の仕方は以下のようになります。

➀「設定」から「アカウント」をタップ→「メールアドレス登録」に登録するアドレスを入力

➁続けてパスワードの入力が表示されるので、同じパスワードを2回入力→「確認」をタップ

➂登録したアドレスにLINEから「メールアドレス登録確認メール」が送信されてくる→記載されている認証番号を確認

④LINEアプリに認証番号を入力→「登録する」をタップ。なお、メールに記載されているURLをタップしてもOKです。

⑤登録メールアドレスが表示される→「確認」をタップ→「アカウント」の「メールアドレス登録」下に「登録完了」と表示されます。

「メールアドレス」未登録（忘れた）で「パスワード」も忘れた場合について

特に機種変更で発覚することが多いケースだそうですが、この場合、もし旧端末で「Facebook連携」が済んでいたらログインまでこぎつけることができます。手順は以下のようになります。

➀LINEアプリを起動後、「ログイン」をタップ

➁一番下に表示されている「Facebookログイン」をタップ

➂Facebookアプリが起動。ログイン画面が表示されるので、Facebook用のメールアドレスとパスワードを入力。

これだけでLINEにログインできるようになります。

ちなみに「Facebook連携」がしていなかった場合、旧端末がまだ使える段階にあればそこから連携することができますが、残っていない（使えない）場合はあらためての連携はできません。

よって、新たにアカウントを登録するしかありません。

LINEのパスワードを漏洩するリスク

LINEのパスワードが漏洩した場合、メールアドレス情報まで抜き取られると第三者にLINEアカウントにログインされてしまうリスクがあります。

乗っ取り

パスワード漏洩の際の最も高いリスクは乗っ取り案件です。

あなたのLINEアカウントにログインした相手が特定の相手とのLINEトークをスクリーンショットして外部に漏洩させたり、知人に対してAmazonギフトカードなどを購入して自分に送るように求めたりする場合があります。

短時間であっても甚大な被害を被る可能性が高いため、LINEのパスワードは推測しづらいものに設定し、適切に管理することが大切になります。

アカウント削除

また、相手が嫌がらせ目的で利用している場合にはLINEアカウントそのものを削除されてしまう場合もあります。

電話番号の分かる相手であれば再びLINEで繋がれる可能性が高いですが、LINE IDしか知らない相手だと連絡の取りようがなく、交友関係の断絶を招いてしまう可能性があります。

名前や誕生日など推測しやすいものはパスワードとして弱く、破られてしまう可能性が高いので、できるだけ複雑なものを設定し、なおかつ定期的に変更することをおすすめします。

【LINEの最新セキュリティ対策（2024年版）】

近年、LINEはセキュリティ機能を大幅に強化しています。2024年からは以下の新機能が追加され、よりセキュアな利用が可能になりました：

生体認証によるログインスマートフォンの指紋認証やFace IDを使用して、パスワードを入力せずにログインできるようになりました。設定方法：

LINEアプリの「設定」→「プライバシー」→「生体認証でログイン」をオン

二段階認証の強化 SMSだけでなく、認証アプリ（Google AuthenticatorやMicrosoft Authenticatorなど）を使用した二段階認証が可能になりました。設定手順：
「設定」→「アカウント」→「二段階認証」を選択
「認証アプリを使用」を選択し、表示されるQRコードを認証アプリでスキャン
認証アプリに表示される6桁のコードを入力して設定完了
セキュリティキーのサポート物理的なセキュリティキー（YubiKeyなど）を使用したログインが可能になりました。特に高いセキュリティが必要なビジネス用途での利用が推奨されています。
パスワードレス認証の試験導入一部のユーザーを対象に、パスワードを使用しない新しい認証方式のテストが開始されています。メールアドレスに送信されるマジックリンクでログインする方式です。

【セキュリティ設定のベストプラクティス】