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クラウドストレージの比較:Googleドライブ vs OneDrive vs Dropbox【2026年版】
スマホの写真がいっぱいで「ストレージが足りません」と表示された経験はありませんか? そんなときに頼りになるのが「クラウドストレージ」です。クラウドストレージとは、インターネット上にファイルを保存できるサービスのこと。パソコンやスマホが壊れてもデータが消えず、どの端末からでもアクセスできる便利なサービスです。
本記事では、個人ユーザーに人気の3大クラウドストレージ「Googleドライブ」「OneDrive」「Dropbox」を、料金・使いやすさ・セキュリティなどあらゆる面から徹底比較します。
まず結論:「普段使う環境」で選ぶのが最短ルート
| あなたの環境 | おすすめ |
|---|---|
| Gmailが中心・Androidスマホユーザー | Googleドライブ(まず無料15GBから) |
| Windows PC+Word/Excelをよく使う | OneDrive+Microsoft 365 |
| 複数PCで同期の速さ・安定感を最重視 | Dropbox |
迷ったら、Googleドライブの無料プランから始めてみるのが最もハードルが低くておすすめです。詳しい理由は以下で解説します。
知っておきたい基本知識:クラウドストレージは「万能バックアップ」ではない
クラウドストレージは便利な保管庫ですが、ファイルを誤って削除したり上書きしたりしても、一定期間内であれば復元できる機能(バージョン履歴)が必ず用意されています。ただし、保持期間や条件がサービスによって異なるため、この差が「安心感」の大きな違いになります。後ほど詳しく説明します。
また、初心者がつまずきやすい「PC の容量が急に減る/増える」問題も、同期方式を正しく理解すれば防げます。
知っておきたい用語2つ
オンデマンド(ストリーミング)方式:PC にファイルの一覧だけが表示され、開くときに初めてダウンロードする方式。PC の空き容量をほとんど消費しません。
選択同期:フォルダ単位で「PC に同期する/しない」を選べる機能。容量を節約しながら必要なデータだけをローカルに保持できます。
あなたに合うサービスの選び方
迷ったときはこの流れで考えてみてください。
【STEP 1】普段、何でファイルを作業することが多い?
▼ Windows PC + Word/Excel が中心
→ OneDrive + Microsoft 365 が第一候補
▼ ブラウザ(Chrome など)でGoogleドキュメントや共同編集が多い
→ Googleドライブ(必要なら Google One)
▼ 複数PCをまたいで大量ファイルを扱う / Linux も使う
→ Dropbox が第一候補
▼ まだよくわからない / とにかく無料で始めたい
→ 無料枠が最大の Googleドライブから試す
料金・コスパ比較【2026年最新】
無料プランの比較
| サービス | 無料容量 | 主な制限 |
|---|---|---|
| Googleドライブ | 15GB | Gmail・Googleフォトと共有。電話サポートなし |
| OneDrive | 5GB | Personal Vault は3ファイルまで。デスクトップ版 Office なし |
| Dropbox | 2GB | スマートシンク利用不可。メール/チャットサポートなし |
Googleドライブの 15GB無料 は3社のなかで圧倒的に多く、日常的な写真や書類のバックアップであれば無料のまま長く使い続けられます。OneDrive の 5GB は Windows PC の自動バックアップ機能を有効にするとあっという間に埋まることが多く、Dropbox の 2GB は「お試し」程度の容量です。
有料プラン料金比較(税込・2025〜2026年時点)
| プラン | 容量 | 月額 | 年額 | 年払い時の月換算 |
|---|---|---|---|---|
| Google One ベーシック | 100GB | ¥290 | ¥2,900 | ¥242 |
| Google One スタンダード | 200GB | ¥440 | ¥4,400 | ¥367 |
| Google One プレミアム | 2TB | ¥1,450 | ¥14,500 | ¥1,208 |
| OneDrive Basic | 100GB | ¥229 | ¥2,244 | ¥187 |
| Microsoft 365 Personal | 1TB | ¥2,130 | ¥21,300 | ¥1,775 |
| Microsoft 365 Family | 6TB(最大6人) | ¥2,740 | ¥27,400 | ¥2,283 |
| Dropbox Plus | 2TB | ¥1,650 | ¥15,840 | ¥1,320 |
※ 為替レートや購入経路(Web・アプリ内課金)によって表示価格が変わる場合があります。Dropboxは公式サイトが米ドル表示になりやすいため、円換算は変動することがあります。契約前に必ず公式サイトをご確認ください。
「ストレージだけ」でコスパを比べると、100GB クラスでは OneDrive Basic(月¥187〜)が最安。2TB クラスでは Google One プレミアム(月¥1,208〜)が Dropbox Plus(月¥1,320〜)よりわずかに安くなります。
ただし Microsoft 365 Personal は単なるストレージではありません。 月¥2,130 と一見高めに見えますが、Word・Excel・PowerPoint のデスクトップ版アプリと AI アシスタント「Copilot」が含まれており、これらを別途購入する必要がなくなります。Office を日常的に使う方にとっては実質的にお得なパッケージです。
⚠️ 2025年は値上げラッシュの年でした。Microsoft 365 は年額が旧¥14,900 → ¥21,300 と約43%の大幅値上げ、Google One も改定が行われました。年額プランを更新する際は必ず最新価格を確認するようにしましょう。
ファミリープランのコスパ比較
家族で使いたい場合は、「容量を分け合う」タイプと「1人ずつ容量が付く」タイプの違いに注意が必要です。
| サービス | プラン | 容量の仕組み | 年額 | 最大人数 | 1人あたり月額換算 |
|---|---|---|---|---|---|
| Google One | スタンダード | 200GB を家族で分け合う | ¥4,400 | 5人 | 約¥73 |
| Google One | プレミアム | 2TB を家族で分け合う | ¥14,500 | 5人 | 約¥242 |
| Microsoft 365 | Family | 1人1TB(独立) | ¥27,400 | 6人 | 約¥380 |
| Dropbox | Family | 2TB を家族で分け合う | 約¥26,400 | 6人 | 約¥367 |
コスパ最強は Google Oneです(1人あたり月¥73〜)。ただし「誰が使いすぎたか」問題が起きやすい共有タイプです。Microsoft 365 Family は高額に見えますが、「1人1TB の独立した容量+ Office アプリ」が付くため、各自が好きに使えて管理が楽というメリットがあります。
容量単価まとめ
| 指標(概算) | Google One 2TB | M365 Personal 1TB | M365 Family 6TB |
|---|---|---|---|
| 年額 | ¥14,500 | ¥21,300 | ¥27,400 |
| 1TB あたり年コスト | 約¥7,250 | 約¥21,300 | 約¥4,567 |
| ひとことで | 容量拡張の王道 | Office 込みで個人向け | 家族の容量単価最強 |
Dropbox をもっと安く使う方法(日本限定)
ソースネクスト(日本の正規販売店)が「Dropbox Plus 3年版」を販売しており、通常価格約¥42,700(月換算約¥1,186)、セール時には¥33,000〜¥37,000 台まで下がることがあります。公式の年払いと比べて3年間で最大1万円以上お得になる場合があり、長期利用を考えている方にはおすすめの購入方法です。
機能・使いやすさの比較
ファイル同期の速さと安定性
「同期」とは、パソコンやスマホで変更したファイルが、自動的にクラウドと他の端末に反映されるしくみのことです。この速さと安定性は、毎日使ううえで最も体感しやすい差が出るポイントです。
Googleドライブは「ストリーミング(仮想ドライブ)」と「ミラーリング(PC にも実際に保存)」の2つのモードを選べます。Googleの世界規模のネットワーク基盤のおかげで同期の速度と安定性は総じて高評価です。
OneDriveは「ファイル オンデマンド」機能を持ち、Windows のエクスプローラー上でファイルの状態が雲マーク(クラウドのみ)・チェックマーク(ダウンロード済み)などで視覚的に確認できます。差分同期にも対応していますが、大量ファイルを一度に操作すると不安定になるというユーザーレポートも一部見られます。
Dropboxは同期速度において業界トップクラスと評されており、「デルタ同期(変更されたブロック部分だけを転送する技術)」を公式に採用しています。これにより、特に「ちょっと編集→同期」を何度も繰り返すような使い方でその威力を発揮します。
第三者機関(Principled Technologies)が東京で実施した比較テストでは、84件中69件でDropboxが最速という結果が示されており、特に小さなファイルが大量にある状況(例:写真のサムネイル、大量の書類)で差が大きく出ています。日本語の検証記事でも「同期が最も速く安定していたのはDropbox」という趣旨の報告が複数あります。
⚠️ 速度は回線環境によっても大きく変わります。自宅の Wi-Fi が不安定な場合、同期が遅い原因はサービスではなくネットワーク側にあることも多いです。
OS・デバイス対応と相性
| 観点 | Googleドライブ | OneDrive | Dropbox |
|---|---|---|---|
| Windows 統合 | 仮想ドライブとして表示 | エクスプローラーに標準統合(プリインストール) | エクスプローラーに統合 |
| Mac 統合 | Finder に統合 | Finder に統合 | Finder に統合 |
| Linux 対応 | ❌(Web のみ) | ❌ | ✅(公式デスクトップアプリあり) |
| Android 相性 | ◎(標準搭載) | ○ | ○ |
| iPhone/iPad 相性 | ○ | ○ | ○ |
WindowsユーザーにはOneDriveが最も自然です。Windows 10/11 に最初から組み込まれており、デスクトップやドキュメントフォルダを自動バックアップする設定がデフォルトで有効になっている場合があります(ただしこれが原因で知らないうちに無料5GBを使い切るケースも多いため注意を)。AndroidユーザーにはGoogleドライブが断然便利。Linux環境も使う方にはDropboxが唯一の選択肢になります。
写真・動画バックアップ
| サービス | 特徴 |
|---|---|
| Googleドライブ+Googleフォト | AI が自動整理・人物/場所検索が強力。Androidとの連携◎ |
| OneDrive | カメラロールの自動バックアップに対応。AI タグ付けあり |
| Dropbox | カメラアップロード機能あり。AI 写真整理は他社より弱め |
Googleフォトは人物・ペット・場所・日付で自動整理してくれる機能が抜群に優れており、写真整理の観点では他社を大きくリードします。ただし、2021年6月以降のアップロード分は Google One の容量を消費する点に注意が必要です。
オフライン利用
インターネットに接続できない場所でもファイルを使えるかどうかは、外出先での利用に直結します。3サービスとも有料プランであればオフラインアクセスに対応しています。
- Googleドライブ:ファイルを右クリック→「オフラインで使用可能にする」に設定
- OneDrive:「常にこのデバイスに保持する」を選択
- Dropbox:Plus プラン以上の「スマートシンク」機能でフォルダごとに設定
ファイル共有と共同編集
| 比較軸 | Googleドライブ | OneDrive | Dropbox |
|---|---|---|---|
| 共有の方法 | 閲覧/コメント/編集の権限を詳細設定可 | パスワード付きリンク・有効期限(有料プラン) | リンクひとつで手軽に共有(相手が会員でなくてもOK) |
| 共同編集 | Googleドキュメントでリアルタイム同時編集 | Officeファイルの自動保存+共同作業 | Dropbox Paper・Microsoft 365/Google Workspace と連携 |
| ファイルを集める | フォームなど別ツールが必要 | OneDrive 上から共有 | ファイルリクエスト機能が便利 |
ブラウザで手軽にリアルタイム共同編集したいならGoogleドライブ、日本のビジネスシーンでOffice書類をやり取りするならOneDrive、社外の相手にリンクを送って手軽に共有するならDropboxというように、「誰と、何を、どう共有するか」によって最適解が変わります。
バージョン履歴と復元機能
誤ってファイルを削除したり上書きしたりしてしまっても、一定期間内なら元のバージョンに戻せます。この「保険」期間がサービスによって異なります。
| サービス | バージョン履歴の保持期間 |
|---|---|
| Googleドライブ | 最大30日(または100バージョン)。フォトは永久版あり |
| OneDrive | OneDrive 全体の復元:過去30日。ごみ箱も30日 |
| Dropbox | Basic(無料):30日間 / Plus:1年間(180日という記載もあり) / 上位プラン:最大1年以上 |
Dropboxは上位プランほど長期間の履歴を持てるのが特徴で、大切なデータを扱う方には安心材料になります。
機能比較まとめ表
| 機能 | Googleドライブ | OneDrive | Dropbox |
|---|---|---|---|
| 無料容量 | 15GB ◎ | 5GB △ | 2GB ✕ |
| オンデマンド同期 | ○(ストリーミング) | ○(ファイル オンデマンド) | ○(オンラインのみ) |
| 選択同期(フォルダ単位) | △ | △ | ◎ |
| 同期速度 | ○ | ○ | ◎ |
| 写真バックアップ/整理 | ◎(Googleフォト) | ○ | ○ |
| Office 共同編集 | ○(Googleドキュメント) | ◎(Word/Excel等) | △(連携) |
| オフライン利用 | ○ | ○ | ○(Plus以上) |
| バージョン履歴 | 30日 | 30日 | 最大1年以上(上位プラン) |
| Linux 対応 | ❌ | ❌ | ✅ |
日本ユーザーが知っておきたいこと
日本語サポートの充実度
| サービス | サポート方法 |
|---|---|
| Googleドライブ | Google One 有料会員はチャット・メール対応。電話サポートなし。NTTドコモ経由契約ならdポイント還元も |
| OneDrive | Microsoft 365 Basic 以上で日本語電話サポートあり。公式サイトも完全日本語対応 |
| Dropbox | 有料プランでメール・ライブチャット対応。電話サポートはチーム向けプランのみ |
日本語の電話サポートを求めるならOneDriveが唯一の選択肢です。
日本のデータセンターはある?
3サービスすべてが日本国内にデータセンターを保有しています。
- Google:千葉県印西市に自社データセンター(2023年開設)、東京・大阪にクラウドリージョン
- Microsoft:東日本(東京/埼玉)と西日本(大阪)に Azure データセンター
- Dropbox:AWS を利用。請求住所が日本であれば日本のサーバーにデータが保存される仕組み
日本国内のサーバーがあることで、アクセス速度が低くなり安定した利用が期待できます。
セキュリティ・プライバシー
基本の暗号化と2段階認証
**まず最初にやるべき最重要対策は「2段階認証をONにすること」**です。パスワードだけでは不十分で、スマホの認証アプリやSMSコードを組み合わせるだけでセキュリティが格段に向上します。
| セキュリティ項目 | Googleドライブ | OneDrive | Dropbox |
|---|---|---|---|
| 保存時の暗号化 | AES 256bit | AES 256bit | AES 256bit |
| 転送時の暗号化 | TLS/SSL | TLS/SSL | TLS/SSL |
| 2段階認証 | ✅(認証アプリ/SMS/セキュリティキー) | ✅(Microsoft Authenticator/SMS) | ✅(認証アプリ/SMS/セキュリティキー) |
| ゼロ知識暗号化 | ❌(個人向け標準では非対応) | ❌(個人向け標準では非対応) | △(Advancedプランのみ) |
3サービスとも銀行レベルの暗号化(AES 256bit)を採用しており、基本的なセキュリティに差はありません。
OneDrive だけが持つ「Personal Vault」とランサムウェア対策
OneDrive には「Personal Vault(パーソナルヴォールト)」という独自機能があります。これは OneDrive 内に設けられた「金庫フォルダ」で、アクセスするたびに指紋認証・顔認証・PIN・SMS などの追加認証が必要になります。パスポートや保険証書など特に重要なファイルの保管に最適で、無料プランは3ファイルまで、有料プランは無制限です。
さらに OneDrive にはランサムウェア(身代金要求型ウイルス)の検出・復元機能も搭載されており、ファイルが不正に暗号化された場合に自動検出し、安全だった時点に戻す「ガイド付き復旧」が受けられます(Microsoft 365 Basic 以上)。
プライバシーについての注意点
- Google:広告事業が主収益源ですが、ドライブ内のファイルを広告目的で使用しないと公式に明言
- Microsoft:「ゼロスタンディングアクセス」ポリシーを採用し、エンジニアが常時データへアクセスできない運用
- Dropbox:米国企業のため、CLOUD Act(米政府がデータアクセスを要求できる法律)の適用を受ける可能性あり
個人利用の範囲では3サービスとも「エンドツーエンド暗号化(運営会社すらデータを見られない方式)」には標準では対応していません。機密性の極めて高い情報の保管には、専用サービスの利用を検討してください。
サービスの稼働状況を確認する方法
「なんか繋がらない…」と感じたときはまず公式ステータスを確認するのが基本です。
- Google:Google Workspace ステータスダッシュボード(最大5年分の履歴を確認可)
- Dropbox:status.dropbox.com(インシデント履歴あり)
- Microsoft:Microsoft サービス正常性(Microsoft 365 管理センター経由)
あなたにぴったりのサービスはこれ!
Googleドライブが向いている人
「とにかく手軽に始めたい」初心者に最もおすすめです。
- 15GB 無料は3社最大。スマホの写真バックアップなら無料のまま長く使える
- Gmail・Googleフォトと容量を一元管理できる
- Android スマホなら追加設定ほぼ不要で即使える
- 家族5人で月¥73〜という驚異のコスパ(スタンダードプラン)
- Googleドキュメントでのリアルタイム共同編集が抜群に簡単
こんな方に特におすすめ:Androidユーザー、Gmail をよく使う方、写真バックアップを気軽に始めたい方、家族でコスパよく使いたい方
OneDriveが向いている人
Windows PC で Word・Excel・PowerPoint を日常的に使う方にベストです。
- Windows 10/11 に最初から入っているので、パソコンを買ったその日から使える
- Microsoft 365 Personal なら Office アプリ+Copilot(AI)+1TB がセット
- ランサムウェア対策・Personal Vault など、セキュリティ機能が3社で最も充実
- 日本語の電話サポートがある唯一のサービス
- Microsoft 365 Family なら6人それぞれに独立した1TB が付く
こんな方に特におすすめ:Windows ユーザー、仕事でOffice書類を扱う方、セキュリティを重視する方、家族6人でそれぞれ大容量が欲しい方
Dropboxが向いている人
同期の速さと安定性を最重視する方に向いています。
- 業界最速クラスのデルタ同期で、大量ファイルも素早く同期
- 「保存すれば勝手に同期される」という”意識しなくていい”快適さが特徴
- Linux デスクトップアプリを公式に提供する唯一のサービス
- ファイルリクエスト機能が便利(社外の相手からファイルを集めやすい)
- Google・Microsoft 両エコシステムとの連携(App Center)に対応
こんな方に特におすすめ:写真・動画など大容量ファイルを扱うクリエイター、複数の PC を使い分ける方、Linux も使う方、社外とのファイルやり取りが多いフリーランス
GoogleもOfficeも使う「混在家庭」の場合
子どもは Google、親は Office……というご家庭では、どちらかに寄せるとストレスが減ります。Dropbox は Microsoft 365・Google Workspace 両方との連携に対応しており、どちらからでもアクセスできる”ハブ”として使うのも有効な選択肢です。
総合比較まとめ表
| 比較項目 | Googleドライブ | OneDrive | Dropbox |
|---|---|---|---|
| 無料容量 | 15GB ◎ | 5GB △ | 2GB ✕ |
| 100GB の最安月額 | ¥242 | ¥187 ◎ | ― |
| 2TB の月額(年払い換算) | ¥1,208 ◎ | ― | ¥1,320 |
| Office アプリ付き | ✕ | ◎(Personal 以上) | ✕ |
| 同期速度 | ○ | ○ | ◎ |
| 写真バックアップ/整理 | ◎(Googleフォト) | ○ | ○ |
| Windows 統合 | ○ | ◎(標準搭載) | ○ |
| Android 統合 | ◎(標準搭載) | ○ | ○ |
| Linux 対応 | ✕ | ✕ | ◎ |
| ファミリーのコスパ | ◎ | ○ | △ |
| 日本語電話サポート | ✕ | ◎ | △ |
| ランサムウェア対策 | ✕ | ◎ | △ |
| バージョン履歴(最大) | 30日 | 30日 | 最大1年以上 |
今すぐ始める:5ステップの導入手順
「いきなり完璧に設定しよう」と思わなくて大丈夫です。まずは安全に使い始めることを最優先にしましょう。
STEP 1:無料アカウントを作成(またはログイン)
- Googleドライブ:Google アカウント(Gmail)があればそのままログインで即利用開始
- OneDrive:Microsoft アカウントで signup.live.com からアカウント作成
- Dropbox:dropbox.com から無料でアカウント作成
STEP 2:必ず「2段階認証」をONにする(最重要!)
パスワードだけではアカウントを守りきれません。2段階認証を設定するだけで不正アクセスのリスクが大幅に下がります。
- Google:Googleアカウントの「セキュリティ」→「2段階認証プロセス」
- Microsoft:アカウントページの「セキュリティ」→「2段階認証」
- Dropbox:アカウント設定の「セキュリティ」→「2要素認証」
STEP 3:PC で使う場合は同期方式を確認する
PC の容量が足りなくなるトラブルを防ぐため、最初に確認しましょう。
- Googleドライブ:パソコン版ドライブをインストール→「ストリーミング」モードを選ぶとPC容量を節約できる
- OneDrive:設定から「ファイル オンデマンド」を有効にしておく
- Dropbox:「オンラインのみ」または「選択型同期」でフォルダを絞る
STEP 4:スマホの写真を自動バックアップしたい場合だけ設定
- Googleフォト:アプリを開いてバックアップをONに(Wi-Fiのみ推奨)
- OneDrive:アプリ→設定→「カメラのアップロード」をONに
- Dropbox:アプリ→「カメラアップロード」をONに
⚠️ モバイル通信(4G/5G)でバックアップすると通信料が跳ね上がることがあります。「Wi-Fi のみ」に設定しておくのが安心です。
STEP 5:ファイル共有は「小さく試す」→慣れてから広げる
いきなり大切なファイルを共有するのではなく、まずテスト用のファイルで「閲覧のみのリンクを作成→友人に送る」という流れを試してみましょう。各サービスで権限設定の方法が若干異なるため、操作に慣れてから大切なデータの共有を始めることをおすすめします。
まとめ:迷ったらGoogleドライブの無料プランから
3つのサービスにはそれぞれ明確な強みがあり、「万人にとってのベスト」は存在しません。ただし、はじめてクラウドストレージを使う方であれば、15GB無料のGoogleドライブから始めるのが最もハードルが低くておすすめです。
容量が足りなくなったら月¥290の100GBプランに上げればよく、さらに大容量が必要になった段階で OneDrive や Dropbox と比較検討しても遅くはありません。
2025年以降は AI 機能の搭載がクラウドストレージの価値を大きく変えつつあります。Google の Gemini、Microsoft の Copilot が各サービスに組み込まれ始めており、「ストレージ+AI」というパッケージをどう評価するかが、今後のサービス選びの新しい判断軸になってくるでしょう。
最後に、2025年は3サービスすべてで値上げが実施された年でした。今後もさらなる価格改定の可能性があるため、年額プランを更新する際は必ず公式サイトで最新価格をご確認ください。
本記事の価格情報は2026年2月時点のものです。最新情報は各サービスの公式サイトをご確認ください。
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