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複数のレンズやカメラで撮影した映像を1枚の連続した画像・動画につなぎ合わせる処理。360度カメラやパノラマ撮影で必須の技術で、2つの魚眼レンズの映像を球状に合成する。繋ぎ目(スティッチングライン)が目立つことが画質課題になる。
詳しい解説
スティッチング(Stitching)とは、複数のレンズやカメラで別々に撮影した映像を、つなぎ目が分からないように1枚の連続した画像・動画へ合成する処理のことです。「縫い合わせる」という英語の意味どおり、隣り合う映像の重なり部分を解析して滑らかに結合します。
## 360度カメラでの役割
Insta360 X4やGoPro MAXなどの360度カメラは、前後に搭載した2つの魚眼レンズでそれぞれ180度以上を撮影し、その2つの映像をスティッチングで球状(全天球)に合成します。これにより、上下左右すべての方向が記録された360度映像が生まれます。
## スティッチングの種類
– **光学式スティッチング**: レンズの位置関係をもとに固定的に合成(高速)
– **動的スティッチング(オプティカルフロー)**: 被写体の動きを解析して繋ぎ目を最適化(高品質だが処理が重い)
– **AIスティッチング**: 機械学習で繋ぎ目を自然に補正
## 課題: スティッチングライン
2つのレンズの境界部分には「スティッチングライン(繋ぎ目の線)」が現れることがあり、特に被写体がレンズの境界線上にあったり、カメラに近すぎたりすると目立ちます。被写体をレンズ正面に配置する、50cm以上離す、動的スティッチングに切り替える、専用ソフト(Insta360 Studio)で再スティッチングするなどで改善できます。
Insta360で自撮り棒を使うと、棒がスティッチングの繋ぎ目に隠れて消え、まるでドローンで撮ったような360度映像になります。
別の呼び方
スティッチング
スティッチ
繋ぎ合わせ
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