※本ページにはプロモーション(広告)が含まれています
メールの送信元ドメインが偽装されていないかを受信側が確かめる、送信ドメイン認証の仕組みの一つです。ドメインの管理者が「送信してよいサーバー」の一覧をDNSに公開し、受信サーバーが実際の送信元と照合します。Gmailなどでは、未認証のメールが迷惑メール扱いや拒否の対象になる場合があります。
詳しい解説
SPF(Sender Policy Framework)は、メールの送信元ドメインが偽装されていないかを受信側が確かめられるようにする送信ドメイン認証技術の一つで、RFC 7208という文書で標準化されています。DKIMやDMARCと並び、迷惑メールやフィッシング対策の土台として広く使われています。
仕組みとしては、ドメインの管理者が「このドメインのメールを送ってよいサーバー」の一覧をDNSにあらかじめ登録しておき、受信サーバーは実際の送信元がその一覧に含まれるかを照合します。一覧に無いサーバーから届いたメールは認証失敗となり、迷惑メール判定や受信拒否の判断材料になり得ます。
GoogleはGmailの送信者向けガイドラインで、SPFまたはDKIMによる認証をすべての送信者に求めているとされ、未認証のメールは届きにくくなる傾向があります。ただし、gmail.comやoutlook.comなど大手の個人向けアドレスでは、SPFの設定は提供事業者側がすでに済ませており、個人の利用者が自分で行うものではありません。設定が関わるのは、主に独自ドメインでメールを運用する場合です。
注意点として、メールの「転送」はSPFの照合が失敗しやすい代表例です。転送サーバーは元のドメインの許可一覧に含まれないため、受信者が設定した自動転送がきっかけで認証に失敗し、メールが届かなくなる事例があります。
認証の要件や判定の挙動は変わることがあるため、独自ドメインを運用する場合は、GoogleやMicrosoftの公式ヘルプで最新情報を確認すると安心です。
会社の独自ドメインから送ったメールがGmail宛てだけ迷惑メールに入る、という相談はSPFが関係する典型例です。調べると送信サーバーの許可一覧がDNSに登録されておらず、管理者が設定を整えたところ正常に届くようになった、という流れがよくあります。なお、個人のGmailやOutlook.comでは事業者側が設定済みのため、利用者自身が設定する必要はありません。
別の呼び方
Sender Policy Framework
SPFレコード
SPF認証
エスピーエフ
minto.tech スマホ(iPhone/Android)・パソコン(Windows/Mac)・Office・Wi-Fi・AIツールの「できない」「困った」を解決する実用ガイド。トラブル対処法とノウハウが満載のお助けサイトです。