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送信側がメールに電子署名を付け、受信側が送信ドメインのDNSに公開された鍵で照合する送信ドメイン認証技術です。「正しいドメインから送られ、途中で改ざんされていない」ことを確かめる仕組みで、SPFやDMARCと組み合わせて使われるのが一般的です。
詳しい解説
DKIM(DomainKeys Identified Mail)は、メールの送信元が正しいことを受信側が確かめられるようにする「送信ドメイン認証」技術のひとつです。送信側のメールサーバーが本文やヘッダーをもとに電子署名を作ってメールに付け、受信側は送信ドメインのDNSに公開された鍵を取得して署名を検証します。署名が正しく確認できれば、「そのドメインの管理下から送られ、署名の対象部分が途中で改ざんされていない」と判断できます。
よく並べて語られるSPFが「どのサーバーから届いたか」を見るのに対し、DKIMは「メールそのものに正しい署名が付いているか」を見ます。署名はメール本体と一緒に運ばれるため、転送を経由しても内容が保たれていれば検証に通りやすいとされます。逆に、転送の途中で件名や本文が書き換えられると、検証に失敗することがあります。
独自ドメインでメールを送る場合の重要度は年々増しており、Gmailの送信者ガイドラインでは、一括送信者にSPFとDKIMの両方を設定するよう求めています。一方、gmail.comやoutlook.comなどの個人向けアドレスでは事業者側が署名を済ませており、利用者が自分で設定するものではありません。
Gmail宛てのメールが「550-5.7.26」のようなエラーで拒否される場合は、SPFとDKIMの両方が認証に通っていない状態とされ、SPFだけでなくDKIMの状況もあわせて確認する必要があります。要件や判定の詳細は変わることがあるため、最新の情報は各メールサービスの公式ヘルプで確認するのがおすすめです。
自社ドメインのメールアドレスからGmail宛てに案内メールを送ったら、「550-5.7.26」というエラーで戻ってきた、という場面が典型例です。これはSPFとDKIMのどちらにも合格していないサインとされ、ドメインの管理者がDKIM署名を有効にして認証に通るようにすると届くようになった、という流れがよくあります。個人のgmail.comやoutlook.comのアドレスなら署名は事業者側が済ませているため、利用者側の作業は不要です。
別の呼び方
DomainKeys Identified Mail
DKIM署名
DKIM認証
ディーキム
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