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MAX_PATH

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Windows・PC

読みまっくすぱす
英語MAX_PATH

ひとことでいうと

Windowsでファイルのフルパス(ドライブ名からファイル名までの全体)に使える文字数の上限を指す考え方で、既定は260文字(終端の記号を含むため実質259文字)とされています。上限を超えると「ファイル名が無効です」「パスが長すぎます」といったエラーで開けない・保存できないことがあります。実際の上限はアプリごとに異なります。

詳しい解説

MAX_PATH(マックスパス)は、Windowsが従来から持つ「ファイルのフルパスに使える文字数の上限」を表す言葉です。フルパスとは、ドライブ名からフォルダー名を経てファイル名・拡張子までを一続きにした文字列全体を指します。既定では260文字が上限とされ、終端を示す記号を含む値のため、実際に使えるのは259文字とされています。

注意したいのは、この制限が一枚岩ではなく層に分かれている点です。Windows本体としては260文字とされる一方で、Excelは218文字、Word・PowerPoint・Accessは259文字というように、アプリケーション側が独自の上限を持っている場合があります。つまりWindowsのエクスプローラーでは見えているのに、Excelで開こうとすると拒否される、といったちぐはぐな現象が起こり得ます。

出るエラーの文言も層によって異なります。Excel本体の上限に当たった場合は「ファイル名が無効です。」、Officeアプリのパス長制限では「入力したパス〈ファイル名〉が長すぎます。短いパスを入力します。」、エクスプローラー側では「パスが長すぎます」「項目名が長すぎます」といった案内が出るとされています。どの文言が出たかは、どの層で止まっているかを見分ける手がかりになります。

クラウド同期フォルダーや共有サーバー上の深い階層、日本語の長いファイル名などが重なると上限に達しやすく、開けない・保存できない・コピーできないといった形で表面化します。実務上は、フォルダー階層を浅くする、フォルダー名やファイル名を短くする、ドライブ直下など浅い場所へ一度コピーしてから開く、といった対処が一般的です。

Windows 10 バージョン1607以降には、レジストリのLongPathsEnabledという設定で長いパスを許可する仕組みが用意されていますが、アプリケーション側が長いパスへの対応を宣言していなければ効果が出ないとされています。レジストリ操作は影響範囲が広いため、慎重に扱ってください。仕様や対応状況は更新によって変わる可能性があるため、最新の正確な情報はMicrosoftの公式ドキュメントでご確認ください。

具体的な場面

共有サーバーの「営業部」→「2026年度」→「第2四半期売上報告」…と階層をたどった奥に置いた見積書を、Excelで開こうとするとエラーが出て開けません。エクスプローラー上ではファイルが見えているのに開けないため戸惑いますが、これはフルパスの文字数が上限に達しているサインです。試しにそのファイルをデスクトップなど浅い場所へコピーして開くと、あっさり開けることがあります。

別の呼び方

MAX_PATH
マックスパス
パスの文字数制限
260文字制限
ファイルパス長制限

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