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RFC 4791で定められた、HTTPベースのカレンダーデータ同期プロトコル。iCloud・Google カレンダー・Microsoft Exchangeなどが採用しており、macOSやiOSのカレンダーアプリがクラウドと予定を同期する際に使用される。
詳しい解説
CalDAV(Calendaring Extensions to WebDAV)は、RFC 4791として標準化されたオープンなカレンダー同期プロトコルです。WebDAV(Web-based Distributed Authoring and Versioning)をベースにHTTPおよびHTTPS上で動作し、iCalendar(.ics)形式のカレンダーデータをサーバーとクライアントの間で読み書き・同期します。
主要なクラウドサービスのCalDAV対応状況は次のとおりです。iCloudはAppleのCalDAVサーバー(caldav.icloud.com)を提供しており、macOS・iOSのカレンダーアプリはデフォルトでこのエンドポイントに接続します。Google カレンダーもCalDAVをサポートし、サードパーティアプリからのアクセスが可能です。Microsoft Exchangeはネイティブ実装ではなく独自のEWSプロトコルを主軸としますが、Exchange Online(Microsoft 365)はCalDAVエンドポイントを通じて接続できます。
macOSでCalDAVアカウントを追加・確認する場所は「システム設定」→「インターネットアカウント」→対象のアカウントを選択→「カレンダー」のトグルです。iCloudアカウントを追加した時点でCalDAVが自動的に有効化されます。
カレンダー同期が失敗する主な原因と対処法は次のとおりです。①更新間隔の設定:カレンダーアプリの「環境設定」→「一般」→「デフォルトのカレンダーサーバー」で更新頻度が「手動」になっていると自動同期されません。「自動」または「1時間ごと」などに変更してください。②認証エラー:App専用パスワードが必要なiCloudアカウントで古い認証情報を使い続けている場合、「システム設定」→「インターネットアカウント」でアカウントを削除して再追加すると解消されます。③ネットワーク障害:VPNやファイアウォールがCalDAVのポート(HTTP:80 / HTTPS:443)をブロックしている場合は接続できません。④サーバー側の障害:Apple Systemステータスページでカレンダーサービスの状態を確認してください。
CalDAVと対になるCardDAV(RFC 6352)は連絡先データの同期プロトコルです。両プロトコルはWebDAVを共通基盤とし、iCloudでは同一アカウントでカレンダー(CalDAV)と連絡先(CardDAV)をセットで提供しています。
macOS 26のカレンダーアプリでiCloudの予定が表示されない場合、「システム設定」→「インターネットアカウント」→「iCloud」を開き、「カレンダー」のトグルがONになっているかを確認します。ONにもかかわらず同期されないときは、カレンダーアプリの「環境設定」→「アカウント」でCalDAVアカウントの更新間隔が「手動」になっていないかを確認し、「自動」に変更することで解消するケースが多いです。
別の呼び方
カレンダー同期プロトコル
CalDAV同期
Calendaring Extensions to WebDAV
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