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【2026年最新版】FUJIFILM X-T5の顔・瞳検出AFが動作しない原因と対処法【完全ガイド】
FUJIFILM X-T5で顔検出や瞳AF(Eye AF)が全く反応しない、またはピントが目に合わない——そんな経験をしたことはありませんか?X-T5はFUJIFILMの最高画素数ミラーレスとして、高精度なAFシステムを搭載していますが、設定が複雑なため「使い方がわからない」「急に動かなくなった」という声が多く寄せられています。
本記事では、X-T5(およびX-S20、X100VI)の顔・瞳検出AFが動作しない原因を体系的に整理し、具体的な解決手順をステップ形式で解説します。設定メニューの操作方法から、ファームウェア更新まで、初心者の方でも迷わず対処できるよう丁寧にガイドします。
- 顔・瞳検出AFが動作しない主な原因
- AFモードと被写体検出設定の正しい設定方法
- 顔検出感度の調整手順
- ファームウェア更新で改善できるケース
- X-T5・X-S20・X100VIでの機能比較

FUJIFILM X-T5の顔・瞳検出AFとは
FUJIFILM X-T5に搭載されている顔・瞳検出AFは、被写体の顔と目を自動認識してピントを合わせ続ける機能です。X-Processor 5の高速処理により、動く人物でも追尾し続けることができます。
この機能はFUJIFILMでは「被写体検出AF」として実装されており、人物だけでなく動物(猫・犬・鳥)にも対応しています(ファームウェアバージョンによって対応被写体が異なります)。
X-T5の主なAF関連機能
- 顔検出AF:フレーム内の顔を検出してピントを合わせる
- 瞳AF(Eye AF):顔検出した後、左右どちらかの目にピントを合わせる
- 被写体追尾AF:選択した被写体を追い続ける
- 動物AF:猫・犬・鳥に対応(ファームウェア2.00以降)
顔・瞳検出AFが動作しない主な原因
顔・瞳検出AFが機能しない場合、原因はいくつかのカテゴリに分類できます。以下で各原因を詳しく説明します。
原因1:AFモードが「S」(シングル)になっている
X-T5の被写体検出AFは、AFモードが「C」(コンティニュアス)の場合に最も効果を発揮します。AFモードが「S」(シングル)の場合、一度ピントを合わせると追尾が止まるため、顔検出が十分に機能しているように感じられない場合があります。
特に動いている被写体を撮影する場合は、AFモードレバーを「C」に設定することを確認してください。
原因2:被写体検出設定がオフになっている
最も多い原因がこれです。X-T5では、顔・瞳検出は「被写体検出設定」というメニュー項目から有効にする必要があります。デフォルトでオフになっている場合があり、この設定を見逃しているユーザーが非常に多いです。
原因3:AFエリアの設定ミス
AFエリアが「スポット」や「シングルポイント」に設定されていると、そのポイント内に顔が入らない限り顔検出が機能しません。顔検出を活用するには、AFエリアを「ゾーン」または「ワイド/トラッキング」に設定する必要があります。
原因4:被写体が顔検出できる条件を満たしていない
以下の条件では顔検出が難しくなります:
- 顔がフレームの端に位置している
- 顔がフレームに対して非常に小さい(遠距離撮影)
- 横顔・後ろ向き・大きく下を向いている
- サングラスやマスクで顔の大部分が隠れている
- 極端に暗い環境
原因5:ファームウェアが古い
FUJIFILMは定期的にファームウェアをリリースし、AF性能を改善しています。特にAF関連は各バージョンで大きく改善されることが多く、古いバージョンのままだと顔検出精度が低い場合があります。
原因6:レンズのAF設定の問題
レンズ側でAFが制限されている場合があります。特に一部のXFレンズでは、レンズのフォーカスリミットスイッチが「FULL」以外に設定されていると、特定の距離でピントが合わなくなります。

対処法:ステップ別解決手順
対処法1:被写体検出設定を確認・有効化する
最初に確認すべき最重要設定です。
手順:
- カメラ背面のMENUボタンを押す
- AF/MF設定タブを選択(ピントのアイコン)
- 「被写体検出設定」を選択
- 「被写体検出AF」を「顔/瞳優先」に設定
- 設定を保存してMENUを閉じる
設定後、ファインダーまたはモニター上に顔が枠で囲まれれば顔検出が有効になっています。
対処法2:AFモードをCに変更する
手順:
- カメラ前面のフォーカスモードレバーを「C」(コンティニュアスAF)に切り替える
- または背面のAFモードボタンから変更する
ポートレートや動く被写体を撮影する場合は、AFCモードがベストです。
対処法3:AFエリアをワイドまたはゾーンに変更する
手順:
- 背面のAFエリアボタンを押す
- AFエリアの選択画面が表示される
- 「ワイド/トラッキング」または「ゾーン」を選択
- SETボタンで確定
「ワイド/トラッキング」は顔検出との相性が最もよく、広いフレームから自動で顔を探します。
対処法4:顔検出感度を調整する
顔検出の応答感度を変更することで、小さい顔や横顔でも検出しやすくなります。
手順:
- MENUからAF/MF設定を開く
- 「被写体検出設定」→「検出感度」を選択
- 感度を「高い」に設定する(デフォルトは「標準」)
ただし感度を高くしすぎると誤検出が増えるため、撮影環境に合わせて調整してください。
対処法5:瞳AFの左右優先を設定する
瞳AFで意図した方の目にピントが合わない場合は、瞳の優先設定を変更します。
手順:
- MENUから「被写体検出設定」を開く
- 「瞳優先」を選択
- 「右目優先」「左目優先」「自動」から選ぶ
対処法6:ファームウェアを最新版に更新する
FUJIFILMのファームウェアは定期的に更新され、AF性能が向上します。必ず最新バージョンを適用してください。
手順:
- FUJIFILMのファームウェアページにアクセス
- X-T5を選択してファームウェアをダウンロード
- フォーマット済みのSDカードにコピー
- カメラのMENU→「ファームウェアのアップデート」から実行
アップデート中はバッテリーが50%以上あることを確認してください。
対処法7:レンズのAF設定を確認する
- レンズのフォーカスリミットスイッチ(ある場合)が「FULL」になっていることを確認
- レンズのMF/AFスイッチがAF側になっていることを確認
- 一度レンズを取り外して再装着する(接点不良の解消)
AFモード別の被写体検出対応状況
| AFモード | 顔検出 | 瞳AF | 追尾AF | 推奨用途 |
|---|---|---|---|---|
| AFC(コンティニュアス) | ◎ 最適 | ◎ 最適 | ◎ 最適 | 動くポートレート・スポーツ |
| AFS(シングル) | ○ 可能 | ○ 可能 | △ 限定的 | 静止ポートレート |
| MF(マニュアル) | × 不可 | × 不可 | × 不可 | 厳密なピント合わせ |
AFエリア別の顔検出対応状況
| AFエリア | 顔検出の有効性 | 特徴 |
|---|---|---|
| ワイド/トラッキング | ◎ 最も有効 | フレーム全体から顔を自動検出 |
| ゾーン | ○ 有効 | 指定ゾーン内で顔検出 |
| フレキシブルゾーン | ○ 有効 | 自由なゾーンサイズで顔検出 |
| スポット/シングルポイント | △ 限定的 | ポイント内にいる場合のみ検出 |
機種別の顔・瞳検出AF機能比較
| 機種 | 顔検出 | 瞳AF | 動物AF | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| X-T5 | ◎ | ◎ | ◎(FW2.00以降) | 最高画素・最高精度AF |
| X-S20 | ◎ | ◎ | ◎ | 動画・Vlog向け、4K60p |
| X100VI | ◎ | ◎ | ◎ | コンパクト・単焦点 |
| X-T4(旧機種) | ○ | ○ | △(猫・犬のみ) | FW最新版で改善 |

それでも解決しない場合のチェックリスト
- ☐ 被写体検出設定が「顔/瞳優先」になっているか
- ☐ AFモードが「C」(コンティニュアス)になっているか
- ☐ AFエリアが「ワイド/トラッキング」になっているか
- ☐ ファームウェアが最新版か
- ☐ レンズのAFスイッチがAF側になっているか
- ☐ 撮影距離がレンズの最短撮影距離以上か
- ☐ 光量が十分か(極端な暗所ではAFが苦手)
- ☐ レンズがFUJIFILM Xマウント対応レンズか
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よくある質問(FAQ)
Q1. 顔が枠で囲まれるのに、瞳にピントが合わない
A. 瞳AF(Eye AF)が有効になっていない可能性があります。「被写体検出設定」→「瞳優先」が「右目」「左目」または「自動」に設定されているか確認してください。また、顔が小さすぎる(遠距離)場合は顔検出はできても瞳検出ができないことがあります。
Q2. 動物に顔検出AFを使いたい
A. X-T5の場合、ファームウェア2.00以降で猫・犬・鳥の被写体検出に対応しています。「被写体検出設定」から検出対象を「動物/鳥」に変更することで利用できます。
Q3. ファームウェア更新後に顔検出が効かなくなった
A. まれにファームウェア更新後に設定がリセットされることがあります。「被写体検出設定」を再度確認して設定し直してください。また、カメラの電源をオフにしてバッテリーを30秒抜き差しするリセット操作も試してみてください。
Q4. 複数人いる場合はどの顔が優先されますか?
A. X-T5では、デフォルトでカメラに最も近い(または最も大きい)顔を優先的に検出します。「フェイスセレクト」機能を使うと、検出した顔を手動で切り替えることができます。セルフタイマー撮影時に便利な機能です。
Q5. XFレンズ以外(アダプター経由)でも顔検出は使える?
A. 使えますが、AF速度や精度はXFレンズより劣る場合があります。特にコントラストAFのみのレンズでは顔検出AF自体は動作しますが、追尾速度が遅くなります。
Q6. X100VIで顔検出AFが動かない
A. X100VIはXマウント交換レンズではなく固定レンズですが、基本的な被写体検出設定はX-T5と同じです。MENU→AF/MF設定→被写体検出設定から確認してください。また最新ファームウェアの適用も確認してください。
Q7. 夜間や低照度で顔検出が効かない
A. X-T5の顔検出AF補助光はありません。ISO感度を上げてシャッタースピードを確保するとともに、補助光や自然光の確保を検討してください。EV−4相当まではAFが機能しますが、それ以下は位相差AF自体が困難になります。
Q8. 顔検出はできるが、AFが遅くて使い物にならない
A. AFスピードはカスタム設定で調整できます。MENU→AF/MF設定→「AF+MF」ではなく「AFコンフィグ設定」から「トラッキング感度」「スピード追従感度」「ゾーン切り替え速度」を調整してみてください。被写体の動き方に合わせてカスタマイズすることで大きく改善します。
まとめ
FUJIFILM X-T5の顔・瞳検出AFが動作しない場合、ほとんどのケースは設定の問題です。特に「被写体検出設定」の有効化と、AFモード・AFエリアの組み合わせを正しく設定することが解決への近道です。
設定を見直しても改善しない場合は、ファームウェアの更新とレンズのAF設定確認を行ってください。FUJIFILMはAF関連のファームウェアアップデートを継続的にリリースしており、最新バージョンへの更新で劇的に改善するケースも多いです。
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