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「マスクをしているとFace IDが全然認識してくれない」「暗い部屋でiPhoneのロックが解除できない」と困っていませんか?
Face IDは非常に便利な機能ですが、マスク着用時や照明が暗い環境では認識しにくくなることがあります。この記事では、Face IDがマスク・暗い場所で認識しにくい原因と対処法を、設定変更から再登録の手順まで詳しく解説します。
- マスク着用時にFace IDを使う設定方法(iOS 15.4以降)
- 暗い場所でFace IDが認識しない原因と対処法
- 「別の外観を追加」でFace IDの認識精度を上げる方法
- Apple WatchとiPhoneの連携でマスク時に解除する方法
- Face IDを再登録する手順
- iPhone 16シリーズのFace ID改善点
Face IDの仕組みを知っておこう
Face IDは、iPhoneのTrueDepthカメラシステム(フロントカメラ上部)が赤外線カメラ・フラッドイルミネーター・ドットプロジェクターを使って、顔の3Dマップを作成・照合することで本人認証を行います。
この仕組みのポイントは以下の2つです。
- 赤外線を使う:暗い場所でも赤外線照射で顔を照らすため、ある程度暗くても動作する
- 3D構造を照合する:平面の写真では解除できない高いセキュリティを実現
一方で、マスクで顔の下半分が隠れると3Dマップが不完全になり、認証が失敗しやすくなります。これがマスク時のFace IDが認識しない根本原因です。
対処法①:「マスク装着時にFace IDを使用する」を有効にする【iOS 15.4以降】
iOS 15.4(2022年3月)以降では、マスク着用時でもFace IDで認証できる専用設定が追加されました。この機能は目の周りの特徴点のみで認証するため、マスクをしたままロック解除ができます。
設定手順
Step 1:ホーム画面から「設定」を開きます。
Step 2:「Face IDとパスコード」をタップします。
Step 3:パスコードを入力します。
Step 4:「マスク装着時にFace IDを使用する」をオンにします。
Step 5:「続ける」をタップし、マスクを外した状態でFace IDのスキャンを完了させます。
マスク装着時のFace IDは目周辺のみで認証するため、通常のFace IDよりセキュリティが若干低下します。また、iPhone 12以降のモデルでのみ使用できます(iPhone X・XS・11は非対応)。
メガネ・サングラスを使う場合の追加設定
メガネをかけてマスクをしている場合は、マスク装着時Face ID設定の画面に「メガネを追加」オプションが表示されます。よく使うメガネを最大4種類登録することで、より正確に認識できるようになります。
対処法②:暗い場所でFace IDが認識しない場合の対処
Face IDは赤外線を使用しているため、完全な暗闇でも基本的には動作します。しかし以下の原因で認識しにくくなることがあります。
原因と対処法
| 原因 | 対処法 |
|---|---|
| TrueDepthカメラが汚れている | 柔らかい布でフロントカメラ周辺を拭く |
| iPhoneとの距離が近すぎる・遠すぎる | 画面から25〜50cm程度の距離で試す |
| 強い逆光・直射日光がカメラに当たっている | 光源に背を向けるか、影になる場所で試す |
| iPhoneが顔と水平でない(斜め上から見ている) | 画面を顔の正面に向けて試す |
| サングラス・目出し帽・スカーフで目元が隠れている | 目元が見えるように調整する |
赤外線を遮断するものに注意
一部のプライバシーフィルム・強化ガラスフィルムは赤外線を遮断し、Face IDの認識率を大幅に低下させます。フィルムを外した状態でFace IDが正常に動作する場合は、Face ID対応と明記されたフィルムに交換してください。
対処法③:「別の外観を追加」で認識精度を上げる
Face IDには「別の外観を追加」という機能があり、眼鏡あり・なし、髪型の変化、帽子着用時など異なる外見パターンを1つ追加で登録できます。これにより認識精度が上がります。
設定手順
Step 1:設定 → 「Face IDとパスコード」を開きます。
Step 2:「別の外観を追加」をタップします。
Step 3:画面の指示に従い、別のシチュエーション(眼鏡着用・帽子着用など)でFace IDをスキャンします。
Step 4:登録完了後、その外見でのロック解除を試してみます。
普段メガネをかけない方が、就寝前にコンタクトを外した後(眼鏡着用)でも解除できるように「別の外観」として眼鏡バージョンを登録しておくと便利です。
対処法④:Apple WatchでiPhoneのロックを解除する(マスク時の代替手段)
Apple Watchをお持ちの場合、iPhoneとの連携機能「Apple WatchでロックをオフにするiPhone(旧称:Watchでロック解除)」を使うと、マスク着用中でもApple Watchを着けているだけでiPhoneのロックが自動解除されます。
設定手順
Step 1:設定 → 「Face IDとパスコード」を開きます。
Step 2:「Apple Watchでロックをオフにする」のセクションで、お使いのApple Watchをオンにします。
Step 3:Apple Watchがロック解除済みで手首に着けていれば、iPhoneを持ち上げたときにマスク着用中でも自動解除されます。
この機能はApple Watch Series 3以降・watchOS 7.4以降が必要です。また、Apple Watchがロック状態・手首から外れた状態では機能しません。
対処法⑤:Face IDを一度リセットして再登録する
Face IDが全体的に認識しにくくなった場合は、一度削除して再登録することで改善することがあります。顔の外見が変わった(ひげを生やした・ダイエットで顔が変わったなど)場合も有効です。
Face ID再登録の手順
Step 1:設定 → 「Face IDとパスコード」→ パスコードを入力します。
Step 2:「Face IDをリセット」をタップします。
Step 3:「Face IDを設定」をタップします。
Step 4:画面の指示に従い、顔を円の中に収め、ゆっくり円を描くように頭を動かしてスキャンを完了させます(2回実施)。
Step 5:登録完了後、実際にロック解除できることを確認します。
スキャン時のポイント
- 明るい環境でスキャンする
- 普段iPhoneを使う距離(25〜50cm)でスキャンする
- 眼鏡をかけて使うことが多い場合は眼鏡をかけたままスキャン
- スキャン時に表情を変えない(自然な顔で)
対処法⑥:iOSアップデートとFace IDの問題
iOSのアップデート後にFace IDの認識率が下がることが報告されることがあります。その場合は以下を試してください。
- iOS最新版へのアップデートを確認する(設定 → 一般 → ソフトウェアアップデート)
- iPhoneを再起動する(電源ボタン長押し → スライドで電源オフ → 再起動)
- Face IDをリセットして再登録する(対処法⑤参照)
iPhone 16シリーズのFace ID改善点【2026年最新情報】
2024年9月発売のiPhone 16シリーズでは、Face IDシステムが改善されています。
- 横向き(ランドスケープ)でのFace IDに正式対応:iPhone 16以降は横向き状態でもFace IDが使えるように。
- 認識速度の向上:A18チップの処理能力向上により、認識速度が改善
- マスク時認識精度の向上:目周辺のスキャン精度が向上
TrueDepthカメラのハードウェア的な問題
上記をすべて試してもFace IDが正常に動作しない場合は、TrueDepthカメラシステムのハードウェア故障が疑われます。以下のような症状があれば修理を検討してください。
- 設定画面でFace IDの登録が完了できない
- 「Face IDは利用できません」というエラーが頻繁に表示される
- iPhoneを落とした後からFace IDが動作しなくなった
- フロントカメラ上部に物理的な傷・損傷がある
このような場合は、Apple Store・Apple正規サービスプロバイダに持ち込んで診断を受けてください。Apple Care+加入の場合、過失・損傷による修理は1回あたり3,700円(税込)から対応可能です。
よくある質問(FAQ)
Q1:マスクをしているとFace IDが5回失敗してパスコード入力になってしまう。
A:「マスク装着時にFace IDを使用する」設定がオフになっている可能性があります。設定 → Face IDとパスコード → マスク装着時にFace IDを使用するをオンにしてください。iOS 15.4以降・iPhone 12以降が必要です。
Q2:「マスク装着時にFace IDを使用する」の設定項目が表示されない。
A:この機能はiPhone 12以降のモデルでのみ利用可能です。また、iOS 15.4以降が必要です。iPhoneのバージョンをアップデートしてから再確認してください。iPhone XやiPhone 11では利用できません。
Q3:マスクなしでも最近Face IDの認識が遅い・失敗が増えた。
A:TrueDepthカメラのレンズが汚れているか、フィルムが干渉している可能性があります。カメラ周辺を拭いてから試してください。それでも改善しない場合はFace IDを一度リセットして再登録(対処法⑤)をお試しください。
Q4:サングラスをかけていてもFace IDを使いたい。
A:赤外線を透過しないサングラス(多くのサングラスレンズが該当)はFace IDをブロックします。赤外線透過素材のレンズに変更するか、パスコード入力に切り替えるしかありません。なお、Apple Watchでの解除機能が最も実用的な代替手段です。
Q5:寝ているときに家族にFace IDで勝手に解除されないか不安。
A:Face IDには「視線認識」機能があり、ユーザーが画面を見ていないとFace IDが機能しません。ただし目を開けた状態で寝ている人や、「視線を必要とする」設定をオフにしている場合は解除される可能性があります。設定 → アクセシビリティ → Face ID と注意 → 視線を必要とする をオンにしてください。
Q6:iPhoneを横向きにしてもFace IDが動作しない。
A:横向きFace IDに対応しているのはiPhone 16以降のモデルのみです。それ以前のモデルではiPhoneを縦向きにして顔をスキャンする必要があります。
まとめ:Face IDをマスク・暗所で使うための設定チェックリスト
- iOS 15.4以降なら「マスク装着時にFace IDを使用する」をオン
- メガネ・サングラスをよく使う方は「別の外観を追加」で登録
- Apple Watchがあれば「Apple Watchでロックをオフにする」を活用
- 認識率が全体的に下がったら「Face IDをリセット → 再登録」
- フロントカメラ周辺を定期的に清潔に保つ
- Face ID対応フィルムを使用する(赤外線を遮断しないもの)
Face IDはiOSのアップデートやApple Watchとの連携でどんどん便利になっています。特に「マスク装着時にFace IDを使用する」機能は、日常的にマスクをつける機会がある方には非常に有用な設定です。ぜひ一度確認してみてください。
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