使わない人には邪魔！Cortanaを無効化する2つの方法と注意点2つ

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Cortanaを無効にする際の注意点2つ

Cortanaを無効化する際には、以下の2つの注意点があることを把握しておきましょう。特に、パソコンで利用しているのが、Windows10 HomeかProかによって、無効化の方法が変わってくるため事前にチェックが必要です。

1.Cortanaを無効化しても完全削除はされていない

「レジストリの編集で無効化する方法」などに説明しましたが、Cortanaを無効化することはできても、完全削除することはできません。そのため、Cortana自体は常に起動している状態なため、バックグラウンドプロセスを確認すると起動状態であることがわかります。

もし、Cortanaを完全に削除したい場合は 「Uninstall Cortana for Windows10」 などのMicrosoft非公認プログラムを使用する必要があります。

2.Windows10 Homeではグループポリシーエディタが使えない

Windows10 Proはグループポリシーエディタが使用できますが、Windows10 Homeはグループポリシーエディタが使用できません。そのため、Windows10 Homeを利用しているパソコンでは、レジストリの編集で無効化する必要があります。

Cortanaを削除する方法

Cortanaの無効化ではなくWindowsから削除してしまう方法もあります。CortanaはMicrosoftが力を入れていることもあり、その他の一般的なソフトと違って正攻法では削除することができません。

「Uninstall Cortana for Windows 10」 というプログラムをインストールして実行することでCortanaをWindowsから削除することができます。

ただし本プログラムはMicrosoft非公認であるため、何か問題が発生した場合でも保証を受けることはできません。システムに深く関わる部分を変更するため、致命的な問題が発生しないとも限りません。実行の際は自己責任が原則となります。

Cortanaを削除する手順

では実際に削除する手順を見ていきましょう。繰り返しにはなりますが、Cortana削除にはシステムに関わる部分を変更する行為が必要となります。データのバックアップなど、トラブルに万全の備えをとった上で自己責任で行うようお願いします。

「Uninstall Cortana for Windows 10」をダウンロード

「Winaero」はWindowsのシステムをカスタマイズするツールを配布しているウェブサイトです。ユーザーにとって需要があるのにOSに標準搭載されていないようなソフトを多く扱っています。

今回のCortanaのようにMicrosoftは普及が進むことを望んでいるのに対してユーザーの反応は冷ややかなケース。こういった場合にお世話になることが多くなっています。

「Uninstall Cortana for Windows 10」以外にも、Windowsの度重なるアップデートによる変更点を一部分だけ旧来のものへ戻す機能をもったソフトなどもあります。

ファイルを解凍する

ダウンロードが終わったらファイルを解凍してください。中には 「install_wim_tweak.exe」「Uninstall Cortana.cmd」 という二つのファイルが入っているはずです。

二つのファイルが入っていることが確認できたら、正しくダウンロード＆解凍が行われていることが分かります。次に手順に移りましょう。

管理者として起動

後は「Uninstall Cortana.cmd」を実行することでCortanaの削除が行われることになりますが、Cortana削除にはWindowsのシステムを変更するため、管理者権限が必要となります。

Cortana削除

管理者権限で実行するとコマンドプロンプトが開きCortanaの削除が始まります。削除が終わったらパソコンを再起動することで完了します。

タスクマネージャーで確認

再起動が終わったらタスクマネージャーからCortanaが削除されたことを確認しましょう。

Cortanaは自動復活する

これまでの手順でCortanaを削除してもWindowsアップデートの度に復活・有効化してしまう特徴があります。どうしてもCortanaを使ってほしいというMicrosoftの力の入れようが伺えます。

これに対しては対策の施しようがなく、どうしてもCortanaを常駐させておきたくない場合はアップデートで復活するたびに削除を繰り返すしかありません。

Cortanaを手動で復活させる

一度はCortanaを削除したものの、やはり使いたくなる機能もあります。実際Cortanaの検索ボックスなど便利な機能も少なくありません。邪魔なだけと感じていたCortanaでもなくなってみると意外とありがたみに気づくこともあるかもしれません。

このような場合にCortanaを復活させる方法がいくつかあります。一つは上記でも挙げた Windowsアップデート で復活させる方法。しかしこれは好きなタイミングで能動的に行える方法ではありません。

リフレッシュ

リフレッシュは個人用ファイルを保持したままパソコンを初期状態に戻す機能です。長い間パソコンを使っているとユーザーの操作などが原因でシステムが不安定になることがあります。そういった場合に元の状態を復元させる方法として活用されています。

削除したCortanaもリフレッシュによって元通りとなります。事実上復活となるわけですね。リフレッシュの手順を見ていきましょう。

以上の操作でパソコンのリフレッシュが始まります。リフレッシュにかかる時間はCPUやメモリ容量によって若干前後しますが 30分～60分 くらいを目安としておくと良いと思います。

またリフレッシュによって様々なソフトウェアも初期化されます。購入後にユーザーの手でインストールしたものなどは全て削除されることになりますので必要なものは事前にバックアップをとっておく必要があります。

初期化

こちらはパソコンを完全に初期化させる方法です。基本的にはリフレッシュと同じ手順で行っていくことになります。

以上の操作でパソコンの初期化が開始されます。

よくある質問とその回答例

Q1. Cortanaを完全に削除することはできますか？
A1. Cortanaは通常の手順では無効化できても、完全に削除することはできません。しかし、「Uninstall Cortana for Windows 10」などの非公式ツールを使用すれば削除可能です。ただし、非公認のため問題が発生する可能性があり、自己責任で行う必要があります。

Q2. Windows 10 HomeでもCortanaを無効化できますか？
A2. はい、できます。ただし、Windows 10 Homeではグループポリシーエディタが使用できないため、レジストリを編集して無効化する必要があります。

Q3. Cortanaを無効化すると他の機能に影響がありますか？
A3. 基本的にCortanaを無効化しても、Windowsの他の機能に影響はありませんが、一部の検索機能や連携するアプリで機能が制限される可能性があります。

Q4. Cortanaを再度有効化するにはどうすればいいですか？
A4. Cortanaを再度有効化するには、無効化の際に行った設定を元に戻し、レジストリやグループポリシーエディタの設定を有効にする必要があります。

まとめ

MicrosoftのCortanaは便利なパーソナルアシスタント機能ですが、レジストリの編集やグループポリシーエディタの使用で無効化することが可能です。どうしても、Cortanaを利用しない場合は、無効化しておくといいでしょう。ただし、注意点もあるため、事前に確認したうえで無効化してください。

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