Home / 用語 / クリックジャッキング

クリックジャッキング

※本ページにはプロモーション(広告)が含まれています

セキュリティ

読みくりっくじゃっきんぐ
英語Clickjacking

💡 ひとことで言うと

透明な悪意あるレイヤーを正規Webページの上に重ね、ユーザーに意図しないクリック操作を実行させるWeb攻撃手法です。

詳しい解説

クリックジャッキングは、攻撃者が透明または偽装したフレームを正規のWebページの上に重ね合わせ、ユーザーが見えているボタンやリンクをクリックしたつもりが、実際には別のサイトの操作ボタンを押してしまう、という錯覚を利用したWeb攻撃です。「クリック(click)」と「ジャッキング(hijacking、乗っ取り)」を組み合わせた造語で、UIリドレッシング攻撃とも呼ばれます。

攻撃の典型例は次のとおりです。①SNSの「いいね」ボタンや「友達追加」ボタンを透明化し、無関係なボタンに重ねることで、ユーザーが気付かないうちに意図しない投稿や友達申請を実行させる。②ネットバンキングの送金ボタンを偽装し、正規サイトにログイン中のユーザーをクリック誘導することで不正送金を行う。③Webカメラやマイクの利用許可ダイアログを透明化して、許可ボタンを誤クリックさせる。

Webサイト運営者側の主要な対策は次の3つです。①レスポンスヘッダー「X-Frame-Options」に「DENY」または「SAMEORIGIN」を指定し、外部サイトからの iframe 埋め込みを禁止する。②Content Security Policy(CSP)の「frame-ancestors」ディレクティブで埋め込み元を厳格に制限する。③重要な操作には再認証や確認ダイアログを挟み、ワンクリックで決済や送金が完了しない設計にする。利用者側の対策としては、ブラウザを最新版に保ち、不審なリンクをクリックしない、銀行などの重要操作は別タブで明示的にアクセスする、といった基本が有効です。

📘 具体的な場面

ネットバンキング利用中に別タブで開いた広告サイトがクリックジャッキング攻撃を行っていた場合、画面上は「動画再生」ボタンを押したつもりが、裏側で送金実行ボタンが押されている、という被害が起こりえます。重要な操作の前には必ずほかのタブを閉じ、銀行サイトに正面からアクセスし直す習慣が有効です。

別の呼び方

Clickjacking
UIリドレッシング
クリック詐取

関連する用語

この用語に関する関連記事

Check Also

【2026年最新版】Windowsのタスクバーをカスタマイズする方法【完全ガイド】

【2026年最新版】Windo …