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iPhoneのMacバックアップが失敗する・進まないときの対処法【2026年最新版】
「iPhoneをMacに接続してバックアップを始めたのに、途中で止まってしまう」「0%から全く進まない」「Finderでバックアップボタンが押せない」——こうした悩みを抱えているiPhoneユーザーは少なくありません。
Macへのローカルバックアップは、iCloudの容量を消費せずにiPhoneのデータを丸ごと保存できる重要な手段です。しかし、USBケーブルの問題からソフトウェアの設定ミスまで、失敗の原因は多岐にわたります。
この記事では、iPhoneのMacへのバックアップが失敗する・進まない原因を体系的に整理し、それぞれの対処法をわかりやすく解説します。

- iCloudバックアップとMacローカルバックアップの違い
- バックアップが0%から進まない・途中で止まる原因
- Finderを使ったバックアップの正しい手順(macOS Catalina以降)
- USBケーブルや「信頼」設定の確認方法
- ファイアウォール・ウイルス対策ソフトの影響と対処
- 暗号化バックアップのリセット方法
iCloudバックアップとMacローカルバックアップの違い
iPhoneのバックアップには大きく2種類あります。それぞれの特徴を理解することが、問題解決の第一歩です。
| 項目 | iCloudバックアップ | Macローカルバックアップ |
|---|---|---|
| 保存場所 | Appleのサーバー(クラウド) | 自分のMacのストレージ |
| 容量制限 | iCloud容量に依存(無料5GB) | Macのストレージ容量に依存 |
| 接続方法 | Wi-Fi経由(自動) | USBケーブル接続 |
| 速度 | Wi-Fi速度に依存(比較的遅い) | USB接続のため高速 |
| 操作アプリ | iPhoneの設定アプリ | FinderまたはiTunes |
| 暗号化オプション | 一部データは自動暗号化 | 任意で暗号化設定可能 |
Macローカルバックアップは、パスワードや健康データ、Wi-Fiパスワードなど、iCloudバックアップでは保存されないデータも含めて保存できる点が大きなメリットです。暗号化を有効にした場合は特にデータの完全性が高まります。
Finderからバックアップする基本手順(macOS Catalina以降)
macOS Catalina(10.15)以降では、iTunes廃止に伴いiPhoneの管理はFinderで行います。まず基本的な手順を確認しましょう。
手順1:iPhoneをMacに接続する
Lightning-USBケーブルまたはUSB-C to USBケーブルでiPhoneとMacを接続します。iPhoneの画面に「このコンピュータを信頼しますか?」というダイアログが表示されたら、「信頼」をタップしてください。
手順2:FinderでiPhoneを選択する
Finderを開き、左サイドバーの「場所」セクションにiPhoneが表示されていることを確認します。iPhoneのアイコンをクリックして選択します。
手順3:バックアップを開始する
「一般」タブが表示された画面で「このMac」を選択し、「今すぐバックアップ」ボタンをクリックします。進捗バーが表示され、バックアップが開始されます。

バックアップが失敗する・進まない原因と対処法
原因1:USBケーブルまたはポートの問題
最も多い原因の一つが物理的な接続問題です。
症状:Finderにデバイスが表示されない、接続が頻繁に切れる、バックアップが途中で中断される
対処法:
- 純正のAppleケーブルまたはMFi認証済みケーブルを使用する(非純正ケーブルは接続が不安定になりやすい)
- 別のUSBポートに差し替える(Macの別のポートを試す)
- ケーブルのコネクタ部分にホコリや汚れがないか確認し、乾いた布で清掃する
- Thunderbolt/USBハブを使用している場合は、Macに直接接続する
原因2:「このコンピュータを信頼する」の設定が完了していない
症状:Finderにデバイスは表示されるが、コンテンツへのアクセスができない
対処法:
- iPhoneの画面を確認し、「信頼」ダイアログが表示されていたらタップする
- ダイアログが表示されない場合:iPhoneのロックを解除した状態でケーブルを抜き差しする
- それでも解決しない場合:設定→一般→転送またはiPhoneをリセット→場所とプライバシーをリセットを実行後、再度接続する
原因3:Macのストレージ容量不足
症状:バックアップが途中でエラーになる、「バックアップを作成できません」というメッセージが表示される
対処法:
- Appleメニュー→「このMacについて」→「ストレージ」でMacの空き容量を確認する
- iPhoneのストレージ使用量(設定→一般→iPhoneストレージ)より多くの空き容量が必要
- 古いバックアップファイルを削除する:Finder→メニューバーの「移動」→「フォルダへ移動」→ `~/Library/Application Support/MobileSync/Backup/` で確認・削除
原因4:ファイアウォールまたはウイルス対策ソフトによるブロック
症状:接続はできるがバックアップが開始されない、エラーコード-35が表示される
対処法:
- システム環境設定(システム設定)→「セキュリティとプライバシー」→「ファイアウォール」を一時的にオフにしてバックアップを試みる
- サードパーティのウイルス対策ソフトを一時停止してバックアップを実行する
- バックアップ成功後はファイアウォールとウイルス対策ソフトを再度有効にする
- ファイアウォールの設定で「apsd」「iTunes」「Finder」のプロセスを例外に追加する
原因5:バックアップの暗号化パスワードを忘れた
症状:「このバックアップのパスワードを入力してください」と表示され、先に進めない
対処法:
暗号化バックアップのパスワードをリセットするには、iPhoneを工場出荷状態にリセットするしかありません(Apple仕様)。ただし、暗号化なしの新しいバックアップは別途作成可能です。
- Finderで「バックアップを暗号化」のチェックを外し、新しいパスワードなしのバックアップを作成する
- パスワードが不明な暗号化バックアップは残念ながら使用できないため、設定→一般→転送またはiPhoneをリセット→「すべてのコンテンツと設定を消去」後にバックアップを作成し直す
原因6:iOSまたはmacOSのバージョンの不一致
症状:「このiPhoneのバックアップを作成できません。このiPhoneの修復が必要です」と表示される
対処法:
- MacのmacOSを最新版にアップデートする(Appleメニュー→システム環境設定→ソフトウェアアップデート)
- iPhoneのiOSを最新版にアップデートする(設定→一般→ソフトウェアアップデート)
- Macを再起動してから再度バックアップを試みる
原因7:Apple Mobileデバイスサービスの問題(macOS Ventura以降)
対処法:
- MacのFinderを完全に終了し(Command+Q)、再度起動する
- MacとiPhoneの両方を再起動する
- iPhoneを接続した状態でMacを再起動する

バックアップにかかる時間の目安
| データ量 | 初回バックアップ | 差分バックアップ |
|---|---|---|
| 10GB以下 | 5〜15分 | 1〜5分 |
| 10〜50GB | 15〜45分 | 5〜15分 |
| 50〜100GB | 45〜90分 | 10〜30分 |
| 100GB以上 | 90分〜 | 20〜60分 |
初回バックアップは全データをコピーするため時間がかかります。2回目以降は変更分のみコピーするため、大幅に短縮されます。バックアップ中はMacのスリープを防ぐため、電源アダプターを接続した状態で行うことを推奨します。
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よくある質問(FAQ)
Q1. バックアップ中にエラーコード「-1」が表示されます。どうすれば解決できますか?
エラーコード-1はUSB接続の問題またはソフトウェアの競合を示すことが多いです。まずUSBケーブルを純正品に交換し、MacとiPhoneを両方再起動してください。それでも解決しない場合は、「sudo pkill -HUP lockdownd」コマンドをターミナルで実行してからバックアップを再試行する方法も有効です。
Q2. MacでiPhoneのバックアップファイルはどこに保存されますか?
デフォルトでは `~/Library/Application Support/MobileSync/Backup/` フォルダに保存されます。Finderのメニューバーから「移動」→「フォルダへ移動」でこのパスを入力すると直接アクセスできます。各バックアップはデバイスUDIDを名前としたフォルダに格納されています。
Q3. バックアップが99%で止まって完了しません。どうすれば良いですか?
99%で止まる現象はiOS/macOSのよくある不具合の一つです。30分〜1時間待っても変化がない場合は、バックアップをキャンセルして以下を試してください:(1)MacとiPhoneを再起動する、(2)iPhoneの設定でiCloudバックアップを一時的にオフにする、(3)バックアップを再開する。多くの場合、これで解決します。
Q4. 古いMacのバックアップから新しいiPhoneに復元できますか?
可能ですが、バックアップを作成したiOSバージョンより古いiOSには復元できません。また、新しいiPhoneが古いiOSバックアップを復元する場合、互換性のない機能はスキップされることがあります。基本的なデータ(連絡先、写真、アプリ)は問題なく復元されます。
まとめ
iPhoneのMacへのバックアップが失敗・進まない原因は、USBケーブルの問題から暗号化設定のトラブルまで様々です。まずはUSBケーブルの交換と「信頼」設定の確認という基本的な対処から始め、それでも解決しない場合はMacのストレージ容量やファイアウォール設定を確認してください。
定期的なローカルバックアップはデータ保護の重要な手段です。月1回程度の頻度でMacへのバックアップを習慣にすることで、万が一のiPhone紛失や故障時にもデータを確実に復元できます。特に機種変更前には必ず最新のバックアップを作成しておきましょう。
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