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【2026年最新版】WindowsでPython・C言語開発環境を構築する完全ガイド【VS Code設定】
「WindowsでPythonやC言語の開発を始めたいけど、何をインストールすればいいかわからない」という方は多いでしょう。適切なツールを順番どおりにセットアップすれば、初心者でも快適なプログラミング環境が手に入ります。
この記事では、PythonとC言語それぞれの開発環境構築手順を、VS Code(Visual Studio Code)の設定も含めてステップごとに丁寧に解説します。
- VS Code(Visual Studio Code)のインストールと基本設定
- Pythonのインストールと仮想環境(venv)の使い方
- C言語のコンパイラ(MinGW-w64)のインストールと設定
- VS CodeでPython・C言語をデバッグ実行する方法
- よくあるセットアップエラーと対処法

開発環境の全体像を把握しよう
WindowsでPython・C言語開発を行うには、以下のツールが必要です。
| ツール | 役割 | 対象言語 |
|---|---|---|
| VS Code | コードエディタ(コードを書く・デバッグする) | Python・C言語共通 |
| Python(公式インストーラー) | Pythonの実行環境 | Python |
| MinGW-w64(GCC) | C言語のコンパイラ(ソースコードを実行ファイルに変換) | C言語 |
| Git(オプション) | バージョン管理ツール | Python・C言語共通 |
STEP1:VS Code(Visual Studio Code)をインストールする
インストール手順
- ブラウザで「VS Code ダウンロード」を検索し、Visual Studio Codeの公式サイト(code.visualstudio.com)にアクセス
- 「Windows」ボタンをクリックしてインストーラー(.exeファイル)をダウンロード
- ダウンロードしたファイルを実行
- インストール設定で以下にチェックを入れることを推奨:
- 「PATHへの追加」(コマンドラインから
codeで起動できるようになる) - 「エクスプローラーのファイルコンテキストメニューに’Codeで開く’を追加する」
- 「エクスプローラーのディレクトリコンテキストメニューに’Codeで開く’を追加する」
- 「PATHへの追加」(コマンドラインから
- 「インストール」をクリックして完了
VS Codeを日本語化する
- VS Codeを起動
- 左サイドバーの「拡張機能アイコン(四角が4つ)」をクリック
- 検索バーに「Japanese」と入力
- 「Japanese Language Pack for Visual Studio Code」をインストール
- VS Codeを再起動すると日本語UIになる
STEP2:Pythonの開発環境をセットアップする
Pythonのインストール
- ブラウザで「Python ダウンロード」を検索し、Python公式サイト(python.org)にアクセス
- 「Downloads」→「Windows」から最新版のインストーラーをダウンロード(2026年現在はPython 3.12.x系)
- インストーラーを実行
- 重要:インストール画面の最初に表示される「Add Python to PATH」に必ずチェックを入れる
- 「Install Now」をクリックしてインストール
インストールの確認
コマンドプロンプトまたはPowerShellを開いて以下を実行:
python --version # Python 3.12.x と表示されれば成功 pip --version # pip 24.x.x と表示されれば成功

VS CodeにPython拡張機能をインストールする
- VS Codeを起動して拡張機能パネルを開く
- 「Python」と検索してMicrosoft製の「Python」拡張機能をインストール
- 追加でインストールしておくと便利な拡張機能:
- 「Pylance」:高精度な入力補完・型チェック
- 「Python Debugger」:デバッグ機能強化
- 「Black Formatter」:コードの自動整形
仮想環境(venv)の作成と使い方
Pythonプロジェクトでは、プロジェクトごとに独立したパッケージ環境(仮想環境)を作ることが推奨されます。
# プロジェクトフォルダを作成して移動 mkdir my-project cd my-project # 仮想環境を作成(.venv という名前のフォルダが作られる) python -m venv .venv # 仮想環境を有効化(PowerShellの場合) .venv\Scripts\Activate.ps1 # 有効化するとプロンプトの先頭に (.venv) が表示される # パッケージをインストール pip install requests # 仮想環境を無効化 deactivate
VS CodeでPythonインタープリターを選択する
- VS Codeでプロジェクトフォルダを開く(「ファイル」→「フォルダを開く」)
- Ctrl+Shift+Pでコマンドパレットを開く
- 「Python: インタープリターを選択」と入力して選択
- 先ほど作成した仮想環境の
.venv\Scripts\python.exeを選択
Pythonファイルを実行してみる
- VS Codeで新規ファイルを作成(Ctrl+N)
- 以下を入力して保存(hello.py):
print("Hello, World!")
name = input("あなたの名前を入力してください: ")
print(f"こんにちは、{name}さん!")
- 右上の「▷(実行ボタン)」をクリックするか、F5キーでデバッグ実行
- ターミナルに「Hello, World!」が表示されれば成功
STEP3:C言語の開発環境をセットアップする
MinGW-w64(GCC)のインストール
C言語のコンパイルにはGCCコンパイラが必要です。WindowsではMinGW-w64を使います。
- ブラウザで「MSYS2」を検索し、MSYS2公式サイト(msys2.org)にアクセス
- インストーラーをダウンロードして実行
- デフォルト設定のままインストール(インストール先:C:\msys64)
- インストール完了後、MSYS2ターミナルが自動で開く
- MSYS2ターミナルで以下のコマンドを実行してGCCをインストール:
pacman -S mingw-w64-ucrt-x86_64-gcc
- インストール後にMSYS2ターミナルを閉じる
環境変数PATHにGCCを追加する
- Windowsの「スタート」→「環境変数を編集」を検索して開く
- 「ユーザー環境変数」の「Path」を選択して「編集」をクリック
- 「新規」をクリックして以下のパスを追加:
C:\msys64\ucrt64\bin - 「OK」を3回クリックして閉じる
- 新しいコマンドプロンプトを開いて確認:
gcc --version # gcc (GCC) 13.x.x と表示されれば成功
VS CodeにC言語拡張機能をインストールする
- VS Codeの拡張機能パネルで「C++」を検索
- Microsoft製の「C/C++」拡張機能をインストール
- 追加でインストールすると便利:
- 「C/C++ Extension Pack」:デバッグ・CMake等の関連ツール一式
- 「Code Runner」:右クリックで手軽にコード実行
C言語ファイルを作成してコンパイル・実行する
- VS Codeで新規ファイルを作成して「hello.c」として保存
- 以下を入力:
#include <stdio.h>
int main() {
printf("Hello, World!\n");
printf("C言語の開発環境が構築できました!\n");
return 0;
}
- VS Codeのターミナル(Ctrl+@)を開いて以下を実行:
gcc hello.c -o hello .\hello.exe # Hello, World! と表示されれば成功

STEP4:VS Codeのデバッグ設定を整える
C言語のデバッグ設定(launch.json)
- VS Codeで「実行」→「構成の追加」をクリック
- 「C++(GDB/LLDB)」を選択
- 「gcc.exe – アクティブなファイルをビルドしてデバッグする」を選択
.vscode/launch.jsonが自動生成される- F5キーでデバッグ実行できるようになる
おすすめのVS Code共通設定
設定(Ctrl+,)→「settings.json を開く」から以下を追加すると快適になります。
{
"editor.fontSize": 14,
"editor.tabSize": 4,
"editor.insertSpaces": true,
"editor.formatOnSave": true,
"editor.minimap.enabled": false,
"terminal.integrated.defaultProfile.windows": "PowerShell",
"files.encoding": "utf8"
}
よくあるエラーと対処法
| エラー内容 | 原因 | 対処法 |
|---|---|---|
| 「pythonは認識されていません」 | PATHが通っていない | Pythonを再インストール(「Add Python to PATH」にチェック) |
| 「gcc は認識されていません」 | MinGW-w64のPATH未設定 | 環境変数PATHに C:\msys64\ucrt64\bin を追加 |
| PowerShellでスクリプト実行が禁止されている | 実行ポリシーの制限 | 管理者PowerShellで Set-ExecutionPolicy RemoteSigned を実行 |
| 日本語が文字化けする | 文字コードの不一致 | ファイルをUTF-8で保存・VS Codeの文字コード設定を確認 |
よくある質問(FAQ)
Q1. Visual StudioとVS Codeの違いは何ですか?
A. Visual Studio(visualstudio.microsoft.com)はMicrosoftの統合開発環境(IDE)で、特にWindows・C#・.NET開発向けの重厚なツールです。一方VS Code(code.visualstudio.com)は軽量なコードエディタで、拡張機能によって多言語に対応します。Pythonや汎用プログラミング学習にはVS Codeが適しています。
Q2. PythonはMicrosoft Storeからもインストールできますがどちらがよいですか?
A. 公式サイト(python.org)からのインストールを推奨します。Microsoft Store版はパスの扱いに制限がある場合があり、特にvenvやpipを使う際に問題が起きることがあります。
Q3. C言語のコンパイラはMinGW-w64以外にもありますか?
A. はい。Visual Studio(Community版・無料)に含まれるMSVCコンパイラ、またはWSL2上でGCCを使う方法もあります。学習目的ではMinGW-w64が軽量で手軽です。より本格的なWindowsアプリ開発にはVisual Studioのほうが適しています。
Q4. PythonとC言語の両方をVS Code1つで開発できますか?
A. はい。VS Codeは拡張機能によって多言語に対応するため、Python拡張機能とC/C++拡張機能を両方インストールすれば、同じエディタでどちらも開発できます。ファイル拡張子(.py または .c)によって自動的に適切な設定が適用されます。
Q5. 「Hello, World!」が動いたら次に何を学べばいいですか?
A. Pythonであれば「変数・条件分岐・ループ・関数・リスト」の基本文法から始めましょう。C言語であれば「変数・配列・ポインタ・構造体・ファイル操作」の順で学ぶのが王道です。「paiza」「AtCoder」などのオンラインジャッジで問題を解くと実力が付きます。
Q6. Gitはいつ頃から使い始めればいいですか?
A. プログラミングを始めた最初から使い慣れておくことをおすすめします。コードの変更履歴を残せるので、間違えても元に戻せます。GitHubと組み合わせるとコードのバックアップにもなります。Git公式サイト(git-scm.com)からWindowsインストーラーをダウンロードしてインストールできます。
まとめ
WindowsでのPython・C言語開発環境構築は、正しい手順を踏めば1〜2時間で完了します。
| 手順 | インストールするもの |
|---|---|
| 1. エディタ | VS Code(日本語パック拡張機能も) |
| 2. Python環境 | Python公式インストーラー(PATH追加必須)+Python拡張機能 |
| 3. C言語環境 | MSYS2経由でMinGW-w64(GCC)+C/C++拡張機能 |
| 4. 動作確認 | Hello Worldプログラムを実行 |
環境構築でつまずくと学習意欲が下がりやすいですが、この記事の手順どおりに進めれば問題なく構築できます。ぜひ今日からプログラミングを始めてみてください。
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