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【2026年最新版】PCのシステムドライブの空き容量を増やす方法【完全ガイド】
- Cドライブの空き容量が不足する主な原因
- ディスククリーンアップで安全に削除できるファイルの種類
- Windowsコンポーネント・更新プログラムの古いデータを削除する方法
- 仮想メモリ・休止状態ファイルの設定変更で容量を確保する方法
- ユーザーフォルダや大容量アプリを別ドライブに移動する手順
「Cドライブの空き容量が残り数GBしかない」「PCの動作が重くなってきた」「アップデートができない」——システムドライブ(Cドライブ)の空き容量不足はWindowsユーザーが頻繁に直面する問題です。
空き容量が不足すると、OSの動作が遅くなるだけでなく、Windowsアップデートやアプリのインストールも失敗します。この記事では、安全に確実に空き容量を増やすための方法を網羅的に解説します。

Cドライブが不足する主な原因
まず、なぜCドライブの容量が減っていくのかを理解しておきましょう。
| 原因 | 容量の目安 | 削除可能か |
|---|---|---|
| Windowsアップデートの一時ファイル | 数GB〜10GB以上 | 削除可能 |
| ごみ箱に溜まったファイル | 数MB〜数GB | 削除可能 |
| ダウンロードフォルダの蓄積 | 数GB〜数十GB | 手動整理 |
| 仮想メモリ(pagefile.sys) | RAMの1〜2倍 | 移動・縮小可能 |
| 休止状態ファイル(hiberfil.sys) | RAMと同等(8〜32GB) | 無効化で削除可能 |
| Windows.old(前バージョンの残骸) | 10〜30GB | 削除可能(10日後) |
| アプリのキャッシュ・一時ファイル | 数GB〜十数GB | 削除可能 |
| システムの復元ポイント | 数GB〜十数GB | 古いものは削除可能 |
現在の空き容量と使用状況を確認する
まず状況を把握しましょう。
- 「Win + E」でエクスプローラーを開く
- 左メニューの「PC」をクリック
- 各ドライブのバーグラフと容量が表示される(赤いバーは残り少ない警告)
- 「設定」→「システム」→「ストレージ」でカテゴリ別の使用量も確認できる
方法1: ディスククリーンアップで安全に削除する
Windowsに標準搭載の「ディスククリーンアップ」は、不要ファイルを安全に削除できる最も基本的な方法です。
標準のディスククリーンアップ
- 「Win + S」で検索バーを開き「ディスク クリーンアップ」と入力→起動
- クリーンアップするドライブ「C:」を選択して「OK」
- スキャンが完了するまで待つ(1〜3分)
- 削除できるファイルの一覧が表示されるので、削除したい項目にチェックを入れる
- 「OK」→「ファイルの削除」で実行
安全に削除できる項目
| 項目名 | 内容 | 削除の安全性 |
|---|---|---|
| 一時ファイル | アプリが作成した一時データ | 安全 |
| ごみ箱 | 削除済みファイル | 安全(復元不要なら) |
| 縮小表示のキャッシュ | 画像のサムネイルデータ | 安全(再生成される) |
| インターネット一時ファイル | ブラウザキャッシュ | 安全 |
| 配信の最適化ファイル | Windows Update配信用キャッシュ | 安全 |
| エラー報告ファイル | クラッシュレポート | 安全 |
システムファイルのクリーンアップ(大容量削除に有効)
「システムファイルのクリーンアップ」ボタンをクリックすると、通常のクリーンアップでは表示されない大容量の項目も削除できます。
- ディスククリーンアップ画面の「システム ファイルのクリーンアップ」ボタンをクリック
- 管理者権限で再度スキャンが実行される
- 追加で表示される項目:
- 以前のWindowsのインストール(Windows.old): 10〜30GBを削除可能
- Windows Updateのクリーンアップ: 古い更新プログラムのバックアップ
- Windowsアップグレードのログファイル
- チェックを入れて「OK」→「ファイルの削除」

方法2: Windowsのストレージセンサーを活用する
Windows 10以降には「ストレージセンサー」という自動クリーンアップ機能があります。
ストレージセンサーの設定
- 「設定」→「システム」→「ストレージ」
- 「ストレージセンサー」をオンにする
- 「ストレージセンサーの構成またはすぐに実行する」をクリック
- 設定項目:
- 実行タイミング: 「ディスクの空き容量が少なくなったとき」または「毎月」推奨
- ごみ箱のファイルを削除するまでの日数: 30〜60日推奨
- ダウンロードフォルダの未使用ファイルを削除するまでの日数: 60日以上推奨
- 「今すぐ実行」をクリックすると即座にクリーンアップ実行
方法3: 仮想メモリ(ページファイル)の設定を変更する
仮想メモリのファイル(pagefile.sys)はRAMと同等かそれ以上のサイズになることがあり、Cドライブを大きく圧迫します。
仮想メモリを別ドライブに移動する手順
- 「Win + R」→「sysdm.cpl」と入力してEnter(システムのプロパティを開く)
- 「詳細設定」タブ →「パフォーマンス」の「設定」ボタン
- 「詳細設定」タブ →「仮想メモリ」の「変更」ボタン
- 「すべてのドライブのページング ファイルのサイズを自動的に管理する」のチェックを外す
- Cドライブを選択 →「ページングファイルなし」を選択して「設定」
- Dドライブを選択 →「カスタムサイズ」でサイズを設定して「設定」(推奨: RAM容量の1〜1.5倍)
- 「OK」→「OK」→「OK」→PCを再起動
RAM増設で仮想メモリへの依存を減らす
RAMが16GB以上あれば、仮想メモリへのアクセス頻度が激減します。RAMが8GB以下の場合は、16GBへの増設も検討してみてください。
方法4: 休止状態ファイルを無効化する
「休止状態」機能を使っていない場合、その専用ファイル(hiberfil.sys)はCドライブを無駄に占有しています。8GBのRAMがあれば8GB前後の領域が節約できます。
- 「Win + X」→「ターミナル(管理者)」または「コマンドプロンプト(管理者)」を開く
- 以下のコマンドを入力してEnter:
powercfg /hibernate off
- コマンド実行後、hiberfil.sysが自動的に削除される
- エクスプローラーでCドライブの空き容量が増えたことを確認
powercfg /hibernate on を実行してください。休止状態を使う場合(長時間の省電力が必要な場合)は無効化しないでください。
方法5: ユーザーフォルダやアプリを別ドライブに移動する
デスクトップ・ドキュメント等を別ドライブに移動する
- エクスプローラーで「デスクトップ」フォルダを右クリック →「プロパティ」
- 「場所」タブをクリック
- 「移動」ボタンをクリックし、移動先(例: D:\Desktop)を指定
- 「フォルダの移動」の確認ダイアログで「はい」をクリック
- 同じ手順でドキュメント・ピクチャ・ビデオ・ダウンロードも移動可能
Windowsアプリのインストール先を変更する
新しくインストールするアプリをDドライブに保存するよう設定できます。
- 「設定」→「システム」→「ストレージ」
- 「詳細なストレージ設定」→「新しいコンテンツの保存先」
- 「新しいアプリの保存先」をDドライブに変更
- 同様に「新しいドキュメントの保存先」「新しい写真・動画の保存先」も変更可能
インストール済みアプリをCドライブからDドライブに移動する
Microsoft Storeからインストールしたアプリは移動できます(従来のアプリは基本的に移動不可)。
- 「設定」→「アプリ」→「インストールされているアプリ」
- 移動したいアプリを選択し「…」→「移動」
- 移動先ドライブを選択して「移動」をクリック

方法6: OneDriveのオンデマンド同期を活用する
OneDriveを使っている場合、「オンデマンド同期」機能で実際にはクラウドにあるファイルをローカルに保存せずにアクセスできます。
- タスクバーのOneDriveアイコン(雲マーク)を右クリック
- 「設定」→「同期とバックアップ」
- 「詳細設定」→「空き容量を増やす」を選択
- または特定のフォルダを右クリック→「空き容量を増やす」でそのフォルダをクラウドのみに
方法7: 大容量ファイルを見つけて整理する
Windows標準のストレージ分析またはサードパーティツールで大容量ファイルを特定できます。
Windowsの設定で確認する
- 「設定」→「システム」→「ストレージ」
- 「C:ドライブ」をクリック
- カテゴリ別(アプリ・一時ファイル・その他・など)の容量内訳が表示される
- 容量の大きなカテゴリをクリックして詳細を確認・削除
WinDirStat(無料ツール)で視覚的に確認する
WinDirStatはドライブの使用状況をカラフルなツリーマップで可視化する無料ツールです。どのフォルダ・ファイルが容量を食っているか一目でわかります。
- 公式サイト(windirstat.net)またはMicrosoft StoreからWinDirStatをダウンロード
- 起動してCドライブをスキャン(5〜10分)
- 色のついたブロックが大きいほど容量が大きいファイル・フォルダを示す
- 不要なファイルを右クリック→削除で直接削除可能
方法8: 不要なWindowsコンポーネントを削除する
省略可能な機能の削除
- 「設定」→「アプリ」→「オプション機能」
- インストール済みの機能一覧が表示される
- 使っていない機能(例:WordPad・Internet Explorer モード・特定の言語パック等)を選択して「アンインストール」
Windowsの機能のオン/オフ
- 「コントロールパネル」→「プログラム」→「Windowsの機能の有効化または無効化」
- 使っていない機能のチェックを外す(例:Media Player・Hyper-V(仮想化不要の場合)など)
- 「OK」で変更を適用して再起動
よくある質問(FAQ)
A. 一般的には全容量の20〜25%以上の空き容量を確保することが推奨されています。SSD環境ではトリム(TRIM)処理のためにも空き容量が重要で、最低でも15〜20GBは確保したいところです。残り10GB以下になると動作に影響が出始めます。
A. 環境によって大きく異なりますが、長期間クリーンアップをしていない場合は5〜30GB回収できることもあります。特に「Windowsアップデートのクリーンアップ」と「以前のWindowsのインストール」が大きな容量を占める傾向があります。
A. Windows.oldはWindowsをアップグレードした際に作成される前バージョンのバックアップフォルダです。新しいWindowsに満足していれば削除して問題ありません。ただし削除後は前のバージョンに戻れなくなります。
A. より大容量のSSDに換装することは最も根本的な解決策です。現在256GBのSSDなら512GBまたは1TBに交換することで当面の容量不足を解消できます。クローンツール(MiniTool Partition Wizard等)を使えば、データを保持したままSSDの換装が可能です。
A. これらは保護されたシステムファイルです。エクスプローラーの「表示」→「表示」→「隠しファイル」をオンにして、さらに「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない」のチェックを外すと表示されます。ただし直接削除せず、本文の手順に従って操作してください。
A. WinDirStatやWindows設定のストレージ分析を使って、容量を使っているフォルダを特定してください。大きな原因としてゲームのインストールフォルダ(C:\Program Files以下)、ユーザーのダウンロードフォルダ、OneDriveのローカルキャッシュなどが挙げられます。
A. 技術的には可能ですが、システムドライブの圧縮はCPUに負荷がかかり動作が遅くなる可能性があります。特にSSD環境では圧縮のメリットが少なく、一般的には推奨されません。
A. 多くのアプリはインストール先をDドライブにしても、設定ファイル・キャッシュ・一時ファイルはCドライブのAppDataフォルダに保存します。特にゲームは本体をDドライブにしても、セーブデータやキャッシュがCドライブを使い続けます。
まとめ:効果の高い順に試そう
Cドライブの空き容量を増やす方法は複数あります。効果が大きく安全な方法から順に試すことをおすすめします。
| 方法 | 回収できる容量の目安 | 難易度 |
|---|---|---|
| ディスククリーンアップ(システムファイル含む) | 5〜30GB | 易しい |
| ごみ箱・ダウンロードフォルダの整理 | 数GB〜数十GB | 易しい |
| 休止状態の無効化 | RAMと同等(8〜32GB) | 普通 |
| ユーザーフォルダを別ドライブに移動 | 数GB〜数十GB | 普通 |
| 仮想メモリを別ドライブに移動 | 4〜16GB | やや難しい |
| SSDの容量アップグレード | 根本的解決 | 難しい(要作業) |
まずはディスククリーンアップと不要ファイルの整理から始め、それでも足りない場合は休止状態の無効化やフォルダの移動を試してみてください。定期的なメンテナンス習慣をつけることで、Cドライブの容量不足を未然に防ぐことができます。
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