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【2026年最新版】Windows11の管理者アカウント設定・変更方法【完全ガイド】

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Windows 11を使っていて、「アプリをインストールしようとしたら管理者権限が必要と言われた」「ユーザーアカウントの権限を変えたい」「管理者パスワードを変更したい」といった場面に遭遇したことはありませんか?

管理者アカウントの設定は、Windows 11を安全かつ快適に使うために非常に重要なポイントです。しかし、設定画面がどこにあるのか、どの方法を使えばよいのかがわからず困っている方も多くいます。

この記事では、Windows 11で管理者アカウントを設定・変更・確認する方法をすべて網羅して解説します。初心者の方でもスクリーンショット風の説明でわかりやすく手順を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

この記事でわかること
  • 管理者アカウントと標準ユーザーアカウントの違い
  • 現在のアカウントが管理者かどうかを確認する方法
  • 標準ユーザーを管理者に変更する3つの方法(設定アプリ/コントロールパネル/lusrmgr.msc)
  • Microsoftアカウントと管理者権限の関係
  • 管理者パスワードを変更する手順
  • 管理者権限なしでアプリを「管理者として実行」する方法
  • 管理者アカウントが1つしかない場合の注意点
管理者権限の確認方法

管理者アカウントとは?標準ユーザーとの違い

Windows 11には、大きく分けて「管理者アカウント」と「標準ユーザーアカウント」の2種類のアカウントタイプがあります。それぞれの役割と権限の違いを理解しておくことが、正しい設定変更の第一歩です。

管理者アカウントとは

管理者アカウント(Administrator)は、コンピューター上のほぼすべての操作を自由に行える最高権限を持つアカウントです。アプリのインストールやシステム設定の変更、他のユーザーのアカウント管理など、幅広い操作が可能です。

標準ユーザーアカウントとは

標準ユーザーアカウントは、日常的な作業(ウェブ閲覧・文書作成・メールなど)を行うためのアカウントです。システムへの変更や新しいソフトウェアのインストールを行う際には、管理者のパスワード入力が必要になります。

2種類のアカウントを比較する

できること 管理者アカウント 標準ユーザー
アプリのインストール・アンインストール △(管理者パスワード必要)
システム設定の変更 ×
他のユーザーの管理 ×
ドライバーのインストール ×
セキュリティ設定の変更 ×
日常的な作業(文書・ウェブ)
セキュリティのポイント:普段の作業には標準ユーザーアカウントを使い、管理者アカウントは必要なときだけ使うのがセキュリティ上の推奨設定です。管理者権限を常時使用すると、マルウェアに感染した際の被害が拡大しやすくなります。

現在の権限を確認する方法

まず、自分のアカウントが管理者なのか標準ユーザーなのかを確認しましょう。確認方法は複数ありますので、やりやすい方法を選んでください。

方法A:設定アプリで確認する

  1. スタートボタンをクリックし、設定(歯車アイコン)を開く
  2. 左メニューから「アカウント」をクリック
  3. 右側に表示される自分のアカウント名の下に「管理者」と表示されていれば管理者アカウントです
  4. 「標準ユーザー」と表示されている場合は標準ユーザーアカウントです

方法B:コントロールパネルで確認する

  1. タスクバーの検索ボックスに「コントロールパネル」と入力して開く
  2. 「ユーザーアカウント」をクリック
  3. 再度「ユーザーアカウント」をクリック
  4. アカウント名の下に「管理者」または「標準ユーザー」と表示されます

方法C:コマンドプロンプトで確認する(上級者向け)

  1. 検索ボックスに「cmd」と入力し、コマンドプロンプトを開く
  2. 以下のコマンドを入力してEnterキーを押す:
net user %username%

表示結果の「Local Group Memberships」に「*Administrators」と表示されていれば管理者アカウントです。「*Users」のみの場合は標準ユーザーです。

方法D:ユーザーアカウント制御(UAC)の表示で確認する

アプリをインストールしようとしたとき、パスワード入力を求める「ユーザーアカウント制御」ダイアログが表示される場合は標準ユーザーアカウントです。管理者アカウントの場合は「はい」「いいえ」の確認ダイアログのみ表示されます。

ユーザーを管理者に変更する3つの方法

標準ユーザーアカウントを管理者アカウントに変更するには、以下の3つの方法があります。いずれの方法も、操作を行うには既存の管理者アカウントでログインしている必要があります

アカウント種類の変更

方法1:設定アプリから変更する(最も簡単)

Windows 11の設定アプリを使うのが最もシンプルな方法です。

  1. Windowsキー + Iを押して設定を開く
  2. 左メニューの「アカウント」をクリック
  3. 右側の「家族とその他のユーザー」をクリック
  4. 「その他のユーザー」セクションで、管理者に変更したいアカウント名をクリック
  5. 表示された詳細の中にある「アカウントの種類の変更」ボタンをクリック
  6. 「アカウントの種類」のドロップダウンメニューから「管理者」を選択
  7. 「OK」ボタンをクリックして完了
確認方法:変更後、再度「家族とその他のユーザー」を開き、対象アカウントに「管理者」と表示されていれば成功です。

方法2:コントロールパネルから変更する

コントロールパネルを使う従来の方法です。Windows 10から移行したユーザーにはこちらの方が馴染みがあるかもしれません。

  1. 検索ボックスに「コントロールパネル」と入力して開く
  2. 「ユーザーアカウント」をクリック
  3. 再度「ユーザーアカウント」をクリック
  4. 「別のアカウントの管理」をクリック
  5. 変更したいアカウントをクリック
  6. 「アカウントの種類の変更」をクリック
  7. 「管理者」を選択し、「アカウントの種類の変更」ボタンをクリック

方法3:ローカルユーザーとグループ(lusrmgr.msc)で変更する

この方法はより詳細な権限管理が可能な上級者向けの方法です。ただし、Windows 11 Home エディションでは使用できません(Pro・Enterprise・Education エディションのみ対応)。

  1. Windowsキー + Rを押して「ファイル名を指定して実行」を開く
  2. lusrmgr.msc」と入力してEnterキーを押す
  3. 左パネルの「ユーザー」をクリック
  4. 右パネルで管理者に変更したいユーザーをダブルクリック
  5. 「所属するグループ」タブをクリック
  6. 「追加」ボタンをクリック
  7. テキストボックスに「Administrators」と入力し「名前の確認」をクリック
  8. 「OK」をクリックして完了
注意:lusrmgr.msc はWindows 11 Homeエディションでは「このコンピューターはドメインに参加していないため、このスナップインは使用できません」というエラーが表示されます。HomeエディションをPro相当で使いたい場合は、方法1または方法2を使用してください。

3つの方法を比較する

方法 難易度 対応エディション 特徴
設定アプリ ★☆☆ 全エディション 最もシンプルで初心者向け
コントロールパネル ★☆☆ 全エディション 従来からある方法。Windows 10からの移行者に馴染みやすい
lusrmgr.msc ★★☆ Pro以上のみ 詳細なグループ管理が可能

Microsoftアカウントと管理者権限の関係

Windows 11では、ローカルアカウントとMicrosoftアカウントの2種類でログインできます。それぞれで管理者権限の扱いに違いがあります。

Microsoftアカウントで管理者権限を設定する場合

Microsoftアカウントでサインインしている場合も、ローカルアカウントと同様に設定アプリやコントロールパネルから管理者権限を変更できます。操作手順は同じです。

注意が必要なケース

Windows 11の初期セットアップ時にMicrosoftアカウントでサインインした場合、そのアカウントは自動的に管理者アカウントになります。後からローカルアカウントを追加した場合、そのローカルアカウントはデフォルトで標準ユーザーになります。

Microsoftアカウントからローカルアカウントに切り替える場合の注意

Microsoftアカウントをローカルアカウントに切り替えると、管理者権限は維持されます。ただし、OneDrive・Microsoft 365などのMicrosoftサービスとの連携が解除されることがあります。

アカウント種別 管理者権限の設定 注意点
Microsoftアカウント(初期設定時) 自動的に管理者 クラウド連携が有効
後から追加したMicrosoftアカウント 標準ユーザー(手動で変更必要) 追加後に権限変更が必要
ローカルアカウント 標準ユーザー(手動で変更必要) オフラインでも使用可能

管理者パスワードを変更する方法

管理者アカウントのパスワードを変更する方法を解説します。セキュリティのために定期的なパスワード変更を推奨します。

自分自身のパスワードを変更する

  1. Windowsキー + Iで設定を開く
  2. 「アカウント」をクリック
  3. 「サインインオプション」をクリック
  4. 「パスワード」セクションの「変更」をクリック
  5. 現在のパスワードを入力し、新しいパスワードを2回入力して完了

他のユーザーのパスワードを変更する(管理者のみ)

  1. 検索ボックスに「コントロールパネル」と入力して開く
  2. 「ユーザーアカウント」→「ユーザーアカウント」をクリック
  3. 「別のアカウントの管理」をクリック
  4. 対象のアカウントをクリック
  5. 「パスワードの変更」をクリック
  6. 新しいパスワードを入力して「パスワードの変更」をクリック

パスワードを忘れた場合の対処法

ログインパスワードを忘れてしまった場合は、以下の方法で対処できます。

状況 対処法
Microsoftアカウントのパスワードを忘れた account.microsoft.com でパスワードをリセットする
ローカルアカウントで秘密の質問を設定済み ログイン画面の「パスワードを忘れた場合」から秘密の質問に答えてリセット
ローカルアカウントで他の管理者がいる 他の管理者アカウントでログインしてパスワードをリセット
管理者アカウントが1つだけでパスワード不明 Windowsインストールメディアを使ったリカバリーが必要(要注意)
重要:ローカルアカウントのパスワードはクラウドに保存されないため、忘れると復旧が非常に困難になります。パスワードは必ずメモしておくか、パスワードマネージャーに保存しておきましょう。

管理者権限なしでアプリを実行する方法(管理者として実行)

標準ユーザーアカウントでも、特定のアプリだけを管理者権限で実行することができます。これを「管理者として実行」と呼びます。

パスワード設定

一度だけ管理者として実行する方法

  1. 実行したいアプリのアイコンを右クリック
  2. 表示されたメニューから「管理者として実行」をクリック
  3. ユーザーアカウント制御(UAC)ダイアログが表示されたら「はい」をクリック(管理者パスワードの入力が求められる場合もあります)

常に管理者として実行する設定にする方法

  1. 対象のアプリのショートカットアイコンを右クリック
  2. 「プロパティ」をクリック
  3. 「ショートカット」タブの「詳細設定」をクリック
  4. 管理者として実行」のチェックボックスをオンにする
  5. 「OK」→「OK」をクリックして保存
ヒント:コマンドプロンプトやPowerShellを管理者として実行する場合は、検索結果に表示されたアイコンを右クリックして「管理者として実行」を選ぶか、Ctrl + Shift + Enterを押すと管理者として起動できます。

UAC(ユーザーアカウント制御)の設定を変更する

管理者として実行するたびに確認ダイアログが出るのが煩わしい場合は、UACのレベルを調整できます。ただし、セキュリティが低下するため注意が必要です。

  1. 検索ボックスに「UAC」と入力し、「ユーザーアカウント制御の設定の変更」を開く
  2. スライダーを調整してセキュリティレベルを変更する
  3. 「OK」をクリックして保存
UACレベル 説明 推奨度
常に通知する あらゆる変更で確認ダイアログ表示 高セキュリティ
デフォルト(推奨) アプリの変更時のみ通知 標準(推奨)
デスクトップを暗転させない 通知はするが画面が暗転しない 低セキュリティ
通知しない すべての確認ダイアログを無効化 非推奨

管理者アカウントが1つしかない場合の注意事項

Windows 11では、PCに管理者アカウントが必ず1つ以上必要です。管理者アカウントが1つしかない場合には、以下の点に注意してください。

唯一の管理者アカウントを標準ユーザーに変更できない

Windows 11は、PC上に管理者アカウントが最低1つ必要という制限があります。そのため、管理者アカウントが1つしかない状態で、そのアカウントを標準ユーザーに変更しようとすると、操作が拒否されます。

別のアカウントを先に管理者に昇格させてから、元のアカウントを標準ユーザーに変更する必要があります。

唯一の管理者アカウントを削除できない

同様に、PCに存在する唯一の管理者アカウントは削除できません。別の管理者アカウントを作成してから削除操作を行ってください。

バックアップ用の管理者アカウントを作成しておくことを推奨

万が一メインの管理者アカウントにログインできなくなった場合に備え、バックアップ用の管理者アカウントを別途作成しておくことをお勧めします。

推奨構成:
  • メインアカウント:管理者権限(日常使用)
  • バックアップアカウント:管理者権限(緊急時用・通常は使用しない)
  • 子どもや家族のアカウント:標準ユーザー(セキュリティのため)

組み込みAdministratorアカウントについて

Windows 11には「Administrator」という組み込みの管理者アカウントがデフォルトで無効化されています。通常のユーザーは有効にする必要はありませんが、緊急のシステム復旧時に使用することがあります。

有効化はコマンドプロンプト(管理者として実行)で以下のコマンドを実行します:

net user administrator /active:yes

使用後は必ず無効化することを推奨します:

net user administrator /active:no

よくある質問(FAQ)

Q1. 管理者アカウントなのにアプリをインストールできない

A. いくつかの原因が考えられます。

  • Windowsの組み込みセキュリティ機能(Windows Defender SmartScreen)によってブロックされている場合があります。「詳細情報」→「実行」をクリックして試してみてください
  • インストーラーが破損している可能性があります。再ダウンロードして試してみてください
  • ディスク容量が不足している場合もインストールができません。ストレージの空き容量を確認してください
  • グループポリシーでインストールが制限されている場合もあります(主に企業・学校のPCで発生)

Q2. 子どものアカウントに管理者権限を与えても大丈夫?

A. セキュリティ上、子どものアカウントは標準ユーザーのままにしておくことを強く推奨します。管理者権限を付与すると、不適切なソフトウェアのインストールや、システムの設定変更、ペアレンタルコントロールの回避などのリスクが生じます。Microsoft Family Safetyを活用してアカウントを管理することをお勧めします。

Q3. 管理者権限の変更が「アクセスが拒否されました」となる

A. 現在ログイン中のアカウントが管理者権限を持っていない可能性があります。以下を確認してください。

  • 現在ログイン中のアカウントが管理者かどうか確認する(確認方法は「現在の権限を確認する方法」を参照)
  • 企業・学校のPCの場合は、IT管理者によってポリシーで制限されている場合があります。システム管理者に相談してください
  • Microsoftアカウントでサインインの場合、インターネット接続が必要なことがあります

Q4. 管理者として実行すると「このコンピューターに変更を加えることを許可しますか?」と毎回聞かれる。消せる?

A. このダイアログはUAC(ユーザーアカウント制御)によるものです。UACの設定を変更することで通知を減らすことができますが、完全に無効にするとセキュリティが著しく低下します。特定のアプリだけ毎回確認なしで管理者実行したい場合は、タスクスケジューラーを使って「最高の特権で実行」する設定にする方法が有効です(上級者向け)。

Q5. 自分が唯一の管理者だが、アカウントを標準ユーザーにしたい

A. 手順として、まず新しいローカルアカウントを作成し、そのアカウントを管理者に昇格させます。その後、元のアカウントを標準ユーザーに変更します。ただし、日常的に管理者アカウントを使用すること自体は一般家庭のPCでは問題ありません。セキュリティをより高めたい場合に標準ユーザーへの変更を検討してください。

Q6. Windows 11 HomeとProで管理者設定の違いはある?

A. 基本的な管理者権限の設定(設定アプリ・コントロールパネルからの変更)はHomeとProで同じです。ただし、Proではローカルユーザーとグループ(lusrmgr.msc)が使用でき、グループポリシーエディター(gpedit.msc)でより詳細な権限管理ができます。Homeでは lusrmgr.msc は使用できません。

Q7. 管理者アカウントに切り替えるショートカットキーはある?

A. アカウントを直接切り替えるショートカットキーはありませんが、Windowsキー + Lでロック画面に戻り、別アカウントでサインインできます。また、スタートメニューのアカウントアイコンをクリックして「別のユーザーに切り替える」からも切り替え可能です。アプリのみを管理者権限で実行する場合は、右クリック → 管理者として実行が最も手軽です。

まとめ

この記事では、Windows 11で管理者アカウントを設定・変更・確認するすべての方法を解説しました。最後に要点をまとめます。

やりたいこと 方法
現在の権限を確認したい 設定アプリ → アカウント → 自分のアカウント名の下を確認
標準ユーザーを管理者にしたい(簡単) 設定アプリ → アカウント → 家族とその他のユーザー → アカウントの種類の変更
標準ユーザーを管理者にしたい(従来の方法) コントロールパネル → ユーザーアカウント → アカウントの種類の変更
詳細なグループ管理がしたい(Proのみ) lusrmgr.msc → ユーザーの所属グループに Administrators を追加
パスワードを変更したい 設定 → アカウント → サインインオプション → パスワード → 変更
特定のアプリだけ管理者権限で実行したい アプリを右クリック → 管理者として実行

管理者権限の設定は、PCの安全性と利便性のバランスを取るために重要です。家庭での個人利用であれば管理者アカウントをメインに使うことが多いですが、セキュリティをより重視する場合は日常業務を標準ユーザーで行い、必要なときだけ「管理者として実行」を使う運用がおすすめです。

設定でわからないことがあれば、この記事の「よくある質問」セクションも参考にしてください。Windows 11のアカウント管理をしっかり把握して、安全で快適なPC環境を構築しましょう。

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