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Microsoftの音声認識型パーソナルアシスタント機能「Cortana」を利用していますか?iPhoneの「Siri」やGoogleの「OK Google!」のように、話しかけたことに対して応えてくれる便利機能です。
しかし、Cortanaを使わない人からすれば、なくても困らないため無効化しておきたいもの。ただし、Cortanaを無効化するには、やや複雑な操作が必要になります。
そこで今回は Cortanaでできることや無効化する方法、注意点など について紹介しています。この記事をご覧いただくことで、スムーズに無効化できるようになりますので、参考にしてください。
この記事のまとめ
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Cortanaでできる9つのこと
Cortanaは、天気を聞いたり、カレンダーに予定を追加してもらえるなど、さまざまなことができる便利なパーソナルアシスタント機能です。ここでは Cortanaでできる、9つのこと について見ていきましょう。
1.天気を教えてくれる
Cortanaに「明日の天気は?」「明後日の天気は?」「ニューヨークの天気は?」など話しかければ、すぐに天気を教えてくれます。わざわざ、スマホやパソコンで天気予報アプリを開いたり、検索する必要がありません。
2.翻訳してくれる
Cortanaは、翻訳もしてくれます。「◯◯を英語で教えて」「△△を日本語訳して」と話しかければ、すぐに翻訳してくれるため便利です。文章作成やサイトの閲覧時も、わざわざ、検索して意味を調べる必要がなくなります。
3.カレンダーに予定を追加してくれる
Cortanaを利用すれば、カレンダーへの予定入力もラクになります。Cortanaに「明日19時〜21時までレストランをカレンダーに追加して」「水曜日に歯医者の予約を入れて」など、話しかければ、すぐにカレンダーに予定を追加してくれます。
4.リマインダーを設定してくれる
Cortanaはリマインダーの設定もしてくれます。Cortanaに向かって「明日、ノートを買うとリマインド」「毎週水曜日にゴミ捨てとリマインドして」「スーパーでビールを買うとリマインドしといて」など、話しかけるだけでリマインダー機能に設定され、お知らせしてくれます。
5.計算してくれる
Cortanaは計算もしてくれるため、電卓を探す必要がなくなります。「27×4」「214+293+43」など、計算式を話しかければ、すぐに答えを教えてくれます。
6.株価を教えてくれる
「ソフトバンク 株価」「トヨタ 株価」などCortanaに話しかければ、すぐに希望銘柄の株価を教えてくれます。
7.ニュースを教えてくれる
Cortanaに「スポーツニュース」「今日のニュース」など話しかければ、「BingsNews」で配信されているニュースのトップ記事のタイトルを教えてくれます。
8.WEB検索をしてくれる
Cortanaに「パンケーキの作り方 検索」など話しかければ、すぐに希望のWEB検索をしてくれます。わざわざ、キーボードを打つ必要もありません。
9.おしゃべりしてくれる
Cortanaに「歌って」「何か話して」「じゃんけんして」など話しかければ、応えてくれます。いろいろ試して楽しめます。
Windows11でCortanaを無効化する方法
Windows11でCortanaを無効化する方法は下記の通りです。
- スタートメニューアイコンを選択
- 「設定」ボタンを選択
- 「アプリ」の「アプリと機能」を選択
- 「Cortana」を選択
- 三つの丸が縦に並んだアイコンを選択し「詳細オプション」を選択
- 「ログイン時に実行する」をオフに変更する
なお、Wiindows11ではデフォルトでCortanaは無効化されておりますので、有効にしていない限りは上記の設定は不要です。
Windows10以下でCortanaを無効にする方法
「Cortanaは使わないので無効化したい」という場合は、以下2つの方法で無効にすることができます。ここでは、Cortanaの無効方法について確認していきましょう。
1.レジストリの編集で無効化する方法
Cortanaをレジストリの編集で無効にする方法は以下のとおりです。
レジストリの編集で無効化する
- Windowsマークで右クリックをして「ファイル名を指定して実行」を選択します
- 「名前」欄に「regedit」と入力して「OK」をクリックします
- 「HKEY_LOCAL_MACHINE」「SOFTWARE」「Policies」「Microsoft」「Windows」の順にファイルを展開し、レジストリキー「Windows Search」を開きます
- 「Windows」ファイルを右クリックして「新規」から「キー」を選択します
- 「新しいキー #1」という名のキーが作成されますので、名前を「Windows Search」へ変更します
- 作成したWindows Searchのレジストリキーを右クリックして、「新規」から「DWORD(32ビット)値(D)」を選択します
- 新しく作成された値が「新しい値 #1」という名前で表示されるため「AllowCortana」へ変更をします
- 新しく作成したAllowCortanaを右クリックして「修正」を選択します
- 値の編集画面が表示されるため、「値のデーター」が0であることを確認します(もし「0」でない場合は0に変更してください)
- これにより、レジストリの編集は完了ですので、Windowsを再起動すれば、Cortanaが完全無効化されます
2.グループポリシーエディタの使用で無効化する方法
レジストリの編集で無効化する方法だけでなく、グループポリシーエディタの使用で無効化する方法もあります。グループポリシーとは、特定のルールを設けて機能の利用を制限することです。グループポリシーエディタを使用してCortanaを無効にする方法は以下のとおりです。
グループポリシーエディタの使用で無効化する
- 検索ボックスを開き「gpedit.msc」と入力します
- 表示されるグループポリシーエディタの画面で「コンピュータの構成」を選択します
- 「管理用テンプレート」を選択して「Windowsコンポーネント」を選び「検索」に移動します
- 「Cortanaを許可する」をクリックします
- 「無効」を選択します
これにより、グループポリシーエディタの使用でCortanaの無効化が可能です。
バージョンによってCortanaの無効化手順は違う
WindowsのバージョンやEditionによって、Cortanaを無効化する手順は異なります。
上記で紹介している手順でCortanaの無効化ができない場合は、最新のWindowsを利用している可能性が高く、この場合は次の手順でCortanaを無効化することができます。
- Windowsマークを右クリック
- 「ファイル名を検索して実行」を選択
- 「regedit」と入力して実行
- レジストリエディターが表示されるのを確認
- 左側のツリーから「Windows Search」を探す(「HKEY_LOCAL_MACHINE」→「SOFTWARE」→「Policies」→「Microsoft」→「Windows」の中にあります)
- 「Windows Search」を右クリック
- 「DWORD(32bit)」を追加
- 値名を「AllowCortana」と入力
- 値データを「0」に設定
- パソコンを再起動
- Cortanaのマークが消えていることを確認
左下の検索メニューにいつも表示されているCortanaのマークが表示されていなければ、無事に無効化することに成功しました。
Cortanaを使わないという方は、メモリの節約や画面の快適さを保つためにも、上記の手順でCortanaを無効にしてしまいましょう。
3.Windows PowerShellからCortanaを削除する
Cortanaは、Windowsにプリインストールされている「Windows PowerShell」から停止させることも可能です。
これは、Windows10/11共通の手順となります。
- Windows左下のスタートボタンを右クリック
- 「Windows PowerShell」をクリック
- コマンド「Get-AppxPackage Microsoft.549981C3F5F10 | remove-appxpackage」を実行
- Cortanaが削除されたことを確認
また、Windowsターミナルからも同様の手順でCortanaを削除することができます。
次ページ:Cortanaを無効にする際の注意点
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