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【初心者向け】ファイルの拡張子とは?種類、Windows/Macで拡張子を表示・変更する方法

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意外と簡単にできる!拡張子を表示させる方法と変更する7つの方法
意外と簡単にできる!拡張子を表示させる方法と変更する7つの方法

今更ですが、あなたは拡張子の簡単な変更の仕方をご存知ですか?

拡張子はファイルなどを保存する際に必ず記入・選択しなければならないものです。拡張子を入れずに保存しようとすると、エラーが起こり保存ができません。

また、PCにダウンロードしたファイルの拡張子を変更し忘れたりすると、画像が開かなかったり音楽が聴けなかったりすることがあります。

そこで本記事では、拡張子を簡単に変更する方法をご紹介致します。本記事を参考に、拡張子を使いこなして疑問点をなくしましょう!

この記事のまとめ

この記事のまとめ

ファイルの拡張子とは? ファイルの拡張子とは、ファイルの種類を示す3~4文字のアルファベットのことです。例えば、画像ファイルは「.jpg」や「.png」、文書ファイルは「.docx」など、様々な種類があります。拡張子によって、どのアプリケーションで開くべきかが決まります。 拡張子を表示・変更する方法 Windowsでは、通常はファイルの拡張子が表示されていませんが、設定を変更することで表示させることができます。表示された拡張子を直接編集することで、ファイルの種類を変更することも可能です。

拡張子について

ではまず拡張子とは何かについてご紹介致します。

よく耳にすることはありますが、拡張子とはいったい何でしょうか?

3文字のアルファベット

拡張子はファイルの識別のために、ファイル名の最後につけられるアルファベットで通常3〜4文字です。

ファイル名と拡張子の間には「.」(ドット)があります。

拡張子でアプリケーションが異なる

例えばWindowsだとWebページは「.html」という拡張子で識別します。

ファイル名の最後が「.html」ならWebページだと認識するのです。画像関係なら「.jpeg」や「.png」の場合が多いです。

開くアプリケーションによって違う

拡張子ワードなら「.doc」、エクセルなら「.xls」、Photoshopなら「.psd」、Illustratorだと「.ai」や 「.eps」となります。

それぞれのファイルについている拡張子に基づき、WindowsなどのOS がそれを判断してファイルを開けるわけですが、すべてのファイルが開けられるわけではありません。

実はシステムなどユーザーの操作とは直接関係がなかったり、インストールされるべきアプリがインストールされていない場合は開ける事が出来なくなっています。

これはむやみに大切なファイルがいじられてしまうのを防ぐためです。

ファイルの拡張子を表示させる方法

ファイルの拡張子を表示させる方法
ファイルの拡張子を表示させる方法

Windowsでは、ファイルの拡張子はデフォルトでは表示されていません。

下手に表示すると、ユーザーが混乱するということもあるのでしょう。

必読な時しか表示されなくなっているのですがある操作をすると表示されます。Windows10になってからは操作がより簡単になりました。

ここでは、その操作についてご紹介します。

メニューの表示タブをクリックする・Windows10

試しにどれかファイルが入っている場所を表示してみて下さい。

上部に「表示」というメニューがありますよね。それをクリックしてみて下さい。

するとメニューの右側に「ファイル名拡張子」というチェックボックスが現れますので、それをクリックします。

これだけで、ファイルに拡張子が表示されるようになります。

スタートボタンから設定する・Windows7

Windows10の場合はボタン1つで拡張子を変更することができましたが、Windows7の場合はどうでしょうか?

Windows7の場合は、残念ながらボタン1つで変更することはできません。

変更するには、まずスタートからコンピュータをクリックします。

上側の「整理」をクリックして、「フォルダと検索のオプション」をクリックします。

「フォルダオプション」から「表示」タブをクリックして、「詳細設定」欄から「登録されている拡張子は表示しない」のチェックを外した上で「OK」をクリックします。

ファイルの拡張子を変更する方法

では実際に、ファイルの拡張子を変更するにはどうしたらいいのでしょうか?

ファイル名をクリックして変更する

ファイル名についている拡張子は実は一回クリックすることで白く反転します。

その状態になっているとファイル名が変更できる状態ですので、ファイル名の後の拡張子を変更しましょう。

ファイルの拡張子を「一括」で変更する方法

Macは拡張子がなくてもファイルが開けるためあまり拡張子を意識しなくても済みますが、Windowsの場合は拡張子がないとファイルを開けません。

しかも、Mac用とWindows用で拡張子が異なる場合もあります。ファイル数が多い場合などはいちいち変更するのが面倒です。そこで便利なのが一括で変更する方法です。一体どのようにして変更するのでしょうか?実際に見ていきましょう。

フリーソフトを使う

例えばWindowsで作ったイラストレータファイルをMacに持ってくると、拡張子が取れてしまう現象は有名ですが、そんなWindowsのイラレユーザーにもおすすめなのがBlizExtChangeです。

このBlizExtChangeというフリーソフトは、なんと拡張子を自動で変更してくれます。

使い方は至って簡単で、エクスプローラなどからドラッグ&ドロップするだけです。

コマンドプロンプトで変更する【Windows10の場合】

拡張子を一括で変換する有名な方法にrenを使う方法があります。

renとはコマンドの名前で、renameでもかまいません。

やり方は以下の通りです。

  1. エクスプローラを開き、拡張子を変更したいファイルがあるフォルダーを選択します。
  2. 次にメニューバーの「ファイル」を選択し、コマンドプロンプトを開くを選択します。

あるいはスタートからすべてのプログラム→アクセサリー→コマンドプロンプトで開きます。

こうすることで、黒い画面が立ち上がり、コマンドプロンプトが表示されます。

なお、現在の場所は「I:\999.temp\book>」となります。

例えば「zip」という拡張子のファイルを、「cbz」という拡張子に変更したいなどという場合には、「ren *.zip *.cbz」と記述しEnterを押します。

コマンドプロンプトで変更する【Windows7の場合】

こんどは Windows7の場合ですが、Windows10同様にエクスプローラーを立ち上げます。

現在の場所は同様に「I:\999.temp\book」と仮定します。

C:\Windows\System32>I:

I:\>cd I:\999.temp\book

I:\999.temp\book>

上記の「I:」のようにドライブ名までを入力してEnterキーを押し、

次に「cd I:\999.temp\book」のように場所を指定します。

するとあとは、Windows8と同じ状態でコマンドを打ちます。

「zip」という拡張子のファイルを、「cbz」という拡張子に変更したいなどという場合には、「ren *.zip *.cbz」と記述しEnterを押すことで完了します。

helpコマンド

Windowsでは「コマンド」を打つのも一般的となっています。

スタートボタンから「プログラムとファイルの検索」でcommandと打ち、コマンドプロンプトを表示させる方法もあります。

出てきたコマンドプロンプト画面の矢印の先に「help」と打つとコマンドの一覧が表示されます。

各コマンドの一覧はhelpに続いて「help cd」のように打つと詳細が表示されます。

なお、cdはchange directoryを意味します。

拡張子とファイルの関連付け

拡張子とファイルの関連付けは、Windowsの操作において非常に重要な概念です。

  • ファイルの関連付けとは: 特定の拡張子を持つファイルを開く際に、どのプログラムで開くかを指定することです。例えば、.docxファイルを開く際に、Wordが自動的に起動するように設定されているのが一般的です。
  • 関連付けの設定方法:
    • Windows 10: ファイルを右クリックし、「プログラムから開く」→「別のアプリを選ぶ」を選択し、使用するアプリケーションを指定します。
    • macOS: ファイルを右クリックし、「情報を見る」を選択し、「開く方法」でアプリケーションを指定します。
  • 関連付けを変更する際の注意点: 誤った関連付けを設定すると、ファイルが開けなくなる可能性があります。慎重に行うようにしましょう。

拡張子の種類と特徴

拡張子は、ファイルの種類によって様々なものがあります。代表的な拡張子とその特徴を以下にまとめます。

  • 文書: .docx (Word), .pdf (PDF), .txt (テキスト), .rtf (リッチテキスト)
  • 画像: .jpg, .png, .gif, .bmp, .svg
  • 動画: .mp4, .mov, .avi, .mkv
  • 音楽: .mp3, .wav, .flac
  • 圧縮: .zip, .rar, .7z
  • 実行ファイル: .exe (Windows), .app (macOS)
  • アーカイブ: .iso

拡張子とセキュリティ

拡張子に関連するセキュリティリスクとしては、以下のようなものがあります。

  • 拡張子偽装: ウイルスやマルウェアが、安全なファイルの拡張子に偽装して実行されることがあります。
  • 未知の拡張子のファイル: 信頼できない送信者から受け取った、拡張子が不明なファイルは、安易に開かないようにしましょう。

セキュリティ対策

  • 信頼できるウイルス対策ソフトを導入する: 定期的なスキャンを行うことで、ウイルス感染を防ぎます。
  • ソフトウェアを常に最新の状態に保つ: ソフトウェアの脆弱性を悪用した攻撃から身を守ります。
  • 未知のファイルは慎重に扱う: ファイルを開く前に、そのファイルの送信元や内容を確認しましょう。

拡張子に関するよくある質問

  • 拡張子を隠すことはできますか? *できます。ただし、セキュリティ上のリスクが高まるため、推奨されません。
  • 拡張子を任意の文字列に変更できますか? *できますが、ファイルが開けなくなる可能性があります。
  • 拡張子なしでファイルを作成できますか? *一部のアプリケーションでは、拡張子なしでファイルを作成できますが、一般的には推奨されません。

拡張子の未来

近年、クラウドストレージの普及や、ファイル形式の多様化に伴い、拡張子の役割は変化しつつあります。将来的には、拡張子の重要性が低下し、ファイルの種類を自動的に判別する技術が発展していくことが予想されます。

ファイルの拡張子に関するよくある質問と回答例

質問1:拡張子とは何ですか?

回答: 拡張子とは、ファイルの種類を示す3~4文字のアルファベットのことです。ファイル名に「.」 (ドット)を付けて、その後に続く部分が拡張子となります。例えば、「文書.docx」の「.docx」が拡張子です。拡張子によって、どのアプリケーションで開くべきかが決まります。

質問2:なぜ拡張子が必要なのですか?

回答:

  • ファイルの種類の判別: コンピューターは、拡張子を見てファイルの種類を判断し、適切なプログラムで開きます。
  • 互換性の確保: 異なるアプリケーション間でも、共通の拡張子を使用することで、ファイルのやり取りがスムーズに行えます。

質問3:拡張子を変更すると何が起こりますか?

回答:

  • ファイルが開けなくなる可能性: 誤った拡張子に変更すると、対応するアプリケーションが見つからず、ファイルを開けなくなることがあります。
  • ファイルの内容が壊れる可能性: 一部のファイル形式では、拡張子を変更することでファイルの内容が破損してしまうことがあります。

質問4:拡張子を表示・非表示にする方法は?

回答:

  • Windows: エクスプローラーの表示設定で、「ファイル名拡張子」のチェックボックスをオン/オフすることで、表示/非表示を切り替えることができます。
  • macOS: Finderの設定で、表示オプションを変更することで、拡張子を表示/非表示にすることができます。

質問5:拡張子を一括で変更するにはどうすればいいですか?

回答:

  • フリーソフト: BlizExtChangeなどのフリーソフトを使用すると、複数のファイルの拡張子を一度に変更できます。
  • コマンドプロンプト: コマンドプロンプトで「ren」コマンドを使用することで、一括で拡張子を変更できます。ただし、誤った操作を行うとファイルが破損する可能性があるため、注意が必要です。

質問6:よく使う拡張子にはどんなものがありますか?

回答:

  • 文書: .docx (Word), .pdf (PDF), .txt (テキスト)
  • 画像: .jpg, .png, .gif
  • 動画: .mp4, .mov, .avi
  • 音楽: .mp3, .wav
  • 圧縮: .zip, .rar

質問7:拡張子が「.tmp」や「.sys」のファイルはなんですか?

回答:

  • .tmp: 一時ファイルで、プログラムが一時的に使用するファイルです。
  • .sys: システムファイルで、Windowsの動作に必要なファイルです。

これらのファイルは、通常は直接編集したり削除したりする必要はありません。

質問8:拡張子を変更してもウイルスに感染する可能性はありますか?

回答: 拡張子を変更するだけでは、ウイルスに感染することはありません。しかし、ウイルスに感染したファイルの拡張子を偽装している場合があるため、注意が必要です。信頼できるウイルス対策ソフトを導入し、定期的にスキャンを行うことをおすすめします。

その他

  • 特定のファイル形式の拡張子について詳しく知りたい場合は、そのファイル形式の名前で検索してみてください。
  • 拡張子の変更は、慎重に行う必要があります。 誤って変更してしまうと、ファイルが使用できなくなる可能性があります。

まとめ

いかがでしょうか?Macとは違い、Windowsではファイルの拡張子がないと開くことができません。

特に拡張子がなくても開くMacからWindowsにファイルを送る場合などは、トラブルの元となりますのでMacには拡張子が必須だということを覚えておくといいでしょう。

またファイルの数があまり多くない場合はその都度変えたりすることもできますが、コマンドプロンプトやらフリーソフトを使うと大量のファイルの拡張子も一括で変更できるということも覚えておくと便利かも知れません。

Windowsのファイルの名称を変える便利な方法もいろいろありますので、是非一度お試しください。

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