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充電器に使われる次世代の半導体素材。従来のシリコンより高効率で発熱が少なく、小型・軽量なのに高出力(急速充電)を実現できる。GaN採用のUSB充電器が主流になりつつある。
詳しい解説
GaN(ガン、Gallium Nitride=窒化ガリウム)は、スマホやノートパソコンの充電器(USB充電器)に使われる新しい半導体素材です。長年使われてきたシリコン(Si)に比べて、電気を流すときの損失が少なく、高い電圧・高い周波数で動作できるため、発熱が少なく電力変換効率に優れています。
この特性により、GaN採用の充電器は「小型・軽量なのに高出力」を実現できます。たとえば、従来は大きく重かった65Wや100Wクラスの充電器が、GaNでは手のひらサイズまで小型化され、ノートパソコンとスマホを同時に急速充電できる製品も一般的になりました。Anker、Baseus、CIO、UGREENなどがGaN充電器を多数販売しています。
GaN充電器の多くは、USB Power Delivery(PD)やPPSといった急速充電規格に対応しており、複数ポートを備えるモデルでは合計出力をポート間で自動的に振り分けます。ただし、急速充電を最大限に活かすには、充電器・ケーブル・デバイスの3つすべてが対応規格を満たしている必要があります。特にケーブルが対応していないと(PD非対応や電流容量不足)、本来の速度が出ません。
発熱が少ないとはいえ、急速充電中はある程度温かくなります。極端に熱くなる場合や、急速充電にならない場合は、ケーブルやデバイス側の対応規格、ポートの選び方(合計W数の配分)を見直すとよいでしょう。
GaN充電器を選ぶと、ノートパソコン用の大きなACアダプターを持ち歩かなくても、手のひらサイズの1台でパソコンとスマホをまとめて急速充電できます。ただし急速充電にならないときは、充電器だけでなくUSB-CケーブルがPD(急速充電規格)に対応しているか、デバイス側が対応しているかも確認しましょう。
別の呼び方
窒化ガリウム
GaN充電器
Gallium Nitride
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