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人や動物が発する赤外線(熱)の変化を検知して『動き』を感知するセンサー。防犯カメラやスマートドアベル、自動点灯ライトの人感センサーに広く使われる。
詳しい解説
PIRセンサー(Passive Infrared Sensor、受動赤外線センサー/焦電センサー)は、人や動物の体から自然に放たれる赤外線(熱)を捉え、その熱の『変化』を検知して動きを感知する部品です。自分から赤外線を出すのではなく、周囲の熱を受け取って判断するため『パッシブ(受動)』と呼ばれます。
スマートドアベル(Ring、Nestなど)や防犯カメラ、トイレ・玄関の自動点灯ライトなど、身近な多くの製品で『人感センサー』として使われています。人が検知範囲に入ると熱の変化をとらえ、録画開始・通知・点灯などの動作を起こします。
PIRセンサーには検知できる範囲(距離と角度)があり、製品の設置位置や向きで感知のしやすさが変わります。また、検知の『感度』や『検知ゾーン(範囲の限定)』を設定できる製品も多く、これらを調整することで、必要な動きだけを拾えるようになります。
弱点として、(1)ガラス越しでは熱を検知しにくい、(2)風で揺れる植物・小動物・走る車・直射日光やエアコンの温風などの『熱の変化』を人と誤検知することがある、(3)真夏など外気温と体温が近いと感度が落ちる、といった特性があります。スマートドアベルで『誤通知が多い』『電池の減りが早い』場合は、PIRの感度を下げる・検知ゾーンを絞ることで改善することがあります。
スマートカメラの設定で『モーション検知』『人物検知』と呼ばれる機能の土台が、このPIRセンサー(とソフトウェアの画像解析の組み合わせ)です。
玄関のスマートドアベルが、誰も来ていないのに何度も『動きを検知しました』と通知してくる場合を考えます。原因は、PIRセンサーが前の道路を通る車の熱や、風で揺れる植木、日なたと日かげの温度差などを『動き』として拾っているためです。検知ゾーンを玄関先だけに絞り、感度を少し下げると、本当に必要な人の動きだけを通知できるようになります。
別の呼び方
人感センサー
Passive Infrared
焦電型赤外線センサー
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