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ワイヤレスマウスを使っていて、「カーソルがカクカクする」「クリックしてから反応するまでに微妙な遅延がある」「動きが飛ぶ」といった症状に悩まされていませんか?
ワイヤレスマウスの動作不良は、電池残量・電波干渉・USBポートの問題・ドライバ不具合など、意外と多くの原因が考えられます。しかし、原因を正しく特定できれば、ほとんどのケースは自分で解決可能です。
この記事では、ワイヤレスマウスがカクカクする・遅延する原因を網羅的に解説し、Windows・Mac両対応の具体的な対処法をステップ形式で紹介します。初心者の方でもすぐに試せる内容になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
この記事でわかること
- ワイヤレスマウスがカクカクする・遅延する8つの主な原因
- Bluetooth接続と2.4GHz無線接続の違いと特徴
- USB 3.0ポートが引き起こす電波干渉の仕組みと回避策
- Windows・Macそれぞれの具体的な対処手順
- カクつきが起きにくいおすすめワイヤレスマウスの選び方
- トラブルを未然に防ぐ日常的なメンテナンス方法
ワイヤレスマウスの基礎知識:Bluetooth vs 2.4GHz無線
対処法を理解するために、まずワイヤレスマウスの接続方式の違いを押さえておきましょう。現在販売されているワイヤレスマウスは、大きく分けて「Bluetooth接続」と「2.4GHz無線接続(USBレシーバー方式)」の2種類があります。
Bluetooth接続の特徴
Bluetooth接続は、パソコンに内蔵されたBluetoothモジュールを使って通信する方式です。USBレシーバーが不要なのでUSBポートを消費しないメリットがありますが、一般的に2.4GHz無線接続と比べて遅延(レイテンシー)がやや大きい傾向があります。
Bluetooth接続では、周囲の電波環境や接続デバイスの数によって通信品質が変わりやすく、一時的にカーソルがカクつく「プチフリーズ」が発生することがあります。
2.4GHz無線接続(USBレシーバー方式)の特徴
2.4GHz無線接続は、付属のUSBレシーバー(ドングル)をパソコンのUSBポートに挿して通信する方式です。専用のレシーバーを使うため、Bluetoothよりも低遅延で安定した接続が特徴です。
ただし、2.4GHz帯はWi-Fiルーターや電子レンジなど多くの機器が使用する周波数帯であるため、環境によっては電波干渉を受けることがあります。
| 比較項目 | Bluetooth接続 | 2.4GHz無線接続 |
|---|---|---|
| USBポート | 不要 | 1つ使用(レシーバー) |
| 遅延(レイテンシー) | やや大きい(5〜20ms程度) | 小さい(1〜5ms程度) |
| 接続安定性 | 環境により不安定になることがある | 比較的安定 |
| 電波干渉 | 周波数ホッピングで回避 | USB 3.0やWi-Fiの影響を受けやすい |
| 対応デバイス数 | 複数台ペアリング可能 | レシーバー1つにつき通常1台 |
| ゲーミング用途 | △(遅延が気になる場合あり) | ◎(低遅延モデルが多い) |
ワイヤレスマウスがカクカクする・遅延する8つの原因
ワイヤレスマウスの動作がおかしくなる原因は、大きく分けて8つあります。ここからは、それぞれの原因について詳しく解説します。
原因1:電池・バッテリー残量の低下
もっとも多い原因が電池・バッテリーの残量不足です。ワイヤレスマウスは電池やバッテリーで動作するため、残量が少なくなると通信に必要な電力が不足し、カーソルの動きがカクカクしたり、反応が遅れたりします。
特に乾電池式のマウスの場合、電池残量が約20%以下になると動作が不安定になりはじめることがあります。充電式マウスでも、バッテリーが劣化すると十分な電力を供給できなくなり、同様の症状が出ます。
チェックポイント:
- 乾電池式:新品のアルカリ電池に交換してみる
- 充電式:フル充電してから動作を確認する
- マウス底面のLEDランプが弱く点滅していないか確認する
原因2:USBレシーバー(受信機)の接続不良
2.4GHz無線接続のマウスを使っている場合、USBレシーバーの接続状態が重要です。レシーバーがしっかり差し込まれていない、接触不良を起こしている、あるいはUSBポートの内部にホコリがたまっていると、通信が不安定になりカクつきが発生します。
また、USBハブ(特にバスパワー型)を経由して接続している場合、電力供給が不安定になりマウスの動作に影響することがあります。
チェックポイント:
- レシーバーを一度抜いて、別のUSBポートに差し直す
- USBハブを使用している場合は、パソコン本体のUSBポートに直接挿してみる
- USBポート内部のホコリをエアダスターで掃除する
原因3:電波干渉(Wi-Fiルーター・他のBluetooth機器)
ワイヤレスマウスは2.4GHz帯の電波を使って通信しますが、この周波数帯はWi-Fiルーター、電子レンジ、他のBluetooth機器、コードレス電話など、多くの機器と共有されています。これらの機器が近くにあると電波が干渉し合い、マウスの動作がカクカクする原因になります。
特に影響が大きいのは以下のケースです:
- Wi-Fiルーターがデスクの上や近くに置いてある
- 複数のBluetoothデバイス(イヤホン、キーボード、スピーカーなど)を同時に使っている
- 電子レンジ使用中にカクつきが発生する
原因4:マウスパッドや机の表面の問題
ワイヤレスマウスの動きがおかしい場合、マウスを動かす面(サーフェス)の問題も見落としがちです。マウスのセンサーは表面の微細な凹凸を読み取ってカーソルを移動させるため、使用する面によっては正確にトラッキングできないことがあります。
光学式(赤色LED)マウスが苦手な面:
- ガラスや鏡のような透明・反射する表面
- 光沢のあるツルツルした素材
- 真っ白な紙やデスクマット
レーザー式マウスが苦手な面:
- 細かい繊維のある布面(感度が高すぎて誤検知する場合がある)
- 凹凸が激しい面
BlueLED(ブルーLED)マウスは光学式・レーザー式よりも幅広い面で使用でき、布やカーペットの上でも比較的安定して動作します。
原因5:USB 3.0ポートからの電磁波干渉
意外と知られていませんが、USB 3.0ポートは動作時に2.4GHz帯の電磁波(ノイズ)を発生させます。USB 3.0のデータ転送は2.5GHz帯で行われるため、2.4GHz帯を使用するワイヤレスマウスのレシーバーに干渉することがあります。
具体的には、USBレシーバーのすぐ隣のUSB 3.0ポートに外付けHDDやUSBメモリを接続してデータ転送を行うと、マウスの動きが突然カクカクし始めるケースがあります。
対処のポイント:
- マウスのUSBレシーバーはUSB 2.0ポートに接続する
- USB 3.0機器とレシーバーをできるだけ離れたポートに挿す
- USB延長ケーブルを使ってレシーバーをUSB 3.0ポートから離す
原因6:ドライバの不具合・古いドライバ
パソコンのマウスドライバが古い、または破損している場合、マウスの動きがカクカクしたり、遅延が発生したりすることがあります。WindowsのOSアップデート後にドライバとの互換性問題が発生することも珍しくありません。
また、マウスメーカー独自のソフトウェア(Logicool Options+、Razer Synapse、エレコムマウスアシスタントなど)が正しく動作していない場合も、マウスの挙動がおかしくなることがあります。
原因7:マウスセンサーの汚れ
マウスの底面にあるセンサー部分(光学センサーやレーザーセンサー)にホコリ・髪の毛・汚れが付着すると、センサーが表面を正しく読み取れなくなり、カーソルの動きがカクカクしたり飛んだりします。
毎日使っているマウスは、知らないうちにセンサー部分にホコリが溜まっていきます。定期的にセンサー部分を確認し、清掃することが重要です。
清掃方法:
- 綿棒にアルコール(イソプロピルアルコール)を少量つけて、センサー周りを優しく拭く
- エアダスターでセンサー部分のホコリを吹き飛ばす
- マウスソール(底面の滑り部分)に付いたゴミも取り除く
原因8:Bluetooth接続の安定性問題
Bluetoothマウスを使用している場合、Bluetooth接続特有の問題がカクつきの原因となることがあります。
主な原因:
- Bluetoothドライバの電源管理設定:Windowsの電源管理機能がBluetoothアダプターを省電力モードにすると、一時的に接続が途切れカクつきが発生する
- Bluetoothのバージョン不一致:マウスがBluetooth 5.0対応なのに、パソコン側が古いBluetooth 4.0の場合、互換モードで動作し遅延が大きくなる
- 接続デバイスの上限:Bluetoothには同時接続台数の制限があり、多くのデバイスを接続しているとパフォーマンスが低下する
- 障害物・距離:マウスとパソコン(またはBluetoothアダプター)の間に金属製の物体があったり、距離が遠すぎたりすると通信が不安定になる
ワイヤレスマウスのカクつき・遅延を解消する対処法【Windows編】
ここからは、Windowsパソコンでワイヤレスマウスのカクつきを解消するための具体的な対処法をステップ形式で紹介します。簡単なものから順番に試してください。
対処法1:電池・バッテリーを交換・充電する
まず最初に確認すべきは電源です。
- 乾電池式の場合は、新品のアルカリ電池に交換します
- 充電式の場合は、フル充電してから動作を確認します
- 電池を入れ直す際に、電池ボックスの接点が汚れていないかも確認してください
※100均の電池は電圧が安定しないことがあるため、国内メーカーのアルカリ電池を推奨します。
対処法2:USBレシーバーの接続を見直す
- USBレシーバーをパソコンから一度抜いて、10秒ほど待ちます
- 別のUSBポートに差し直します(できればパソコン本体の背面ポート)
- USBハブを使用している場合は、パソコン本体に直接挿してテストします
- USB 3.0ポート(内部が青色のポート)を避け、USB 2.0ポートに挿します
USB 3.0ポートしかないパソコンの場合は、USB延長ケーブルを使ってレシーバーをパソコン本体から離すと改善することがあります。
対処法3:Bluetoothの省電力設定を無効にする
Bluetoothマウスのカクつきは、Windowsの省電力設定が原因になっていることが多いです。以下の手順で無効にします。
- 「Windowsキー + X」を押して「デバイスマネージャー」を開きます
- 「Bluetooth」の項目を展開します
- 使用しているBluetoothアダプター(例:Intel Wireless Bluetooth)を右クリック→「プロパティ」を選択
- 「電源の管理」タブを開きます
- 「電力の節約のために、コンピューターでこのデバイスの電源をオフにできるようにする」のチェックを外します
- 「OK」をクリックして閉じます
同様に、「ヒューマン インターフェイス デバイス」や「マウスとそのほかのポインティングデバイス」にあるBluetoothマウスのデバイスでも同じ設定を確認してください。
対処法4:マウスドライバを更新・再インストールする
- 「Windowsキー + X」→「デバイスマネージャー」を開きます
- 「マウスとそのほかのポインティングデバイス」を展開します
- 使用しているマウスを右クリック→「ドライバーの更新」を選択
- 「ドライバーを自動的に検索」をクリックします
- 更新が見つからない場合は、再度右クリック→「デバイスのアンインストール」を選択
- アンインストール後、パソコンを再起動すると自動的にドライバが再インストールされます
メーカー専用ソフトウェアがある場合は、公式サイトから最新バージョンをダウンロードしてインストールし直すことも効果的です。
対処法5:電波干渉を減らす
- Wi-Fiルーターをマウスから離す:最低でも1m以上離すことを推奨します
- Wi-Fiルーターの周波数帯を5GHz帯に切り替える:2.4GHz帯との干渉を避けられます
- 使用していないBluetoothデバイスの接続を解除します
- 電子レンジの近くでの作業を避けます
- コードレス電話などの2.4GHz機器を確認し、可能であれば移動します
対処法6:マウスのポーリングレートを確認・変更する
ポーリングレートとは、マウスがパソコンに位置情報を送信する頻度のことです。ポーリングレートが低すぎるとカクカクした動きになります。
- マウスメーカーのソフトウェア(Logicool Options+、Razer Synapse など)を開きます
- ポーリングレートの設定項目を探します
- 一般用途であれば125Hz〜500Hz、ゲーミング用途であれば1000Hz以上に設定します
※ポーリングレートを高くすると電池消耗が早くなる場合があります。バランスを考慮して設定してください。
対処法7:高速スタートアップを無効にする
Windowsの「高速スタートアップ」機能が原因でマウスドライバが正しく初期化されないことがあります。
- 「コントロールパネル」を開きます
- 「電源オプション」→ 左側の「電源ボタンの動作を選択する」をクリック
- 「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリック
- 「高速スタートアップを有効にする」のチェックを外します
- 「変更の保存」をクリックし、パソコンを再起動します
ワイヤレスマウスのカクつき・遅延を解消する対処法【Mac編】
MacでもBluetoothマウスのカクつきは起こります。以下の手順で対処してください。
対処法1:Bluetooth接続をリセットする
- 画面左上のAppleメニュー→「システム設定」を開きます
- 「Bluetooth」を選択します
- 問題のあるマウスの横にある「×」(接続解除)をクリックします
- マウスの電源をオフ→オンにします
- 再度Bluetooth設定画面でマウスをペアリングし直します
対処法2:Bluetoothモジュールをリセットする
Bluetooth接続全体が不安定な場合は、Bluetoothモジュール自体をリセットします。
- Shift + Option キーを押しながら、メニューバーのBluetoothアイコンをクリックします
- 表示されるメニューから「Bluetoothモジュールをリセット」を選択します(macOSのバージョンによって表記が異なります)
- リセット後、すべてのBluetooth機器の再ペアリングが必要になります
※macOS Ventura以降では、ターミナルからリセットコマンドを実行する方法もあります。
対処法3:Bluetoothの設定ファイルを削除する
設定ファイルが破損している場合は、以下の手順で削除できます。
- Finderを開き、メニューバーの「移動」→「フォルダへ移動」を選択
/Library/Preferences/と入力してEnterキーを押しますcom.apple.Bluetooth.plistファイルを見つけてデスクトップに移動します(バックアップとして保管)- Macを再起動します
- 再起動後、Bluetoothの設定ファイルが新たに作成され、マウスを再ペアリングできます
対処法4:トラッキング速度を調整する
- 「システム設定」→「マウス」を開きます
- 「軌跡の速さ」のスライダーを調整します
- 速すぎるとカーソルが飛んでいるように感じることがあるため、中間〜やや遅めに設定して様子を見ます
マウスの静電気を放電する方法(Windows・Mac共通)
意外と見落とされがちですが、マウス内部に溜まった静電気がカーソルのカクつきやチャタリング(クリックの誤作動)を引き起こすことがあります。以下の手順で静電気を放電してください。
- マウスの電池・バッテリーを取り外します(充電式の場合は電源をオフにする)
- マウスのすべてのボタンを10回以上カチカチと連打します
- ホイールも10回以上回します
- そのまま1分ほど放置します
- 電池・バッテリーを戻して電源を入れ、動作を確認します
この方法は簡単ですが、効果が高いと報告されています。カクつきが発生した際にまず試してみる価値があります。
カクつきが起きにくい!おすすめワイヤレスマウス比較表
ワイヤレスマウスの買い替えを検討している方のために、接続の安定性や遅延の少なさで評価の高い製品を紹介します。用途に合わせて選んでください。
| 製品名 | 接続方式 | センサー | おすすめ用途 | Amazon |
|---|---|---|---|---|
| Logicool MX Master 3S | Bluetooth / Logi Bolt(2.4GHz) | Darkfieldセンサー 8,000 DPI | 仕事・クリエイティブ作業 | Amazonで見る |
| Logicool Signature M750 | Bluetooth / Logi Bolt(2.4GHz) | Smartwheel搭載 | 日常使い・コスパ重視 | Amazonで見る |
| Logicool ERGO M575S | Bluetooth / Unifying(2.4GHz) | トラックボール式 | 長時間作業・腱鞘炎対策 | Amazonで見る |
| Razer DeathAdder V3 Pro | 2.4GHz HyperSpeed / Bluetooth | Focus Pro 30K 30,000 DPI | ゲーミング・低遅延 | Amazonで見る |
| エレコム EX-G PRO | Bluetooth / 2.4GHz デュアル | BlueLEDセンサー | 握りやすさ・コスパ重視 | Amazonで見る |
各マウスの特徴と選び方
Logicool MX Master 3S — 仕事用の最高峰
Logicool MX Master 3Sは、Darkfieldセンサーを搭載しており、ガラス面を含むほぼすべての表面でトラッキング可能です。接続方式はBluetoothとLogi Bolt(2.4GHz専用レシーバー)の両方に対応しており、環境に応じて安定した方を選べます。
MagSpeed電磁気スクロールホイールを搭載し、1秒間に1,000行のスクロールが可能。長文ドキュメントやスプレッドシートの作業に最適です。静音クリックでオフィスでも気兼ねなく使えます。
Logicool Signature M750 — コスパ最強の万能モデル
Logicool Signature M750は、手頃な価格ながらBluetoothとLogi Bolt接続の両方に対応した静音マウスです。3台のデバイスにマルチペアリングでき、ボタン一つで切り替えられます。
単三電池1本で最大24か月使用できるため、バッテリー切れによるカクつきの心配も少ないのが魅力です。レギュラーサイズとラージサイズが選べるので、手の大きさに合わせて購入できます。
Logicool ERGO M575S — トラックボールで干渉知らず
Logicool ERGO M575Sは、親指でボールを回してカーソルを操作するトラックボールマウスです。マウス本体を動かさないため、マウスパッドの素材による影響を受けません。
人間工学に基づいたデザインで、手首や腕の負担を軽減します。長時間のデスクワークで腱鞘炎が気になる方に特におすすめです。省スペースで使えるため、狭いデスクでも快適に操作できます。
Razer DeathAdder V3 Pro — ゲーマー向け超低遅延
Razer DeathAdder V3 Proは、わずか63gの超軽量ボディに30,000 DPIの高精度センサーを搭載したゲーミングマウスです。Razer HyperSpeed Wireless技術により、有線マウスと遜色ないほどの低遅延を実現しています。
ゲーム中の一瞬の遅延も許されないFPSプレイヤーや、高精度なカーソル操作を求めるクリエイターに最適です。
エレコム EX-G PRO — 手にフィットする日本設計
エレコム EX-G PROは、日本人の手のサイズに合わせて設計された静音ワイヤレスマウスです。Bluetoothと2.4GHz無線のデュアル接続に対応し、8ボタン搭載で作業効率もアップします。
高速スクロール機能やチルトホイールを搭載しながら、価格は控えめ。コストパフォーマンスを重視する方に最適な一台です。
ワイヤレスマウスのトラブルを防ぐ日常メンテナンス
カクつきや遅延を未然に防ぐために、以下のメンテナンスを定期的に行いましょう。
| メンテナンス項目 | 頻度 | やること |
|---|---|---|
| センサー清掃 | 月1回 | 綿棒とエアダスターでホコリを除去 |
| マウスソール確認 | 3か月に1回 | すり減りや剥がれがないか確認。劣化したら交換 |
| 電池・バッテリー確認 | 週1回 | 残量チェック。充電式は20%以下になる前に充電 |
| マウスパッド清掃 | 月1回 | 布製は水洗い可、ハードタイプは拭き掃除 |
| ドライバ・ファームウェア更新 | 月1回 | メーカーソフトウェアで更新を確認 |
| USBレシーバー確認 | 症状発生時 | 別ポートへの差し替え、接触確認 |
よくある質問(FAQ)
Q. ワイヤレスマウスのカクつきは有線マウスに変えれば解消しますか?
A. はい、有線マウスは電波干渉やバッテリー切れの影響を受けないため、カクつきの多くは解消します。ただし、有線マウスでもドライバの不具合やセンサーの汚れが原因でカクつくことはあります。まずは本記事の対処法を試し、それでも改善しない場合に有線マウスへの切り替えを検討してください。
Q. ワイヤレスマウスとWi-Fiルーターはどのくらい離すべきですか?
A. 一般的には1m以上離すことが推奨されます。特にWi-Fiルーターが2.4GHz帯で通信している場合、マウスのUSBレシーバーと干渉しやすいため、可能であれば2m以上離すか、Wi-Fiルーターの通信を5GHz帯に切り替えると効果的です。
Q. USB 3.0ポートしかないノートパソコンではどうすればいいですか?
A. USB延長ケーブル(50cm〜1m程度)を使って、USBレシーバーをパソコン本体から離してください。これだけでUSB 3.0の電磁波干渉を大幅に軽減できます。もしくは、Bluetooth接続のマウスに切り替えるのも有効な対策です。Bluetoothは周波数ホッピング技術により、USB 3.0からの干渉に対してある程度の耐性を持っています。
Q. マウスのDPIを上げるとカクつきが解消しますか?
A. DPI(Dots Per Inch)を上げるとカーソルの移動距離が大きくなりますが、カクつきの直接的な解決にはなりません。カクつきの原因が通信の不安定さにある場合、DPIを上げてもカクカク感は変わりません。ただし、ポーリングレートを上げることで、カーソルの動きが滑らかになる場合があります。
Q. 新品のワイヤレスマウスなのにカクカクします。初期不良ですか?
A. 新品でもカクカクする場合、初期不良の可能性もありますが、まずは以下を確認してください。(1)USBレシーバーとマウスのペアリングが正しく行われているか、(2)電池の絶縁シートを完全に抜き取ったか、(3)USBレシーバーを挿しているポートがUSB 3.0ではないか。これらを確認しても改善しない場合は、購入店舗またはメーカーに問い合わせて初期不良の対応を相談してください。
Q. Bluetoothマウスと2.4GHz無線マウス、どちらがカクつきにくいですか?
A. 一般的には2.4GHz無線接続(USBレシーバー方式)の方が低遅延で安定しています。Bluetooth接続は省電力モードによるプチフリーズや、接続デバイス数による影響を受けやすい傾向があります。ただし、最新のBluetooth 5.0以降に対応したマウスであれば、通常の事務作業では気にならないレベルの安定性を実現しています。ゲーミングなど低遅延が重要な用途では、2.4GHz無線接続をおすすめします。
Q. マウスパッドを変えるだけでカクつきが直ることはありますか?
A. はい、あります。特に光学式(赤色LED)マウスをガラスや光沢のある面で使っている場合、センサーが正しく面を読み取れずにカクカクすることがあります。布製のマウスパッドに変更するだけで改善するケースは少なくありません。マウスパッドは1,000円前後から購入できるので、試してみる価値は十分あります。
Q. ゲームプレイ中だけマウスがカクつくのですが、原因は何ですか?
A. ゲームプレイ中のカクつきは、マウス自体の問題ではなく、パソコンの処理負荷が原因のことがあります。GPUやCPUに高い負荷がかかると、マウスの入力処理の優先度が下がり、結果としてカーソルの動きがカクカクすることがあります。グラフィック設定を下げる、不要なバックグラウンドアプリを閉じる、あるいはポーリングレートの高いゲーミングマウスに買い替えるなどの対策が有効です。
まとめ
ワイヤレスマウスのカクつきや遅延は、原因を正しく特定できればほとんどの場合、自分で解決できます。今回紹介した主な原因と対処法をまとめます。
| 原因 | 対処法 | 難易度 |
|---|---|---|
| 電池・バッテリー不足 | 新品電池に交換 / フル充電 | ★☆☆(簡単) |
| USBレシーバー接続不良 | 別ポートに差し替え / 直挿し | ★☆☆(簡単) |
| 電波干渉 | 干渉源から離す / 5GHz帯に切替 | ★★☆(普通) |
| マウスパッド・机の問題 | マウスパッドを変更する | ★☆☆(簡単) |
| USB 3.0干渉 | USB 2.0ポートに変更 / 延長ケーブル使用 | ★☆☆(簡単) |
| ドライバの不具合 | ドライバ更新 / 再インストール | ★★☆(普通) |
| センサーの汚れ | 綿棒・エアダスターで清掃 | ★☆☆(簡単) |
| Bluetooth省電力設定 | 電源管理の設定を変更 | ★★☆(普通) |
まず試すべき3ステップ:
- 電池を新品に交換する(または充電する)
- USBレシーバーを別のポートに差し替える(USB 2.0ポート推奨)
- マウスのセンサー部分を清掃する
この3つだけで解決するケースが非常に多いです。それでも改善しない場合は、電波干渉の確認やドライバの更新など、記事内で紹介した対処法を順番に試してみてください。
もし何をしても改善しない場合は、マウス自体の故障や寿命の可能性もあります。その場合は、本記事で紹介したLogicool MX Master 3SやLogicool Signature M750など、接続安定性の高いモデルへの買い替えを検討してみてください。快適なマウス操作は作業効率に直結しますので、ストレスを感じたまま使い続けるよりも、思い切って新しいマウスに投資する価値はあります。
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