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【2026年最新】Windows 11でプリンターが突然「オフライン」になる原因と対処法【完全ガイド】

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プリンターを使おうとしたら「オフライン」と表示されて印刷できない——そんな経験はありませんか?Windows 11では、プリンターが突然オフライン状態になるトラブルが頻繁に報告されています。特にWindowsアップデート後やネットワーク環境の変化後に起きやすく、多くのユーザーが困っています。

本記事では、Windows 11でプリンターがオフラインになる原因を詳しく解説し、初心者でも実践できる解決手順をステップバイステップで紹介します。Canon・Epson・HP・Brotherといった主要メーカー別の対処法も網羅しています。

この記事でわかること

  • プリンターがオフラインになる主な原因(ドライバー・ネットワーク・スプーラー問題)
  • 印刷スプーラーの再起動・リセット方法
  • プリンターをオンラインに手動で戻す手順
  • IPアドレスの固定化による再発防止策
  • Canon・Epson・HP・Brother別の特有の対処法
  • 完全削除から再インストールする最終手段

Windows 11でプリンターがオフラインになる主な原因

プリンターがオフライン表示になる原因はさまざまです。大きく分けて「ドライバーの問題」「ネットワーク設定の問題」「Windowsサービスの問題」「Windowsアップデートの影響」の4つに分類できます。

原因①:ドライバーの問題

Windowsアップデート後にプリンタードライバーとの互換性が壊れることがあります。特に大型アップデート(23H2、24H2など)は既存ドライバーを無効化することがあります。また、古いドライバーが新しいWindowsに対応していなかったり、複数バージョンのドライバーが混在して競合することもあります。

原因②:ネットワーク関連の問題

Wi-Fiやネットワーク接続のプリンターで最も多い原因がIPアドレスの変動です。ルーターを再起動するたびにDHCPによって新しいIPが割り当てられ、Windowsに登録されたIPアドレスと一致しなくなります。また、ネットワークプロファイルが「プライベート」から「パブリック」に変わることでネットワーク探索がオフになるケースもあります。

原因③:印刷スプーラーの問題

印刷スプーラーはWindowsの印刷ジョブを管理する重要なサービスです。このサービスがクラッシュしたり、スプーラーのキューに壊れたジョブが詰まると、プリンターがオフライン状態に見えることがあります。

原因④:Windowsアップデートの影響

KB番号が付いた累積更新プログラム後にポート設定がリセットされたり、RPC通信の設定が変わってネットワークプリンターが切断されるケースが報告されています。また、V3/V4ドライバーの切り替えによって動作しなくなることもあります。

【解決手順①】まず基本的な確認をする

難しい操作の前に、まず以下の基本的なことを確認しましょう。

  1. プリンター本体の電源が入っているか確認する
  2. プリンター本体のパネルにエラー表示がないか確認する
  3. USBケーブル接続の場合:ケーブルを一度抜き差しする
  4. プリンター本体の電源を完全に切り、30秒待ってから再起動する
  5. PCを再起動する(Windowsの簡易的なリセット)

これだけで解決することも多いです。解決しない場合は次の手順に進みます。

【解決手順②】印刷スプーラーサービスを再起動する

印刷スプーラーはプリンターへの印刷ジョブを管理するWindowsの核心サービスです。これを再起動することで多くの問題が解決します。

サービス管理画面から操作する方法

  1. キーボードの「Windowsキー」+「R」を押す
  2. 「services.msc」と入力して「OK」をクリック
  3. サービス一覧から「Print Spooler(印刷スプーラー)」を見つける
  4. 右クリックして「停止」を選ぶ
  5. 停止が完了したら、再度右クリックして「開始」を選ぶ

コマンドプロンプトで行う方法(詰まったジョブも削除)

  1. スタートメニューを右クリック→「ターミナル(管理者)」を開く
  2. 以下のコマンドを順番に実行する:
net stop spooler
del /Q /F /S "%systemroot%\System32\spool\PRINTERS\*.*"
net start spooler

2番目のコマンドで詰まったジョブを削除してからスプーラーを再起動します。これにより古い印刷ジョブが原因の問題も解消されます。

【解決手順③】プリンターを手動でオンラインに戻す

Windowsがプリンターを「オフラインで使用する」モードに設定してしまっている場合があります。これを確認・変更する手順です。

  1. 「設定」(Windowsキー+I)を開く
  2. 「Bluetooth とデバイス」→「プリンターとスキャナー」をクリック
  3. 対象のプリンター名をクリック
  4. 「印刷キューを開く」をクリック
  5. 上部メニューの「プリンター」→「プリンターをオフラインで使用する」にチェックが入っていたら、クリックしてチェックを外す

チェックを外すことでオンラインに戻ります。また、「Windowsで通常使うプリンターを管理する」をオフにして、使いたいプリンターを手動で既定のプリンターに設定することも有効です。

【解決手順④】ネットワーク接続を確認する

Wi-Fi接続プリンターの確認方法

  1. プリンター本体のパネルでWi-Fi接続状態を確認する
  2. PCと同じSSID(Wi-Fi名)に接続されているか確認する
  3. コマンドプロンプトで以下を実行してプリンターに応答があるか確認する:
ping [プリンターのIPアドレス]

応答がある場合はWindows側の設定問題、応答がない場合はネットワーク接続の問題です。

有線(USB)接続の確認方法

  1. USBケーブルを別のUSBポートに差し替える
  2. USBハブを使っている場合はPCに直接接続する
  3. 別のUSBケーブルで試す(断線の可能性)
  4. デバイスマネージャーでUSBの認識状況を確認する

【解決手順⑤】ドライバーを再インストールする

ドライバーの完全削除

  1. 設定→「Bluetooth とデバイス」→「プリンターとスキャナー」を開く
  2. 削除したいプリンターをクリック→「削除」ボタンをクリック
  3. 「デバイスマネージャー」を開く(Windowsキー+X→デバイスマネージャー)
  4. 残っているプリンターがあれば右クリック→「デバイスのアンインストール」

最新ドライバーのインストール

  1. メーカー公式サイトから最新ドライバーをダウンロード
  2. インストーラーを実行(「完全インストール」を選ぶ)
  3. インストール完了後、PCを再起動する
  4. 再起動後にプリンターが認識されるか確認する

【解決手順⑥】IPアドレスを固定化して再発を防ぐ

ネットワークプリンターがオフラインになる最も多い原因の一つが「IPアドレスの変動」です。プリンターのIPアドレスを固定することで根本的な再発防止ができます。

プリンター側で固定IPを設定する(推奨)

  1. プリンター本体のパネルから「ネットワーク設定」→「TCP/IP」→「IP設定」を「手動」に変更
  2. 以下の値を設定する(例):
    • IPアドレス: 192.168.1.200(ルーターのDHCPアドレス範囲外の値)
    • サブネットマスク: 255.255.255.0
    • デフォルトゲートウェイ: 192.168.1.1

Windows側でポートを固定IPに変更する

  1. コントロールパネル → 「デバイスとプリンター」を開く
  2. プリンターを右クリック→「プリンターのプロパティ」
  3. 「ポート」タブ→現在使われているポートを選択→「ポートの設定」
  4. IPアドレスを固定IPに変更して「OK」

【メーカー別】Canon・Epson・HP・Brotherの特有の対処法

Canonプリンターの場合

Canonの「PIXUSシリーズ」は、Wi-Fiが切れた後にプリンター側から再接続しない場合があります。プリンター本体の「無線LAN設定」から「アクセスポイント接続」を選び直しましょう。Canon公式サイト(canon.jp)からドライバーをダウンロードできます。「Canon IJ Network Tool」を使うとネットワーク設定をGUIで確認・変更できます。

Epsonプリンターの場合

Epsonは「EpsonNet Config」ツールでネットワーク上のEpsonプリンターを検索・設定できます。「Epson Connect(クラウドプリント)」が有効になっているとローカルネットワーク通信を妨げることがあるので、一時的に無効化して確認してみましょう。「EpsonNet Setup」と「プリンタードライバー」の両方を最新版に更新することも重要です。

HP(ヒューレット・パッカード)プリンターの場合

HPプリンターには「HP Print and Scan Doctor」という公式の無料トラブルシューティングツールがあります。HP公式サイトからダウンロードして実行するだけで、自動的に問題を検出・修正してくれます。また「HP Smart」アプリからも診断と修復が可能です。

Brotherプリンターの場合

Brotherは「BRAdmin Light」(無料ツール)でネットワーク上のBrotherプリンターを検索し、IPアドレスやステータスを確認できます。また、プリンターのWebブラウザ管理画面(http://[プリンターIP])にアクセスすることで、固定IPの設定や各種ネットワーク設定を変更できます。

最終手段:完全削除して再追加する手順

上記の方法で解決しない場合は、プリンターを完全に削除してゼロから再追加します。

  1. 設定→「Bluetooth とデバイス」→「プリンターとスキャナー」でプリンターを削除
  2. 管理者ターミナルで「printui.exe /s /t2」を実行してドライバー管理画面を開き、残っているドライバーを削除
  3. 以下のコマンドでスプーラーをリセット:
    net stop spooler && del /Q /F /S "%systemroot%System32spoolPRINTERS*.*" && net start spooler
  4. メーカー公式サイトから最新の「完全インストール版」ドライバーをダウンロードしてインストール
  5. PCを再起動してプリンターを再追加する

Windowsアップデートが原因の場合の対処法

特定のWindowsアップデート後から問題が発生している場合は、そのアップデートのアンインストールを検討できます。

  1. 設定→「Windows Update」→「更新の履歴」を開く
  2. 問題が発生する前のアップデートを特定する
  3. 「更新プログラムのアンインストール」から該当KBをアンインストールする
  4. プリンターが正常動作することを確認してから、問題のKBを除外設定する

再発を防ぐための日常的な対策

  • IPアドレスの固定化:最も重要な再発防止策。プリンター側またはルーターのDHCP予約で固定する
  • 印刷スプーラーの自動再起動設定:services.mscで「Print Spooler」のプロパティ→「回復」タブで「サービスを再起動する」に設定
  • プリンターの省電力設定の見直し:プリンターが深いスリープに入るとWindowsから切断扱いになることがある
  • 定期的なドライバー確認:月1回程度、メーカーサイトでドライバーの更新がないか確認する
  • セキュリティソフトの除外設定:プリンターのIPアドレスをファイアウォールの除外リストに追加する

よくある質問(FAQ)

Q. プリンターはオンラインになったのに印刷できない場合は?

A. 印刷キューに古いジョブが詰まっている可能性があります。「印刷キューを開く」で残っているジョブをすべてキャンセルしてから再度印刷してみてください。

Q. ネットワークプリンターのIPアドレスはどこで確認できますか?

A. プリンター本体の操作パネルから「ネットワーク情報を印刷」を実行するか、ルーターの管理画面(通常は192.168.1.1)の接続デバイス一覧で確認できます。

Q. Windows 11にアップデートしてからプリンターが使えなくなりました。

A. Windows 11へのアップグレード後はプリンタードライバーが機能しなくなることがあります。メーカー公式サイトからWindows 11対応の最新ドライバーをダウンロードして再インストールしてください。

Q. 複数のPCで使えるのに1台だけオフラインになる場合は?

A. その1台のWindowsの設定やドライバーに問題があります。他のPCと設定を比較しながら、ドライバーの再インストールやネットワーク設定のリセットを試してください。

Q. 古いプリンターはWindows 11に対応していますか?

A. 製品によります。メーカーがWindows 11用ドライバーを提供していれば対応可能です。提供されていない場合は「互換モード」でドライバーを実行する方法や、Windows 11の標準プリンタードライバーを使う方法を試してみてください。

Q. Wi-Fiが切れると毎回プリンターがオフラインになります。

A. IPアドレスの固定化とルーターのDHCP予約設定が最も効果的な解決策です。また、プリンターの省電力設定でWi-Fiスリープタイムを長めに設定することも有効です。

Q. 印刷スプーラーを再起動してもすぐにまた止まってしまう場合は?

A. スプーラーが繰り返しクラッシュする場合、ドライバーの破損や特定の印刷ジョブが原因である可能性があります。スプーラーの「回復」設定で自動再起動を有効にしつつ、ドライバーを完全再インストールしてください。

Q. Windowsのトラブルシューティングツールは効果がありますか?

A. 軽度の問題なら効果があります。設定→「システム」→「トラブルシューティング」→「その他のトラブルシューティング」→「プリンター」から実行できます。自動で診断・修復を試みてくれます。

まとめ

Windows 11でプリンターが「オフライン」になる問題は、適切な手順で対処すれば多くの場合解決できます。

まず基本的な電源確認・再起動から始め、印刷スプーラーの再起動、プリンターのオンライン設定確認、ドライバーの再インストールと順番に試していきましょう。再発防止にはIPアドレスの固定化が最も効果的です。

メーカー別の専用ツール(HP Print and Scan Doctor、Canon IJ Network Tool、BRAdmin Lightなど)も活用すると問題解決がスムーズになります。それでも解決しない場合は完全削除・再インストールという最終手段を試してください。

この記事の手順でプリンターが正常に動作するようになることを願っています。

プリンターオフライン問題の原因別・解決方法まとめ表

原因 主な症状 推奨される解決策
印刷スプーラーの停止 突然オフラインになる、印刷キューが動かない スプーラーを再起動・キューをクリア
IPアドレスの変動 ルーター再起動後にオフラインになる プリンターのIPアドレスを固定化
ドライバーの破損・古い アップデート後からオフラインになった 最新ドライバーを完全インストール
オフラインモード設定 常にオフライン表示になる 「オフラインで使用する」チェックを外す
ネットワーク接続の問題 Wi-Fi切断後・復帰後にオフラインになる ネットワーク設定の確認・固定IP設定

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