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Macでは標準機能でファイルやフォルダをzip形式に圧縮することができます。
圧縮したいフォルダで右クリックを押すと【”フォルダ名”を圧縮】という項目が表示されます。【”フォルダ名”を圧縮】を選択すると、指定フォルダを圧縮したzipファイル【ファイル名.zip】が作成されます。
特に解凍ソフトをインストールしなくてもzipファイルをダブルクリックするだけで解凍することができます。
この標準機能を用いて作成したzipファイルの中に、ファイル名に日本語を使用したいものがある場合、そのファイルをWindows上で解凍すると日本語が文字化けしてしまいます。
この文字化けを解消するには、次のような別の圧縮ソフトを使って、ファイルやフォルダを圧縮することにより、Windowsでも正常に確認することができるようになります。
WinArchiver Lite(無料版MacWinZipper)
細かい設定も必要なく、ファイルやフォルダをアイコンへドラッグ&ドロップするだけの簡単操作です。MacOS 10.15からは32bitソフトとは互換性がなくなっています。MacOS 10.14では利用できません。
特徴としては次の通りです。
- 【文字化けを防止】文字コードを適切に判断してWindowsでの文字化けしないzipファイルを作成します。
- 【ファイル名を自動修正】不適切なファイル名を自動的に修正してzipファイルを作成します。
- 【暗号化】暗号化することができ安全です。
- 【zip64】にも対応しており、自動的に処理されます。
- 【詳細なログ】自動処理された詳しい内容がログに記録されるので必要なときに確認することができます。
- 【無料】フリーソフトとして無料で使うことができます。
MacZip4Win
MacZip4Winは、Windows環境で開いても文字化けせず、不要なファイルも含まないzipファイルを作成できる圧縮ソフトです。
シンプルな使い方で、圧縮したいファイル、またはフォルダをMacZip4Winのアイコンにドラッグ&ドロップするだけで、zipファイルが同じディレクトリに作成されます。解凍時にパスワードが必要なzipファイルを作ることもできます。
こちらのソフトはMacOS 10.14まで利用可能な32bit版です。公式の配布はなくなっており、コピーサイトがあるようです。あらためて利用される場合は自己責任にてお願いいたします。
MacでWindowsから送られたzipファイルを解凍する方法
The Unarchiver が操作も簡単で一番人気のようです。アイコンに圧縮ファイルをドラッグすれば解凍が始まります。
もしWindowsユーザーからzipファイルが頻繁に来るようなお仕事の場合は、一度設定をしておけば、ダブルクリックで解凍できる機能があります。
- zipファイルを右クリックします
- 「情報を見る」から「このアプリケーションで開く」のプログラムで「The Unarchiver」を選択して「すべてを変更」をクリックします
- 「同じ種類の書類はすべてアプリケーション The Unarchiver で開くように変更してもよろしいですか?」という画面がでたら「続ける」を選択します
よくある質問と回答:
Q1: なぜzipファイルを使うの? A1: ファイルサイズを小さくしてメール送信しやすくしたり、複数のファイルをまとめて送れるからです。
Q2: 暗号化されたファイルも圧縮していい? A2: 避けた方が良いです。解凍時に暗号化が解除され、情報漏洩のリスクがあります。
Q3: JPEGなどの画像を圧縮する意味はある? A3: あまりありません。すでに圧縮されているため、サイズはほとんど変わりません。
まとめ
今回、「zipファイルとは」「圧縮ファイルとは」「ファイルの圧縮方法と圧縮解除方法について」「WindowsでMacと互換性のあるzipファイルを作成する方法」について紹介しました。
特に仕事などで利用されている方は、大きなファイルなどをメール等でやり取りする方も多いと思います。
または、大事なデータなどを外部のハードディスク等に移動する場合もあると思います。そういった際に、圧縮の仕方や、互換性のある圧縮ファイルの作成の仕方などを知っておくと、作業もスムーズに進みます。始めての方はぜひ、1度、試してみてください。
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