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【2026年最新版】WindowsのRecallで過去の画面操作を検索して呼び出す方法【完全ガイド】
「あのとき見ていたWebサイト、どこだったっけ?」「先週編集していたファイルの内容、なんだったかな?」と過去の作業内容を思い出せず困った経験はありませんか?
Windows 11のRecall(リコール)は、PC上でのあらゆる操作・閲覧内容をAIがスクリーンショットとして定期的に記録し、自然言語で検索して過去の画面状態をそのまま呼び出せる機能です。「青いグラフが含まれた資料」「先月メールで送った見積書」のように、キーワードで過去の操作履歴を素早く見つけられます。
この記事では、Recallの有効化手順・使い方・プライバシー設定・無効化方法まで初心者にもわかりやすく解説します。
- Recallを使うために必要なPC(Copilot+ PC)の条件
- Recallの有効化・設定手順
- 過去の操作を検索して呼び出す方法
- プライバシー設定(除外アプリ・シークレットモードの除外)
- ストレージへの影響と管理方法
- Recallを無効化する方法

Recall(リコール)とは?
RecallはMicrosoftがWindows 11向けに開発したAIによる操作履歴記録・検索機能です。PCが数秒ごとにスクリーンショットを自動撮影し、その内容をAIが解析してインデックス化します。あとから自然言語で検索すると、過去の画面状態をタイムライン形式で呼び出せます。
Recallでできること
- 過去に閲覧したWebページ・ドキュメント・画像を検索して再表示
- 「青いグラフ」「東京の地図」のような視覚的な特徴での検索
- 「先月の請求書」「田中さんからのメール」のような文脈での検索
- 特定のアプリを使っていた時点の画面を時系列で確認
- 過去の画面スナップショットから直接アプリやファイルを再開
Recallの仕組み
Recallはデバイス上のNPU(ニューラルプロセッシングユニット)を使って画像解析とインデックス化を行います。データはすべてローカル(PC内)に保存され、クラウドには送信されません。この点がRecallの重要なプライバシー設計のひとつです。
Recallを使うための必要条件(Copilot+ PC)
RecallはすべてのWindows 11 PCで使えるわけではありません。以下の条件を満たした「Copilot+ PC」でのみ利用できます。
ハードウェア要件
| 要件 | 最小スペック |
|---|---|
| プロセッサー | Snapdragon X Plus/Elite、またはIntel Core Ultra 200V、AMD Ryzen AI 300シリーズ(NPU 40 TOPS以上) |
| RAM | 16GB以上 |
| ストレージ | 256GB以上のSSD(空き容量50GB以上推奨) |
| OS | Windows 11バージョン24H2以降 |
| セキュリティ | TPM 2.0・BitLocker有効・Windows Hello設定済み |
「設定 > システム > バージョン情報」を開き、「Windows仕様」の欄に「Copilot+ PC」と表示されていれば対応しています。表示がない場合は非対応のPCです。
Recallが使えないPCの場合
通常のWindows 11 PCでは現時点ではRecallは利用できません。Copilot+ PC対応の新しいデバイスに買い替えるか、将来的にMicrosoftが要件を緩和した際に利用可能になる可能性があります。
Recallを有効化する手順
Step 1: Windows Updateで最新版に更新する
- スタートメニューから「設定」(歯車アイコン)を開く
- 「Windows Update」をクリック
- 「更新プログラムの確認」をクリック
- 利用可能な更新プログラムをすべてインストールする
- PCを再起動する
Step 2: Windows Helloのセットアップを確認する
Recallを使うにはWindows Hello(顔認証・指紋認証・PINなど)の設定が必須です。RecallのデータはWindows Helloで保護されており、認証なしでは閲覧できません。
- 「設定 > アカウント > サインインオプション」を開く
- 「顔認識(Windows Hello)」「指紋認識(Windows Hello)」またはPINが設定されているか確認する
- 設定されていない場合は「セットアップ」ボタンをクリックして設定する
Step 3: Recallを有効化する
- スタートメニューから「設定」を開く
- 「プライバシーとセキュリティ」をクリック
- 「Recall とスナップショット」をクリック
- 「スナップショットを保存してRecallを使用する」のトグルをオンにする
- 初回セットアップの案内に従って進む

Recallで過去の操作を検索する方法
Recallを起動する
RecallはWindows 11のタスクバーから起動できます。
方法1: タスクバーのRecallアイコンから
- タスクバーの右側にある時計アイコンの近くにある「Recall」アイコン(時計に矢印が戻るようなアイコン)をクリック
- Windows Helloで認証(顔認証・指紋・PINのいずれか)
- Recallの画面が開く
方法2: キーボードショートカットから
- Windowsキー + Jキーを押す
- Windows Helloで認証する
- Recallが起動する
方法3: スタートメニューから
- スタートメニューを開く
- 「Recall」と入力して検索
- 「Recall」アプリをクリック
過去の操作を検索する
Recallの画面には大きく「検索バー」と「タイムライン」があります。
キーワード検索の手順:
- 画面上部の検索バーにキーワードを入力する
- 入力例:
- 「先週の請求書」
- 「東京の地図」
- 「田中さんとのメール」
- 「青いグラフ」
- 「Python のコード」
- 検索結果にマッチするスナップショットが一覧表示される
- 見たいスナップショットをクリックすると拡大表示される
タイムラインでの閲覧:
- Recall画面下部のタイムラインバーをドラッグして過去の時点に移動する
- 日付・時刻フィルターで絞り込むこともできる
- 特定の時間帯のスナップショット一覧が表示される
スナップショットから直接アクションを取る
スナップショットを表示した状態で、過去の状態に直接戻ることができます。
- スナップショット内のアプリアイコンをクリック → そのアプリが開く
- スナップショット内のファイル名をクリック → そのファイルが開く
- スナップショット内のURLをクリック → ブラウザでそのページを開く
Recallのプライバシー設定(重要)
Recallはプライバシーに大きく関わる機能です。Microsoftは以下のプライバシー設定を提供しており、自分に合った設定にカスタマイズすることをおすすめします。
スクリーンショットから除外するアプリを設定する
特定のアプリの画面をRecallに記録させないようにできます。パスワードマネージャー・個人情報を扱うアプリなどを除外しておくことをおすすめします。
- 「設定 > プライバシーとセキュリティ > Recall とスナップショット」を開く
- 「スナップショットから除外するアプリとWebサイト」をクリック
- 「アプリを追加」をクリック
- 除外したいアプリを選択して「追加」
除外を検討したいアプリの例:
- パスワードマネージャー(1Password、Bitwarden など)
- インターネットバンキング
- 医療・健康関連アプリ
- 個人情報を扱うアプリ
ブラウザのプライベート(シークレット)モードを自動除外する
InPrivate(Edge)・プライベートブラウジング(Firefox)・シークレットモード(Chrome)で閲覧した内容は、デフォルトで自動的にRecallの対象外です。これはブラウザのプライベートモードの意図を尊重した設計です。
対応しているブラウザ:
- Microsoft Edge(InPrivateモード)
- Google Chrome(シークレットモード)
- Mozilla Firefox(プライベートウィンドウ)
Webサイトを除外リストに追加する
特定のWebサイトの内容を記録しないよう設定できます。
- 「設定 > プライバシーとセキュリティ > Recall とスナップショット」を開く
- 「スナップショットから除外するアプリとWebサイト」をクリック
- 「Webサイトを追加」からURLを入力して追加
スナップショットの保存期間を設定する
Recallのスナップショットはデフォルトで一定期間保存されます。保存期間を短くするか、手動で削除することでストレージを節約できます。
- 「設定 > プライバシーとセキュリティ > Recall とスナップショット」を開く
- 「スナップショットの保存期間」で期間を選択(30日・60日・90日・最大ストレージ使用まで)

Recallのストレージへの影響と管理方法
Recallが使用するストレージ容量
Recallは定期的にスクリーンショットを保存するため、ストレージを消費します。
| ディスク空き容量 | Recallに割り当てられる最大容量 |
|---|---|
| 256GBのSSD | 約25GB |
| 512GBのSSD | 約75GB |
| 1TB以上のSSD | 約150GB |
Recallは割り当て容量の上限に達すると、古いスナップショットから自動的に削除して新しいスナップショットを保存します。
Recallの保存容量を手動で削減する
- 「設定 > プライバシーとセキュリティ > Recall とスナップショット」を開く
- 「ストレージの使用状況」セクションを確認
- 「今すぐ削除」で特定の期間のスナップショットをまとめて削除できる
または、Recallアプリ内から:
- Recallを開く(Windows Hello認証)
- 設定アイコン(歯車)をクリック
- 「スナップショットを削除」から削除範囲を選択
Recallの割り当て容量を変更する
- 「設定 > プライバシーとセキュリティ > Recall とスナップショット」を開く
- 「Recallに使用するストレージの最大容量」でスライダーを調整
Recallを一時停止する方法
Recallのスナップショット記録を一時的に止めたい場合は、アプリを無効化せずに「一時停止」できます。
- タスクバーのRecallアイコンを右クリック
- 「スナップショットの保存を一時停止」を選択
- 一時停止時間(15分・1時間・PCを再起動するまで)を選択
または、タスクバーのシステムトレイに「Recallが記録中」のアイコンが表示されている場合、そのアイコンをクリックして「一時停止」を選ぶこともできます。
Recallを無効化する方法
Recallを完全に無効化してスナップショットの記録を停止することもできます。
設定から無効化する手順
- スタートメニューから「設定」を開く
- 「プライバシーとセキュリティ」をクリック
- 「Recall とスナップショット」をクリック
- 「スナップショットを保存してRecallを使用する」のトグルをオフにする
- 確認ダイアログで「無効にする」をクリック
無効化するとスナップショットの新規記録が停止されます。既存のスナップショットはそのまま残ります(削除したい場合は別途「スナップショットを削除」から操作)。
Windows機能のオプション機能からRecallを削除する
Recallをより完全に削除したい場合は、オプション機能として削除することもできます。
- 「設定 > システム > オプション機能」を開く
- 「インストール済みの機能」一覧から「Recall」を探す
- 「Recall」をクリックして「削除」を選択
- PCを再起動する
削除後もWindows Updateから再インストール可能です。
Recallのセキュリティについて
データの保護方法
Recallのスナップショットデータは以下の方法で保護されています。
- ローカル保存のみ: スナップショットはすべてPC内に保存。Microsoftのサーバーには送信されない
- Windows Helloによる認証: Recallを開くたびに顔認証・指紋・PINが必要
- BitLockerによる暗号化: スナップショットデータはBitLockerで暗号化して保存される
- Virtualization Based Security(VBS): 管理者権限を持つプロセスからもデータへのアクセスを分離
注意点
- PCを他の人と共有している場合は要注意。Windows Helloの設定をしっかり行い、アカウントを分けることが重要
- マルウェアによる攻撃リスクは完全に排除できないため、セキュリティソフトウェアの使用も推奨される
よくある質問(FAQ)
Q1. RecallはすべてのWindows 11 PCで使えますか?
いいえ、RecallはNPU 40 TOPS以上を搭載した「Copilot+ PC」でのみ利用できます。通常のWindows 11 PCでは使用できません。自分のPCが対応しているかは「設定 > システム > バージョン情報」で確認できます。
Q2. RecallのスナップショットはMicrosoftに送られますか?
いいえ、Recallのデータはすべてお使いのPC内に保存されます。Microsoftのクラウドサーバーには送信されません。これはRecallの重要なプライバシー設計です。
Q3. Recallはどのくらいの頻度でスクリーンショットを撮りますか?
デフォルトでは数秒ごとにスクリーンショットを撮影しますが、実際には「画面の内容が変化したとき」にスナップショットを保存するため、静止した画面では新しいスナップショットは作られません。
Q4. パスワードや個人情報もRecallに記録されますか?
Recallはパスワードフィールドやクレジットカード番号など一部の機密情報は記録しないよう設計されています。ただし、完全に除外されるわけではないため、特定のアプリは「除外アプリ」に設定することをおすすめします。
Q5. Recallのデータはほかのユーザーから見られますか?
Recallを開くにはWindows Helloでの認証が必要なため、同じPCの別のWindowsアカウントからは見られません。ただし、PCの物理的なアクセスがある場合や、マルウェアに感染した場合は例外になる可能性があります。
Q6. スクリーンショットはどこに保存されていますか?
Recallのスナップショットは通常のフォルダには保存されていません。VBS(Virtualization Based Security)で保護された専用の領域に暗号化されて保存されており、ファイルエクスプローラーから直接アクセスすることはできません。
Q7. Recallを有効にするとバッテリーの消費が増えますか?
スナップショットの取得とAI処理はNPUが担当するため、CPU・GPUへの負荷は最小限に抑えられています。ただし、まったく電力を消費しないわけではなく、若干バッテリー消費が増える可能性があります。バッテリー節約モード時は自動的にスナップショット取得頻度を下げる設計になっています。
Q8. Recallで検索しても過去の操作が見つからない場合はどうすればよいですか?
以下を確認してください。(1)Recallが有効になっているか(設定で確認)。(2)そのアプリが除外リストに入っていないか。(3)ブラウザのプライベートモードで操作していなかったか。(4)その操作時点でのスナップショットが保存期間内か。
まとめ
Windows 11のRecallは、Copilot+ PCユーザーのみ使える先進的なAI機能です。過去のPC操作を自然言語で検索して即座に呼び出せるため、情報を探す時間を大幅に節約できます。
ただし、プライバシーへの影響が大きい機能でもあるため、除外アプリの設定やシークレットモードの活用、定期的なスナップショット削除など、適切なプライバシー管理を行いながら使うことが重要です。
Copilot+ PCをお持ちの方は、ぜひRecallを試してみて、自分の作業スタイルに合ったプライバシー設定を見つけてください。
- RecallはNPU搭載の「Copilot+ PC」専用機能(RAM 16GB・SSD 256GB以上必要)
- 数秒ごとにスクリーンショットを撮影し、AIがインデックス化して自然言語検索を実現
- データはローカル保存のみ。Microsoftのサーバーには送信されない
- Windows Helloによる認証でRecallデータを保護
- ブラウザのシークレット・プライベートモードは自動的に除外される
- 除外アプリ設定やスナップショット削除でプライバシーをコントロールできる
- 設定から無効化・削除も可能
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