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WindowsでPDFファイルが開けない原因と対処法【2026年最新版】

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WindowsでPDFファイルを開こうとしたら、「このファイルを開けません」というエラーが表示されたり、画面が真っ白のまま何も表示されなかったり――そんな経験はありませんか?

PDFは仕事の書類、請求書、マニュアルなど日常的に使われるファイル形式です。突然開けなくなると業務や生活に大きな支障が出ます。この記事では、WindowsでPDFファイルが開けないすべての原因を網羅し、具体的な手順をステップ形式で解説します。Windows 10/11それぞれの固有問題にも対応しています。

この記事でわかること

  • WindowsでPDFが開けない7つの主要原因
  • Windows 10・Windows 11それぞれのOS固有の問題と対処法
  • PDFの既定アプリ(関連付け)を正しく設定する3つの方法
  • 破損したPDFファイルを復旧・再保存する方法
  • Adobe Acrobat Readerの修復インストール手順
  • 無料で使えるおすすめPDFビューアー比較

WindowsでPDFが開けない主な原因一覧

原因 主な症状 難易度
PDFリーダーが未インストール/古い 「このファイルを開けません」と表示 ★☆☆
既定アプリの設定が不正 別のアプリで開いてしまう ★☆☆
PDFファイル自体が破損 特定のファイルだけ開けない ★★☆
ブラウザのキャッシュが干渉 ダウンロードしたPDFだけ開けない ★☆☆
Adobe Acrobatの保護モード 白い画面やエラーが出る ★★☆
セキュリティソフトがブロック ダウンロード直後のPDFが開けない ★★☆
Windowsシステムファイル破損 複数のPDFが開けない ★★★

まず試すべき基本対処法4つ

基本対処法① PDFリーダーをインストール・更新する

  1. PDFファイルのアイコンが白い紙のアイコンならPDFリーダーが未インストール
  2. Adobe Acrobat Reader公式サイト(get.adobe.com/jp/reader/)からダウンロード
  3. インストール後、PDFをダブルクリックして開けるか確認

すでにインストール済みなら「ヘルプ」→「アップデートの有無をチェック」で最新版に更新してください。

基本対処法② ブラウザのキャッシュをクリアする

Edge:「…」→「設定」→「プライバシー」→「閲覧データをクリア」→キャッシュにチェック→削除

Chrome:Ctrl+Shift+Delete→「キャッシュされた画像とファイル」にチェック→削除

その後PDFを再ダウンロードして開いてみてください。

基本対処法③ Adobe Acrobat Readerの保護モードを無効にする

保護モードが有効だと、特定のPDFを表示できないことがあります。

  1. Adobe Acrobat Readerを起動
  2. 「編集」→「環境設定」(Ctrl+K)
  3. 「セキュリティ(拡張)」→「起動時に保護モードを有効にする」のチェックを外す
  4. 「OK」→再起動→PDFを開いてみる

注意:保護モード無効化はセキュリティが下がります。問題解決後は再度有効にしてください。

基本対処法④ セキュリティソフトの設定を確認する

  1. セキュリティソフトのリアルタイム保護を一時的に無効にする
  2. PDFが開けるか試す
  3. 開けた場合はセキュリティソフトの除外リストにPDFリーダーを追加
  4. リアルタイム保護を再度有効にする

Windows 10固有の問題と対処法

Windows Updateで既定アプリが勝手にEdgeに変わる問題

Windows 10では大型アップデート時にPDFの既定アプリがEdgeに変更されることがあります。

  1. 「設定」→「アプリ」→「既定のアプリ」
  2. 「ファイルの種類ごとに既定のアプリを選ぶ」をクリック
  3. 「.pdf」を見つけてAdobe Acrobat Readerを選択

Windows 11固有の問題と対処法

初期状態でEdgeがPDFの既定アプリ

Windows 11では初期設定でMicrosoft Edgeが既定です。変更手順:

  1. 「設定」(Win+I)→「アプリ」→「既定のアプリ」
  2. 検索に「.pdf」と入力
  3. 「.pdf」をクリック→使いたいPDFリーダーを選択→「既定値を設定する」

Windows 11 24H2の「Microsoft Print to PDF」消失問題

2025年4月にWindows 11 24H2で「Microsoft Print to PDF」が消える不具合が報告されました。2025年7月のWindows Updateで修正済みです。最新の更新プログラムを適用してください。

2025年10月〜 エクスプローラーのPDFプレビュー非表示問題

これはNTLMハッシュ漏洩対策としてMicrosoftが意図的に行った仕様変更です。ファイル自体はダブルクリックで正常に開けます。エクスプローラーのプレビュー表示だけの問題です。

PDFの既定アプリ(ファイル関連付け)を修正する3つの方法

方法1:設定画面から変更する(おすすめ)

Windows 11:「設定」→「アプリ」→「既定のアプリ」→検索に「.pdf」→使いたいアプリを選択→「既定値を設定する」

Windows 10:「設定」→「アプリ」→「既定のアプリ」→「ファイルの種類ごとに既定のアプリを選ぶ」→「.pdf」で選択

方法2:右クリックから変更する(簡単)

  1. PDFファイルを右クリック→「プログラムから開く」→「別のプログラムを選択」
  2. 使いたいPDFリーダーを選択
  3. 「常にこのアプリを使って.pdfファイルを開く」にチェック→「OK」

方法3:コマンドで変更する(上級者向け)

管理者コマンドプロンプトで assoc .pdf で現在の関連付けを確認できます。

破損したPDFファイルの対処法

ステップ1:破損しているか確認する

  • ファイルサイズが0KBや極端に小さい→ダウンロード不完全の可能性
  • 別のPDFリーダー(Chrome、Foxitなど)で開いてみる
  • 他のパソコンで開いてみる

ステップ2:Google Chromeで再保存を試みる

  1. Chromeに破損PDFをドラッグ&ドロップ
  2. 表示されたらCtrl+P→「送信先」を「PDFに保存」
  3. 別名で新しいPDFとして保存

ステップ3:ダウンロード元から再取得する

最も確実な方法です。元のWebサイトから再ダウンロードするか、送信者に再送を依頼してください。

Adobe Acrobat Readerの修復・再インストール

修復インストール

  1. Adobe Acrobat Readerを起動
  2. 「ヘルプ」→「インストールの修復」をクリック
  3. 修復完了後パソコンを再起動

再インストール

  1. 「設定」→「アプリ」→「Adobe Acrobat Reader」をアンインストール
  2. パソコンを再起動
  3. Adobe公式サイトから最新版をダウンロード・インストール

Windowsシステムファイルの修復(SFC・DISM)

複数のPDFが開けない場合、Windowsシステムファイルの破損が原因かもしれません。

ステップ1:SFCを実行する

  1. 管理者権限でコマンドプロンプトを開く
  2. sfc /scannow を実行(10〜30分かかります)
  3. 「正常に修復されました」→再起動後にPDFを確認

ステップ2:DISMを実行する

SFCで修復できなかった場合:

DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth

15分〜1時間かかる場合があります。完了後、再度SFCを実行してください。

おすすめ無料PDFビューアー比較

ソフト名 特徴 動作の軽さ 注釈・編集 おすすめ用途
Adobe Acrobat Reader 最も普及。互換性が高い ★★★☆☆ 基本的な注釈のみ 仕事用
Foxit PDF Reader 軽量・高速。タブ表示対応 ★★★★★ 注釈・マーカー・署名 大量PDF業務
SumatraPDF 超軽量。ポータブル版あり ★★★★★ なし(閲覧のみ) 軽さ重視
Google Chrome ブラウザ内蔵。追加インストール不要 ★★★★☆ なし 手軽に閲覧
Microsoft Edge Windows標準搭載 ★★★★☆ 手書き・ハイライト 追加インストール不要

よくある質問(FAQ)

Q: PDFをダブルクリックしてもアプリ選択画面が出てきます。

A: 既定アプリが未設定です。PDFファイルを右クリック→「プログラムから開く」→「別のプログラムを選択」で希望のアプリを選び、「常にこのアプリを使って.pdfファイルを開く」にチェックしてください。

Q: EdgeでPDFを開くと文字化けします。

A: EdgeのPDFビューアーがフォントを正しく読み込めていない可能性があります。Adobe Acrobat ReaderやFoxit PDF Readerなど別のリーダーで開いてください。

Q: パスワードで保護されたPDFが開けません。

A: パスワード保護されたPDFは正しいパスワードが必要です。パスワードが不明な場合はPDFの作成者に確認してください。

Q: メール添付のPDFだけが開けません。

A: 添付ファイルのダウンロードが不完全だった可能性があります。再度ダウンロードし直すか、セキュリティソフトがブロックしていないか確認してください。

Q: PDFが白い画面で何も表示されません。

A: Adobe Acrobat Readerの保護モードが原因の可能性が高いです。「編集」→「環境設定」→「セキュリティ(拡張)」で保護モードを無効にしてください。

Q: Windows Updateの後からPDFが開けなくなりました。

A: 既定アプリがEdgeに変更された可能性が最も高いです。「既定アプリ」の設定で元のPDFリーダーに戻してください。

Q: PDFの印刷ができません(画面表示はできます)。

A: PDFにセキュリティ設定で印刷制限がかかっている可能性があります。Adobe Acrobat Readerで「ファイル」→「プロパティ」→「セキュリティ」タブで確認してください。

Q: 複数のPDFリーダーをインストールしても大丈夫ですか?

A: はい、問題ありません。既定のアプリに設定されたリーダーがダブルクリック時に使われます。別のリーダーで開きたい時は右クリック→「プログラムから開く」で選択できます。

Q: スキャンしたPDF(画像PDF)が開けません。

A: スキャンPDFはファイルサイズが大きくなりがちです。100MB以上の場合はSumatraPDFなど軽量ビューアーを試すか、PDF圧縮ツールでファイルサイズを縮小してください。

まとめ

WindowsでPDFが開けない問題は、原因を正しく特定すればほとんど自分で解決できます。

まず試すべき基本対処(5分以内):

  1. PDFリーダーの確認:インストール済みか、最新版か確認
  2. 既定アプリの確認:正しいリーダーに関連付けされているか
  3. ブラウザキャッシュのクリア:ダウンロードしたPDFが開けない場合
  4. Adobe保護モードの無効化:白い画面やエラーが出る場合

それでも解決しない場合:

  1. セキュリティソフトの設定確認
  2. PDFファイルの破損チェック(別のリーダーやChromeで試す)
  3. Adobe Acrobat Readerの修復・再インストール
  4. SFC・DISMコマンドでシステムファイル修復

Windows 10/11固有の注意点:

  • Windows Update後に既定アプリが変更されていないか確認
  • Windows 11では初期設定でEdgeがPDFの既定アプリ
  • Windows 11 24H2の「Print to PDF」消失問題は修正済み

どの方法でも解決しない場合は、Foxit PDF ReaderやSumatraPDFなどの代替ビューアーを試してみてください。

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