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Windowsのネットワークドライブ割り当て機能を使えば、共有フォルダをドライブ文字(Z:ドライブなど)として表示でき、毎回アドレスを入力せずに簡単にアクセスできます。職場でのファイル共有や家庭内NASへのアクセスに非常に便利です。本記事では、ネットワークドライブの割り当て方法と共有フォルダの設定を詳しく解説します。
- Windowsでネットワークドライブを割り当てる手順
- フォルダをネットワーク共有に設定する方法
- ネットワークドライブに接続できない場合の対処法
- NAS(ネットワーク接続ストレージ)への接続方法
- ログイン時に自動接続する設定方法

ネットワークドライブ割り当ての基本概念
ネットワークドライブとは、ネットワーク上の共有フォルダにドライブ文字を割り当てることで、ローカルドライブと同じように使える機能です。
| 用語 | 説明 |
|---|---|
| UNCパス | ネットワーク上の場所を示す形式(例:\\コンピューター名\共有フォルダ名) |
| ネットワークドライブ | UNCパスにドライブ文字(Z:など)を割り当てたもの |
| ワークグループ | 同じLAN内のPCグループ。Windowsのデフォルトは「WORKGROUP」 |
| NAS | ネットワーク接続ストレージ。LAN上で使える外付けHDD |
フォルダをネットワーク共有に設定する方法
Step 1: 共有させるフォルダを作成・選択する
- 共有したいフォルダを用意する(例:Cドライブに「共有フォルダ」を作成)
- フォルダを右クリック→「プロパティ」を選択
- 「共有」タブをクリック
Step 2: フォルダの共有設定をオンにする
- 「共有」ボタンをクリック
- 「ネットワークアクセス」ダイアログで共有するユーザーを選択する
- 「Everyone」を追加してアクセス許可を「読み取り」または「読み取り/書き込み」に設定する
- 「共有」ボタンをクリックして完了
「Everyone」への「読み取り/書き込み」権限は、ネットワーク上のすべてのユーザーが書き込めることを意味します。職場環境では特定のユーザーまたはグループのみに制限することを推奨します。
Step 3: ファイルとプリンターの共有を有効にする
- 「コントロールパネル」→「ネットワークと共有センター」→「共有の詳細設定の変更」を開く
- 「ファイルとプリンターの共有を有効にする」を選択する
- 変更を保存する

ネットワークドライブを割り当てる方法
方法1: エクスプローラーから割り当てる(最も簡単)
- エクスプローラー(ファイルエクスプローラー)を開く
- 左のナビゲーションで「PC」(このPC)を右クリック
- 「ネットワークドライブの割り当て」をクリック
- 「ドライブ」でドライブ文字を選択(例:Z:)
- 「フォルダー」に共有フォルダのパスを入力する(例:\\PC名\共有フォルダ名)
- 「ログオン時に再接続する」にチェックを入れると起動時に自動接続される
- 「完了」をクリック
方法2: コマンドプロンプトで割り当てる
コマンドプロンプトを使えばスクリプトで自動化も可能です。
net use Z: \\コンピューター名\共有フォルダ名 /persistent:yes
削除する場合:
net use Z: /delete
方法3: 「ネットワークの場所を追加」を使う
- エクスプローラーで「PC」(このPC)を右クリック
- 「ネットワークの場所を追加」をクリック
- ウィザードに従ってUNCパスを入力して完成
NAS(ネットワーク接続ストレージ)に接続する方法
SynologyやQNAPなどのNASに接続する場合も基本的な手順は同じです。
- NASのIPアドレスを確認する(例:192.168.1.100)
- エクスプローラーのアドレスバーに「\\192.168.1.100」と入力してEnterキーを押す
- NASの共有フォルダ一覧が表示されたら目的のフォルダを右クリック
- 「ネットワークドライブの割り当て」を選択してドライブ文字を割り当てる
NASや別PCの共有フォルダにアクセスする際に認証が必要な場合は、「資格情報を記憶する」にチェックを入れておくと、次回から自動ログインできます。
ネットワークドライブが接続できない場合のトラブルシューティング

よくある原因と解決策
| 症状 | 原因 | 解決策 |
|---|---|---|
| ネットワークが見つからない | ネットワーク探索がオフ | 「ネットワーク探索を有効にする」をオンにする |
| アクセスが拒否される(エラー 5) | 共有設定のアクセス権限が不十分 | 共有フォルダのアクセス権限を確認・修正する |
| ドライブが赤いXマークになる | 接続先PCまたはNASがオフライン | 接続先の電源が入っているか確認する |
| 起動後に自動接続されない | ログオン時に再接続の設定漏れ | ドライブを割り当て直して「ログオン時に再接続」にチェックを入れる |
| SMB接続ができない | SMBプロトコルが無効(Windows 11) | 「Windowsの機能の有効化」でSMB 1.0を有効にする |
ネットワーク探索を有効にする方法
- 「コントロールパネル」→「ネットワークと共有センター」→「共有の詳細設定の変更」を開く
- 「プライベート」または「パブリック」の設定を展開する
- 「ネットワーク探索を有効にする」を選択して変更を保存する
よくある質問(FAQ)
Q1. ネットワークドライブは何台まで設定できますか?
A. ドライブ文字はA〜Zまで26文字ありますが、C:(システム)やD:(データ)が使われているため、実際に使えるのは20台程度です。
Q2. 異なるOS(MacとWindows)でフォルダを共有できますか?
A. はい。MacでSMB共有を有効にすれば、WindowsからMacの共有フォルダにアクセスできます。MacはSafariで「設定」→「一般」→「共有」→「ファイル共有」から設定します。
Q3. VPN接続中でもネットワークドライブを使えますか?
A. VPNで社内ネットワークに接続している場合は、社内の共有フォルダにアクセスできます。VPN接続後にドライブが表示されない場合は、再接続してみてください。
Q4. クラウドストレージ(OneDrive等)もネットワークドライブとして割り当てられますか?
A. OneDriveはWindowsに統合されておりエクスプローラーからアクセスできます。SharePointのドキュメントライブラリもネットワークドライブとして割り当て可能です。
まとめ
Windowsのネットワークドライブ割り当てのポイントをまとめます。
- フォルダを右クリック→プロパティ→共有で共有フォルダを作成できる
- エクスプローラーの「PCを右クリック」→「ネットワークドライブの割り当て」でドライブ文字を割り当てる
- 「ログオン時に再接続」にチェックを入れると起動時に自動接続される
- 接続できない場合はネットワーク探索の有効化とアクセス権限を確認する
- NASへの接続もIPアドレスを使ったUNCパス(\\IPアドレス)で同様に設定できる
ネットワークドライブを活用することで、複数のPCやNASのファイルに素早くアクセスできるようになり、仕事の効率が大幅に向上します。
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