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Windowsのメモリ使用量が異常に高い・RAM不足でPCが重い時、どうすればいい?
「何もしていないのにPCが重い」「タスクマネージャーを見たらメモリ使用率が80%を超えている」「アプリを閉じても一向に軽くならない」――こんな症状に困っていませんか?
Windowsパソコンのメモリ(RAM)使用量が異常に高くなると、アプリの起動が遅くなる、画面がカクカクする、最悪の場合はフリーズや強制再起動が発生することもあります。
結論から言うと、メモリ使用率が常に80%以上になっている場合は、不要なプロセスの終了・スタートアップアプリの整理・仮想メモリの調整など、いくつかの対処法で大幅に改善できる可能性があります。
この記事では、Windows 10/11でメモリ使用量が異常に高くなる原因を徹底的に解説し、初心者でもすぐに実践できる対処法をステップ形式で丁寧にご紹介します。
この記事でわかること
- メモリ使用量の確認方法(タスクマネージャーの見方)
- メモリ使用率が高くなる7つの原因
- 今すぐできる対処法(不要アプリ終了・スタートアップ整理・仮想メモリ設定など)
- メモリリークの見つけ方と解消法
- SysMain(旧SuperFetch)の無効化手順
- メモリ増設が必要かどうかの判断基準
- よくある質問(FAQ)と根本的な解決策
まずはメモリ使用量を確認しよう(タスクマネージャーの使い方)
対処法を試す前に、まずは現在のメモリ使用状況を正確に把握しましょう。Windowsには「タスクマネージャー」という便利なツールが標準搭載されており、どのアプリがどれだけメモリを消費しているかを一目で確認できます。
タスクマネージャーの開き方
タスクマネージャーを開く方法はいくつかあります。お好みの方法で開いてください。
| 方法 | 操作手順 | おすすめ度 |
|---|---|---|
| キーボードショートカット | Ctrl + Shift + Esc を同時に押す | ★★★(最速) |
| タスクバーから | タスクバーを右クリック →「タスク マネージャー」を選択 | ★★★ |
| スタートメニューから | スタートボタンを右クリック →「タスク マネージャー」を選択 | ★★☆ |
| Ctrl+Alt+Delete | Ctrl + Alt + Delete →「タスク マネージャー」を選択 | ★★☆ |
メモリ使用率の確認手順
ステップ1:タスクマネージャーを開いたら、左側のメニューから「パフォーマンス」をクリックします(Windows 10の場合は上部のタブ)。
ステップ2:「メモリ」をクリックすると、現在のメモリ使用量がリアルタイムのグラフで表示されます。
ステップ3:以下の情報を確認しましょう。
- 使用中(圧縮):現在実際に使用されているメモリ量
- 利用可能:まだ使える余裕のあるメモリ量
- コミット済み:物理メモリ+仮想メモリの合計使用量
- キャッシュ済み:すぐに解放できるメモリ(待機中のデータ)
どのアプリがメモリを食っているか確認する
タスクマネージャーの「プロセス」タブをクリックし、「メモリ」列のヘッダーをクリックすると、メモリ使用量の多い順にソートできます。ここで異常にメモリを消費しているアプリやプロセスを特定しましょう。
- 40〜60%:正常範囲。問題なし
- 60〜80%:やや高め。アプリが多い場合は注意
- 80%以上:要対処。動作が遅くなり始める
- 90%以上:危険。フリーズや強制終了のリスクあり
メモリ使用量が異常に高くなる7つの原因
メモリ使用率が常に高い状態には、さまざまな原因が考えられます。以下の表で主な原因と、それぞれの影響度をまとめました。
| 原因 | 影響度 | よくある症状 |
|---|---|---|
| バックグラウンドアプリの動作 | ★★★ | 閉じたはずのアプリがバックグラウンドで動作し続ける |
| スタートアップアプリが多すぎる | ★★★ | PC起動直後からメモリ使用率が高い |
| ブラウザのタブ開きすぎ | ★★★ | ChromeやEdgeで大量のタブを開いている |
| メモリリーク(メモリ漏れ) | ★★☆ | 時間経過でメモリ使用量がじわじわ増える |
| SysMain(旧SuperFetch)サービス | ★★☆ | 何もしていないのにメモリが大量消費される |
| 仮想メモリの設定不足 | ★★☆ | 「メモリが不足しています」の警告が出る |
| 物理メモリ(RAM)の容量不足 | ★★★ | 何をしても常にメモリが不足する |
それぞれの原因について、詳しく解説していきます。
原因1:バックグラウンドアプリが大量に動いている
Windowsでは、画面上に表示されていなくてもバックグラウンドで動き続けるアプリがたくさんあります。セキュリティソフト、クラウド同期(OneDrive、Dropbox等)、チャットアプリ(Teams、Slack、Discord等)などは、常にメモリを消費し続けます。
特に、ウイルス対策ソフトを複数インストールしている場合は、それだけでかなりのメモリを圧迫します。
原因2:スタートアップアプリが多すぎる
パソコンの電源を入れたとき、自動で起動するアプリが大量に登録されていると、起動直後からメモリ使用率が跳ね上がります。ソフトをインストールするたびに自動でスタートアップに登録されるものも多いため、気づかないうちに増えていることがよくあります。
原因3:ブラウザのタブを開きすぎている
Google ChromeやMicrosoft Edgeなどのブラウザは、タブ1つ1つが独立したプロセスとして動作します。タブを10個、20個と開いていくと、それだけで数GBのメモリを消費することがあります。
特にChromeはメモリ消費が多いことで知られており、拡張機能を多数インストールしている場合はさらにメモリ使用量が増えます。
原因4:メモリリーク(メモリ漏れ)が発生している
メモリリークとは、アプリケーションが使い終わったメモリを正しく解放せず、どんどんメモリを占有し続ける現象です。長時間パソコンを使い続けると、メモリ使用量がじわじわと増えていき、最終的にはシステム全体が重くなります。
特定のアプリを起動してから時間が経つとPCが重くなる場合は、メモリリークを疑いましょう。
原因5:SysMain(旧SuperFetch)が大量にメモリを使っている
SysMainは、よく使うアプリをあらかじめメモリに読み込んでおくことで起動を速くするWindowsのサービスです。便利な機能ですが、メモリが少ないパソコンでは逆効果になり、メモリ使用率を大幅に押し上げることがあります。
特にSSD搭載のパソコンでは、SSD自体の読み込み速度が速いため、SysMainの恩恵が少なく、無効化しても体感速度が変わらないケースが多いです。
原因6:仮想メモリの設定が適切でない
仮想メモリとは、物理メモリ(RAM)が不足したときに、ハードディスクやSSDの一部をメモリの代わりとして使う仕組みです。仮想メモリの設定が小さすぎると、物理メモリだけで処理しようとしてメモリ不足の警告が出たり、動作が極端に遅くなったりします。
原因7:そもそも物理メモリ(RAM)が足りない
上記の対処法をすべて試してもメモリ使用率が下がらない場合は、パソコンに搭載されているメモリの容量自体が足りない可能性があります。
| 用途 | 推奨メモリ容量 |
|---|---|
| Web閲覧、文書作成のみ | 8GB |
| オフィス作業、軽い画像編集 | 16GB |
| 動画編集、ゲーム | 16〜32GB |
| 3D制作、プログラミング(仮想環境) | 32GB以上 |
【対処法1】不要なアプリ・プロセスを終了する
最も手軽で即効性のある方法です。タスクマネージャーからメモリを大量に消費しているアプリを特定し、不要なものを終了しましょう。
手順
ステップ1:Ctrl + Shift + Esc でタスクマネージャーを開きます。
ステップ2:「プロセス」タブを選択し、「メモリ」列をクリックして使用量の多い順にソートします。
ステップ3:不要なアプリを右クリックし、「タスクの終了」を選択します。
特に終了すべきアプリの例
- 使っていないブラウザ(Chrome、Firefox、Edge)
- 使っていないチャットアプリ(Teams、Slack、Discord)
- クラウドストレージの同期(同期が終わっていれば一時停止可能)
- 使っていないゲームランチャー(Steam、Epic Games等)
- バックグラウンドで動いている不要なユーティリティ
【対処法2】スタートアップアプリを整理する
PC起動時に自動で立ち上がるアプリを減らすことで、起動直後のメモリ使用量を大幅に下げることができます。
手順
ステップ1:Ctrl + Shift + Esc でタスクマネージャーを開きます。
ステップ2:左側メニューから「スタートアップ アプリ」をクリックします(Windows 10では「スタートアップ」タブ)。
ステップ3:一覧に表示されたアプリの中から、PC起動時に自動起動する必要がないものを右クリックし、「無効化」を選択します。
無効化しても問題ないアプリの例
| アプリの種類 | 具体例 | 無効化してOK? |
|---|---|---|
| チャット・通話 | Microsoft Teams、Discord、Skype | 使うときだけ起動すればOK |
| クラウド同期 | OneDrive、Dropbox、Google Drive | 必要なときだけ起動すればOK |
| ゲーム関連 | Steam、Epic Games Launcher | ゲームしないなら無効化OK |
| ハードウェアユーティリティ | 各社のアップデートツール等 | 基本的に無効化OK |
| セキュリティソフト | Windows Defender以外のウイルス対策 | 1つだけ残す(複数は不要) |
【対処法3】バックグラウンドアプリの動作を制限する
Windows 10/11では、アプリがバックグラウンドで動作する権限をコントロールできます。不要なアプリのバックグラウンド動作を止めることで、メモリ使用量を削減できます。
Windows 11の場合
ステップ1:「設定」アプリを開きます(Windowsキー + I)。
ステップ2:「アプリ」→「インストールされているアプリ」を選択します。
ステップ3:バックグラウンド動作を制限したいアプリの右端にある「…」(三点メニュー)をクリックし、「詳細オプション」を選択します。
ステップ4:「バックグラウンド アプリのアクセス許可」を「常にオフ」に変更します。
Windows 10の場合
ステップ1:「設定」→「プライバシー」→「バックグラウンド アプリ」を開きます。
ステップ2:不要なアプリのトグルをオフにします。
【対処法4】ブラウザのメモリ消費を抑える
ブラウザはメモリを大量に消費するアプリの代表格です。特に多くのタブを開く習慣がある方は、以下の対策が効果的です。
すぐにできる対策
- 不要なタブを閉じる:使っていないタブはこまめに閉じましょう。タブ10個で約1〜2GBのメモリを消費することもあります
- 不要な拡張機能を無効化・削除する:拡張機能もメモリを消費します。使っていない拡張機能はアドレスバーに
chrome://extensionsと入力して管理画面から無効化しましょう - ブラウザの省メモリ機能を有効にする:Chromeの場合、「設定」→「パフォーマンス」→「メモリセーバー」をオンにすると、使っていないタブのメモリを自動的に解放してくれます
- Microsoft Edgeの「効率モード」:Edgeにも同様の機能があり、「設定」→「システムとパフォーマンス」→「効率モード」で有効化できます
【対処法5】SysMain(旧SuperFetch)を無効化する
SysMainはWindowsのサービスの一つで、よく使うアプリを事前にメモリに読み込んでおく機能です。メモリに余裕がないPCでは、この機能が逆にメモリを圧迫する原因になります。特にSSD搭載のパソコンでは無効化しても体感速度にほぼ影響がないため、メモリ使用率が高い場合は無効化を試してみましょう。
手順
ステップ1:Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」を開きます。
ステップ2:services.msc と入力して Enter を押します。
ステップ3:サービス一覧から「SysMain」を探し、ダブルクリックします。
ステップ4:「スタートアップの種類」を「無効」に変更します。
ステップ5:「サービスの状態」の「停止」ボタンをクリックします。
ステップ6:「適用」→「OK」をクリックして閉じます。
【対処法6】仮想メモリを手動で設定する
仮想メモリの設定が「自動管理」のままだと、適切なサイズに設定されていないことがあります。手動で最適なサイズに設定しましょう。
手順
ステップ1:Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」を開きます。
ステップ2:sysdm.cpl と入力して Enter を押します。
ステップ3:「システムのプロパティ」が開いたら、「詳細設定」タブをクリックします。
ステップ4:「パフォーマンス」セクションの「設定」ボタンをクリックします。
ステップ5:「パフォーマンス オプション」ウインドウで「詳細設定」タブをクリックします。
ステップ6:「仮想メモリ」セクションの「変更」ボタンをクリックします。
ステップ7:「すべてのドライブのページング ファイルのサイズを自動的に管理する」のチェックを外します。
ステップ8:Cドライブを選択し、「カスタム サイズ」を選びます。
ステップ9:以下の値を入力します。
| 搭載メモリ | 初期サイズ(MB) | 最大サイズ(MB) |
|---|---|---|
| 4GB | 4096 | 8192 |
| 8GB | 4096 | 12288 |
| 16GB | 8192 | 24576 |
| 32GB | 8192 | 32768 |
ステップ10:「設定」→「OK」をクリックし、パソコンを再起動します(再起動しないと反映されません)。
【対処法7】視覚効果をパフォーマンス優先にする
Windowsのアニメーションや視覚効果は見た目をきれいにしますが、メモリやCPUリソースを消費します。メモリ不足の場合は、視覚効果を最小限にすることで改善が期待できます。
手順
ステップ1:Windowsキー + R → sysdm.cpl → Enter でシステムのプロパティを開きます。
ステップ2:「詳細設定」タブ →「パフォーマンス」の「設定」をクリックします。
ステップ3:「視覚効果」タブで「パフォーマンスを優先する」を選択します。
ステップ4:見た目が気になる場合は「カスタム」を選び、以下の項目だけチェックを入れることをおすすめします。
- スクリーン フォントの縁を滑らかにする
- デスクトップ コンポジションを有効にする
- ウィンドウとボタンに視覚スタイルを使用する
【対処法8】メモリリークを特定して解消する
時間の経過とともにメモリ使用量がどんどん増えていく場合は、メモリリークが発生している可能性があります。以下の手順で特定と解消を試みましょう。
メモリリークの見つけ方
ステップ1:タスクマネージャーの「プロセス」タブを開きます。
ステップ2:「メモリ」列をクリックして、使用量の多い順にソートします。
ステップ3:数分〜数十分おきに確認し、使用量が増え続けているプロセスを特定します。
ステップ4:そのプロセスが特定のアプリであれば、以下の対処を行います。
- アプリを最新バージョンにアップデートする:メモリリークはソフトウェアのバグで発生することが多く、アップデートで修正されている場合があります
- アプリを再起動する:一時的にメモリを解放できます
- アプリを再インストールする:設定ファイルの破損が原因の場合に有効です
- 代替アプリに切り替える:特定のアプリが常にメモリリークを起こす場合は、別のアプリの利用を検討しましょう
Windows自体のメモリリークを疑う場合
Windows Updateを確認し、最新の更新プログラムを適用してください。Windowsのバグでメモリリークが発生することもあり、更新プログラムで修正されるケースがあります。
手順:「設定」→「Windows Update」→「更新プログラムのチェック」をクリックします。
【対処法9】Delivery Optimization(配信の最適化)を無効化する
Windows 10/11には「配信の最適化」というサービスがあり、Windows Updateのファイルを他のPCと共有してダウンロード速度を上げる機能です。しかし、このサービスが異常にメモリを消費することがあります。
手順
ステップ1:「設定」アプリを開きます(Windowsキー + I)。
ステップ2:「Windows Update」→「詳細オプション」→「配信の最適化」を選択します。
ステップ3:「他のPCからのダウンロードを許可する」をオフにします。
【対処法10】Windowsメモリ診断を実行する
物理メモリ(RAM)自体に問題がある場合、メモリエラーによって使用量が異常に高く表示されることがあります。Windows標準のメモリ診断ツールで、ハードウェアの問題がないかチェックしましょう。
手順
ステップ1:スタートメニューの検索ボックスに「メモリ診断」と入力します。
ステップ2:「Windows メモリ診断」をクリックします。
ステップ3:「今すぐ再起動して問題の有無を確認する」を選択します。
ステップ4:パソコンが再起動し、自動的にメモリのテストが始まります。完了するまで待ちます(数分〜数十分かかることがあります)。
ステップ5:テスト完了後に自動でWindowsが起動します。結果は通知エリアに表示されるか、「イベント ビューアー」→「Windowsログ」→「システム」で確認できます。
対処法を試す順番のまとめ
すべての対処法を一度に試す必要はありません。以下の順番で試していくと効率的です。
| 優先度 | 対処法 | 難易度 | 効果 |
|---|---|---|---|
| 1 | 不要なアプリ・プロセスを終了 | 簡単 | 即効性あり |
| 2 | ブラウザのタブ・拡張機能を整理 | 簡単 | 即効性あり |
| 3 | スタートアップアプリを整理 | 簡単 | 再起動後に効果 |
| 4 | バックグラウンドアプリを制限 | 簡単 | 中程度 |
| 5 | SysMainを無効化 | 普通 | 中〜大 |
| 6 | 仮想メモリを手動設定 | 普通 | 中程度 |
| 7 | 視覚効果をパフォーマンス優先に | 簡単 | 小〜中 |
| 8 | 配信の最適化を無効化 | 簡単 | 小〜中 |
| 9 | メモリリークの特定・解消 | やや難 | 原因次第で大 |
| 10 | メモリ診断ツールで検査 | 簡単 | ハードウェア故障時 |
よくある質問(FAQ)
Q1. メモリ使用率は何%くらいが正常ですか?
一般的に、アイドル時(何もしていない状態)で30〜50%が正常な範囲です。作業中は60〜70%程度まで上がることもありますが、常に80%以上の場合は何らかの対処が必要です。ただし、搭載メモリ量によっても変わります。8GBのPCと32GBのPCでは、同じ使い方でもパーセンテージは異なります。
Q2. 「コンピューターのメモリが不足しています」と表示されます。どうすればいいですか?
この警告は物理メモリ(RAM)と仮想メモリの両方が不足しているときに表示されます。まずは不要なアプリを閉じて一時的にメモリを解放してください。根本的な対策としては、仮想メモリのサイズを手動で増やす(対処法6)か、物理メモリの増設を検討してください。
Q3. SysMainを無効化してもパソコンに悪影響はありませんか?
SSD搭載のパソコンなら、ほぼ影響ありません。SysMainはHDD(ハードディスク)のPCでアプリの起動を速くする機能なので、SSDのように読み込みが速いストレージでは恩恵が少ないです。ただし、HDD搭載PCでは一部のアプリの起動が遅くなる可能性があるため、無効化後に不便を感じたら元に戻してください。
Q4. メモリを増設する場合、何GBを選べばいいですか?
現在の搭載量にもよりますが、2026年現在の基準では以下がおすすめです。4GBの場合は最低でも8GBへ、8GBの場合は16GBへの増設が最も効果を実感しやすいです。動画編集やゲームなど負荷の高い作業をする場合は32GBを検討してください。なお、ノートPCの場合はメモリが基板にはんだ付けされていて増設できない機種もあるため、事前にメーカーの仕様を確認しましょう。
Q5. 再起動するとメモリ使用率が下がるのはなぜですか?
再起動すると、すべてのプロセスが一旦終了し、メモリが完全にクリアされるためです。メモリリークで溜まっていた不要なメモリ占有も解消されます。もし再起動後すぐにメモリ使用率が高くなる場合は、スタートアップアプリが原因の可能性が高いです。
Q6. Chromeのメモリ使用量がとても多いのですが、異常ですか?
Chromeはタブごとに独立したプロセスを作成する仕組みのため、タブ数に比例してメモリ使用量が増えます。10〜20個のタブで2〜4GBを消費することもあり、これ自体は仕様です。メモリ使用量を抑えたい場合は、Chromeの「メモリセーバー」機能をオンにするか、タブ管理の拡張機能を使うと効果的です。
Q7. メモリ解放ソフト(メモリクリーナー)は効果がありますか?
基本的にはおすすめしません。メモリ解放ソフトは一時的にメモリの数値を下げますが、実際にはWindowsが使っていたキャッシュ(よく使うデータの一時保存)まで解放してしまうため、逆にパフォーマンスが落ちることがあります。Windows自体がメモリ管理を行っているため、まずはこの記事で紹介した対処法を試すことをおすすめします。
Q8. すべての対処法を試してもメモリ使用率が下がりません。どうすればいいですか?
以下の方法を検討してください。
- 物理メモリ(RAM)の増設:最も根本的な解決策です
- 不要なソフトウェアのアンインストール:使っていないソフトを完全に削除します
- Windowsのクリーンインストール:最後の手段として、Windowsを初期状態に戻すことでメモリの異常消費が解消される場合があります
- マルウェアチェック:Windows セキュリティ(旧Windows Defender)でフルスキャンを実行し、不正なプログラムがないか確認してください
まとめ
Windowsのメモリ使用量が異常に高い場合の原因と対処法を解説しました。最後に、この記事のポイントを振り返りましょう。
この記事のポイント
- まずはタスクマネージャーでメモリ使用状況を確認し、原因を特定する
- 不要なアプリの終了・スタートアップ整理・ブラウザのタブ整理が最も手軽で効果的
- SysMainの無効化や仮想メモリの手動設定で改善するケースも多い
- メモリリークが疑われる場合は、原因アプリの特定とアップデートを行う
- すべて試しても改善しない場合は、物理メモリ(RAM)の増設を検討する
- メモリ解放ソフトは逆効果になる可能性があるため、まずは標準機能での対処がおすすめ
メモリ使用率の高さは、多くの場合ソフトウェアの設定変更で改善できます。この記事を参考に、上から順番に対処法を試してみてください。それでも解決しない場合は、メモリの増設やパソコンの買い替えを検討するタイミングかもしれません。
快適なPC環境を取り戻して、ストレスのないパソコンライフを送りましょう。
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